NEC LAVIE Direct NS(B)レビュー 国内メーカー大手の人気モデルを徹底チェック!

15.6型スタンダードノートパソコン LAVIE Direct NS(B)

使いやすさと価格を重視したスタンダードモデル

NECの「LAVIE Direct NS(B)[Note Standard]」は、スリムなデザインと豊富な機能が特徴のノートパソコンです。パソコンの初心者から中級者を対象としたいわゆる「エントリー向け」と呼ばれるモデルで、性能はそれほど高くありません。しかしネットや動画視聴、文書作成には十分な性能であり、なにより使いやすさとリーズナブルな値段が最大の魅力です。

LAVIE Direct NS(B)

NECの15.6型ノートパソコン「LAVIE Direct NS(B)」

国内大手PCブランドであるNECのノートパソコンということもあり、総合的には満足できる仕上がりです。ただ実際に使ってみたところ、いくつか気になる点もありました。主なポイントは、以下のとおりです。

■使ってわかったLAVIE Direct NS(B)のポイント

ここがイイ! ここが残念

今回は筆者が購入&実際に利用して気付いた良い面と悪い面を含めて、LAVIE Direct NS(B)のレビューをお届けします。

LAVIE Direct NS(B)

LAVIE Direct NS(B)

実売8万円台~(税込み)

スリムでシンプルなデザイン

まずは、LAVIE Direct NS(B)の全体的なデザインから。

清潔感のあるホワイトがおすすめ!

本体カラーにはエクストラホワイト(白)とスターリーブラック(黒)、シャンパンゴールド(金)の3色が用意されています。この3色のなかで、もっともおすすめなのは一番人気のエクストラホワイト。イメージがさわやかであるだけでなく、指紋や油脂の汚れが目立ちにくいメリットもあるからです。

エクストラホワイトの本体カラー

エクストラホワイトの本体カラー

LAVIEシリーズのロゴ

天板部分には、LAVIEシリーズのロゴが配置されています

指紋が目立たない

ブラックやグレーでは指紋が目立つのですが、ホワイトだとまったく目立ちません

ちなみに以前のモデルであるLAVIE Direct NS(e)では、本体カラーにホワイトを選んでも、液晶ディスプレイの周囲と底面部がブラックでした。LAVIE Direct NS(B)のホワイトモデルはホワイトで統一されているので、デザインに統一感があります。

LAVIE Direct NS(e)のデザイン

従来機種「LAVIE Direct NS(e)」のデザイン

LAVIE Direct NS(B)のデザイン

2017年夏モデルとして発売されたLAVIE Direct NS(B)

本体カラーがブラックの場合でも、全体的な統一感はあります。しかしコチラのページを見るとわかるとおりゴールドでは液晶ディスプレイの周囲と底面部だけがホワイトで、個人的にはチグハグな印象を受けました。やはりホワイトがいちばん無難で、プライベートでもビジネスでも違和感なく利用できます。

ボディはプラスチック製

本体の素材には、樹脂(プラスチック)が使われています。金属を使った高級モデルと比べると、質感(手触りや表面の様子)はいまひとつ。とは言うものの、安っぽさは感じられませんでした。

本体は樹脂製

本体ケース(きょう体)には、パソコンでは一般的な樹脂(プラスチック)が使われています

天板はグレア加工

天面(天板)は光沢があり、光の映り込みがあります

底面部は非光沢

底面部も同じ樹脂製ですが、こちらは光沢がありません

樹脂製のボディには、傷がつきやすいという欠点があります。実際、筆者もバッグのなかに入れて持ち歩いたところ、やや大きめキズが付いてしまいました(涙)。

ただし本体カラーがホワイトだと、たとえキズが付いてもあまり目立ちません。汚れは目立ちますが、光沢仕上げだと拭き取りやすいというメリットもあります。

15.6型なのにスリムなデザイン

液晶ディスプレイの大きさが15.6型のモデルは持ち歩きを前提としてないため、大きくてやや厚めのデザインが中心です。しかしNEC LAVIE Direct NS(B)はサイズこそ平均的ではあるものの、高さは22.6mmと15.6型のなかではスリムです。見た目はとてもスッキリしています。

本体サイズ

NEC LAVIE Direct NS(B)の本体サイズ

大きさ比較

A4用紙とB5ノートとの比較

高さは22.6mm

液晶ディスプレイの影響から本体がやや大きいこともあって、22.6mmでも非常にスリムに見えます

持ち歩きには向かない重さ

NEC LAVIE Direct NS(B)の重さは2.4kgで、持ち歩き用のモバイルノートパソコンには向いていません。

とは言うものの持てない重さではないので、打ち合わせやプレゼンなどでたまに持ち運ぶくらいなら問題ないでしょう。自宅内で部屋を移動してパソコンを使う「ホームモバイル」にも利用できます。

