徹底検証!MVNOの格安SIMでスマホの通信費をいくら節約できるのか?

SIM

MVNO各社が提供する格安なモバイル通信サービス、通称「格安SIMサービス」。このサービスを利用することで、大手通信キャリアを利用するよりも毎月の通信費を安く抑えることができると言われています。では実際にどこまで安くなるのか?具体例と料金の試算を交えながら紹介しましょう。

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料金プランの試算には業界最安のDMMモバイルを使用

格安SIMサービスの月額料金を試算するにあたって、サンプルのプランとしてDMMモバイルの料金を参考にしています。その理由は、DMMモバイルの料金プランが「業界最安」であるため。各社が料金を値下げするとDMMモバイルもそれに合わせてさらに値下げするため、常にもっとも安い金額でサービスを利用できるとのことです。なおDTIなどでより安い月額料金のプランがありますが、あくまでも1ヵ月あたりの高速通信容量が決まっているサービスのうちで最安という判断で選んでいます。

他社の値下げに合わせてより安い価格に設定するため、常いに業界最安値をキープしているとのこと

他社の値下げに合わせてより安い価格に設定するため、常いに業界最安値をキープしているとのこと

なおDMMモバイルの各プランに興味のある方は、こちらから公式サイトをご確認ください。

大手通信キャリアに2年間で16万円以上も払っている!

ドコモ・かんたんシミュレーション

NTTどこも「かんたんシミュレーション」より

まずはNTTドコモやau、ソフトバンクなど、大手通信キャリアの料金を確認してみましょう。通常、これらのキャリアでもっとも安いプランで契約しても、月額料金は税別で6500円、税込みだと7020円かかります。その内訳については、以下の表のとおりです。

大手通信キャリア各社の最安プラン(価格はすべて税込み)
NTTドコモ au ソフトバンク
基本料金 カケ・ホーダイプラン(スマホ/タブ):2916円  電話カケ放題プラン(誰でも割に加入):2916円  通話し放題:2916円
パケット定額サービス データSパック(2GB):3780円 データ定額2(2GB):3780円 データ定額パック(2GB 小容量):3780円
インターネット接続サービス SPモード:324円 LTE NET:324円 S!ベーシックパック:324円
合計 7020円

まるで申し合わせたかのように、3社とも同じ料金に設定されています。なおキャリアの継続利用年数や利用者の年齢によって金額が変わることもありますが、あくまでも標準的な金額として取り上げました。

さて大手通信キャリアのプランは、最低でも2年間使い続けることが前提となっています。途中で解約すると違約金を支払う必要があるほか、端末代金の割引サービスも解除となり残金を支払わなければならないので注意が必要です。ちなみに大手通信キャリアで先ほどのプランを2年間契約し続けた場合、支払い総額は16万8480円(7020円×24回)になります。実際にはさらに月2円のユニバーサル料がかかりますが、今回は試算のうちに含めていませんので、あらかじめご了承ください。

データ通信専用プランの乗り換えると10万円以上節約できる!

DMMモバイル「かんたんプラン診断」より

DMMモバイル「かんたんプラン診断」より

続いて、MVNOの格安SIMサービスを利用した場合の料金を見てみましょう。

MVNOのサービスには「音声通話付きプラン」と「データ通信専用プラン」の2種類が用意されています。主な違いは、音声通話が可能かどうかという点です。 簡単に説明すると、音声通話付きプランでは電話をかけられますが、データ通信専用プランでは受信も発信もできません

音声通話付きプランとデータ通信専用プランの違い
音声通話付きプラン データ通信専用プラン
電話 ×
SMS ×(有料オプションで用意されている場合もある)
最低利用期間 1年間が一般的 設定されていないのが一般的
違約金 あり なし

DMMモバイルの場合、データ通信専用の「データSIMプラン」として7種類用意されています。またこれらのプランに申し込む際、初期手数料として3240円かかります。2年間利用し続けた場合の通信費の合計額は以下の表のとおり。もっとも安い1GBの場合、大手通信キャリアとの差額はおよそ15万円にもなるのです。

DMMのデータSIMプランを2年間利用し続けた場合のコスト(価格はすべて税込み)
1GB 2GB 3GB 5GB 7GB 8GB 10GB
月額料金 712円 831円 918円 1371円 2203円 2311円 2430円
初期手数料 3240円
2年間の総額 2万328円 2万3184円 2万5272円 3万6144円 5万6112円 5万8704円 6万1560円
大手キャリアとの差額 14万8152円 14万5296円 14万3208円 13万2336円 11万2368円 10万9776円 10万6920円

なお繰り返しになりますが、データ通信専用プランでは電話による通話が行なえない点に注意してください。もっとも最近はLINEなどの無料通話アプリや、データ通信で通話できるIP電話アプリなどがあるため、なにかしら代わりとなるものはあります。通話品質にこだわらない、あるいはまったく電話をかけないという人なら、データ通信専用プランを選ぶといいでしょう。

音声通話付きプランでも大幅に節約できる

一般的に音声通話付きプランの月額料金は、データ通信専用プランに比べてやや高く設定されています。DMMモバイルでは「通話SIMプラン」として7種類用意されていますが、どれも金額がデータ通信専用プランよりも3~9割ほど高めです。しかしそのぶん、音声通話やSMSが使えるというメリットがあります。

DMMの通話SIMプランを2年間利用し続けた場合のコスト(価格はすべて税込み)
1GB 2GB 3GB 5GB 7GB 8GB 10GB
月額料金 1360円 1587円 1674円 2127円 2959円 3067円 3186円
初期手数料 3240円
2年間の総額 3万5880円 4万1328円 4万3416円 5万4288円 7万4256円 7万6848円 7万9704円
大手キャリアとの差額 13万2600円 12万7152円 12万5064円 11万4192円 9万4224円 9万1632円 8万8776円

もっとも安い容量1GB/月のプランでは、大手通信キャリアとの差額は13万2600円になります。こちらから電話を発信しなければ、この金額での利用が可能。音声通話付きでも、毎月の通信料を大きく減らすことができるのです。

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MVNOサービスは1分あたり42円の通話料がかかる!

