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MacBook Air(Early 2015)のCPUであるCore i5-5250U/Core i7-5650Uの性能は?

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MacBook Air新モデルのウワサがささやかれるなか、まずはCPUが変更された11インチモデルと13インチモデルのマイナーチェンジ版が発表されるのではないかという憶測が飛び交っています。そこで今回は事前のリーク情報から、MacBook Air(Early 2015)に搭載されるかもしれないCPUについてまとめました。

リーク情報からCore i5とCore i7のCPU型番を予測

海外の情報サイトによると、新しいMacBook Air 11/13には以下のCPUが搭載されているかもしれないとのことです。

2015年3月10日追記
新型MacBook Airが発表され、CPUの情報が下記のとおりであることが確定しました。

MacBook Air(Early 2015)のCPU
Core i5 Core i7
動作周波数 1.6GHz 2.2GHz
内蔵グラフィックス インテルHDグラフィックス6000

 

Broadwell世代のなかで、上記に該当するCPUは以下のふたつ。

リーク情報に該当するCPU
シリーズ Core i5-5250U Core i7-5650U
動作周波数 1.6GHz 2.2GHz
最大動作周波数 2.7GHz 3.2GHz
内蔵グラフィックス インテルHDグラフィックス6000
コア数/スレッド数 2コア/4スレッド
キャッシュメモリー 3MB 4MB
TDP 15W

 

これまでMacBook Airに搭載されてきたCPUの傾向やタイミングから考えても、この2つで間違いないでしょう。

 

ちなみにMacBook Proに関しては、13インチモデルでBroadwell世代の28W版UシリーズであるCore i5-5257U(2.70GHz)とCore i7-5557U(3.1GHz)を搭載してくる可能性が高いと思われます。ただ15インチモデルに搭載されるであろうCore i7のHシリーズが、まだインテルから発表されていないんですよね。先に13インチモデルだけを発表してくるか、それとも5~6月あたりに発表されるのかといったことが予想されます。

Core i5-5250Uの性能は? Core i5-4260Uとベンチマーク結果を比較!

2014年に発売されたMacBook Air(Early 2014)では、標準構成時のCPUとしてHaswell世代のCore i5-4260U(1.4GHz)が採用されています。気になるのは、CPUがHaswell世代からBroadwell世代へ変わったことで、性能がどれだけ向上しているのかという点です。そこでこのふたつのCPUについて、ベンチマーク結果を比較してみましょう。ちなみにMacBook Airを使ったベンチマーク結果ではないため、あくまでも参考程度にしてください。

 

Core i5-5250U(1.6GHz)とCore i5-4260U(1.4GHz)のベンチマーク結果
Core i5-5250U Core i5-4260U
CINEBENCH R11.5(CPU) 2.86 2.59
CINEBENCH R11.5(CPU シングルコア) 1.29 1.16
CINEBENCH R15(CPU) 263 239
CINEBENCH R15(CPUシングルコア) 111 103
PassMark CPU Mark 3338 3491
Geekbench 3(シングルコア) 2691 2596
Geekbench 3(マルチコア) 5223 4777
※データ参照元:cpu-monkey.com

 

ベンチマーク結果を見ると、Core i5-5250Uのほうがおおむね10%程度性能が上だということがわかります。ただ逆に言えば、MacBook Air(Early 2015)はCPUの処理能力が10%程度しか向上していないとも言えます。

インテルHDグラフィックス6000のベンチマーク結果は?

ただし、内蔵GPUがインテルHDグラフィックス5000からインテルHDグラフィックス6000に変わったことで、グラフィックス性能は向上しているようです。

 

インテルHDグラフィックス6000とインテルHDグラフィックス5000のベンチマーク結果
インテルHDグラフィックス6000 インテルHDグラフィックス5000
CINEBENCH R15(OpenGL) 30.4 24.2
3DMark(Cloud Gate) 5425 4565
※データ参照元:Notebookcheck

 

ベンチマーク結果を見ると、インテルHDグラフィックス6000のほうが20%前後スコアが高くなっています。これは、インテルが公表した「Broadwell世代のCPUは3Dグラフィックス性能が22%向上」という謳い文句に当てはまりますね。

 

バッテリー性能が向上している可能性も

Broadwell世代のCPUはHaswell世代に比べて省電力性能が向上しています。そのため、MacBook Airでも、Early 2015のほうがEarly 2014よりも駆動時間が長い可能性があります。このあたりは、実際に公開されるスペックを確認しないことにはなんとも言えませんね。

 

CPU性能は微増。なにかワンポイントあるのかも?

以上のことから、MacBook Air Early 2015は前モデルに比べてグラフィックス性能がわずかに向上しているものの、CPU性能だけで考えるとそれほど変わらないだろうということが予想されます。CPUが変わっただけではあまりにも魅力がないので、なにかもう1点のパワーアップ箇所が欲しいところではないでしょうか。ただリーク情報を見ると本体のハードウェア的にはあまり変更点がなさそうです。もしかするとソフトウェア部分か、それとも周辺機器関連でサプライズがあるのかもしれません。というより、あって欲しいところです。

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