2019年モデル発売中!
2019年1月にLAVIE Direct NMの新モデルが発売されました。CPUが新しいものに変わったほか、キーボードの使いやすさが大きく改善されています。詳しくはレビュー記事でご確認ください。
LAVIE Direct NM 2019年春モデルレビュー
NECから超コンパクトな11.6型ノートパソコンとして「LAVIE Note Mobile」と「LAVIE Direct NM」の2種類が発売されています。どちらのモデルも、サイズと見た目はほぼおなじ。ただし「LAVIE Note Mobile」が家電量販店や通販サイトで販売されているのに対して、「LAVIE Direct NM」はNECの直販サイトで販売されています。
見た目が同じであれば、どちらを買っても同じじゃないの? と思うかもしれません。しかし両モデルは値段と中身がぜんぜん違います。それぞれの違いを正しく理解しておかないと損をするレベルです。
そこで今回は、店頭モデル「LAVIE Note Mobile」と直販モデル「LAVIE Direct NM」の違いについて取り上げるとともに、どちらを買うべきかについて解説します。
この記事の目次
https://little-beans.net/review/lavie-direct-nm-2017/
https://little-beans.net/bargain/nec-sale/
LAVIE Note Mobileのスペック
店頭販売向けのカタログモデルとしては、上位モデルの「LAVIE Note Mobile NM550/GAシリーズ」と中位モデルの「LAVIE Note Mobile NM350/GAシリーズ」、下位モデルの「LAVIE Note Mobile NM150/GAシリーズ」の3種類が用意されています。それぞれの主なスペックは以下の表のとおり。上位モデルほどCPUやそのほかのパーツがグレードアップされており、そのぶん性能が高くなります。
モデル | NM550/GA | NM350/GA | NM150/GA |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-7Y54 | Core m3-7Y30 | Pentium 4410Y |
グラフィックス | Intel HD Graphics 615(CPU内蔵) | ||
メモリー | 4GB | ||
ストレージ | 256GB SSD(SATA) | 128GB SSD(SATA) | |
ディスプレイ | 11.6型、1920×1080ドット、IPS、光沢 | ||
無線機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth Smart Ready | ||
11ac最大通信速度 | 867Mbps | 433Mbps | |
インターフェース | USB3.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリー | 約12時間 | 約13時間 | |
サイズ/重量 | 幅270×奥行き178×高さ18.5mm/重量904g | ||
オフィス | Office Home and Business Premium |
ここで注意したいのは、どのモデルもメモリー容量が4GBである点です。CPUにPentiumを使った下位モデルならまだ納得できますが、中位モデルと上位モデルではせっかく高性能なCPUを活かしきれないのではないでしょうか。軽めの作業であれば4GBのメモリー容量で十分ですが、ガッツリ使うなら8GBは必要です。
LAVIE Direct NMのスペック
一方、直販向けのカスタマイズモデルである「LAVIE Direct NM」は、購入時にCPUの種類やストレージの容量、オフィスの有無を自分で決めることができます。選択可能なパーツは、以下の表のとおりです。メモリー容量についてはCPUにCore i5-7Y54を選んだときのみ、自動的に8GBに変更されます。
CPU | Core i5-7Y54/Core m3-7Y30/Pentium 4410Y |
---|---|
グラフィックス | Intel HD Graphics 615(CPU内蔵) |
メモリー | 4GB(Core m3/Pentium)/8GB(Core i5) |
ストレージ | 128GB/256GB/SSD(SATA) |
ディスプレイ | 11.6型、1920×1080ドット、IPS、光沢 |
無線機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(最大通信速度867Mbpsか433Mbpsを選択可能)、Bluetooth Smart Ready |
インターフェース | USB3.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 |
バッテリー | 約13.5時間(Core i5/Core m3選択時)/約13時間(Pentium選択時) |
オフィス | なし/Office Personal Premium/Office Home and Business Premium |
あとはなぜか、直販モデルのほうがバッテリー駆動時間がちょっとだけ長くなっています。
LAVIE Note MobileとLAVIE Direct NMの価格
NEC LAVIE Note Mobileは大手量販店や通販サイトなどで販売されています。2017年2月27日時点での予約販売価格は以下の表のとおりです。なお発売は3月16日を予定しています。
最安価格(※参考:価格.com) | 量販店価格 | |
---|---|---|
NM550/GA | 14万5000円前後 | 15万円前後 |
NM350/GA | 13万円前後 | 13万5000円前後 |
NM150/GA | 10万6000円前後 | 11万3000円前後 |
大手量販店では10%程度のポイントが付くこともあるので、そのようなショップを狙えば比較的安く購入できるでしょう。
LAVIE Direct NMは、選択するパーツによって値段が変わります。現在(2017年2月27日時点)は一般公開されていない特別クーポンを利用することで、価格が11%オフとなります。パーツ構成を直販モデルと同じ組み合わせにしたときの値段は以下のとおり。オフィスありでは価格差はわずかですが、オフィスなしにすると値段がだいぶ安くなることがおわかりいただけるでしょう。つまり、オフィスが不要であれば直販モデルを選ぶことで予算を安く抑えることができるのです。
オフィスあり | オフィスなし | |
---|---|---|
NM550/GA相当(メモリー8GB) | 14万7636円 | 12万4740円 |
NM350/GA相当 | 12万1608円 | 9万8712円 |
NM150/GA相当 | 10万9188円 | 8万6292円 |
さらに直販モデルでは、ストレージの容量や無線LANのアンテナを変えることで、値段を微調整できます。たとえばCore i5モデルでストレージを128GBに、無線LANを433Mbps対応に変えればオフィスなしで総額は11万2212円です。
このように、予算や好みに応じてパーツ構成を変更できるのが直販モデル最大のメリットです。さらに割り引きクーポンを使うことで、価格を安く抑えることができます。
保証サービスのアップグレードも可能!
店頭モデルでも直販モデルでも、通常のメーカー保証の期間は1年間です。しかし直販モデルであれば有料オプションを追加することで、保証期間を最大5年間まで延長できます。また「安心保証サービスパック」であれば落下や破損などのトラブルにも対応できるので安心です。
量販店や通販サイトでも、同じような有料サポートを用意している場合もあります。しかし直販サイトでは購入時期によって追加料金が大きく割り引かれたり、クーポン利用で料金をさらに安くすることが可能。なによりメーカー自身によるサポートという点が最大の魅力です。
買うなら8GBメモリー搭載の直販Core i5モデル
ということで今回は店頭販売向けの「LAVIE Note Mobile」と、直販モデル「LAVIE Direct NM」の違いについて解説しました。多少遅くてもいいからショップのポイントを有効に使いたいのであれば、店頭モデルを選ぶのもアリでしょう。しかしサクサクと快適に使いたいのであれば、8GBのメモリーを搭載した直販のCore i5モデルしかありません。
新モデル発売中
このモデルはすでに販売が終了し、現在は新モデルが発売されています。最新モデルについては、以下のリンクから関連記事でご確認ください。
NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。
関連記事
- 初心者におすすめのノートPCまとめ
- NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
- 動画編集におすすめのノートPC
- モバイルノートPCおすすめまとめ