重量の実測値

カタログ上の公称値では重量は約2.4kg、実測では約2.33kgでした

電源アダプター込みの重さ

電源アダプター込みだと、実測で約2.56kgです

映像品質は格安モデル相当

続いては、LAVIE Direct NS(B)の液晶ディスプレイについて。

文字が大きい15.6型

液晶ディスプレイの大きさは、もっともスタンダードな15.6型(15.6インチ)です。画面が大きいので、文字や画像が見えやすい点がメリット。解像度は1366×768ドットでフルHD(1920×1080ドット)に比べると精細さや情報量の点で劣りますが、文章の読みやすさを重視する人にはこのくらいのほうがちょうどいいでしょう。

画面サイズは15.6型

画面サイズは15.6型で、解像度は1366×768ドット

薄い液晶ディスプレイ

とても薄い液晶ディスプレイ

より大きくて高解像度の液晶ディスプレイを使いたいなら、映像を外付けの液晶ディスプレイに映すという手もあります。公式では外部出力は1920×1080ドットまで対応とされていますが、4K解像度(3840×2160ドット)の外付けディスプレイも利用できました。ただし4K出力が保証されているわけではない点に注意してください。

4K表示に対応

HDMIケーブルを使うことで、3840×2160ドットの4K表示も可能でした

やや青みがかった映像

写真を表示してみたところ、映像が青みがかっている印象を受けました。普段使っているぶんにはあまり気になりませんが、スマホの映像と比べると若干の違和感を感じるかもしれません。映像品質としては、4~6万円前後の格安モデル相当です。

青かぶりが強い

スマホやノートパソコンの高級モデルに比べて、青がやや強く映し出されます。コントラストは低め

視野角は狭く、液晶ディスプレイの映像を斜めからのぞき込むようにして見ると、色が大きく変わってしまいます。色の落ち込み具合から見て、TNパネルが使われているようです。とは言え、普通に正面から見るぶんにはまったく問題ありません。

視野角は狭い

液晶ディスプレイの角度を大きく変えると、色がかなり変わってしまいます

光の映り込みが目立つグレア仕上げ

液晶ディスプレイの表面は、光沢ありのグレア仕上げです。光沢なしのノングレアに比べて発色とコントラストに優れているのですが、光の映り込みが目立つのが欠点。特に長時間の作業をする場合、光の映り込みがあると眼が疲れやすいと言われています。

光の映り込み

光沢ディスプレイは写真や動画を観るのに適していますが、光の映り込みが気になります

資料を閲覧、作成する際は、光が写り込まないよう液晶ディスプレイの角度を変えて作業することをおすすめします。もしくは15.6型の非光沢フィルムを購入して、自分で貼り付けるのもおすすめです。

キーボードはややクセあり

ここからは、LAVIE Direct NS(B)のキーボードについて紹介します。

若干きゅうくつなキーボード

キーボードは全105キー構成で、数値入力に便利なテンキーが付いています。キーピッチ(キーとキーの間隔)は18.7mmで、理想とされる19mmよりも0.3mm足りません。ごくわずかな違いではありますが、普段大きめのキーボードを使っている人には多少きゅうくつに感じるかもしれません。

テンキー付きキーボード

数値入力に便利なテンキー付き

キーピッチは18.7mm

キーピッチは18.7mmで、理想とされる19mmよりもやや狭め

普通に使える大きさ

筆者は普段キーピッチ19mmのキーボードを使っているので、若干きゅうくつに感じました。しかし普通に使える大きさです

一部のキー配列が特殊

キー配列で気になるのは2点。ひとつ目はFnキーがCtrlキーの左側に配置されているので、押し間違えやすい点です。一般的なキーボードではFnキーがCtrlキーの右側に配置されているので、慣れないとちょっと戸惑うかもしれません。

FnキーとCtrlキー

FnキーがCtrlキーの左側に配置されています

ただしLAVIE Direct NS(B)では、FnキーとCtrlキーの働きを入れ替えることができます。ほかの記事で設定方法を解説していますので、打ち間違えが多い場合は試してみてください。

NEC LAVIEシリーズでFnキーとCtrlキーをサクッと入れ替える方法
NECのLAVIEシリーズでFnキーとCtrlキーの位置をサクッと変える方法について紹介します

気になる点のふたつ目は、Enterキー周辺でキーが小さくなっている点です。特にカーソルキーの上下(↑↓キー)が小さく、また右Shiftキーの位置も標準的ではありません。しばらく使っていれば慣れるかもしれませんが、使いはじめのうちはタイプミスが多くなる可能性があります。

Enterキー周辺

Enterキー周辺で、一部のキーが小さくなっている点が残念

タッチパッドの使い勝手は標準的

マウス代わりに使うタッチパッド(LAVIEシリーズでの正式名称は「NXパッド」)は比較的大きく、ダイナミックな動きにも対応できます。しかし、ボタンとパッド部分が一体型である点が残念。左右のボタンがパッドから分離しているタイプのほうが誤操作が少なく、使い勝手に優れているからです。総合的に判断して、タッチパッドの使いやすさは標準的と言えます。

ボタン一体型パッド

パッド部分とボタンが一体になっていると、分離型に比べて誤クリックが増えると言われています

マルチジェスチャー対応

サイズは十分で、複数の指を使うマルチジェスチャーにも対応しています

ワンプッシュでソフトを起動!

