台湾台北市で行なわれたCOMPUTEX TAIPEI 2016の展示ブースにおいて、東プレのゲーマー向けキーボード「REALFORCE RGB for Gamer」が展示されていました。メーカーの方にうかがったところ、まずは英字配列版を2016年の10~11月ごろに発売し、日本語配列版はその3~4ヵ月後(2017年1~3月ごろ)を目標としている、とのことです。
価格はREALFORCE現行シリーズよりもちょっと高めで、2万5000円前後を予定しています。
本体サイズは幅455×奥行き142×高さ30mmで、重量は1.4kg。現行モデルと比べてファンクションキー上部のスペースが狭くなったぶん、奥行きが狭まりコンパクトになりました。キーの荷重は45g±15gで、キーストロークは4mmです。キースイッチはもちろん、REALFORCEシリーズではおなじみの静電容量無接点方式を採用しています。
LEDバックライトは1680万色の発光に対応。専用ユーティリティから発光色を変更可能です。また同じユーティリティーを使うことで、アクチュエーションポイント(キーのスイッチが作動する深さ)を1.5/2.2/3mmから選択できます。
実のところアクチュエーションポイントは何段階にでも設定できるらしいのですが、そんなに細かくしてもあまり意味はないだろうということで、今回は3段階にしたとのことです。またこの機能は、スイッチに接点がないREALFORCEシリーズならではということでした。
またユーティリティーから、キーを個別にロックできる機能も用意されています。すべてのキーがロック可能で、たとえば洋ゲーをプレーするときだけ半角/全角キーを無効化するということも可能です。これはありがたい!(何度泣かされたことか)
接続方式はUSBで、Nキーロールオーバーに対応。さらに5000万回のタイプが可能な高い耐久性を持っています。
筆者もREALFORCEシリーズを使っていますが、打ち心地はかなりよく、これまで使っていたキーボードに比べて指への負担がだいぶ減りました。そのゲーマー向けの製品ということですが、ゲームをしない人にもおすすめできるキーボードです(ちょっと高いですが)。
リンク
- キーボード(REALFORCE) (東プレ)