プリンターの型落ちモデルはいつ買うべきか?EP-807AやMG7530の最安タイミングを解説!

プリンターメーカー

夏だ! プリンター(複合機)の型落ちの季節だ! ということで、今年もまた新製品登場間近で現行モデルが値下がりする時期がやってまいりました。ちなみにこの書き出しも2年ぶり2回目です。それはさておき「最新機種じゃなくても全然OK」という人のために、夏場のプリンター/複合機の価格傾向と狙い目のモデルについて紹介します。

2013年モデルから推測する2014年発売モデルの価格変動

2015年7月時点で発売されている個人向けインクジェット複合機の多くは、2014年9月ごろに発売されました。この時期に新製品が投入されるのは、毎年の恒例行事のようなものです。今年の新モデルについても、2015年9月に発売されると思われます。

発売時期やラインナップは毎年大きく変わらないため、2014年発売モデルの価格がどのように変動するかは、その前年に発売された2013年モデルからある程度推測できます。以下のグラフは2013年に発売されたカラリオシリーズのなかから、売れ筋モデルの「EP-806A」、「EP-706A」、「EP-776A」、「EP-976A3」の4機種について、価格の変動グラフをまとめたもの。8月下旬の新製品発表より少し前から急に値下がり始め、9月いっぱいまでその傾向が続いていることがわかります。

2013年8月下旬から2015年7月までの価格の推移

2013年8月下旬から2015年7月までの価格の推移 ※参照元:価格.com

機種によってはさらに値下がりを続けるものもありますが、これは在庫数が影響しているものと思われます。たとえば人気機種の「EP-806A」や「EP-976A3」は9月下旬ごろに値上がり始めていますが、EP-776Aについては在庫が余っていたのか、底値の状況が2015年3月まで続きました。モデルによって違いはあるものの、基本的にエプソンはその年のモデルを翌年には売り切る戦略のようです。

キヤノンのPIXUSシリーズについても、似たような傾向が見られました。やはり8月中旬あたりから底値帯に入り人気モデルはその後値上げ、在庫の残っている(と思われる)モデルはさらに翌年の3月あたりにまた値下がりしています。この3月という時期についてはショップ側の期末に向けた在庫調整や、新生活向けのセールなどの要因が関係しているのかもしれません。

2013年に発売されたキヤノンの「MG6530」、「MG7130」、「MG5530」の価格推移 ※参照元:価格.com

2013年に発売されたキヤノンの「MG6530」、「MG7130」、「MG5530」の価格推移 ※参照元:価格.com

ただし、キヤノンは製品の一部をそのまま継続販売することもあります。たとえば2010年に発売された「PIXUS iP2700」がいい例でしょう。このモデルは現在3000円前後で販売され、低価格な単機能プリンターとしてロングセラーを続けています。ちなみに筆者は、4ヵ月前に2700円程度で購入しました。

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2013年に発売された個人向けインクジェット複合機のうちMG3530は値段の変動があまりなく、市場の在庫数が一定しているような印象を受けます。おそらくキヤノンとしては、MG3530を低価格複合機の定番商品として位置づけるつもりではないでしょうか。

個人向けインクジェット複合機の格安モデル「MG3530」の価格推移

個人向けインクジェット複合機の格安モデル「MG3530」の価格推移

ブラザーとHPの製品については、エプソンやキヤノンと同様に発売翌年の夏ごろに値下がりします。しかしそのあとの変動が大きく、なかにはその後さらに大きく値下がりし続けるものもあります。ただやはり、人気商品は秋を境に値上がりする傾向にあるようです。

ブラザー「DCP-J552N」、「DCP-J752N」、「DCP-J952N」の価格推移。もっとも早く値上がり始めたのは「DCP-J552N」

ブラザー「DCP-J552N」、「DCP-J752N」、「DCP-J952N」の価格推移。もっとも早く値上がり始めたのは「DCP-J552N」 ※参照元:価格.com

日本HPの「ENVY 121」、「ENVY 4500」、「Photosmart 5521」の価格推移。夏以降に値下がりしなかったのは「ENVY 121」

日本HPの「ENVY 121」、「ENVY 4500」、「Photosmart 5521」の価格推移。夏以降に値下がりしなかったのは「ENVY 121」

気になるのは2014年発売モデルが、2013年モデルと同じような値下がり傾向となるのかという点。そこでエプソンの人気モデルである「EP-806A」(2013年発売)と「EP-807A」(2014年発売)について、約11ヵ月間の価格推移を比較してみました。

「EP-806A」と「EP-807A」の発表から11ヵ月間の価格推移

「EP-806A」と「EP-807A」に関する、発表から11ヵ月間の価格推移

傾向としては2015年3月まで同じでしたが、「EP-807A」については2015年2月下旬ごろから4月いっぱいまで値下がり幅が小さくなっています。おそらく2015年1~5月に実施されたキャッシュバックキャンペーンが影響しているのでしょう。このまま行けば2013年モデルと同様に8月中旬あたりで底値になると思われます。

ただしキャッシュバックキャンペーンによってメーカーの在庫が減っていると、例年より早く底値の期間が終わるかもしれません。エプソンだけでなく、同じくキャッシュバックキャンペーンを実施したキヤノンやブラザー、日本HPの製品についても、同じ可能性が考えられます。今年に型落ち複合機の購入を考えているなら、可能な限り早く購入することをおすすめします。様子を見ているままだと、買いどきを逃してしまうかもしれません。

型落ちプリンター・複合機はコレが狙い目!