キーボードの右上には電源ボタンに加え、「ソフト」ボタンと「マイチョイス」ボタンが用意されています。あらかじめボタンに設定しておくことで、好みの機能をボタンひとつで呼び出すことが可能です。

キーボード右上のボタン類

キーボード右上のボタン類

ボタンの設定

付属ソフトから、各ボタンのはたらきを設定できます

拡張性は高い

次に、各種インターフェースやパーツの交換などについてです。

端子の数と種類は十分な構成

LAVIE Direct NS(B)では周辺機器接続用のインターフェースとしてUSB3.0×3、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力が用意されています。VGA(アナログRGB)は非対応ですが、ビジネスでも十分活用できる構成です。

左側面

左側面のインターフェース類

右側面

右側面のインターフェース類

光学ドライブ

標準でDVDスーパーマルチドライブを搭載。購入時のオプションで、ブルーレイドライブも選択できます

メモリーカードスロット

メモリーカードスロットには、SDサイズのカードがすっぽり収まります

右側面の盗難防止用ロックを使うには、「ケンジントンロック」と呼ばれるワイヤーロックが別途必要です。

ケンジントンロック

盗難防止用ロックの穴に別途用意したワイヤーロックを差し込みます

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは92万画素

サウンドはいまひとつ

キーボードの上部には、1.5W+1.5Wのステレオスピーカーが配置されています。実際に音楽を聴いてみましたが、音質はそれなりというレベルでした。

ステレオスピーカー

キーボード上部にステレオスピーカー

公式ではヤマハ製AudioEngine機能搭載とされていますが、音質が向上しているようには聞こえません。音は全体的に軽く、特に低音部の薄さが目立ちます。格安モデル相当の品質と言っていいでしょう。YouTubeなどを楽しむのには十分ですが、音楽を楽しみたいなら外付けスピーカーやヘッドホンの利用をおすすめします。

ヤマハ製 AudioEngine

音質向上技術の効果はあまり感じられませんでした

バッテリーやメモリーを手軽に交換できる

底面部のバッテリーは取り外し可能で、劣化によってバッテリー容量が減っても、自分で交換できます(交換用バッテリーは別途購入する必要あり)。

バッテリー

バッテリーは底面部から取り外せます

また底面部のカバーを外すことで、メモリーを交換できます。メモリーの最大容量は16GBまで。ただしパーツを自分で交換すると、メーカー保証の対象外となるので注意してください(メーカー確認済み)。

メモリースロット

底面部のカバーを開けると、2基のメモリースロットを利用できます

バッテリーは実働7時間半

LAVIE Direct NS(B)のバッテリー駆動時間は、公称値で約6時間とされています。そこで以下の条件で実際の駆動時間を計測してみたところ、テスト開始から7時間31分でバッテリー切れ(残量5%)となりました。

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「省電力」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測
バッテリー残量の推移

バッテリー残量の推移

ただしこのテストは、バッテリーの消費量がかなり控えめです。負荷の高い作業を行なえば、数時間持たない可能性も十分あります。

しかしLAVIE Direct NS(B)はもともと持ち歩き用のモバイルノートパソコンではありませんので、大きな問題ではないはず。自宅内でちょっと持ち歩く程度なら、十分なバッテリー性能です。

軽めの作業なら問題ない性能

LAVIE Direct NS(B)には、CPUがCeleron 3865UのモデルとPentium 4415Uのモデルが用意されています。どちらもメモリーは4GB(最大16GB)でストレージは500GB(最大1TB)です。性能はそれほど高くはありませんが、ネットの調べ物や動画視聴、文書作成には問題ありません。詳しくは以下のリンクから、パフォーマンス面の検証記事をご覧ください。

NEC LAVIE Direct NS(B)性能レビュー Celeron 3865Uのベンチマーク結果をチェック!
Celeron 3865U搭載LAVIE Direct NS(B)のベンチマーク結果を紹介! Celeron N3350/N3450との比較も

国内ブランドの安心感が魅力!

ということで、今回はNECの15.6型スタンダードノートパソコン「LAVIE Direct NS(B)」のレビューを外観面を中心にお届けしました。海外製の格安な15.6型モデルに比べると値段はやや高めですが、スリムで使い勝手のいいデザインがポイントです。

そしてなにより、国内ブランドならではの安心感があります。サポート面も充実していますので、トラブルなく気軽に使いたい人におすすめです。

国内ブランドの安心感

国内ブランドの安心感が最大の魅力!

LAVIE Direct NS(B)

LAVIE Direct NS(B)

実売8万円台~(税込み)

 

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