仮想マシン「VirtualBox」にWindows8.1 Previewを新規インストールしてみた

Win81start

ついにWindows8.1のプレビュー版が公開されました。試してみたい人も多いと思いますが、メインで使っているパソコンを上書きしてしまうのは考えもの。でも「仮想マシン」と呼ばれるソフトを使えば、いま使っているOSを残したまま、ほかのOSを試せるのです。そこで今回は、仮想マシンソフト「VirtualBox」を使って、Windows8.1を試す方法について紹介します。

まずはVirtualBoxをインストール

仮想マシンソフトを使うと、ウィンドウズ上でほかのOSを動かせるようになります。なんだかよくわからないかもしれませんが、要はこういうことです。

Windows8上の仮想マシンでWindows8.1を動かしています

Windows8上の仮想マシンでWindows8.1を動かしています

仮想マシンを使うメリットはいろいろあるのですが、とりあえず今回は「使用中のOSを残したままWindows8.1を試せる上に、飽きてもすぐ元通りに戻せる」と考えておけばいいでしょう。

ということで、今回は「VirtualBox」という仮想マシンを使います。ソフトのダンロード方法とインストール方法については、下記のページを参考にしてください。

VirtualBoxの入手(ダウンロード)(VirtualBoxの使い方)
VirtualBoxのインストール for Windows7(同上)

なお、「Virtual PC」や「VMware」といったほかの仮想マシンソフトでも大丈夫のハズです。また仮想マシンソフトを快適に利用するには、そこそこのマシンスペックが必要となります。スペックの低いマシンではインストールしたWindows8.1がかなり重くなってしまうので注意してください。

Windows8.1のISOファイルを入手する

Windows8からはストアアプリからWindows8.1にアップグレードできますが、Windows XP/Vista/7などほかのOSからアップグレードする場合や新規インストールする場合はISOファイルが必要です。マイクロソフトの公式サイトからダウンロードしましょう。

Windows8.1プレビュー版のISOファイル配布ページ ※クリックでアクセスします

Windows8.1プレビュー版のISOファイル配布ページ ※クリックでアクセスします

インストール時に「プロダクトキー」を入力します。メモしておきましょう

インストール時に「プロダクトキー」を入力します。メモしておきましょう

「日本語64ビット」または「日本語32ビット」の「ダウンロード」をクリックすると、ファイルのダウンロードが始まります

「日本語64ビット」または「日本語32ビット」の「ダウンロード」をクリックすると、ファイルのダウンロードが始まります

Windows8.1の必要スペックは以下のとおりです。

Windows8.1のシステム要件
CPU 1GHz以上
メモリー 1GB以上(32bit)/2GB以上(64bot)
空き容量 16GB(32bit)/20GB(64bit)

とりあえず試すだけなら32bit版で十分でしょう。仮想マシン上で高速に動作させたい場合は64bit版をダウンロードしてください。

Windows8.1用の仮想マシンを作る

つぎに、Windows8.1をインストールするための仮想マシンを用意しましょう。と言っても実物のPCは必要なく、ウィザードを使ってメモリー容量やHDDの容量を設定すればOKです。

ツールバーから「新規」をクリックしてウィザードを開く。名前はなんでもOKですが、「Windows8」を含めておくとなにかと便利

ツールバーから「新規」をクリックしてウィザードを開く。名前はなんでもOKですが、「Windows8」を含めておくとなにかと便利

仮想マシンのメモリー容量を設定します。2GB程度でも十分ですが、容量の多いほうが動きが快適になります。ただし、多くの容量を割り当てると、パソコン全体の処理が重くなってしまうので注意

仮想マシンのメモリー容量を設定します。2GB程度でも十分ですが、容量の多いほうが動きが快適になります。ただし、多くの容量を割り当てると、パソコン全体の処理が重くなってしまうので注意

「仮想ハードドライブを作成する」を選んで、「作成」をクリック

「仮想ハードドライブを作成する」を選んで、「作成」をクリック

「VDI」を選んで「次へ」をクリック

「VDI」を選んで「次へ」をクリック

「可変サイズ」を選んで「次へ」をクリック

「可変サイズ」を選んで「次へ」をクリック

HDDの容量を設定します。インストールに必要な容量は16GB(32bit)か20GB(64bit)ですが、やや多めに設定しておきましょう

HDDの容量を設定します。インストールに必要な容量は16GB(32bit)か20GB(64bit)ですが、やや多めに設定しておきましょう

以上で仮想マシンの準備は完了です。ウィザードが閉じると、メイン画面に新たな仮想マシンが追加されます。

「Windows8.1」という仮想マシンが追加されました

「Windows8.1」という仮想マシンが追加されました

Windows8.1を新規インストールする

続いて、仮想マシンにWindows8.1をインストールしましょう。仮想マシン

を選んだ状態でツールバーから「起動」をクリックすると、仮想マシンが立ち上がります。 作成直後はOSインストール用にウィザードが開きくので、先ほどダウンロードしたWindows8.1のISOファイルを設定してください。

