Surface 3の4G LTEモデルはSIMフリー!MVNOの格安SIMも利用可能!!

Surface3

5月19日に、日本国内でのSurface 3の発売が発表されました。発売日は6月19日で、5月20日から予約販売が開始されます。最大のポイントは、モバイル通信用のSIMカードを挿入することでLTE通信が可能になる点。しかし大手通信キャリアから販売されることから「Surface 3にはSIMロックがかかっているのではないか?」と心配する声もあります。ですが、ご安心ください。Surface 3はれっきとしたSIMフリー端末なのです。

なぜ「SIMロックがかかっている」と誤解されたのか

マイクロソフトがSurface 3を発表したのは、5月19日の14時からです。しかし同日の午前中に、ソフトバンクモバイルからSurface 3 LTEモデルの販売がマイクロソフトよりも早く発表されました。

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大手通信キャリアが販売するという情報が先行し、「Surface 3にはソフトバンクのSIMロックがかかっている」という誤解が生まれたようです。もっとも、ソフトバンクモバイルの発表会では料金プランなどが説明されなかったため、このように認識されても仕方のないことだと思います。

ソフトバンクの専務が「SIMフリー」であることを名言

さてマイクロソフトの発表会では、日本マイクロソフト社長の樋口氏、米マイクロソフト社ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏による説明が行なわれたあと、ソフトバンクモバイル専務取締役のエリック・ガン氏がゲストとして登壇し、Surface 3の販売チャネルや料金について説明しました。

ソフトバンクモバイル専務取締役のエリック・ガン氏

ソフトバンクモバイル専務取締役のエリック・ガン氏

そこでガン氏は、Surface 3個人向けモデルはY!モバイルのショップ(およびワイモバイルオンラインストア)のほかに、家電量販店でも販売されると説明しています。Y!モバイルのショップ以外でも買える!と思いきや、どうやら家電量販店のY!モバイルコーナーで販売されるとのこと。国内の流通に関しては、Y!モバイルが掌握しているように見えます。

Surface 3個人向けモデルの販売チャネル

Surface 3個人向けモデルの販売チャネル

なお報道資料には、以下のように明記されています。

一般向けSurface 3および新アクセサリは、全国量販店グループおよびMicrosoft Store(オンラインストア)に加え、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:宮内 謙)より、””Y!mobile”(全国のワイモバイルショップおよびワイモバイル取扱店)から販売されます。

――Surface 3報道資料より引用

さすがにマイクロソフトの直営サイトではY!モバイルを経由しないでしょうから、完全な独占販売というわけでもなさそうです。

さてひと通りの説明が終わったあとの質疑応答で「ソフトバンクのSIMロックがかかっているのか?」という質問に対し、ガン氏は「Surface 3はSIMフリーである」と説明しています(さらに「Y!モバイルを選んでくれるとうれしい」とも加えています)。このことから、ソフトバンク/Y!モバイル以外のSIMカードでも、Surface 3でLTE通信を利用できるようです。

展示機にはY!モバイルのSIMカードが使われていましたが、ほかのSIMカードでも利用できます

展示機にはY!モバイルのSIMカードが使われていましたが、ほかのSIMカードでも利用できます

LTE周波数の対応バンドがソフトバンク向けに最適化されている

SIMフリーということは、ドコモのSIMカードやauのSIMカードも使えることになります。特に最近はドコモ系のMVNOサービスが人気を集めていますので、これはうれしいポイントです。

しかしここで注意したいのは、Surface 3が対応するLTE通信の周波数帯域、通称「対応バンド」についてです。Surface 3ではバンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド8(900MHz)のLTE通信に対応しています(3G通信は900MHzのバンド8と2.1GHzのバンド1)。これはソフトバンクおよびY!モバイルで利用されている帯域で、ドコモやauとやや異なります。

大手通信キャリアの対応バンド
対応バンド
ソフトバンク バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド8(900MHz)
ドコモ バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド19(800MHzGHz)、バンド21(1.5GHz)、バンド28(700MHz)
au バンド1(2.1GHz)、バンド11(1.5GHz)、バンド18(800MHzGHz)、バンド26(850MHz)、バンド28(700MHz)

とは言っても、ドコモはLTEのバンド1とバンド3(ただし東名阪地域のみで、実質的にバンド1のみ)に、auはLTEのバンド1の周波数を利用していますので、これらのSIMカードでもSurface 3でLTE通信は可能です。もちろん、MVNOの格安SIMカードも使えるでしょう。

しかしソフトバンク/Y!モバイルでは3つのバンドに対応していますので、電波のつながりやすさや通信速度の面で差が出る可能性があるかもしれません。またマイクロソフトはSurface 3について、「ソフトバンクモバイル(ワイモバイル含む)のネットワークのみ相互運用テストを行い検証しています」(報道資料より引用)としており、ほかのSIMカードで十分なパフォーマンスが出るかはわからない状況です。

なお端末側と対応バンドの関係については、以下の記事でわかりやすく説明されています。

参考リンク

では、対応バンドが少ないとどんなデメリットがあるのか? まず、2.1GHz帯のLTEと3Gに対応していれば、「都市部で圏外になることは、まずない」と堂前氏。ただし、ドコモは都市部では複数のバンドを組み合わせて混雑時のトラフィックをさばいているので、端末が1.5GHz帯と1.7GHz帯に対応していないと、混雑時に通信速度が遅くなる場合がある。また、「Ascend G6」と「Ascend P7」のような、LTEと3Gともに800MHz帯に対応していない機種は「山間部で圏外になりやすい」(堂前氏)というデメリットが生じる。

――CPUとメモリ、対応バンドを確認すべし――IIJがSIMフリースマホの選び方を解説(ITmedia Mobile)

ちなみに、MVNOの格安SIMカードを発表会の展示機で試すという暴挙に出たメディアもあります。よくやるなとは思いますが、展示機の横に会場スタッフが張り付いていたので、もしかしたら同意は取れているのかも。まあ、目の届きにくい場所もありましたが……。

参考リンク

実行したのは、どうやらこのお方。うん、この人ならやりかねん(失礼)。ちなみにこのお方は、発売前のドリームキャストを分解して週刊アスキーの記事にしていたような、していなかったような(うろ覚え)。

そんな話はさておき、Surface 3はSIMフリー端末ということで、いろいろと夢が広がります。ドコモ/au系のSIMカードでの利用にやや不安が残りますが、これは実機で確認するしかなさそうです。MVNOの格安SIMでの運用を考えているなら、もう少し情報が出てくるのを待ったほうがいいかもしれません。

あと、Surface 3のLTEモデルはWiFiでも接続可能です。LTEだけでしか通信できないというわけではありませんので、SIMカードを使わないという利用もできます。一応、念のため。

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