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VAIO Pro 13 | mk2は何が変わったのか?前モデルとスペックを比較!

VAIO Pro 13 | mk2

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VAIO株式会社から13.3型モバイルノートパソコンの新モデル「VAIO Pro 13 | mk2(マークツー)」が発表されました。前モデル「VAIO Pro 13」と比べてどこが変わっているのか? 今回は新モデルと前モデルのスペックや性能の違いについて解説します。
 

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見た目は似ているが中身はフルモデルチェンジ

VAIO Pro 13 | mk2

 

新しい「VAIO Pro 13 | mk2」のポイントとして、以下の4点が挙げられます。

「VAIO Pro 13 | mk2」のチェックポイント

  • CPUがHaswell世代からBroadwell世代に変わった
  • インターフェースとしてアナログRGB(D-sub15ピン)端子と有線LAN端子を追加
  • キーボードとタッチパッドが使いやすくなった
  • 堅牢性が大きく向上した

 

主なスペックや外観については前モデルからあまり変わっていませんが、中身はかなり変わっています。同じ名前を使いながらも格段にパワーアップすることを「フルモデルチェンジ」と呼びますが、「VAIO Pro 13 | mk2」はまさにフルモデルチェンジして性能やコンセプトが大きく変わっているのです。

VAIO Pro 13新旧モデルのスペックを比較

新しい「VAIO Pro 13 | mk2」と旧モデル「VAIO Pro 13」のスペックを比べると、細かな部分がいろいろ変わっていることがわかります。もっとも大きな違いは、CPUがBroadwell世代に変わっている点です。またストレージに安価なSATA接続のSSDが追加されている点も特徴的。液晶ディスプレイや通信機能などはあまり変わっていません。ちなみに今回の新モデルから、2種類の店頭販売向け標準仕様モデルが用意されています。

「VAIO Pro 13 | mk2」と旧モデルZの違い
製品名 VAIO Pro 13 | mk2 VAIO Pro 13
型番 VJP1321シリーズ(カスタマイズモデル) VJP1329GCJ1B(標準仕様モデル) VJP1329SCH1S(標準仕様モデル) VJP1311シリーズ(カスタマイズモデル)
OS Windows 8.1/8.1 Pro Update 64bit、Windows 7 Professional SP1 32bit/64bit(Windows 8.1 Pro ダウングレード権行使) Windows 8.1 Update 64ビット Windows 8.1/8.1 Pro Update 64bit、Windows 7 Professional SP1 32bit/64bit(Windows 8.1 Pro ダウングレード権行使)
CPU Core i7-5500U(2.40GHz)/Core i5-5200U(2.20GHz)/Core i3-5005U(2GHz) Core i5-5200U(2.20GHz) Core i3-5005U(2GHz) Core i7-4510U(2GHz)/Core i5-4210U(1.70GHz)/Core i3-4030U(1.90GHz)
メモリ 4/8GB 4GB 4/8GB
グラフィックス Intel HD Graphics 5500 Intel HD Graphics 4400
ストレージ 128/256/512GB PCIe SSD、128/256/512GB SATA SSD 128GB SSD(SATA) 128/256/512GB PCIe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3型、1,920×1,080ドット
タッチパネル 対応/非対応 非対応 対応/非対応
有線LAN 1000BASE-T対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN
Bluetooth Bluetooth4.0 Bluetooth4.0+HS
TV機能
センサー
Webカメラ “Exmor R for PC” CMOS センサー搭載HDウェブカメラ(92万画素)
主なインタフェース USB3.0×3アナログRGB、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 USB3.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 9.4~10.4時間(JEITA2.0、Windows 8.1選択時)/8.1~9.8時間(JEITA2.0、Windows 7選択時) 10.4時間(JEITA2.0) 10時間(JEITA2.0) 10.5時間(JEITA2.0、Windows 8.1選択時)/8時間(JEITA2.0、Windows 7選択時)
本体サイズ タッチ非対応:幅322×奥行き216.5×高さ14.3~18.9mm/タッチ対応:幅322×奥行き217.1×高さ12.8~17.2mm 幅322×奥行き216.5×高さ13.2~17.9mm 幅322×奥行き216.5×高さ13.2~17.9mm タッチ非対応:幅322×奥行き216×高さ11.3~15.8mm/タッチ対応:幅322×奥行き216×高さ12.8~17.2mm
重量 タッチ非対応:1.03kg/タッチ対応:1.16kg 1.03kg タッチ非対応:0.94kg(128/256GB SSD選択時)/タッチ非対応:0.96kg(512GB SSD選択時)/タッチ対応:1.06kg(128/256GB SSD選択時)/タッチ対応:1.08kg(512GB SSD選択時)
オフィス オプション Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス なし オプション
キーボード キーピッチ約19mm、キーストローク約1.2mm キーピッチ約19mm、キーストローク約1.35mm

 

