NECの一体型PC「LAVIE Desk All-in-one」2015年夏モデルの全機種を解説!

icon

NECから2015年春モデルの一体型デスクトップパソコンとして、「LAVIE Desk All-in-one(直販のカスタマイズモデルは「LAVIE Direct DA(H)とLAVIE Direct DA(S)」」5機種9モデル(カスタマイズモデルは7機種18モデル)が発売されました。今回はこの新モデルについて、それぞれの特徴や旧モデルとのicon違いを解説します。

テレビを視聴できるオールインワンパソコン

「LAVIE Desk All-in-one」は、パソコン本体と液晶テレビがひとつにまとまった、いわゆる「オールインワンパソコン」と呼ばれるタイプです。液晶ディスプレイのサイズによって大きく2種類に分類され、さらにパーツ構成によって細かくシリーズ分けされています。それぞれの主な特徴については、以下の表のとおりです。

「LAVIE Desk All-in-one」各モデルの位置付け
LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB LAVIE Desk All-in-one DA770/BA LAVIE Desk All-in-one DA570/BAB LAVIE Desk All-in-one DA370/BA LAVIE Desk All-in-one DA350/BAW
液晶ディスプレイのサイズ 23.8型 21.5型
TVチューナーの数 4 2 1 0
パソコンとしての性能 高い 標準 低い
タッチ操作 非対応 対応 非対応
オフィス Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス Office Personal Premium プラス Office 365 サービス

※直販向けのカスタマイズモデルでは、23.8型のモデルが「LAVIE Direct DA(H)」、21.5型モデルが「LAVIE Direct DA(S)」に分類されます

このシリーズの大きな特徴は、標準でデジタルTVチューナーを搭載している(DA350/BAWを除く)点です。TVチューナーがあるモデルでは、地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル放送の番組を視聴・録画することが可能。さらにチューナーの数に応じて、同時に録画機できる番組の数も変わります。

たとえば、TVチューナーを4つ搭載したモデルでは、同時に4番組を視聴したり録画することが可能です。

icon

分類的には一体型の「デスクトップパソコン」とされていますが、CPUやメモリーなどのパーツ構成については、ノートパソコンとあまり変わりません。そのため、海外製の3Dゲームや3D制作、高度な動画編集など負荷の高い作業には不向きです。今回のモデルのなかでは最上位の「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」なら可能かもしれませんが、高いマシンパワーが必要な作業には別の高性能デスクトップパソコンをおすすめします。

高いスペックで録画番組の編集も快適な23.8型モデル

ではまず、23.8型の液晶ディスプレイを搭載した上位モデルからスペックを確認してみましょう。このカテゴリーには、フラグシップ(最上位)モデルの「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」と上位モデル「LAVIE Desk All-in-one DA770/BA」の2種類が用意されています。CPUとしてCore i7を搭載しているほか、メモリー容量は8GB、光学ドライブにブルーレイディスクドライブなど、高性能なパーツを採用しているのが特徴です。

「LAVIE Desk All-in-one」23.8型モデルのスペック
製品名 LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB LAVIE Desk All-in-one DA770/BA
参考価格(税別) 239,800円前後 219,800円前後
OS Windows 8.1 Update 64ビット
CPU Core i7-5557U(3.10GHz) Core i7-5500U(2.40GHz)
メモリ 8GB
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100 Intel HD Graphics 5500
ストレージ 4TB HDD 3TB HDD
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
ディスプレイ 23.8型、1,920×1,080ドット、IPS
タッチパネル
有線LAN 1000BASE-T対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(867Mbps)
Bluetooth Bluetooth 4.0
TV機能 地上/BS/110度CSデジタル対応TVチューナー×4 地上/BS/110度CSデジタル対応TVチューナー×2
センサー
Webカメラ Intel RealSense 3Dカメラ(200万画素) 92万画素
主なインタフェース USB3.0×3、USB2.0×2、HDMI×2(入力×1、出力×1)、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、アンテナ入力、miniB-CASカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間
本体サイズ 幅544×奥行き250×高さ435mm
重量 10.9kg 10.8kg
オフィス Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス

「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」と「LAVIE Desk All-in-one DA770/BA」ではHDD容量やTVチューナーの数などが異なるのですが、ここで注目したいのはCPUとカメラの違いです。

デュアルコアCPUでは最高クラスのCore i7-5557Uを搭載

まずCPUについてですが、「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」に搭載されているCore i7-5557Uは、デュアルコアのCore i7のなかでは最高クラスの性能を持つCPUです。「PassMark」と呼ばれるベンチマークテスト(性能を計測するためのソフト)でも、Core i7-5557UとCore i7-5500Uで大きな違いが出ています。

