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ドスパラ Monarch GE レビュー:拡張性が高い&長く使える高性能デスクトップPC

ドスパラ Monarch GE レビュー

ドスパラのMonarch GE(モナーク ジーイー)は拡張性と冷却性能に優れたデスクトップPCです。パソコンとしての性能は非常に高く、高性能なCore i7や最大64GBのメモリーに対応しています。

 

Monarch GEの概要

【標準構成時の主なスペック】CPU:Core i7-7700 / メモリー:8GB / ストレージ :500GB HDD / グラフィックス:Intel HD Graphics 630(CPU内蔵)

今回はメーカーからお借りした実機を使って、Monarch GEの本体デザインや性能などをレビューします。

 

 

ドスパラ Monarch GE

Monarch GE(第7世代)

税込11万円前後から

 

https://little-beans.net/dospara-desktop/

Monarch GE(第7世代)のスペック

OS Windows 10 Home ※カスタマイズ可
CPU Core i7-7700 ※カスタマイズ可
メモリー 8GB(最大64GB) ※カスタマイズ可
ストレージ 500GB HDD ※カスタマイズ可、240GB SSD無料プレゼント+1TB HDDに無料アップグレード可能
グラフィックス Intel HD Graphics 630(CPU内蔵)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ ※カスタマイズ可
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN ※無線LAN(Wi-Fi)の利用には別途子機が必要
インターフェース USB3.0✕6(前面×2+背面×4)、USB2.0×2(背面)、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、DVI、有線LAN、PS/2×2、ヘッドホン出力/マイク入力
拡張スロット PCI Express x16 ×1、PCI Express x4 ×1、PCI Express x1 ×4、SATA✕6(M.2排他)、M.2×2
ドライブベイ 5インチ×3、3.5インチ×2、3.5インチ シャドウ×4
電源 400W ※カスタマイズ可、500W静音電源(80PLUS BRONZE)に無料アップグレード可能
サイズ/重量 幅190×奥行き475×高さ415mm/約12.6kg

※2018年4月3日時点。構成や価格は変更される場合があります

 

付属のキーボードとマウス

付属のUSBキーボードとUSBマウス

パーツアップグレード対応

Monarch GEは標準でメモリー容量が8GB、ストレージが500GB HDDですが、購入時の注文画面でパーツをアップグレードできます。基本パーツ以外にもCPUクーラーの種類やPCケースなど、非常に豊富なオプションが用意されているのが特徴です。

 

パーツのアップグレード

メモリーやストレージのほか、空冷ファンや光学ドライブなども変更可能

 

タイミングによっては、パーツを無料でアップグレードできます。同じ値段でワンランク上の性能のマシンに仕上げられるので非常にお得。無料アップグレードの内容はキャンペーンによって変わるので、公式サイトをこまめにチェックしてみてください。

 

無料アップグレード

キャンペーンによっては、SSDを無料でもらえることもあります

 

標準の構成でも十分パワフルですが、パーツをアップグレードすることでより快適に使えます。パーツの選び方がわからない人は、以下の内容を参考にしてください。

 

主なパーツの選び方

OS 基本的にはWindows 10 HomeでOK。Hyper-V(仮想マシン)などの高度な機能を使うならProを選択
CPU 基本的にはそのままでもOK。少しでも高性能にしたいならCore i7-7700Kを選ぶ
CPUファン 静音性が高いモデルなので「ノーマルCPUファン」でも可。静かにしたいなら「静音まんぞくパック」を選ぶといいが、音が聞こえなくなるわけではない
CPUグリス 変更の必要なし。ものすごくこだわりたい人向け
電源 予算があるなら80PLUS GOLD/PLATINUMがおすすめ
メモリー 8GBでもOKだが、高性能CPUを活かした作業には16GB以上を推奨
SSD 240~256GBあたりのSSDの追加がおすすめ。HDDよりもシステムの快適さが大きく向上する
HDD データ保存用に1~2TB程度がおすすめ。HDDをSSDに変更して1台のみで使うなら、なるべく容量の大きいものを選ぶ
光学ドライブ ブルーレイを再生したりバックアップに使うなら変更する
ハードディスクの追加、パーティション よくわからないなら、そのままでも可
その他ケースやファンなど 好みに応じて変更する程度。もともと静音性が高いモデルなので、静音パーツを使っても劇的に変わるわけではない

