エプソンのEP-807AとキヤノンのMG7530を比較

こんにちは、リトルビーンズ編集スタッフのRです。優柔不断っぷりには定評があります。

さて昨日の記事を公開してから、どのエプソン製プリンターを購入しようかとあれこれ考えていました。

キヤノンの2014年モデル「PIXUS MG7530」

キヤノンの2014年モデル「PIXUS MG7530」

ということで今回はこの2機種の違いについて解説しましょう。

キヤノンの「MG7530」とエプソンの「EP-807A」ってどこが違うの?

まずはそれぞれのプリンターのスペックを確認します。

■エプソン「EP-807A」とキヤノン「MG7530」のスペックの違い

メーカーエプソンキヤノン
商品名EP-807AMG7530
発売日2014年9月18日2014年9月4日
標準価格2万9980円2万8800円
液晶サイズ4.3型3.5型
印刷解像度5760×1440dpi9600×2400dpi
ノズル合計1080(各180)合計6656
インクシステム6色染料独立(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)6色独立(染料ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、グレー、顔料ブラック)
インク滴1.5pl1pl
両面印刷対応対応
給紙容量(A4用紙)フロント最大100枚/リア1枚下段最大125枚
最小用紙サイズL判L判
最大用紙サイズA4A4
レーベルプリント対応対応
USB端子21
有線LAN10BASE-T/100BASE-TX10BASE-T/100BASE-TX
無線LANIEEE802.11b/g/nIEEE802.11b/g/n
赤外線通信対応-
Wi-Fi Direct対応対応
消費電力20W17W
幅(mm)390435
奥行き(mm)341370
高さ(mm)141148
重量6.9kg7.9kg
印刷速度(A4写真印刷)1分01秒44秒
印刷速度(L判写真印刷)14秒18秒
印刷速度(A4モノクロ文書)(不明)15.0ipm(1枚あたり4秒)
印刷コスト(L判カラー)約19.9円(80L番インク)/25.5円(80番インク)約15.5円(大容量インク)/約20.9円(標準)
印刷コスト(A4カラー文書)(不明)約8.6円(大容量インク)/約12円(標準)
スキャナー解像度2400×4800dpi2400×4800dpi
ADF非搭載非搭載
対応インクIC6CL 80L/80BCI-351(染料インク)/BCI-350(顔料インク)、BCI-351XL(染料インク)/BCI-350XL(顔料インク)
インク価格(標準タイプ6色パック、税抜)3710円3791円

上記の表を参考に、それぞれの長所を簡単にまとめてました。

「EP-807A」のほうが優れている点

  • 液晶パネルが大きくて使いやすい
  • インターフェースが充実している
  • コンパクトで軽い
  • L判写真印刷が速い
  • 純正インクの価格が安い
  • 電源オフ時に排紙トレイが自動的に閉まる

EP-807Aは液晶パネルが大きく、スマホのようなフリック操作が可能です。液晶部分だけを見ると、EP-807Aのほうが優れているように思えますね。ですがMG7530は液晶以外の部分にもタッチ操作用のボタンが用意されているので、EP-807Aが大きなアドバンテージを持っているというわけではないと思います。

インターフェースについては、USB端子を2基搭載し、赤外線通信に対応するEP-807Aに軍配が上がります。ただし、USBメモリーや携帯電話に保存された写真をダイレクトで印刷するのでなければ必要ない機能です。この差も微妙ですね。

もっとも注目したいのは、EP-807Aのほうがはるかにコンパクトで軽いという点です。体積から計算すると、EP-807AはMG7530の78%程度のサイズ。重量についても1kgの差があります。省スペース性能で考えるなら、EP-807Aのほうが優っていると言えます。また電源オフ時に排紙トレイが自動的に閉まる機能も地味に便利ですね。

「MG7530」のほうが優れている点

  •  本体価格が安い
  • 印刷性能が高い
  • 最大給紙容量が多い
  • 消費電力が少ない
  • 印刷速度が速い
  • 印刷コストが安い
  • NFCで写真を転送できる

