VAIO ZとMacBook Proを比較!買うならどっちだ!?

mbp01

VAIO Zと他モデルの比較記事第2弾は、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルとの比較でお届けします。VAIO Zがライバルとして意識しているのはMacBook Airではなく、実はMacBook Proのほう。それぞれどんな違いがあり、そしてどちらを選ぶべきなのでしょうか。

2015年3月10日追記
Broadwell世代のCPUを搭載した新しいMacBook Pro 13″が発表されました。CPUの性能や新旧モデルとの違いについては、下記の記事をごらんください。

VAIO ZとMacBook Proのスペックを比較

まずは、それぞれのスペックを確認してみましょう。VAIO ZとMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの13インチモデル、および15インチモデルにおいてもっとも安い標準構成を選ぶと、スペックは以下のようになります。

VAIO ZとMacBook Proのスペック(標準構成時)
製品 VAIO Z MacBook Pro Retina 13″(Mid 2014) MacBook Pro Retina 15″(Mid 2014)
直販価格(税別) 18万9800円 12万8800円 19万4800円
OS Windows8.1 Update 64bit OS X Yosemite
CPU Core i5-5257U(2.70GHz) Core i5-4278U(2.6GHz) Core i7-4770HQ(2.2GHz)
メモリ 8GB 16GB
ストレージ 128GB SSD 256GB SSD
液晶ディスプレイ 13.3型タッチ対応(2560×1440ドット) 13.3型(2560×1600ドット) 15.6型(2880×1800ドット)
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵) Intel Iris Graphics 5100(CPU内蔵) Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)
有線LAN
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
インターフェース USB3.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット USB3.0×2、Thunderbolt×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット USB3.0×2、Thunderbolt×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット
カメラ機能 フロント92万画素/リア799万画素 HD720p
バッテリー駆動時間 15.2~15.5時間(JEITA 2.0) 9時間(WiFi接続時) 8時間(WiFi接続時)
本体サイズ 幅324.2×奥行き215.3×高さ15~16.8mm 幅314mm×奥行き219mm×高さ18mm 幅358.9mm×奥行き247.1mm×高さ18mm
重量 1.34kg 1.57kg 2.02kg

続いて、上位パーツを選んだ最強構成時のスペックです。

VAIO ZとMacBook Proのスペック(標準構成時)
製品 VAIO Z MacBook Pro Retina 13″(Mid 2014) MacBook Pro Retina 15″(Mid 2014)
直販価格(税別) 29万9800円 26万4400円 31万8800円
OS Windows8.1 Pro Update 64bit OS X Yosemite
CPU Core i7-5557U(3.1GHz) Core i7-4578U(3.0GHz) Core i7-4980HQ(2.8GHz)
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵) Intel Iris Graphics 5100(CPU内蔵) Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵) + NVIDIA GeForce GT 750M

最強構成時は、それぞれかなりインパクトのある値段ですね。

それでは、各要素について詳しく解説しましょう。

CPU性能はMBP 15″ > VAIO Z => MBP 13″の順

まずはVAIO ZとMacBook Pro Retina 13″のCPUを比較してみましょう。VAIO ZはBroadwell世代のCore i5/Core i7がそれぞれ1種類のみ用意されていますが、MacBook Pro Retina 13″はHaswell世代のCore i5/Core i7が2種類ずつ選択できます。下位版のCPUは動作周波数でVAIO Zよりも下ですが、上位版のCPUはわずかに上回っているのでほぼ同等の性能か、VAIO Zよりもやや上かもしれません。なおVAIO ZとMacBook Pro Retina 13″のCPUは、すべてTDPが28Wです。

VAIO ZとMacBook Pro Retina 13″のCPU性能の違い(Core i5)
CPU名 Core i5-5257U Core i5-4278U Core i5-4308U
搭載機種 VAIO Z MacBook Pro Retina 13″(Mid 2014)
開発コード Broadwell Haswell
コア数/スレッド数 2/4
動作周波数 2.7GHz 2.6GHz 2.8GHz
最大動作周波数 3.1GHz 3.1GHz 3.3GHz
TDP 28W
キャッシュメモリー 3MB
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵) Intel Iris Graphics 5100(CPU内蔵)

