LAVIE Direct HZとLIFEBOOK WU2/B1を比較! スペックとパフォーマンスで選ぶならどっち!?

LAVIE Direct HZとLIFEBOOK WU2/B1

NECの「LAVIE Direct HZ」と富士通の「LIFEBOOK WU2/B1」は、どちらも1kgを切る超軽量な13.3型ノートパソコンです。持ち歩き用の軽いノートパソコンの候補として、このふたつのうちのどちらか、あるいは両方を検討している方も多いのではないでしょうか。

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル

LIFEBOOK WU2/B1

LIFEBOOK WU2/B1

そこで今回はこの2機種について、ベンチマーク結果をもとに実際の性能を比較しました。結論を先に言ってしまうとほぼ同等レベルではあるのですが、テストによっては微妙な違いが出ています。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

LAVIE Direct HZとLIFEBOOK WU2/B1のスペックを比較

LAVIE Direct HZとLIFEBOOK WU2/B1は、どちらも直販サイト限定販売のモデルです。店頭販売向けの「LAVIE Hybrid ZERO」や「LIFEBOOK UH75/B1」、「LIFEBOOK UH90/B1」と異なるのは、CPUやメモリー、ストレージの容量などを変更できる点。特に店頭モデルではメモリーが4GBしか搭載されていませんが、直販モデルなら追加料金を支払うことで8GB以上を搭載できます。パワフルな構成で快適に使いたいのであれば、直販モデルを選ぶべきです。

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
CPU Core i7-7500U/Core i5-7200U/Core i3-7100U/Celeorn 3865U Core i7-7500U/Core i5-7200U
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPU内蔵、Core i搭載時)/Intel HD Graphics 610(CPU内蔵、Celeron搭載時) Intel HD Graphics 620(CPU内蔵)
メモリー 4GB/8GB 4GB/8GB/12GB
ストレージ 128GB/256GB SSD(SATA)または512GB SSD(PCIe) 128GB/256GB/512GB SSD(SATA)
ディスプレイ 13.3型、1920×1080ドット(フルHD)タッチ対応、非光沢 13.3型、1920×1080ドット(フルHD)タッチ非対応、非光沢
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(11ac時最大867Mbps)、Bluetooth Smart Ready IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(11ac時最大867Mbps)、Bluetooth v4.1
インターフェース USB3.1(Gen2、TYPE-A)×1、USB3.0×1、ヘッドホン出力、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット USB3.1(Gen1) Type-C×1、USB3.0×2、ヘッドホン出力、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット
バッテリー Core i5/i7搭載時:10時間、Core i3/Celeron搭載時:6.5時間 25Whバッテリ選択時:8.3時間、50Whバッテリ選択時:17時間
サイズ 幅305×奥行き205×高さ16.9mm 幅309×奥行き212×高さ15.5mm
重量 Core i5/i7搭載時:831g、Core i3/Celeron搭載時:769g Core i7搭載時:790g(25Whバッテリ選択時)/916g(50Whバッテリ選択時)、Core i5搭載時:787g(25Whバッテリ選択時)/913g(50Whバッテリ選択時)

上記の表ではそれぞれのモデルの優れた点を、赤の太字で表わしています。最大メモリー容量はLIFEBOOK WU2/B1のほうが上ですが、ストレージについては2000MB/秒超の超高速SSDを選べるLAVIE Direct HZ 2017年春モデルの上。USBの転送速度についてはUSB3.1 Gen2(最大10Gbps)に対応するLAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが優れていますが、USB 3.1 Type-Cを含めて3ポートのUSB端子に対応するLIFEBOOK WU2/B1のほうが拡張性は上です。

と、このようにどの部分についても、それぞれの長所が存在します。機能について強いこだわりがあるなら、対応するほうを選ぶといいでしょう。

ベンチマーク結果を比較

今回の検証に使ったパソコンのスペックは、以下の表のとおり。パーツ構成的にはまったく同じです。ではベンチマーク結果もまったく同じになるのかというと、実はそうでもありません。内部の熱に対する処理やドライバーソフトの違いなどによって、微妙な差が生じます。またタイミングや環境によっても結果が異なることもあるので、あくまでも参考程度に考えてください。

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
CPU Core i7-7500U
グラフィックス Intel HD Graphics 620
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA)

Windows10の快適さ

Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
プロセッサ 7.7 7.6
メモリ 7.9 8
グラフィックス 6.2 5.3
プライマリハードディスク 8.1 8.2

Windows 10の快適さを表わす「Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)」では、合計点でLAVIE Direct HZ 2017年春モデル(29.9)がLIFEBOOK WU2/B1(29.1)をわずかに上回りました。CPUとメモリー、ストレージ性能の結果については誤差の範囲内でもありますが、グラフィックスについては0.9ポイントもの差がついてます。どちらもグラフィックス性能については、CPU内蔵のIntel HD Graphics 620を利用しています。