またCore i7-5557Uでは、グラフィックス機能(画面の2D/3D表示を担当する部分)としてCPU内蔵の「Intel Iris Graphics 6100」を利用します。Core i7-5500UやCore i5-5200Uの「Intel HD Graphics 5500」に比べて性能が高く、国内向けのちょっとした3Dゲームなら快適に楽しめるでしょう(海外ゲームは厳しいですが)。つまり最上位モデルの「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」は、パソコンとしての基本性能が非常に高いというわけです。

ユニークだけど実用性は未知数なReal Sense 3Dカメラ

液晶ディスプレイ上部には、収納可能なWebカメラが用意されています。「LAVIE Desk All-in-one DA770/BA」は92万画素の標準的なカメラですが、「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」には「Intel Real Sense 3Dカメラ」と呼ばれる特殊な3Dカメラが設置されています。

iconicon

この3Dカメラがスゴイのは、 顔や手の形、さらに奥行きを認識できる点です。たとえば手をパソコンに向けて突き出した場合、従来のカメラでは「映っている物がなんか大きくなったみたい」としか認識できなかったのですが、「Intel Real Sense 3Dカメラ」では「映っている物がこっちに迫ったキタ!」と認識できるわけです。従来カメラでもジェスチャー操作は可能でしたが、3Dカメラを利用することでより複雑なジェスチャーに対応できるようになります。

カメラの前で手を動かすことで、パソコンを操作できるようになります

カメラの前で手を動かすことで、パソコンを操作できるようになります

ただ残念なことに、いまはまだ技術的にも実用レベルではなく、対応アプリもほとんどありません。とてもユニークで未来を感じさせる技術なのですが、いまはまだ必要ないでしょう。ただ、こういう技術が進化しつつあるということを覚えておくといいかもしれません。

2015年春モデルとの違いはCPUとサウンド機能

今回発売された2015年夏モデルと2015年春モデルとの違いは、以下のとおりです。

2015年夏モデルと2015年春モデルの違い(23.8型モデル編)

  • ブランド名が「LaVie」から「LAVIE」に変わった
  • 最上位モデルのCPUがCore i7-5500UからCore i7-5557Uに変更
  • ヤマハ製のサウンド補正技術「AudioEngine」がヘッドホンに対応した
  • 動画作成・視聴ソフトが4Kに対応した
  • プリインストールされている「Corel PaintShop Pro X6 for NEC」が「Corel PaintShop Pro X7 for NEC」にアップグレード
  • 店頭予想価格が5000円値上げした

「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」はCPUが大きくアップグレードしているわけですから、5000円程度の値上げならやむを得ないかなとは思います。しかし「LAVIE Desk All-in-one DA770/BA」はソフトウェア面が変更されただけ。最近の円安で部品の代金や製造コストが値上がりしているでしょうから、これは仕方のないことなのかもしれませんね……。

コンパクトでも性能は十分な21.5型モデル

続いて、21.5型の液晶ディスプレイを採用したモデルについて見てみましょう。このカテゴリーには中位モデルの「LAVIE Desk All-in-one DA570/BAB」と下位モデルの「LAVIE Desk All-in-one DA370/BA」、「LAVIE Desk All-in-one DA350/BAW」がラインナップされています。下位モデルの2機種はスペック的にほぼ同じで、TVチューナーの有無が異なります。

「LAVIE Desk All-in-one」21.5型モデルのスペック
製品名 LAVIE Desk All-in-one DA570/BAB LAVIE Desk All-in-one DA370/BA LAVIE Desk All-in-one DA350/BAW
参考価格(税別) 194,800円前後 154,800円前後 144,800円前後
OS Windows 8.1 Update 64ビット
CPU Core i5-5200U(2.20GHz) Celeron 3205U(1.50GHz)
メモリ 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics 5500 Intel HD Graphics
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ DVDスーパーマルトドライブ
ディスプレイ 21.5型、1,920×1,080ドット、IPS
タッチパネル ○(マルチタッチ)
有線LAN 1000BASE-T対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(867Mbps) IEEE802.11a/b/g/n/ac(433Mbps)
Bluetooth Bluetooth 4.0
TV機能 地上/BS/110度CSデジタル対応TVチューナー×1
センサー
Webカメラ 92万画素
主なインタフェース USB3.0×3、USB2.0×2、HDMI×2(入力×1、出力×1)、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、アンテナ入力、miniB-CASカードスロット、ヘッドホン出力 USB3.0×3、USB2.0×2、HDMI×2(入力×1、出力×1)、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間
本体サイズ 幅319×奥行き212×高さ16.9mm 幅319×奥行き217×高さ16.9mm
重量 9.4kg 8.7kg 8.5kg
オフィス Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス Office Personal Premium プラス Office 365 サービス
主な付属品 ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、無線リモコン ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス

