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Lenovo V310(15):驚異的なコストパフォーマンスの15.6型スタンダードノートPC

Lenovo V310 15.6

「Lenovo V310」は、レノボ・ジャパンの直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のノートパソコンです。最大の魅力は価格が安いにも関わらず、性能面や機能面が充実している点。有線LANやVGA、DVDスーパーマルチドライブなどひととおりの機能を備えた、いわゆる「全部入り」仕様のモデルです。安くて実用的なノートパソコンを探している人におすすめします。

 

Lenovo V310 15.6

Lenovo V310(15.6型モデル)

 

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Lenovo V310のスペック

Lenovo V310(15)には、CPUの異なる2種類のモデルが用意されています。どちらも同じボディが使われていますが、中身はかなり異なります。

 

Lenovo V310の主なスペック

Celeronモデル Core i3モデル
OS Windows 10 Home/Pro 64ビット
CPU Celeron 3855U Core i3-6100U
メモリー 4GB 8GB
グラフィックス Intel HD Graphics 510 Intel HD Graphics 520(Core i3)
ストレージ 500GB HDD 128GB SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型、1366×768ドット、非光沢 15.6型、1920×1080ドット、非光沢
有線通信機能 1000Base-T/100Base-TX対応
無線通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.1
主なインタフェース USB3.0×2、USB2.0×1、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
Webカメラ HD 720p(92万画素相当)
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) 5.8時間 6.9時間
本体サイズ/重量 幅380×奥行き262×高さ22.9mm/2.05kg 幅380×奥行き262×高さ22.9mm/1.97kg

※2018年5月30日時点。価格や構成は変更される場合があります

 

価格はCeleronモデルのほうが安いのですが、性能はCore i3モデルのほうが圧倒的に優れています。価格差は9180円ですが、Core i3モデルを強くおすすめします。

 

Lenovo V310(15)のラインナップ

Celeronモデル(80SY02A2JP)
Celeron 3855U 4GBメモリー 500GB HDD 1366×768ドット 税込3万5640円
Core i3モデル(80SY03TEJP)
Core i3 8GBメモリー 128GB SSD 1920x1080ドット 税込4万4820円

※2018年6月1日時点

 

Lenovo V310

Lenovo V310

税込3万5640円~

基本性能のベンチマーク結果

今回の検証ではCeleron 3855U搭載の「Lenovo V310 – 80SY02A2JP – エボニーブラック」を使いました。上位のCore i3を搭載したモデルでは、今回の検証よりも優れた結果がでるはずです。

 

Lenovo V310 システム情報

テストに使ったLenovo V310のシステム情報 ※クリックで拡大

Windows 10の快適さ

Lenovo V310のWindowsエクスペリエンスインデックス

 

Windows 10の快適さを表わす「Windowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツールの結果)」については、以下の表の結果となりました。「メモリ」と「プライマリハードディスク」が「5.9」になっていますが、これはメモリーが4GBの場合の最大値とストレージにHDDを使っている場合の最大値です。「プロセッサ」のスコアは「6.3」と、やや高めの結果。「グラフィックス」については、Windows 10の操作にあまり影響しないため、考えなくていいでしょう。総合的に見て、Windows 10は問題なく使えるレベルと考えてOKです。

 

■Windowsエクスペリエンスインデックス

プロセッサ(CpuScore) 6.3
メモリ(MemoryScore) 5.9
グラフィックス(GraphicsScore) 4.5
プライマリハードディスク(DiskScore) 5.9

CINEBENCH(CPUの計算性能)

CINEBENCHベンチマーク結果

※クリックで拡大

 

Lenovo V310の標準モデルで使われているCeleron 3855Uは、性能よりも価格や省電力性能を重視した格安パソコン向けのCPUです。そのためCPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」では、標準的なノートパソコンよりも低いスコアが出ています。

 

参考記事
https://little-beans.net/exposition/compare-celeron/

 

とは言うものの、3万円台の格安モデルで使われることが多いCeleron N3050やCeleron N3060と比べると、1.7~2倍程度の処理性能を持っています。性能的には、ネットや文書作成には十分なレベル。同価格帯のモデルと比べて、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

 

CPU-Z詳細情報

Celeron 3855Uの詳細情報。メモリーは4GB×1の構成です ※クリックで拡大

ストレージのアクセス速度

CrystalDiskMarkベンチマーク結果

 