CPUにBroadwell世代のCore i7-5500U/Core i5-5200U/Core i3-5005Uを採用

「VAIO Pro 13 | mk2」はCPUとして、Broadwell世代のCPUを採用しています。用意されているのは Core i3-5005U(2GHz)とCore i5-5200U(2.20GHz)、Core i7-5500U(2.4GHz)の3種類。カスタマイズモデルでは購入時にCTOオプションからCPUの種類を選択可能。標準仕様モデルでは下位モデルにCore i3-5005U、上位モデルにCore i5-5200Uが搭載されています。各CPUの違いは以下の表のとおりです。

各CPUの性能の違い
名称 Core i3-5005U Core i5-5200U Core i7-5500U
コア数/スレッド数 2/4
動作周波数 2GHz 2.2GHz 2.4GHz
最大動作周波数 2.7GHz 3GHz
TDP 15W
cTDPダウン 10W、600MHz 7.5W、600MHz
キャッシュメモリー 3MB 4MB
内蔵グラフィックス インテルHDグラフィックス5500

 

性能がもっとも高いのは、動作周波数が高くキャッシュメモリーの多いCore i7-5500Uです。その次にCore i5-5200Uと続き、ターボ・ブースト・テクノロジーに対応していないCore i3-5005Uがいちばん性能が低くなります。

各CPUのおおまかな違い

Core i7 → 動作周波数が高く、キャッシュメモリーが多い。もっとも高性能
Core i5 → 標準的な性能と言われるが、CPU全体のなかでは比較的性能が高い
Core i3 → ターボ・ブースト・テクノロジーに非対応、キャッシュメモリが少ない。性能は低いが安い

 

先日行なわれたVAIO株式会社のプレスイベントでは、CPUにCore i7-5500Uを搭載した「VAIO Pro 13 | mk2」の実機が展示されていました。「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」を試してみたところ、以下のような結果が出ています。

「VAIO Pro 13 | mk2」Core i7搭載モデルのベンチマーク結果

「VAIO Pro 13 | mk2」Core i7搭載モデルのベンチマーク結果

 

「VAIO Pro 13 | mk2」のWindowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ 7.4
メモリ 7.5
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 5.8
プライマリハードディスク 8.1

 

さまざまなCPUのベンチマーク結果を掲載している「PassMark」によると、 各CPUの性能は以下のグラフのようになっています。なおこのグラフは複数のPCの結果を集計したもので、必ずしも「VAIO Pro 13 | mk2」の結果を表わすものではありません。またスコアは日々変化しているため、タイミングによっては数値が異なる場合があります。

各CPUのベンチマーク結果 ※参照元:PassMark CPU Benchmarks

各CPUのベンチマーク結果 ※参照元:PassMark CPU Benchmarks

 

Broadwell世代のCPUは、おおむねHaswell世代よりも高いスコアが出ています。Core i7-5500Uについては旧世代のCore i7-4510Uよりも低いスコアとなっていますが、テストに利用した機種のなかに調子の悪いものがあったのかもしれません。ほぼ同程度くらいに考えても問題はないはずです。

 

少しでも高い性能が欲しい人は、カスタマイズモデルでCore i7-5500Uを選ぶべきでしょう。しかしCore i5-5200Uと性能が大きく変わるわけではありません。開発業務などで特にパワーを必要としない限り、Core i5-5200UやCore i3-50055Uでも十分な性能を持っています。

 

またCPUに内蔵されているグラフィックス機能については、Broadwell世代のCPUはIntel HD Graphics 5500を利用します。グラフィックス性能については同等ですが、Core i5-5200UとCore i7-5500Uのほうが若干動作周波数が高いので、ベンチマークの結果ではCore i3-5005Uを上回る可能性があります。とは言っても体感できるほどの速度の違いないので、特に気にする必要はありません。

 

インターフェースが拡張されアナログRGB端子と有線LAN端子が使えるように!

「VAIO Pro 13 | mk2」では周辺機器を接続するインターフェースとして、アナログRGB(D-sub15ピン)端子と有線LAN端子が追加されました。またUSB3.0端子が従来の2基から3基に増えている点もポイントです。

左側面にはUSB3.0端子とHDMI端子に加え、新たに有線LAN端子とアナログRGB端子が追加されました

左側面にはUSB3.0端子とHDMI端子に加え、新たに有線LAN端子とアナログRGB端子が追加されました

 

右側面にはUSB3.0端子×2が用意されています

右側面にはUSB3.0端子×2が用意されています

 

VAIO株式会社によると、有線LAN端子とアナログRGB端子はユーザーの強い要望があったため搭載したとのことです。ビジネスの現場ではHDMI端子に非対応の液晶ディスプレイやプロジェクターを使っていたり、無線LANではなく有線LANを利用しているケースが少なくありません。アナログRGB端子や有線LAN端子に非対応のパソコンでは別途アダプターを用意する必要がありますが、万が一アダプターを忘れると大きな損失につながってしまうこともあります。そのためビジネス向けのノートパソコンには必須とも言えるインターフェースなのですが、軽量コンパクトなモバイルノートパソコンではこの2種類の端子に対応していないモデルが多いのが現状です。その意味でも、「VAIO Pro 13 | mk2」がこのふたつの端子に対応したことには大きな意味があると言えます。

 