VAIO ZとMacBook Pro Retina 13″のCPU性能の違い(Core i7)
CPU名 Core i7-5557U Core i7-4558U Core i7-4578U
搭載機種 VAIO Z MacBook Pro Retina 13″(Mid 2014)
開発コード Broadwell Haswell
コア数/スレッド数 2/4
動作周波数 3.1GHz 2.8GHz 3GHz
最大動作周波数 3.4GHz 3.3GHz 3.5GHz
TDP 28W
キャッシュメモリー 4MB
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵) Intel Iris Graphics 5100(CPU内蔵)

次に、VAIO ZとMacBook Pro Retina 15″のCPUを比較してみましょう。MacBook Pro Retina 15″のCPUもHaswell世代ですが、4コア/8スレッドで動作するクアッドコアのCPUでかなり高性能です。その代わりTDPが47Wと高く、省電力性能の面で劣ります。

VAIO ZとMacBook Pro Retina 15″のCPU性能の違い
CPU名 Core i7-5557U Core i7-4770HQ Core i7-4870HQ Core i7-4980HQ
搭載機種 VAIO Z MacBook Pro Retina 15″(Mid 2014)
開発コード Broadwell Haswell
コア数/スレッド数 2/4 4/8
動作周波数 3.1GHz 2.2GHz 2.5GHz 2.8GHz
最大動作周波数 3.4GHz 3.4GHz 3.7GHz 4GHz
TDP 28W 47W
キャッシュメモリー 4MB 6MB
グラフィックス Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵) Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)

デュアルコアCPUとクアッドコアCPUとでは、性能がだいぶ変わります。下記のベンチマーク結果を見るとわかるように、Core i7-4980HQはCore i7-5557Uに比べてほぼ倍の性能です。標準構成時のCore i7-4770HQではもう少しスコアが低くなるはずですが、それでも大きく上回っていることでしょう。

CINEBENCHベンチマーク結果
CPU名 Core i7-5557U Core i7-4870HQ Core i7-4980HQ
CINEBENCH R11.5(CPU) 3.8 7.2 7.6
CINEBENCH R11.5(CPU single core) 1.6 1.6 1.7
CINEBENCH R15(CPU) 340 665 696
CINEBENCH R15(CPU single core) 136 142.5 152.5
※Core i7-5557Uについては複数の情報を独自に集計したもの。それ以外については、NOTEBOOKCHECKのデータを参照しています

このように、VAIO ZのCPUはMacBook Pro Retina 13″よりも性能が高いかほぼ同等レベルですが、MacBook Pro Retina 15″よりは低いと言えます。

ストレージ性能はアクセス速度と容量で見方が異なる

続いて、ストレージについてです。VAIO Zに標準搭載されているSSDの容量は128GBで、MacBook Pro Retina 13″と同じ。MacBook Pro Retina 15″では倍の256GB SSDが搭載されています。最大容量についてはMacBook Proが1TBであるのに対して、VAIO Zは512GB止まりです。容量については、MacBook Proシリーズのほうが有利だと言えます。

しかし、アクセス速度についてはVAIO Zのほうが上です。VAIO ZのSSDはPCIe x4接続で、MacBook ProシリーズはPCIe x2。アクセス速度を計測するベンチマークではVAIO Zが1300MB/秒程度出ているのに対して、MacBook Proでは700~800MB/秒程度となっています。ストレージに1TBのSSDを選ぶとより高速になりますが、それでも1000MB/秒には届かないようです。

容量で選ぶならMacBook Proシリーズ、アクセス速度で選ぶならVAIO Zというわけですが、個人的には512GB以上のSSDを搭載するくらいなら外付けHDDを使ったほうがいいんじゃないかと思っています。VAIO Zを+2万円で256GB SSDにするか、MacBook Pro Retina 13″の256GBモデルにするか、もしくはMacBook Pro Retina 15″の標準構成を選ぶかといったところでしょうか。その選択肢のなかではMacBook Pro Retina 13″の256GBモデルが14万7800円(税別)とコストパフォーマンスに優れています

グラフィックス性能はMacBook Pro Retina 15″に軍配

グラフィックス機能としては、VAIO ZはCPU内蔵のIntel Iris Graphics 6100、MacBook Pro Retina 13″は同じくCPU内蔵のIntel Iris Graphics 5100を利用します。MacBook Pro Retina 15″はモデルによって異なり、CPU内蔵のIntel Iris Pro Graphics 5200のみを利用するモデルと、ディスクリートグラフィックス(dGPU、外付けGPUとも言う)としてNVIDIA GeForce GT 750M(2GB)とCPU内蔵のGPUを切り替えて使うモデルが用意されています。