価格についてはEP-807Aは標準価格が2万9980円で、MG7530は2万8800円。その差はわずか1180円ですが、本体をできるだけ安く買いたい人にはいいでしょう。印刷解像度とノズルについてはMG7530のほうがスペックが高いのですが、同じ性能の前モデル「MG7230」と「EP-806A」の印刷結果を見比べても大きな違いはなかった、というのが正直な感想です。

NFCで写真を転送できる「PIXUSタッチ」はユニークな機能ですね。NFC対応スマホやタブレットからの写真印刷がはかどるでしょう。

NFCを使った「PIXUSタッチ」の概要

NFCを使った「PIXUSタッチ」の概要

そのほか細かな部分で、MG7230のほうが上回っているのがわかります。スペック上はMG7530のほうが良さそうですね。

エプソンとキヤノンの違いに関する個人的な感想

スペックからはエプソン「EP-807A」のほうがコンパクトで軽く、運用効率やコストの面ではキヤノンの「MG7530」のほうが優れている、ということになります。ただしこれはあくまでも「スペックだけ」での話。ここからは両社に対する個人的なイメージをまとめようと思います。

複数のモデルを試用したり、しばらくMG6230を使って感じたのは、キヤノン製プリンターはヘッドのクリーニングを頻繁に行なうという点です。具体的な頻度については検証していませんが、エプソン製品やブラザー製品に比べてだいぶ多いように思えます。HP製品なんて、ほとんどないような気も……。

ヘッドクリーニングの回数が増えると、そのぶんインクを早く消費します。また印刷のたびにクリーニングを行なうので、実際の印刷速度はスペック上の数値よりもだいぶ長くなります。その点を考えると、スペックの数値はあまり意味がないのかもしれません

ただクリーニングを頻繁に行なうことでヘッドの汚れや目詰りを解消し、美しい印刷結果を得られるという メリットもあります。このあたりはユーザーの意識の違いですね。

印刷結果については、エプソンよりキヤノンのほうが好みです。あくまでも個人的な感想なのですが、写真印刷ではキヤノンのほうが色合いが自然で、エプソンでは色合いが若干ハデな印象を受けます。文書については顔料インクを使用するキヤノン製のほうが有利とまことしやか語られていますが、素人目には違いがないように思えます。まあ若干キヤノンのほうが黒が強めかな、という程度。

アプリについては、キヤノンの「PIXUS Print」よりも、エプソンの「Epson iPrint」のほうが高機能です。クラウド連携やリモート印刷などは、エプソンのほうがいち早く取り入れていたような気がします。ただし、日常的な使い勝手についてはキヤノンのほうが上。まだそれぞれのアプリの最新版を試していないので今年はどうなっているのかわかりませんが、エプソンのアプリにはまた先進的な機能が盛り込まれるかもしれません。今年はキヤノンがNFCでリードしているような印象も受けますが。

あと初心者が使いやすいのはキヤノン製品かなと思います。操作がシンプルで、それほど迷うことがありません。エプソンも基本操作は簡単なのですが、応用的な機能を使おうとするとちょっと面倒になる印象です。

インクジェット複合機はサイズと好みの機能で選ぶべき?

これまでの経験からいろいろ語ってしまいましたが、結局のところスペックで選ぶと、あとで「こんなはずじゃなかったのに」と思うこともあります。それよりは確実に効果のある部分、たとえば他モデルにはない機能や本体サイズなどを参考にしたほうがいいでしょう。MG7530で言えば、やはりNFC機能。PCから写真を印刷するのが面倒な人。あるいは自宅に無線LAN環境がない人向けでしょうね。それが必要ないなら、他モデルか前モデルを選ぶべきです。

EP-807Aについては、省スペース性を重視したい人向けです。それからUSBメモリーや携帯電話からダイレクト印刷したい人。あとは落ち着いたデザインを求める人、といったところでしょうか。

そう考えるとやっぱり、A3/B4印刷が可能なEP-977A3なのかなあ(悩)

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