HDDのアクセス速度を計測してみたところ、読み込み(シーケンシャルリード)で109.6MB/秒、書き込み(シーケンシャルライト)で108.5MB/秒という結果でした。アクセス速度としては、一般的なノートパソコン用HDDと変わりません。

 

容量については500GBのHDDを搭載していますが、データ保存用にDドライブが用意されているため、Cドライブには394GBの空き容量が残されていました。これだけあれば、ソフトをインストールしたりスマートフォンで撮影した写真や動画を保存しても、容量不足で困ることはないでしょう。

 

CrystalDiskInfoの結果

テスト機では、シーゲート製の2.5インチ500GB HDDが使われていました ※クリックで拡大

 

HDDの空き容量

Cドライブには394GB、Dドライブには22GBの空き容量が残されていました ※クリックで拡大

総合パフォーマンス

Lenovo V310のHome acceleratedベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

 

Lenovo V310のCreative acceleratedベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

 

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、上掲の結果となりました。パソコン全体としてみると、低めの結果です。まあ格安モデルですから、この結果は仕方がないでしょう。

 

PCMark8の評価

パソコン全体では低めの結果となりました ※クリックで拡大

 

しかし、同価格帯のモデルと比較すると、かなり高いスコアが出ていることがわかります。総合的なパフォーマンスでは、ほかのモデルの1.3~2倍程度。格安モデルとしては非常に高性能であると言えます。

 

■格安モデルの「PCMark 8」ベンチマーク結果

Lenovo V310 Inspiron 15 3000 Altair VH-AD Stl-15HP033-C-EES
Home accelerated 2435 1605 1620 1774
Creative accelerated 2558 1637 1734 1874

PassMark PerfomanceTest 8.0(総合パフォーマンス)

PassMark PerfomanceTest 8.0ベンチマーク結果

※クリックで拡大

 

「PassMark PerfomanceTest 8.0」でも、やはり格安モデルのなかでは飛び抜けて優れた結果が出ています。CPU性能を表わす「CPU Mark」では、4コアのCeleron N3150(Altair VH-AD)やCeleron N3160(Stl-15HP033-C-EES)と同等ですが、グラフィックス性能やメモリー性能で高い評価となりました。Lenovo V310は性能のバランスに優れていると言るでしょう。

 

■「PassMark PerfomanceTest 8.0」ベンチマーク結果

ideapad 100 Inspiron 15 3000 Altair VH-AD Stl-15HP033-C-EES
PassMark Rating 1126 635 715 905
CPU Mark 1875 1020 1823 1934
2D Graphics Mark 290.9 139.8 131.5 162.3
3D Graphics Mark 545 266 287.4 288.2
Memory Mark 1243 667 560 729
Disk Mark 721 736 729 4606

3D性能(ゲーム)のベンチマーク結果

Lenovo V310は、本来ゲームを楽しむためのモデルではありません。しかし、最近はCPU内蔵のグラフィックス性能が高くなってきたことで、軽めの3Dゲームなら設定しだいで遊べるようになってきました。そこでここからは、Lenovo V310のゲーム性能について紹介します。

 

なお先に結論を言ってしまいますが、3Dゲームでは解像度を1280×720ドット以下&最低画質に落とすことで、なんとかプレーできる作品がいくつかある、といったところです。軽めのブラウザーゲームや2D描画主体のゲームであれば、問題なく楽しめます。

 

Celeron 3855U内蔵のIntel HD Graphics 510詳細情報

Celeron 3855U内蔵のIntel HD Graphics 510詳細情報

3DMark

3DMarkベンチマーク結果

※クリックで拡大

 

総合的なゲーム性能を計測する「3DMark」は、低めの結果です。海外で人気のゲームについては、かなり厳しいでしょう。国内で人気のゲームでも、遊べるものと遊べないものが出てきそうです。

ドラゴンクエストXベンチマークソフト

ドラゴンクエストXベンチマークソフト

 

ドラクエ10の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では解像度1280×720ドットの低品質(上)と標準品質(下)で「普通」という評価でした。なんとか遊べるレベルですが、シーンによっては画面がカクカクするかもしれません。よりスムーズに動作させるには、解像度を低く設定する必要があります。

ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク

FF14ベンチマーク結果

 