それぞれのGPUについて3Dベンチマーク「3DMark」の「Fire Strike」のスコアを集計したところ、以下のようになりました。

各GPUの3DMark Fire Strikeスコア
NVIDIA GeForce GT 750M 1500~2000
Intel Iris Pro Graphics 5200 1200~1400
Intel Iris Graphics 6100 900~1000
Intel Iris Graphics 5100 600~900

グラフィックス性能については、MacBook Pro Retina 15″が高性能であることがわかります。VAIO ZのIntel Iris Graphics 6100もそこそこの性能がありますが、Intel Iris Pro 5200のほうが性能は上。さらにdGPUモデルでは2倍近くの性能差があります。
グラフィックス性能は3Dゲーム以外には必要ないと思われがちですが、実は画像や動画の編集にも関係が出てきます。たとえばAdobeのソフトでは、GPUを利用することで高度な処理を高速化することが可能。クリエイティブ系ソフトを利用するなら、グラフィックス性能が高いほうが有利なのです。その点においては、MacBook Pro Retina 15″を選ぶべきと言えるかもしれません。

携帯性はダントツでVAIO Zが優れている

バッテリー駆動時間はVAIO Zが約15時間であるのに対し、MacBook Proでは8~9時間しかもちません。8時間でも十分と思うかもしれませんが、これはバッテリーの消費量を極力抑えた状態で行なったテストの結果である点に注意してください。実際には液晶ディスプレイを明るくしたりさまざまなソフトを利用したりするため、この半分程度だと考えたほうがいいでしょう。現実的には7.5時間と4~4.5時間と考えれば、VAIO Zのほうがいいような気もしてきます。

持ち運びやすさについても、VAIO Zのほうが優れています。体積比で考えると、VAIO ZはMacBook Pro Retina 13″の94%程度の大きさです。MacBook Pro Retina 15″と比べると、VAIO Zは73.5%の大きさでしかないのです。重量についてももっとも軽く、持ち運びには適しています。モバイル用途で考えるなら、VAIO Zのほうが好ましいでしょう。

VAIO Zの強みはペン入力とモバイルノートPCとしての性能か?

以上のことから、PCとしての基本性能はMacBook Pro Retina 15″のほうが優れていることがわかります。コストパフォーマンスの面から考えると、VAIO Zよりちょっと性能が低い程度で価格安いMacBook Pro Retina 13″が有利なのではないでしょうか。

持ち運びやすさやバッテリー駆動時間など、モバイル機器としての性能はVAIO Zが優れています。また、デジタイザーを内蔵した2-in-1 PCであることも、MacBook Proとの大きな違いです。VAIO Zを選ぶなら価格と性能ではなく、この点を重視するべきかもしれません。

タブレットとして使える点や、ペン入力に対応している点が、VAIO Zを選ぶポイントとなる

タブレットとして使える点や、ペン入力に対応している点が、VAIO Zを選ぶポイントとなる

あとはモバイル性能とペン入力に、この金額を払えるかという判断になります。ペン入力が必要なく、あくまでもクラムシェル型ノートとしての性能を求めるのであれば、MacBook Proを選ぶのもアリです。ペン入力ができるモバイルノートが必要ならVAIO Zを選んだほうがいいでしょう。イラスト用にペン入力が必要ということであれば、メモリーを32GB以上搭載したデスクトップPCやiMacに液晶タブレットを追加したほうが実用的です。

VAIO Zは高価ですが、その価値に見合う性能と機能は備わっています。あとは、そのすべてが必要かどうかで判断してください。

関連記事






なお、さらにVAIO Zを詳しく知りたい人は、以下のリンクから商品紹介ページを参照してください。
ソニーストア
VAIO Zの紹介・販売ページはこちら
icon

スポンサーリンク
rect-big
rect-big
 

お買い得情報

thum300px

ThinkPad最新セール情報

2017年モデルが激安販売中! 人気のハイエンドモデルを安く入手しよう
lavie-ns-300px

NECのアウトレットPC

15.6型ノートPCが4万円台から!期間限定6000円オフでお得なアウトレット品がさらに安い!
Dell XPS 13

デルのセール情報

最新モデルが激安販売中! ハイスペックなモバイルノートPCからゲーミングPC、3万円台の格安モデルまで
thinkpad x260

特選!おすすめモバイルPC

格安モデルから最軽、最速モデルまで!実際に検証したモバイルPCおすすめモデルを一挙大紹介!!