ブラザー製インクジェット複合機2015年秋モデルまとめ。DCP-J963NやDCP-J4225Nの違いは?

DCP-J963N

ブラザーから、インクジェット複合機「PRIVIO」シリーズ2015年秋の新モデルが発表されました。今回追加されたのは一般家庭向けの「PRIVIO BASIC」シリーズから4種類、ビジネス向けの「PRIVIO NEO」シリーズから2種類の合計6種類です。発売日はすべて9月下旬。それぞれの価格はオープンプライスですが、メーカーが公開した店頭予想価格は以下の表のようになっています。

PRIVIO2015年新モデルのラインナップ
シリーズ モデル 店頭予想価格
BASIC DCP-J562N 1万5000円前後
BASIC DCP-J762N 1万7000円前後
BASIC DCP-J963N 2万円前後
BASIC MFC-J880N 2万5000円前後
NEO DCP-J4225N 2万5000円前後
NEO MFC-J4725N 3万円前後

そこで今回は、新たに追加された6モデルについて、スペックや機能の違いなどを紹介します。

BASICシリーズのDCP-J562N/J762N/J963N、MFC-J880Nのスペックを確認

新モデル全6機種のなかから、まずはBASICシリーズの4機種についてスペックを見てみましょう。なお「DCP-J562N」と「DCP-J762N」はエントリー(初心者、ライトユーザー)向け、「DCP-J963N」と「MFC-J880N」はミドルレンジ(中級者)向けとしてそれぞれ位置づけられています。

ブラザー製インクジェット複合機2015年モデルの違い
シリーズ PRIVIO BASIC
03 04 05 06
モデル名 DCP-J562N DCP-J762N DCP-J963N MFC-J880N
店頭予想価格(税別) 1万5000円前後 1万7000円前後 2万円前後 2万5000円前後
液晶サイズ タッチ対応2.7型
印刷解像度 6000×1200dpi
インクシステム 4色独立(染料シアン/マゼンダ/イエロー、顔料ブラック)
インク滴 1.5pl
両面印刷 対応
最大用紙サイズ A4
給紙トレイ 前面:上段/下段、背面:手差し
給紙容量(A4用紙) 最大100枚
レーベルプリント 非対応 対応
USB端子 1(PC接続用) 2(PC接続/ダイレクトプリント用)
有線LAN 非対応 10BASE-T/100BASE-TX
無線LAN IEEE802.11b/g/n
メモリーカードスロット SD/SDHC/MS Duo/MS PRO Duo
赤外線通信 非対応
Wi-Fi Direct 対応
NFC 非対応 対応 非対応
ファックス 非搭載 搭載
ADF 非搭載 搭載(A4最大20枚)
消費電力 18W 19W
サイズ 幅400×奥行き341×高さ151mm 幅400×奥行き341×高さ172mm
重量 7.1kg 7.4kg 8.6kg
カラーバリエーション ホワイト ホワイト ホワイト、ブラック ブラック
印刷速度(L判カラー) 34秒 14秒
印刷速度(A4モノクロ) 12ipm(1枚あたり5秒)
印刷速度(A4カラー) 6ipm(1枚あたり10秒) 10ipm(1枚あたり6秒)
印刷コスト(L判カラー) 約17.9円
印刷コスト(A4カラー) 約8.1円
対応インク LC211
インク価格(税別) オープン価格

PRIVIO BASICシリーズ4機種に共通しているのは以下の4点です。各項目の詳細については、後述します。

PRIVIO BASICシリーズの主な特徴

(共通仕様)

  • 用紙サイズは最大A4まで
  • インクは4色独立ハイブリッド(染料シアン/マゼンダ/イエロー、顔料ブラック)
  • 自動両面印刷、無線LANに対応
  • 新インクカートリッジ(LC211)を採用

(異なる仕様)

  • レーベルプリントの対応/非対応
  • 有線LANやNFCの対応/非対応
  • ADFの有無
  • ファックス機能の有無
  • 印刷性能の違い

NEOシリーズDCP-J4225NとMFC-J4725Nの仕様は?

次にビジネス向けのNEOシリーズについてです。このシリーズに追加された「DCP-J4225N」と「MFC-J4725N」は、ハイエンド(上級者)向けのモデルとして位置づけられています。そのぶんスペックも高くなっていますが、値段も高めです。

ブラザー製インクジェット複合機2015年モデルの違い
シリーズ PRIVIO NEO
07 08
商品名 DCP-J4225N MFC-J4725N
価格(税別) 2万5000円前後 3万円前後
液晶サイズ タッチ対応2.7型 タッチ対応3.7型
印刷解像度 6000×1200dpi
インクシステム 4色独立(染料シアン/マゼンダ/イエロー、顔料ブラック)
インク滴 1.5pl
両面印刷 対応
最大用紙サイズ A3
給紙トレイ 前面:上段/下段、背面:手差し/多目的トレイ
給紙容量(A4用紙) 最大150枚
レーベルプリント 非対応
USB端子 2(PC接続/ダイレクトプリント用)
有線LAN 10BASE-T/100BASE-TX
無線LAN IEEE802.11b/g/n
メモリーカードスロット SD/SDHC/MS Duo/MS PRO Duo 非対応
赤外線通信 非対応
Wi-Fi Direct 対応
NFC 非対応 対応
ファックス 非搭載 搭載
ADF 搭載(A4最大20枚)
消費電力 31W
サイズ 幅480×奥行き345×高さ188mm
重量 10.4kg
カラーバリエーション ホワイト、ブラック ブラック
印刷速度(L判カラー) 14秒
印刷速度(A4モノクロ) 20ipm(1枚あたり3秒)
印刷速度(A4カラー) 18ipm(1枚あたり3.3秒)
印刷コスト(L判カラー) 約18.8円
印刷コスト(A4カラー) 約7.1円
対応インク LC213(標準)、LC217/215(大容量)
インク価格(税別) 4860円(4色パック、標準)/8424円(4色パック、大容量)