CPUの性能

CINEBENCH R15

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」では、LAVIE Direct HZ 2017年春モデル(左)とLIFEBOOK WU2/B1(右)のどちらもほぼ同じ結果となりました。わずかな差が出ていますが、誤差の範囲内だと言えるでしょう。両機種とも、当サイトで計測したCore i7-7500U搭載モデルの平均値をわずかに上回っています。

SSDのアクセス速度

CrystalDiskMark

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」の結果は、LIFEBOOK WU2/B1(右)のほうがわずかに優れています。とは言うものの差は数%以内ですので、誤差の範囲と言えるでしょう。128~256GBではアクセス速度はほぼ変わりませんが、512GB SSDではPCIe接続のLAVIE Direct HZ 2017年春モデルが圧倒的に上回ります。

PCIe接続のSSD

PCIe接続512GB SSDのアクセス速度(LAVIE Direct HZ 2016年春モデル)

テストに使った実機では、それぞれ異なるSSDが使われていました。ただしかならず同じSSDが使われているわけではありません。製造ラインや製造時期によって違うSSDが使われている場合もあります。

実機で使われていたSSD

実機で使われていたSSD。LAVIE Direct HZ 2017年春モデルではサンディスクの「SanDisk X300」M.2 256GBモデル(SD7SN6S256G)が、LIFEBOOK WU2/B1ではサムスン製の「CM871a」M.2 256GBモデル(MZNTY256HDHP)が使われていました ※クリックで拡大

Cドライブの空き容量については、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルがわずかに多めでした。LIFEBOOK WU2/B1は付属ソフトが豊富なので、その影響が出ているのかもしれません。

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル(左)とLIFEBOOK WU2/B1(右)のCドライブの空き容量 ※クリックで拡大

パソコンとしての総合性能

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、それぞれ以下の表の結果となりました。このテストでもスコアの差はごくわずかですので誤差の範囲内、つまりほぼ同程度の性能だと言えます。

PCMark 8ベンチマーク結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
Home accelerated 3797 3839
Creative accelerated 4694 4649

どちらもパソコン全体のなかで、上位41%以内の性能です ※クリックで拡大

同じく総合的なパフォーマンスを計測する「PassMark PerformanceTest 8.0」と 「PassMark PerformanceTest 9.0」でも、どちらも似たような結果となりました。ただし総合スコアで比べると、わずかにLIFEBOOK WU2/B1が上回っています。

PassMark PerformanceTest 8.0ベンチマーク結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
CPU Mark 5446 5410
2D Graphics Mark 612 621
3D Graphics Mark 1067 998
Memory Mark 2357 2478
Disk Mark 4329 4828
PassMark(総合スコア) 2893 2902

PassMark PerformanceTest 9.0ベンチマーク結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
CPU Mark 5358.9 5727.8
2D Graphics Mark 682.5 724.5
3D Graphics Mark 1108.2 1052.7
Memory Mark 2339.8 2500.4
Disk Mark 4441.4 4379.5
PassMark(総合スコア) 2999.4 3095.6

ビジネス目的なら性能は変わらない

以上のように、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1は同じパーツ構成であれば、普段の作業におけるパフォーマンスはほぼ変わらないという結果となりました。ただしメモリーを12GB搭載した状態のLIFEBOOK WU2/B1であれば、複数のソフトを同時に起動したり容量の大きいファイルを編集したときに、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルよりも快適に動作するでしょう。またファイル操作全般については、超高速な512GB SSDを搭載したLAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが有利です。

ゲーム性能を比較

続いては、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1の3Dグラフィックス性能について。どちらも本来はゲームを楽しむためのパソコンではありませんが、最近はCPU内蔵のグラフィックス性能が大きく向上しており、軽めのゲームであれば問題なくプレーすることができます。

3DMarkベンチマーク結果

総合的な3D性能を計測する「3DMark」では、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが優れた結果となりました。どちらもスペックは同じなのですが、LIFEBOOK WU2/B1のほうは温度が上がりすぎるのを防ぐために、わざとクロック(動作周波数)を抑えている可能性があります。

3DMarkベンチマーク結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
Fire Strike(DX11) 954 876
Sky Diver(DX10) 4178 3877
Cloud Gate(DX10) 6913 6413
Ice Storm(DX9) 68181 66211

