米HPから2016年春の2-in1新モデルが登場!4K対応15.6型モデルや12.1型デタッチャブルモデルなど

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米HPは2016年春個人向けパソコンの新モデルとして、3種類の2-in-1ノートパソコンを発表しました。今回発表されたのは15.6型の「HP Spectre x360-15t」と、有機EL(OLED)パネルを選択可能な13.3型の「HP Spectre x360-13」、そして取り外し可能な12.1型液晶ディスプレイを搭載する「HP Pavilion x2-12」。米国での発売日と価格は、以下の表のとおりです。

2016年1月5日に発表された新モデル発売日と価格
モデル名 HP Spectre x360-15t HP Spectre x360-13 HP Pavilion x2-12
最小構成価格 1149.99ドル
(13万4800円前後)
未定 499.99ドル
(5万8600円前後)
発売日 2月14日 2016年春 2月7日

15.6型の液晶ディスプレイを搭載した「HP Spectre 360-15t」。4K対応モデルも用意

15.6型の液晶ディスプレイを搭載した「HP Spectre x360-15t」。4K対応モデルも用意

2560×1440ドットの有機ELディスプレイを採用する「HP Spectre-13t」

2560×1440ドットの有機ELディスプレイを採用する「HP Spectre x360 13」

12.1型でアスペクト比3:2の液晶ディスプレイを搭載する「HP Pavilion x2-12」

12.1型でアスペクト比3:2の液晶ディスプレイを搭載する「HP Pavilion x2-12」

今回は上記3機種の概要について解説します。

4K表示対応の15.6型2-in-1ノートPC「HP Spectre x360-15t」

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HP Spectre x360-15tは、液晶ディスプレイ回転させることでさまざまなスタイルで利用できる2-in-1ノートパソコンです。変形ギミックや基本デザインは、2015年冬モデルとして発売された「HP Spectre 13 x360 Limited Edition」と同じ。外観的にはサイズが13.3型から15.6型へと大きくなったモデルと見ていいでしょう。

HP Spectre x360-15tのスペック

主なスペックは、下記のとおりです。ポイントとしては液晶ディスプレイが3840×2160ドットの4K解像度に対応している点と、CPUにCore i7-6560Uを選択できる点が挙げられます。

HP Spectre x360-15tの主なスペック
モデル HP Spectre x360-15t
OS Windows 10 Home/Pro 64bit
CPU Core i5-6200U(2.3GHz)/Core i7-6500U(2.5GHz)/Core i7-6560U(2.2GHz)
メモリ 8GB(Core i5モデルまたはCore i7モデル)/16GB(Core i7モデル)
グラフィックス Intel HD Graphics 520(Core i5-6200UまたはCore i7-6500U選択時)/Intel Iris Graphics 540(Core i7-6560U選択時)
ストレージ 256/512GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6型(1920×1080ドット)/15.6型(3840×2160ドット) ※すべて光沢、IPS、タッチ対応
無線LAN IEEE802.11ac(2×2 MIMO、最大867Mbps)
Bluetooth Bluetooth 4.0
Webカメラ フルHD Webカメラ(200万画素相当)
メモリーカード SD/SDHC/SDXC対応
主なインタフェース USB3.0 Type-C×1、USB3.0×1、HDMI、Mini DisplayPort、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 9時間30分(フルHDモデルは13.5時間)
本体サイズ 幅375.9×奥行き247.6×高さ15.9mm
重量 1.82kg

上位パーツを選んでもかなり安い

米HPの直販サイトでは、購入時にパーツ構成を選択することができます。いくつかの組み合わせを試してみたところ、下記の表のような結果となりました。ただし日本国内で販売されるとなると、この価格から1~2割ほど値上げする可能性があります。

HP Spectre x360-15tのパーツ構成と価格の例
Core i5-6200U+8GBメモリー+フルHD液晶+256GB SSD(最小構成) 1149.99ドル
(13万4800円前後)
Core i7-6500U+16GBメモリー+フルHD液晶+256GB SSD 1289.99ドル
(15万1300円前後)
Core i7-6500U+8GBメモリー+4K液晶+256GB SSD 1269.99ドル
(14万8900円前後)
Core i7-6560U+16GBメモリー+4K液晶+512GB SSD(最強構成) 1589.99ドル
(18万6400円前後)

最強構成で使われているCore i7-6560Uは、Surface Pro 4の最上位モデルでも使われています。Surface Pro 4の最強構成はタイプカバー込みで30万6200円(税別)ですから、HP Spectre x360-15tはかなりお得意に感じますね。用途が違うので単純に比較できるものではありませんが。

