ファーウェイ・ジャパンの5.5型SIMフリースマートフォン「honor6 Plus」はOSにAndroid 4.4.2を採用していますが、2015年9月30日に「Lolipop」ことAndroid 5.1.1へのアップデートが予定されています。先日、その先行テスターを募集していたので応募してみたところ運良く当選していたようで、アップデート通知が届いていました。
そこで今回はOSをアップデートしてみましたので、その手順と軽く触ってみた印象をレポートします。
Android 5.1.1 & EMUI 3.1にアップデート!
アップデート前のOSは「KitKat」ことAndroid 4.4.2で、ユーザーインターフェース(ホームアプリ)にはファーウェイ独自のEMUI 3.0(Emotion UI 3.0)が使われていました。
通知によると、アップデート後の変更点は以下のとおり。
[推奨]
- ご利用の端末はAndroid 5.1.1 + EMUI 3.1に更新されます。
[システム]
- セキュリティ強化によるデータ保護の向上。
- 片手でも簡単に操作できるようにミニ画面表示を追加。
[ホーム画面]
- 選択したアプリをプライベート専用で利用可能にするためにアプリの非表示機能を追加。
[ロック画面]
- 端末のロック解除なしでもロック画面で新しい通知を確認できる機能を追加。
- ウェアラブル端末とのBluetooth接続時に使用する自動ロック解除機能を追加。これにより、パスワードなしでもウェアラブル端末からスマートフォンのロックを解除できるようになります。
[カメラ]
- ゆっくりとした変化を倍速の動画で表現できるコマ抜きモードを追加。
- 横向きに表示されていたフィルタをグリッド表示に変更したことで、すべてのフィルタの一覧が表示可能。
[ギャラリー]
- モザイクおよび落書き機能を追加したことで、写真をさらに革新的な方法で編集することが可能。
――システム更新の通知内容から引用
ということで、さっそくアップデートを実行してみます。
アップデート前後のベンチマーク結果を比較
アップデートは何事もなく無事終了し、システムがAndroid 5.1.1 + EMUI 3.1に更新されました。とりあえず、ロック画面のインターフェースが変わっています。
ホーム画面はフォントや壁紙が若干変わっている程度で、目立った違いはありませんでした。
システムは最新版に更新されています。
とりあえず細かな変化はあとまわしにして、アップデートによってパフォーマンスが改善されたのかどうかを調べるために、ベンチマークを試してみました。それぞれの結果は、以下のとおりです。
実際のところ体感的には早くなったわけではなく、むしろ「前よりちょっと遅くなったかな」と思う場面がありました。また「3DMark」と「PCMark」の起動が妙に遅くなっています。このあたりはもう少し検証してみようと思っています。
そのほか気付いた便利な変更点
まだ詳しく検証したわけではないのですが、パッと見たところメニューにさまざまな機能が追加されていました。前述の変更点も含めて検証する予定ですが、ここではとりあえず気が付いた点をピックアップします。
通知領域に通信速度を表示できる
Wi-Fi+に対応
設定メニューが使いやすくなった
とりあえず、今回気が付いた主な変更点は以上です。正直なところ、Android 5.1.1 + EMUI 3.1にして良かったのかどうかは現時点ではわかりません。しかし、通知領域に通信速度が表示されるようになった点と、「3DMark」で「Sling Shot」のテストが利用できるようになった点はうれしいです。そのほかの機能については、また別の機会に紹介します。
なおhonor6 Plusの本体デザインや各部の使い勝手などについては、別の記事で詳しく紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
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