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド(FF14) ベンチマーク」では、低解像度&低画質設定でも「設定変更を推奨」という結果でした。これ以上解像度や画質を下げるとゲームの魅力を損なう可能性がありますので、あまりおすすめしません。プレーはやめておいたほうが無難です。

MHGベンチマーク 第3弾【大討伐】

MHGベンチマーク 第3弾【大討伐】

 

「モンスターハンター フロンティア オンライン ベンチマークソフト 第3弾【大討伐】」では、解像度1280×720ドットで「1536」という結果です。5000以上のスコアで快適とのことですので、このタイトルもかなり厳しいかもしれません。

ドラゴンズドグマオンラインベンチマークソフト

DDONベンチマークソフト

 

DDONことドラゴンズドグマオンラインのベンチマークでは、もっとも負荷の軽い設定でも「設定変更を推奨」という結果になりました。このレベルだと、ほかのゲームをプレーしたほうがいいような気もします。

PSO2ベンチマーク

PSO2ベンチ

 

「PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」のベンチマークでは、解像度1280×720ドットの簡易描画設定「1(最低画質)」で「8018」、設定「3(標準画質)」で「919」という結果です。スコアが5000以上であれば快適とのことですので、それなりにプレーを楽しめそうです。

発熱とバッテリー駆動時間をチェック

ベンチマーク中のCPUとGPUの温度を確認したところ、それぞれ最高温度は50度前後でした。このくらいの発熱であれば、パフォーマンスに大きな影響はありません。

 

「3DMark」の「Fire Strike」実行中の温度。CPUは最大48.04度で、GPUは最大51度でした

「3DMark」の「Fire Strike」実行中の温度。CPUは最大48.04度で、GPUは最大51度でした

 

「PCMark 8」実行中の温度。CPUは最大45度で、GPUは最大48度でした

「PCMark 8」実行中の温度。CPUは最大45度で、GPUは最大48度でした

 

本体表面の熱については、気になるほどではありません。排気口のある左側がほんのり温かくなる程度で、特に気になりませんでした。

 

Lenovo V310のバッテリー駆動時間は、カタログ上で5.8時間とされています。そこで実際の駆動時間を以下の条件で計測したところ、6時間40分と公称値よりも長い結果となりました。15.6型のノートパソコンは本来持ち歩き向けではありませんので、これだけ持てば十分でしょう。

 

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「省電力」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測

 

バッテリー駆動時間の計測結果

テストにおけるバッテリー残量の推移

 

Lenovo V310のバッテリーレポート。設計上の(バッテリー)容量は37,700mWhでした

Lenovo V310のバッテリーレポート。設計上の(バッテリー)容量は31,680mWhでした

Lenovo V310を実際に使ってみた感想

ここからは、Lenovo V310を実際に使ってみた筆者の感想を紹介します。あくまでも個人的な評価ですので、参考程度に捉えていただけると助かります。

更新時の動作が重い

Windows 10やセキュリティ対策ソフト、インストールしたアプリなどの自動更新が始まると、動作が極端に遅くなりました。3万円台の格安パソコンではよくあることなのですが、こうなってしまったら更新が終わるまで待つしかありません。

 

タスクマネージャー

ソフトやアプリの自動更新が始まると、ディスクアクセスが頻繁に行なわれ、動作が遅くなります ※クリックで拡大

 

利用する1時間ほど前に電源を入れたり、アップデートを手動でこまめに行なうことで、自動更新のタイミングをある程度制御できます。またセキュリティ対策ソフトが動いている場合は、クイックスキャンや簡易スキャンなどを実行することで解決することもあります。ネット回線をできるだけ高速にしておくことも、更新を早く終わらせるために有効な手段です。

 

更新さえ終わってしまえば、快適に使えます。格安パソコンを活用するための、ちょっとしたコツとして覚えておいてください。

YouTubeの高画質動画でも快適に動く

最近のCPUは動画の再生支援機能を搭載しているため、高解像度&高画質な動画でもスムーズに再生できるようになっています。試しにLenovo V310でYouTubeの1080p動画を再生したところ(液晶ディスプレイの解像度が1280×720ドットなので本来の画質ではありませんが)、カクカクしたり止まったりすることなく、動画を快適に楽しむことができました。ネット動画はストレスなく楽しめます。

 

YouTubeの動画再生

YouTubeで10800p動画を視聴したところ、スムーズに再生されました。再生開始直後はCPU使用率が高くなるものの、しばらくすると10%台に落ち着きます

オフィスの動作はとても軽快!