A3用紙に対応するPRIVIO NEOシリーズの基本的な仕様はほぼ同じですが、それぞれ異なる部分もあります。

PRIVIO NEOシリーズの特徴

(共通仕様)

  • 用紙サイズはA3(手差し1枚)まで
  • インクは4色独立ハイブリッド(染料シアン/マゼンダ/イエロー、顔料ブラック)
  • 自動両面印刷、無線LANに対応

(異なる仕様)

  • 液晶ディスプレイのサイズ
  • メモリーカードスロットの有無
  • NFC機能の対応/非対応
  • ファックス機能の有無

BASIC/NEOの全6モデルについて、機能面の違いをまとめました。

PRIVIO BASIC/NEOシリーズ各モデルの機能の違い
シリーズ PRIVIO BASIC PRIVIO NEO
商品名 DCP-J562N DCP-J762N DCP-J963N MFC-J880N DCP-J4225N MFC-J4725N
最大用紙サイズ A4 A4 A4 A4 A3 A3
レーベルプリント × × ×
USBメモリーからのダイレクト印刷 ×
有線LAN × ×
メモリーカードスロット ×
NFC × × × ×
ファックス × × × ×
ADF × ×
カラー印刷コスト(A4/L判) 8.1円/17.9円 7.1円/18.8円
カラー印刷速度(A4/L判) 1分あたり6枚/34秒 1分あたり10枚/14秒 1分あたり18枚/14秒
特徴 機能を抑えた廉価版 レーベルプリントとUSBメモリーに対応 ファックス非搭載 ファック搭載でNFC非対応 NFC/ファックス非搭載のA3対応機 メモリーカード非搭載のA3対応機

印刷のコスト/スピードについて

印刷品質については、スペック上ではどれもほぼ同じ仕様となっています。ただし、一部の機種で印刷速度と印刷コストが異なります。

L判写真印刷コストがもっとも安いのはPRIVIO BASICシリーズで、A4印刷が安いのはPRIVIO NEOシリーズのほうです。それぞれ家庭向けとビジネス向けに最適化された結果と言えるでしょう。なおブラザーでは2015年秋モデルから、1回のインク交換で印刷できる枚数を公開しています。公開されたデータによると、PRIVIO BASICシリーズではL判写真なら199枚、A4カラー文書なら499枚、A4モノクロ文書なら375枚印刷できるとのことです。

ブラザーでは1回のインク交換でプリントできる枚数を公開しています ※参照元:ブラザー

ブラザーでは1回のインク交換でプリントできる枚数を公開しています ※参照元:ブラザー

L判写真の印刷速度についてはほとんどの機種が14秒となっていますが、下位モデルのDCP-J562Nだけ34秒と倍以上の時間がかかる点に注意してください。またDCP-J562NはA4カラー文書の印刷速度も遅く、全般的にカラー印刷は苦手のようです。またA4印刷についてはカラーもモノクロも、PRIVIO NEOのほうが早くなっています。

他メーカーの製品よりも高機能でコストが安い

ブラザーの製品は、同価格帯の他メーカー製品よりも機能が豊富な点が特徴です。たとえばミドルレンジモデルの「DCP-J963N」を見てみると、店頭予想価格が2万円程度でありながら、ADFと有線LAN、USBメモリーからのダイレクト印刷、NFCに対応しています。スペック面では他メーカーのフラグシップモデルに相当すると言ってもいいレベルです。

またA4文書の印刷コストについても、同クラスの他社製品よりも低くなっています。本体価格もリーズナブルですので、導入コストとランニングコストを含めたトータルコストで考えれば、他社製品を使うよりもはるかにお買い得と言えるかもしれません(※新モデルのコストについては、別の記事で取り上げます)。

BASICシリーズはインク改良で画質が向上

少し不安なのが、写真印刷のクオリティーです。ブラザー製品のインクは4色構成ですが、写真印刷に適していた染料インクが使われているのはカラーの3色のみ。5色や6色の他社製品と比較すると、プリント結果でわずかな差が現われます。

とは言っても4色で印刷した写真を単体で見えれば、気になるレベルではありません。またそのぶん印刷コストが安くなっていると考えれば、納得できる範囲とも言えます。

またBASICシリーズでは新開発の「できる4色インク」を採用することでシアン系の色域が広がり、影の階調表現がより豊かになったとのこと。NEOシリーズと同等の品質を実現するとともに、コストとスピードも同レベルになっています。その点において、今回の目玉はBASICシリーズと言えるかもしれません。

シアンインクを改良し、よりメリハリのある写真印刷が可能になる「できる4色インク」を採用

シアンインクを改良し、よりメリハリのある写真印刷が可能になる「できる4色インク」を採用 ※出典元:ブラザー

おすすめは「DCP-J963N」かA3対応の「DCP-J4225N」

個人的にはADFを搭載した「DCP-J963N」がオススメです。特に書類をスキャンする機会が多いなら、ADFがあると作業がグンと楽になります。A3用紙を使いたいなら、「DCP-J4225N」を選ぶのもアリでしょう。

仕事でファックスが必要ということであれば、ファックス対応モデルを選ぶといいかもしれません。しかしビジネス向けなら、より印刷コストが低く大量のA3印刷も可能な「MFC-J5620CDW」や「MFC-J6573CDW」を選ぶ選択肢もあります。

ということで、今回はブラザー製インクジェット複合機「PRIVIO」シリーズの2015年秋モデルについて紹介しました。ランニングコストを低く抑えたいという人におすすめです。

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