VAIO Zと同じ静音キーボードと独立ボタンのタッチパッドを採用

文書をストレスなく作成するためにも、ノートパソコンのキーボードは使い勝手のよさが求められます。「VAIO Pro 13 | mk2」のキーボードはキーピッチ(キーの大きさを表わす指針)が約19mmと、デスクトップパソコン向けのキーボードと同程度の大きさが確保されています。キー同士の幅が大きくてゆったりしているためにタイプミスは少なく、自然に利用することができるでしょう。

「VAIO Pro 13 | mk2」のキーボード、キーピッチは19mm

「VAIO Pro 13 | mk2」のキーボード、キーピッチは19mm

 

ただしキー入力時の深さを表わすキーストロークについては、前モデルよりも0.15mm浅い1.2mmとなっています。一般的にキーストロークが深いほどタイプ感が増し、スムーズに入力できると言われているのですが、この程度の差であればあまり気にならないかもしれません。

キーストロークはやや浅めの約1.2mm。ちなみにこちらはブラックタイプの「VAIO Pro 13 | mk2」

キーストロークはやや浅めの約1.2mm。ちなみにこちらはブラックタイプの「VAIO Pro 13 | mk2」

 

特に注目したいのは、「VAIO Z」と同じ静音キーボードを使っている点です。標準的なキーボードでは入力時に「カチャカチャ」という音がしますが、「VAIO Pro 13 | mk2」では「カタカタ」という極めて小さな音が出る程度。静かな場所や打ち合わせの最中でも気兼ねなく利用することができます。

こちらは「VAIO Z」のキーボード

こちらは「VAIO Z」のキーボード。タイプ音はかなり静か

 

また旧モデルではボタンとパッド部分が一体化したいわゆる「クリックパッド」タイプのタッチパッドが使われていましたが、新モデルでは左右のボタンが独立しています。これにより、クリックの誤動作を格段に減らすことができるようになりました。一時はクリックパッドばかりでしたが、最近は独立ボタンのタッチパッドを採用するモデルが増えてきているようです。

タッチパッドは左右のボタンがパッド部分から独立しています

タッチパッドは左右のボタンがパッド部分から独立しています

 

人が乗っても大丈夫!? 堅牢性が大きく向上!

「VAIO Pro 13 | mk2」は、より頑丈で壊れにくくなりました。ボディの素材には軽くて剛性の高いマグネシウム合金を採用し、本体底面には高剛性樹脂が使われています。またキーボードの下などに補強リブを追加することで剛性アップを実現するとともに、キーボードやタッチパッドの操作性も向上しています。さらに「ヘキサシェル」と呼ばれる六角形の構造によって、衝撃に対しても強くなっています。

六角形状の「ヘキサシェル構造」を採用することで高い耐衝撃性を実現しています

六角形状の「ヘキサシェル構造」を採用することで高い耐衝撃性を実現しています

 

VAIO株式会社は「VAIO Pro 13 | mk2」でどんな試験を行なっているかを動画で公開しているのですが、「これ本当に大丈夫なの?」と思うほど過酷なテストが行なわれているようです。観ていると思わず「イタタッ」と声が出てしまいそうになります。

 

- YouTube
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プレス向けに行なわれたイベントでは、さらに過激なパフォーマンスが行なわれました。「VAIO Pro 13 | mk2」を踏みつけたり、ペンで挟み込んだりしても(すぐに)壊れることなく、確かに動作していました。

液晶ディスプレイとキーボードのあいだにペンを挟み、強く閉じるテスト

液晶ディスプレイとキーボードのあいだにペンを挟み、強く閉じるテスト

 

本体の上に人が乗って

本体の上に人が乗っても……

 

ご覧のとおり大丈夫!

ご覧のとおり大丈夫!

ライバルはLet’s note? ビジネスモバイル市場で躍進を狙う

筆者としては、「堅牢性が向上した」という部分が「VAIO Pro 13 | mk2」の最重要ポイントではないかと考えています。すでにビジネス向けのモバイルノートパソコンとしてはパナソニックの「Let’s note」シリーズが確固たる地位を築いていますが、VAIO株式会社はこの市場に切り込もうと考えているのではないでしょうか。「Let’s note」が行なっている加圧振動試験や落下試験を上回る過酷なテストを行なっていることもからも、相当意識していることがわかります。

 

しかも14型の「Let’snote LX4」で価格は20万円からであるのに対し、「VAIO Pro 13 | mk2」はスペックを抑えることで半額に近い10万9800円からとはるかに安い価格に設定しています。「Let’s note」と同レベルの性能と堅牢性を持ちながら価格は安いとなれば、購入したいと考える人も多いのではないでしょうか。おそらく、それがVAIO株式会社の狙いだと筆者は考えています。

 

個人向けのPC市場は年々縮小していますが、法人向けは変わらずに需要があると言われています。「VAIO Pro 13 | mk2」がビジネス向けのモバイルノートパソコンとしてどれだけシェアを広げるのか注目したいところです。

 

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元雑誌・書籍編集者からPC系フリーライターを経て、レビューブロガーとして活動しているオジサンです。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月。安いガジェットやPCをよく買いあさっています
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