今回購入したのはオフィス付きモデルではないのですが、筆者所有のOffice 365 SoloでLenovo V310にOffice 2016をインストールして使ってみました。

 

Office 2016のインストール

Lenovo V310にOffice 2016をインストール

 

エクセルやワード、パワーポイントなどは、どれもサクサクと軽快に使えます。データ量が膨大なファイルでは重くなることがあるかもしれませんが、標準的な利用であればまず問題はないでしょう。2本のソフトを同時に起動しても、動作が遅くなることはありませんでした。

 

Excel 2016

Lenovo V310でエクセルを利用している様子。関数やグラフの描画も高速です

 

PowerPoint2016

こちらはパワーポイント利用中の画面。アニメや切り替え効果を使ったスライドショーも、動きがなめらかです

 

2本のソフトを同時に利用しても、パソコンの動きが遅くなることはありませんでした

2本のソフトを同時に利用しても、パソコンの動きが遅くなることはありませんでした

 

PCMark8

「PCMark 8」の「Applications test」ベンチマーク結果

デュアルディスプレイで文書作成が快適!

Lenovo V310には、映像出力としてアナログRGB(VGA)端子とHDMI端子が用意されています。1920×1080ドットの外付けディスプレイに接続したところ、簡単にデュアルディスプレイ環境となりました。

 

フルHDの外部ディスプレイを接続してデュアルディスプレイ化 ※クリックで拡大

フルHDの外部ディスプレイを接続してデュアルディスプレイ化 ※クリックで拡大

 

デュアルディスプレイ化すると複数のウィンドウを同時に表示できるので、作業効率が大幅にアップします。またフルHDの液晶ディスプレイでは、本体の液晶ディスプレイよりも一度に多くの情報を表示可能です。Lenovo V310を仕事で使うなら、外部ディスプレイを1台用意することをおすすめします。

 

デュアルディスプレイ

一度に多くの情報を表示できるので、作業効率が大きくアップします

Windows 10版マインクラフトなら快適に遊べる!

Lenovo V310はデスクトップ版のゲームをプレーするにはパワーが足りませんが、Windows 10版のアプリのなかには、快適に楽しめるものもあります。

 

たとえば「Minecraft Windows 10 Edition」であれば、Lenovo V310でも快適にプレーできました。これはWindows 10版が、スマートフォン/タブレット版の「Minecraft Pocket Edition(マイクラPE版)」をベースに作られているため。PC版(Java版)と比べて機能が少なくMOD(解像プログラムのようなもの)を利用できないなどのデメリットはありますが、スマートフォンやタブレットとマルチプレーを楽しめるというメリットがあります。

 

UWPアプリの「Minecraft Windows 10 Edition Beta」

UWPアプリの「Minecraft Windows 10 Edition Beta」

 

Minecraft

グラフィックス性能が低めのLenovo V310でも、快適にプレーできました ※クリックで拡大

 

標準設定時のFPS(画面の描画速度を表わす目安)を計測してみたところ、平均59.98FPSでした。理想は60FPS以上ですので、ほぼピッタリの結果が出ています。

 

しかし標準設定では描画距離が短く、遠くまで見渡すことができません。そこで描画距離と画質を最大に設定してからFPSを計測してみたところ、平均31.26FPSまで低下してしまいました。ただしそれほどカクカクするわけではなく、十分楽しめるレベルです。

 

Minecraft

標準設定時の視界 ※クリックで拡大

 

Minecraft

描画距離を最大にしたときの視界。標準設定では見えなかった村が見えるようになりました ※クリックで拡大

仕事にもゲームにも使える高コスパな格安ノートパソコン

ということで、今回はLenovo V310のパフォーマンスについてレビューしました。格安でありながら、意外にも普通に使える性能であることがおわかりいただけたと思います。動画編集などの負荷の高い作業には向きませんが、一般的な用途であればこれで十分という方も多いのではないでしょうか。安くてコスパの高いノートパソコンを探している方におすすめです。

 

Lenovo V310

格安でも十分な性能を持つLenovo V310

 

なおLenovo V310は直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のモデルです。支払い方法や納期などについては、直販サイトでご確認ください。

 

Lenovo V310

Lenovo V310

税込3万5640円~

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