各モデルのCPU性能については、23.8型で紹介したグラフを参照してください。下位モデルに搭載されているCeleron 3205Uはそれほど高い性能を持っているわけではありませんが、テレビ視聴やネット、オフィスを使った文書作成には十分な性能を持っています。ただし、録画した番組を編集したりDVDへ保存するためにファイルを変換するのにはかなり厳しいでしょう。ストレージの容量も特別多いわけではありませんので、番組を見終えたら保存しないで消していく視聴スタイルに向いています

中位モデルの「LAVIE Desk All-in-one DA570/BAB」は、シリーズのなかで唯一タッチ操作に対応しています。タッチ機能に対応しているとマウスやキーボードを使わずにすむのでそれなり便利です。しかしどうしても必要という機能でもないので、このあたりは好みで選ぶといいでしょう。

2015年春モデルとの違いはサウンド機能のみ

21.5型モデルにおける2015年夏モデルと2015年春モデルとの違いは、以下のとおりです。

2015年夏モデルと2015年春モデルの違い(21.5型モデル編)

  • ブランド名が「LaVie」から「LAVIE」に変わった
  • ヤマハ製のサウンド補正技術「AudioEngine」がヘッドホンに対応した
  • 動画作成が4Kに対応した(「LAVIE Desk All-in-one DA570/BAB」のみ)
  • プリインストールされている「Corel PaintShop Pro X6 for NEC」が「Corel PaintShop Pro X7 for NEC」にアップグレード
  • 店頭予想価格が5000円値上げした

前モデルと比べて大きな違いはほとんどありません。同じスペックであればすでに「型落ち」として扱われている2015年春モデルのほうが安く販売されていますので、そちらを選ぶことをおすすめします。

「LAVIE Desk All-in-one」をお得に購入するには?

2015年夏モデルでは発売されたばかりなので、値引きをしているところはほとんどありません。最上位モデルだと税込みで25万8984円と、けっこうな値段になってしまいます。ということで、お得に購入する方法をいくつか調べてみました。

ショップの型落ちモデルを狙う

とりあえず4チューナー搭載の23.8型モデルが欲しいなら、前モデル「LaVie Desk All-in-one DA970/AAB」を選んでみてはいかがでしょうか。ただし量販店では売り切れとなっているところも多く、在庫の数は少ないようです。とりあえず現状を調べてみたところ、ツクモの通販が実質19万1790円(税込み21万3100円、21310ポイント還元、送料無料)で最安のようです。ほかのショップではさらに安いところもありましたが、関東以外の場所への発送には送料が発生し、場合によっては高くつくこともあります。

参考リンク

アマゾンなら比較的見つかりやすい

そのほかのモデルについては、アマゾンで調べてみることをおすすめします。最安というわけではありませんが、かなりお得な値段で販売されていることもあるようです。ただしほとんどが「残り台数わずか」となっているので、早めに注文したほうがいいかもしれません。

参考リンク

直販サイトでパーツ構成をカスタマイズ

Core i7-5557U搭載機が欲しいということであれば、直販のカスタマイズモデルを選ぶことで、購入価格をある程度抑えられます。このとき、かならず「LAVIE Direct DA(H) 3Dカメラ搭載モデル」を選んでください。そのままではTVチューナーが「なし」になっていますので、チューナーを追加しておきましょう。ダブルチューナーを選ぶと税抜き価格は19万9800円となり、さらにキャンペーンの6%オフクーポンを利用することで18万7812円(税別)となります。

参考リンク

時間があるなら秋冬モデルまで待つのもアリ

今年の秋には新しいCPUが登場する話もありますので、いますぐ必要でないならしばらく待ってみるのもいいかもしれません。秋冬モデルでもスペックが変わらなかったとしても、そのときには夏モデルが安く販売されているでしょう。少しでも安く購入したいなら、ちょっとだけ待ってみることをおすすめします。

 

お買い得情報

thum300px

ThinkPad最新セール情報

2017年モデルが激安販売中! 人気のハイエンドモデルを安く入手しよう
lavie-ns-300px

NECのアウトレットPC

15.6型ノートPCが4万円台から!期間限定6000円オフでお得なアウトレット品がさらに安い!
Dell XPS 13

デルのセール情報

最新モデルが激安販売中! ハイスペックなモバイルノートPCからゲーミングPC、3万円台の格安モデルまで
thinkpad x260

特選!おすすめモバイルPC

格安モデルから最軽、最速モデルまで!実際に検証したモバイルPCおすすめモデルを一挙大紹介!!