Intel Iris Graphics 540ならドラクエ10はプレー可能

CPUにCore i7-6560Uを選択すると、内蔵グラフィックス機能にIntel Iris Graphics 540が使われます。Core i5-6200UやCore i7-6500に内蔵されているIntel HD Graphics 520よりも3D性能が格段に高く、中規模クラスのゲームなら最高画質&最大解像度で快適にプレー可能です。

海外サイトのNotebookCheck.netによると、Intel Iris Graphics 540では3DMarkのFire Strikeで1300~1400程度のスコアが出ているとのことです。これはGeForce 940Mよりも1~2割低い程度。エントリー向けの外付けGPUと同等クラスの性能を持っていると言えます。

とは言っても、海外ゲームをサクサク遊べるほどの性能はありません。国内で人気のゲームで言えば、ドラクエ10ならストレスなくプレーできるでしょう。FF14は標準画質であれば、問題なく楽しめるはずです。

15.6型としては薄くて軽い

HP Spectre x360-15tのサイズは幅375.9×奥行き247.6×高さ15.9mmで、重量は1.82kgです。標準的な15.6型ノートパソコンでは高さが20mm以上で重量は2kg以上ですから、かなり軽量コンパクトであると言えます。しかも変形可能な2-in-1モデルですから、この軽さと薄さは驚きです。

高さは15.9mmと、15.6型ノートパソコンとしてはかなりスリム

高さは15.9mmと、15.6型ノートパソコンとしてはかなりスリム

スタンダードノートPCとしての価値は高い

2-in-1タイプのノートパソコンは性能がそこそこでも、値段は高いイメージがありました。しかしHP Spectre x360-15tは性能が高く、しかも値段は国内メーカーの同クラス製品よりもかなり安く設定されています(米国での販売価格ですが)。バッテリーも長持ちしますので、モバイル用途でも利用できるでしょう。2-in1にこだわることなく、スタンダードなノートパソコンとして利用するのもアリです。このままの価格で日本国内でも販売されたら、15.6型ノートパソコンの市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。

有機ELディスプレイ採用の「HP Spectre x360-13」

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HP Spectre x360-13は、13.3型の2-in-1ノートパソコンです。15.6型のHP Spectre x360-15tと同様、液晶ディスプレイを回転させることで、さまざまなスタイルで利用できます。また比較的軽量&コンパクトなので、モバイル用途にも向いています。

詳細スペックや価格はまだ不明

今回発表されたモデルの最大の特徴は、2560×1440ドットの有機ELパネルを採用している点です。しかし主なスペックは、ほとんど明らかになっていません。現時点で判明しているのは以下の4点。現在米HPで販売されているHP Spectre x360-13tシリーズのオプションとして用意される可能性もあります。

新型HP Spectre x360-13の特徴

  • 2560×1440ドットの有機ELパネルを採用
  • ストレージ(SSD)容量は最大1TB
  • Intel Iris Graphicsを搭載
  • 有機ELパネル搭載モデルは重量が50g軽量化

ちなみに米HPで販売されているHP Spectre x360-13シリーズの主なスペックは、下記の表のとおりです。参考までに、日本国内で販売されている同じ13.3型の「HP Spectre 13 x360 Limited Edition」のスペックもまとめています。

HP Spectre 360-13tの主なスペック
モデル HP Spectre x360-13t HP Spectre 13 x360 Limited Edition
OS Windows 10 Home/Pro 64bit Windows 10 Home 64bit
CPU Core i5-6200U(2.3GHz)/Core i7-6500U(2.5GHz) Core i5-6200U(2.3GHz)
メモリ 4GB(Core i5モデル)/8GB(Core i5モデルまたはCore i7モデル) 8GB
グラフィックス Intel HD Graphics 520(CPU内蔵)
ストレージ 128/256/512GB SSD 256GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3型(1920×1080ドット)/13.3型(2560×1440ドット、OLED) ※すべて光沢、IPS、タッチ対応 13.3型(1920×1080ドット、IPS、光沢、タッチ対応)
無線LAN IEEE802.11ac(2×2 MIMO、最大867Mbps) IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
Webカメラ フルHD Webカメラ(200万画素相当)
メモリーカード SD/SDHC/SDXC対応
主なインタフェース USB3.0×3、HDMI、Mini DisplayPort、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 12時間30分 12時間45分
本体サイズ 幅324.8×奥行き218.4×高さ15.9mm 幅326×奥行き219×高さ15.5~15.7mm
重量 1.48kg 1.45kg

新モデルはIntel Iris Graphicsに対応しているとのことですので、おそらくHP Spectre x360-15tのCPUとして用意されているCore i7-6560Uを搭載できるものと思われます。詳細についてはわかりしだいお伝えします。