プルダウンメニュー右のアイコンをクリックし、さきほどダウンロードしたWindows8.1のISOファイルを選択します

プルダウンメニュー右のアイコンをクリックし、さきほどダウンロードしたWindows8.1のISOファイルを選択します

仮想マシンが再起動したら、このメッセージが表示されているあいだにキーボードのキーを押しましょう

仮想マシンが再起動したら、このメッセージが表示されているあいだにキーボードのキーを押しましょう

言語や入力方式などを選択します。基本はそのままでOK。「次へ」をクリック

言語や入力方式などを選択します。基本はそのままでOK。「次へ」をクリック

「今すぐインストール」をクリック

「今すぐインストール」をクリック

ISOファイルのダウンロードページに掲載されていたプロダクトキーを入力します

ISOファイルのダウンロードページに掲載されていたプロダクトキーを入力します

ライセンスの内容を確認したら「同意します」にチェックを入れる

ライセンスの内容を確認したら「同意します」にチェックを入れる 

新規インストールの場合は、画面下の「カスタム:~」をクリックする。ほかのOSからのアップグレードの場合は「アップグレード」をクリックします

新規インストールの場合は、画面下の「カスタム:~」をクリックする。ほかのOSからのアップグレードの場合は「アップグレード」をクリックします

ドライブを選択して「次へ」をクリックすると、インストールが始まります

ドライブを選択して「次へ」をクリックすると、インストールが始まります

あとは画面の指示に従いながら設定していくだけです。各設定の細かい内容については、下記の記事を参考にしてください。

ゼロからはじめる「Windows 8.1プレビュー」 – ISOインストール編(マイナビニュース)

無事インストールが終わると、Windows8.1のスタート画面が表示されます。

Win81start

微妙に変わったスタート画面

仮想マシンの設定変更でより使いやすく

Windows8.1の設定方法については別の機会に紹介するとして、ここでは仮想マシンの設定を変更する方法について紹介します。

まずは仮想マシンのスペックを変更しましょう。CPUやメモリーの設定を変更する場合、仮想マシンの設定画面を利用します。この画面でメモリー容量の調整や共有フォルダーの設定などを行なえます。

仮想マシンの右クリックメニューから「設定」をクリック

仮想マシンの右クリックメニューから「設定」をクリック

「システム」ではメモリー容量やCPUの数などを変更できます。ただし、CPUの数についてはOSインストール前に設定しないと効果はありません

「システム」ではメモリー容量やCPUの数などを変更できます。ただし、CPUの数についてはOSインストール前に設定しないと効果はありません

「ディスプレイ」の設定では「3Dアクセラレーションを有効化」と「2Dビデオアクセラレーションを有効化」にチェックを入れ、「ビデオメモリー」を最大の256MBに設定しましょう

「ディスプレイ」の設定では「3Dアクセラレーションを有効化」と「2Dビデオアクセラレーションを有効化」にチェックを入れ、「ビデオメモリー」を最大の256MBに設定しましょう ※環境によってはチェックを入れると処理が重くなることがあります

つぎに、仮想マシンで16:9の画面を利用するために解像度のパターンを追加します。

エクスプローラーからVirtualBoxのインストールフォルダを開く。Shiftキーを押しながら「VirtualBox」フォルダーの右クリックメニューを開き、「コマンドウィンドウをここで開く」をクリック

エクスプローラーからVirtualBoxのインストールフォルダを開く。Shiftキーを押しながら「VirtualBox」フォルダーの右クリックメニューを開き、「コマンドウィンドウをここで開く」をクリック

コマンドウィンドウを開いたら、以下のコマンドを入力します。

vboxmanage setextradata Windows8.1 CustomVideoMode1 1366x768x32

「Windows8.1」は仮想マシンの名前です。作成時に入力したマシン名を設定してください。「CustomVideoMode」のあとの数字は追加した解像度の通し番号です。さらに追加する場合は「2」以降の数字を加えます。そのあとの数字は解像度と色数です。色数は「x32」のままでいいでしょう。解像度には、使いたい数字を設定してください。

コマンドを実行します

コマンドを実行します

16:9の解像度を選べるようになりました。上の例ではさらに「1600×900」ドットも追加しています

16:9の解像度を選べるようになりました。上の例ではさらに「1600×900」ドットも追加しています

なお、仮想マシンの機能を拡張する「Guest Additons」はWindows8.1に(まだ)対応していないため、インストールできませんでした。開発元のバージョンアップを待つしかないようです。

Guest Additionsはインストールできず

Guest Additionsはインストールできず

今回は仮想マシンにWindows8.1を新規インストールしましたが、通常のパソコンへのインストールもほぼ同じ手順で行なえます。ただ、仮想マシンのXPからアップグレードしようと試してみたところ、「プロシージャエントリポイント _CxxFrameHandler3がダイナミックリンクライブラリmsvcrt.dllから見つかりませんでした。」とのエラーが表示されインストールできませんでした。回復コンソールなどを試してみたのですが、結局は解決できなかったので、環境によってはうまくインストールできないこともあるのかもしれません。

仮想マシンのXPからはエラーのためアップグレードできませんでした

仮想マシンのXPからはエラーのためアップグレードできませんでした

ということで、仮想マシンへのWindows8.1の導入は以上で完了です。みなさんもぜひ試してみてください。

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