ここからは、今年の夏が底値となりそうな個人向けインクジェット複合機を紹介します。あくまでも筆者の個人的な予測ですので、あらかじめご了承ください。

エプソン「Colorio」シリーズ

エプソン製インクジェット複合機のなかで、現在ダントツで人気のモデルは「EP-807A」です。おそらくこのモデルは、在庫が早々になくなると思われます。


A3対応のフラグシップモデル「EP-977A3」も、いままで買うのを躊躇していた層が値下げを機に購入する可能性があると考えています。ただし万人向けのモデルというわけではありませんので、出荷台数もそれなりに絞られているでしょう。

続いて人気なのが「EP-707A」と「EP-777A」です。この2機種は現在1万円前後で販売されていますので、かなりお手頃な価格まで下がるのではないでしょうか。

なお、それぞれの機種の違いは以下の表のとおりです。ザックリと説明すると最上位の「EP-977A3」はA3対応、「EP-807A」はスタンダードモデル、「EP-777A」は液晶ディスプレイが小さくて有線LAN非対応、「EP-707A」はさらに液晶ディスプレイが小さくUSBメモリーに非対応という感じで区別するといいかと思います。

2014年発売の狙い目モデル
商品名 EP-977A3 EP-807A EP-777A EP-707A
液晶サイズ 4.3型 4.3型 2.7型 1.44型
インクシステム 6色染料独立(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)
両面印刷 対応 非対応
給紙容量(A4用紙) フロント最大100枚/リア1枚 最大100枚
最小用紙サイズ L判
最大用紙サイズ A3 A4
USB端子 2 1
有線LAN 10BASE-T/100BASE-TX 非対応
無線LAN IEEE802.11b/g/n
赤外線通信 対応 非対応
サイズ 幅479×奥行き356×高さ148mm 幅390×奥行き341×高さ141mm 幅390×奥行き341×高さ138mm 幅390×奥行き338×高さ163mm
重量 8.7kg 6.9kg 6.4kg 5.9kg
印刷速度(A4写真印刷) 約1分55秒(A3写真印刷) 約1分01秒 約1分01秒 約1分07秒
印刷速度(L判写真印刷) 13秒 14秒 17秒 19秒
印刷コスト(L判カラー) 約19.9円(80L番インク)/25.5円(80番インク)

キヤノン「PIXUS」シリーズ

キヤノン製の個人向けインクジェット複合機 「PIXUS MG」シリーズでは、フラグシップモデルの「PIXUS MG7530」と中位モデル「PIXUS MG6730」に人気が集中しています。意外に人気の出そうなのが、7000円前後で販売されている「PIXUS MG5630」です。実売価格5000円前後の「PIXUS MG3530」と比べてインクが5色と品質が高く(MG5630は4色インク)、液晶ディスプレイが付属しているという違いがあります。またどのモデルも、エプソン製品よりやや安いという点も魅力です。

それぞれの機種の違いについては、以下の表のとおりです。見た目はなんとなく似ていますが、細かな部分が異なっている点がわかります。

2014年発売の狙い目モデル
商品名 PIXUS MG7530 PIXUS MG6730 PIXUS MG5630
液晶サイズ 3.5型 3.0型 2.5型
インクシステム 5色染料(ブラック、シアン、マゼンダ、グレー、イエロー)+1色顔料(ブラック)独立 4色染料(ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー)+1色顔料(ブラック)独立
両面印刷 対応 対応(はがき非対応)
給紙容量(A4用紙) 最大100枚
最小用紙サイズ L判
最大用紙サイズ A4
USB端子 1(PC接続用)
有線LAN 10BASE-T/100BASE-TX 非対応
無線LAN IEEE802.11b/g/n
赤外線通信 非対応
サイズ 幅435×奥行き370×高さ148mm 幅466×奥行き369×高さ148mm 幅455×奥行き369×高さ148mm
重量 7.9kg 8.0kg 6.3kg
印刷速度(A4写真印刷)
印刷速度(L判写真印刷) 18秒 18秒 37秒
印刷コスト(L判カラー) 約15.5円(大容量インクカートリッジ)/20.9円(標準インクカートリッジ) 約15.5円(大容量インクカートリッジ)/20.9円(標準インクカートリッジ) 約14.7円(大容量インクカートリッジ)/18.6円(標準インクカートリッジ)

ブラザー「PRIVIO」シリーズ

ブラザー製品のなかでは、 個人向けインクジェット複合機FAXなしのフラグシップモデルである「DCP-J957N」に人気が集まっています。大手量販店での実売価格は8500円前後ですが、この製品を8月2日までに購入すると4000円のキャッシュバックを受け取ることができるため、実質4500円程度で入手可能です。この製品については8月の値下がりを待たずに、8月2日までに購入することをおすすめします。

日本HP「HP ENVY」シリーズ

日本HP製品のなかでは、3600円台の複合機「HP ENVY 4504」が安さで人気を集めています。この価格でプリンター/コピー/スキャナーとして使えるのはちょっと驚き。インクはブラックとカラー3色一体型の構成で印刷コストはやや高くなりますが、カートリッジにプリントヘッドが付属しているため、目詰りしてもカートリッジを交換すれば解消できるというメリットがあります。

今年の新モデルにも期待!

ブラザー以外の製品については、新製品の発表を待ってから型落ちモデルを購入してもおそらく底値あたりで購入できると思います。8月下旬には各社から新モデルが発表されるので、時間的に余裕があるのならもう少し待ってみてはいかがでしょうか。

ただしここ最近はマイナーチェンジの感が強く、今年の新モデルについても特筆すべき点は少ないかもしれません。大容量インクタンクモデルでも導入されれば、かなり大きな話題になるとは思うのですが、まだしばらくは出てこないのでしょうか。今年こそは、大きなイノベーションに期待したいところです。

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