人気モデルの12.1型「HP Pavilion x2 12″」

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HP Pavilion x2は、リーズナブルな価格で人気の2-in-1ノートパソコンです。液晶ディスプレイを取り外すことで、さまざまなスタイルで利用できます。いわゆる”デタッチャブル型”と呼ばれるモデルです。

現在販売されているのは、液晶ディスプレイのサイズが10.1型の「HP Pavilion x2 10-n100」です。このシリーズに、新たに12.1型のモデルが加わることになりました。

HP Pavilion x2 12″のスペック

新モデルは米国で2月7日に発売される予定ですが、現在のところ詳細なスペックは公開されていません。現時点でわかっている部分のみ、以下の表にまとめました。参考までに、10.1型のHP Pavilion x2 10-n100のスペックもまとめています。

HP Pavilion x2 12″のHP Pavilion x2 10-n100のスペック
モデル HP Pavilion x2 12″ HP Pavilion x2 10-n100
OS Windows 10 Windows 10 Home 64bit
CPU Atomまたは第6世代Core m Atom x5-Z8300(1.44GHz)
メモリ 不明 DDR3L 2GB(1600MHz
グラフィックス Intel HD Graphics(Atom搭載時)/Intel HD Graphics 515(Core m搭載時) Intel HD Graphics (CPU内蔵、第8世代)
ストレージ 64GB eMMC(Atom搭載時)/128または256GB SSD(Core m搭載時)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.1型(1920×1280ドット)タッチ対応 10.1型(1280×800ドット)、IPS、光沢、タッチ対応
無線LAN 不明 IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 不明 Bluetooth 4.0
Webカメラ 不明 92万画素
センサー 不明 加速度センサー、ジャイロスコープ、デジタルコンパス、周辺光センサー
主なインタフェース USB Type-C×1、USB2.0×1、microHDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 USB3.0×1、USB2.0 Type-C×1、microHDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 8時間15分 9時間30分(動画再生時)
オフィス 不明 Office Mobile
本体サイズ 高さ8.4mm(タブレット時)/高さ15.3mm(キーボードドック装着時) 幅265×奥行き175×高さ10mm(タブレット時)/幅265×奥行き183×高さ16.7~20mm(キーボードドック装着時)
重量 725.7g(タブレット時)/1.465kg(キーボードドック装着時) 595g(タブレット時)/1.15kg(キーボードドック装着時)

ビジネス利用を意識した生産性の高さが魅力

HP Pavilion x2 12″の特徴のひとつとして、解像度1920×1280ドットの12.1型液晶ディスプレイを採用している点が挙げられます。アスペクト比(画面の比率)は3:2で、Surface Pro 3やSurface Pro 4と同じ。縦長のWebページやA4サイズの書類を確認するのに向いています。

1920×1280ドットで、アスペクト比3:2の液晶ディスプレイを採用しています

1920×1280ドットで、アスペクト比3:2の液晶ディスプレイを採用しています

またキーピッチはフルサイズ(19mm)でキーストロークは1.5mmと、キーボードの使い勝手についても優れています。12型前後のモバイルノートパソコンとしてはやや重めですが、外出先でも軽快にタイプできるのは魅力です。

Surface Pro 4対抗モデルとなるか?

価格は499.99ドルからで、日本円では5万8600円相当です。Core m搭載モデルではもっと値段が高くなることが予想されますが、下位モデルがこの値段ですので、上位モデルでもかなり安くなるのではないでしょうか。

液晶ディスプレイのサイズやアスペクト比がSurface Pro 4に近いことから、かなりSurcae Proを意識していると思われます。ちなみにSurface Pro 4の価格はCore M3+4GBメモリー+128GB SSDの下位モデルで12万4800円(税別)、タイプカバーを含めると 14万1200円(税別)です。HP Pavilion x2 12″はペン入力に対応していないなどの機能面で劣りますが、半額以下の値段で買えるなら、十分検討する価値はあるでしょう。Surface Pro 4ほど高性能じゃなくてもいいけど、とにかく安くて使える2-in-1ノートパソコンが欲しいという人に向いています。

国内の2016年春モデルに期待

今回発表された3機種は、ラスベガスで開催された家電見本市「CES 2016」での展示に合わせたものです。このあと、さらに新モデルが追加で発表される可能性があります。HPの新モデルが3機種だけとは考えにくいので、おそらくほかの製品もリリースされるでしょう。

なお米国での発表のあとに、日本国内でも2016年の春モデルが発表されます。米国と同じモデルがリリースされるわけではないのですが、今回のモデルのなかではぜひ15.6型のHP Spectre x360が発売されてほしいですね。また米国では2015年の冬モデルとして登場したものの日本では未発売のモデルが残っています。それらの国内発売にも期待したいところです。

 

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