しかし実はここで思わぬ落とし穴があります。MVNOサービスの音声通話付きプランではこちらから通話を発信した場合、30秒あたり21円の通話料がかかるのです。大手通信キャリアでは通話定額サービスが導入されているので、通話料として追加の料金がかかることはありません(旧プランを契約し続けている場合は、30秒あたり21円の通話料が発生します)。

30秒ごとに21円の通話料が発生する場合、おおよその目安として通話料は以下のようになります。

通話時間(発信の累計)と通話料の目安(金額はすべて税込み)
通話時間 音声通話付きプラン
30分間 1260円
60分間 2520円
90分間 3780円
120分間 5040円
150分間 6300円
180分間 7560円

たとえばDMMモバイルの通話SIMプラン(1GB)を利用した場合、毎月132分以上電話をかけると月額利用料と通話料の合計が大手通信キャリアよりも高くなってしまいます。そのほかのプランについては、以下の表を確認してください。容量が大きいプランほど、通話時間が短くなっていることがわかります。

この時間を超えると大手通信キャリアよりも通信料が高くなる!
1GB 2GB 3GB 5GB 7GB 8GB 10GB
限界通話時間 131分 126分 124分 113分 93分 90分 88分

MVNOの通話アプリを利用すれば通話料は半額になる!

LINEの無料通話やIP電話アプリを使えば、通話料を無料にしたり料金をかなり安く抑えることができます。しかしこれらのアプリでは通話にデータ通信回線を利用するため、電波状況によっては音声がはっきりと聞こえなかったり途切れてしまうことがあります。音声回線ではこれらの問題はないため、できれば音声通話を利用したいところ。しかし前述のように音声通話は通常21円/30秒の通話料がかかってしまい、通話時間が長くなるほど格安SIMサービスを選ぶ理由がなくなってしまいます。

そこで利用したいのが、音声通話の通話料が通常の半額となるサービスです。専用のアプリから電話をかける(または通話の際に専用の番号を付けてから発信する)ことで、通話料が11円/30秒となります。現在提供されている主な通話料半額サービスは5種類。このうちフリーテルの「通話料いきなり半額」とフュージョン・コミュニケーションズの「楽天でんわ」は、他社サービスのSIMカードを挿した端末からでも利用可能です。DMMモバイルには専用の通話料半額サービスがありませんが、このふたつのうちどちらかを使うといいでしょう。

通話料半額サービスの種類と概要
サービス名 Android iOS 他社サービスからの利用
IIJmio みおふぉんダイアル 対応 調整中 ×
フリーテル 通話料いきなり半額 対応 5月以降提供予定
ビッグローブ BIGLOBEでんわ 対応 対応 ×
フュージョン・コミュニケーションズ 楽天でんわ 対応 対応
U-mobile U-CALL 対応 対応 ×

iOS/Androidどちらのアプリも用意されている「楽天でんわ」がおすすめ

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以下の表は、DMMモバイルの音声通話付きプランで通話料半額サービスを利用した場合のコスト総額をまとめたものです。大手通信キャリアの2年間のコスト総額である16万8480円を超えた部分については、字の色を赤に変えています。たとえば1GBプランの場合、通話料半額サービスを使って4時間以上通話すると、大手キャリアよりも高くつくというわけです。自分の通話時間と照らしあわせて、お得かどうかを判断するのに使ってください。

各プランの通話時間別2年間のコスト合計(通話料半額サービスを利用した場合、金額はすべて税込み)
1GB 2GB 3GB 5GB 7GB 8GB 10GB
30分間 5万1720円 5万7168円 5万9256円 7万0128円 9万0096円 9万2688円 9万5544円
60分間 6万7560円 7万3008円 7万5096円 8万5968円 10万5936円 10万8528円 11万1384円
90分間 8万3400円 8万8848円 9万0936円 10万1808円 12万1776円 12万4368円 12万7224円
120分間 9万9240円 10万4688円 10万6776円 11万7648円 13万7616円 14万0208円 14万3064円
150分間 11万5080円 12万0528円 12万2616円 13万3488円 15万3456円 15万6048円 15万8904円
180分間 13万0920円 13万6368円 13万8456円 14万9328円 16万9296円 17万1888円 17万4744円
210分間 14万6760円 15万2208円 15万4296円 16万5168円 18万5136円 18万7728円 19万0584円
240分間 16万2600円 16万8048円 17万0136円 18万1008円 20万0976円 20万3568円 20万6424円
270分間 17万8440円 18万3888円 18万5976円 19万6848円 21万6816円 21万9408円 22万2264円

MVNOの格安SIMサービスは電話をあまり使わない人向け

MVNOサービスの安さは確かに魅力的ですが、すべての人が得をするというわけではありません。電話をよく利用する人だと、通信料がかえって高くなる場合もあるのです。音声通話にこだわるなら、大手キャリアのプランを利用したほうがいいでしょう。

逆にあまり電話をかけない、もしくは通話品質にこだわらないという人にはおすすめです。ひと月あたりの通話時間が1時間以内であれば、通話料半額アプリを使うことで2年間でおよそ10万円程度節約できます。興味のある方は、ぜひ検討してみてください。

なお今回の試算でサンプルとして利用したDMMモバイルについては、こちらのバナーから公式サイトで詳細を確認できます。興味のある方は、ぜひどうぞ。

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