CPU最大温度

3DMark実行時におけるLAVIE Direct HZ 2017年春モデル(左)とLIFEBOOK WU2/B1(右)のCPU最大温度

ドラクエ10ベンチ

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」では、解像度1280×720ドットの標準品質でどちらも「とても快適」という評価が出ています。しかしスコアでは、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが最大で23%程度上回りました。この結果についても3DMarkのときと同様、温度調節の影響が現われているのかもしれません。ドラクエ10をプレーするなら、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが有利です。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
1280×720ドット、標準品質 9869(とても快適) 8017(とても快適)
1280×720ドット、最高品質 7739(とても快適) 6591(快適)
1920×1080ドット、標準品質 5348(快適) 4445(普通)
1920×1080ドット、最高品質 4145(普通) 3376(普通)

FF14ベンチ

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でも、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうがスコアが優れています。しかし「とても快適」という評価でもFPSが理想とされる60を大きく下回っていますので、実際のプレーではかなりカクカクするかもしれません。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
1280×720ドット、標準品質 5115(とても快適、平均42.2FPS) 4279(快適、平均35.8FPS)
1920×1080ドット、標準品質 2928(やや快適、平均23.2FPS) 2644(やや快適、平均20.8FPS)

マインクラフト

マインクラフトPC版

マインクラフトのPC版(Java版)を標準設定でプレーしてみたところ、両モデルともにカクつきは見られるものの普通に遊ぶことはできました。LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが、若干なめらかに動きます。

ただし平均FPSは理想とされる60FPSを下回っていますので、場面によってはカクカクが目立つかもしれません。ちなみにLAVIE Direct HZ 2017年春モデルでは、ティアリング(画面描画のズレ)のような症状も見受けられました。

マインクラフトPC版のFPS計測結果
LAVIE Direct HZ 2017年春モデル LIFEBOOK WU2/B1
1920×1080ドット、チャンク12、標準ビデオ設定 平均46.1FPS 平均30.3FPS

MOD(改造プログラム)を利用しないいわゆる「バニラ」の状態でしたら、なんとかプレーできるでしょう。軽量化MODを利用すれば、より快適に動作するはずです。しかし影MODや機能を追加するMODなどを利用するには、少々パワー不足です。基本的には、バニラでのプレーをおすすめします。

MODを追加しないのであれば、Windows 10 Editionを利用するのもアリです。こちらはスマホ向けの「マインクラフトPE」をベースにしたもので機能的にはPC版(Java版)より劣りますが、スマホやタブレット向けのアプリ「マインクラフトPE」とマルチプレーを楽しめるのが大きなメリットです。

マインクラフト Windows 10 Edition

スマホ/タブレット向けアプリと同等の「マインクラフト Windows 10 Edition」

LAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1でマインクラフト Windows 10 Editionを試してみたところ、ほんのわずかなカクつきがみられたものの、基本的にはどちらもフルスクリーンで快適にプレーできます。少しだけ、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが描画がなめらかな印象です。

軽めのゲームなら楽しめる

以上のように、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1のどちらでも、軽めの3Dゲームなら問題なく楽しめます。2D描画主体のゲームやブラウザーゲームであれば、快適にプレーできるでしょう。

ただしLAVIE Direct HZ 2017年春モデルはキーボード左側のCtrlキーとFnキーの位置が標準とは逆になっているので、Ctrlキーを多用するゲームでは操作しづらく感じるかもしれません。そんなときは、BIOS設定でCtrlキーとFnキーの働きを入れ替えることをおすすめします。

LAVIE Direct HZでFnキーとCtrlキーを入れ替える

NECのLAVIEシリーズでは、FnキーとCtrlキーが標準的な配列とは逆に配置されています

基本性能はほぼ同レベル

ということで、今回はLAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1のベンチマーク結果を比較しました。パソコンとしての基本性能面では、どちらも同じような結果が出ています。大きな差が出るのはLAVIE Direct HZ 2017年春モデルで512GB SSDを選んだときか、LIFEBOOK WU2/B1で12GBメモリーを選んだとき程度でしょう。最終的には、デザインや本体の使い勝手、機能面などで選ぶことになると思います。

ただしゲーム性能については、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルが優れています。息抜きでたまにドラクエ10などを遊ぶ程度なら、LAVIE Direct HZ 2017年春モデルのほうが有利でしょう。

なお今回取り上げたLAVIE Direct HZ 2017年春モデルとLIFEBOOK WU2/B1は、どちらもメーカー直販サイト限定販売のモデルです。購入や支払い方法、納期などについては、公式サイトをご確認ください。

ちなみにLIFEBOOK WU2/B1を購入する際は、注文画面で当サイトのシークレットクーポン「GRM117LSJ」を入力すると通常よりも安く購入できます。またLAVIE Direct HZ 2017年春モデルであれば、一般公開されていない特別クーポンを利用するのがお得です。

 

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