本体の外観と内部

ミニタワー型の大型PC

Monarch GEは、「ミニタワー型」と呼ばれる大型サイズのデスクトップPCです。重量も約12.6kg(標準構成時)と重いので、大きめのデスクに設置するといいでしょう。スペースの関係でデスクの下に設置する場合は、ホコリ対策のために小さめの台の上などに置くことをおすすめします。

 

主なシリーズの特徴

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

設置イメージ

左にあるのは24インチディスプレイ。PC本体はかなり大型です

 

前面と背面

フロントパネル(左)とバックパネル(右)

 

前面

前面のインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② ヘッドホン出力/マイク入力
  • ③ USB3.0
  • ④ リセットボタン
  • ⑤ 電源ボタン

 

I/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ⑥ PS/2端子
  • ⑦ VGA端子(D-sub15ピン)
  • ⑧ DVI端子
  • ⑨ USB3.0
  • ⑩ HDMI端子
  • ⑪ USB3.0
  • ⑫ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑬ USB2.0
  • ⑭ オーディオ端子類

 

光学ドライブ

上部には光学ドライブ。標準ではDVDスーパーマルチドライブ

 

左側面

左側面には通気口

拡張性が高くメンテナンスが楽

本体が大きいだけあって、内部にはかなり余裕があります。エアフロー(冷却のための空気の流れ)のとおりもよく、高い冷却効果を期待できるでしょう。またパーツのチェックや交換などのメンテナンス作業も楽に行なえます。

 

本体内部

左側面のサイドパネルを外した状態

 

CPUとメモリー周り

試用機ではCPUクーラーに「ノーマルCPUファン」が使われていました。メモリースロットは4基で最大容量は64GB

 

空冷ファン

CPUの横に「12cm リア 静音ケースFAN」が取り付けられています。電源ユニットは本体上部

 

電源ユニット

試用機ではDELTA 500W静音電源(80PLUS BRONZE)が使われていました

 

拡張スロット

マザーボードはASUSのPRIME H270-PLUS。ふたつのM.2スロットはPCIe接続対応です

 

ドライブベイ

5インチと3.5インチのドライブベイ

 

シャドウベイ

3.5インチのシャドウベイは、上下に分かれています

 

フロントケースファン

シャドウベイの奥には12cm 静音FAN

消費電力と駆動音、CPU温度について

今回の検証では、以下の仕様のモデルを使いました。標準構成とはちょっと異なりますが、現在実施されているキャンペーンによる無料アップグレード適用後とほぼ同じ構成です(違いはWindows 10のエディションがProになっているだけ)。

 

なお検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わることがあります。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Pro
CPU Core i7-7700
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD + 1TB HDD
グラフィックス Intel HD Graphics 630(CPU内蔵)

消費電力は標準的

消費電力はCore i7搭載機としては標準的です。CeleronやCore i3搭載のデスクトップPCよりも消費電力は大きいのですが、そのぶん高いパフォーマンスを発揮できます。

 

1分間の平均消費電力

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
Monarch GE(Core i7-7700) 27.6W 31.8W 105.6W 60.6W
※参考 Slim Magnate GE(Core i7-7700) 22.2W 24W 115.8W 54W

※消費電力の計測方法はコチラ

駆動音は控えめ

駆動音(ファンの回転音や排気音など)は高負荷時でも低負荷時とあまり変わりませんでした。音自体はそれほど大きくないのですが、低く響くような振動が常に聞こえます。とは言うものの、Core i7搭載機としては静音性は高いと言えるでしょう。

 

駆動音の計測結果

電源オフ 36.8dBA
待機中 42.1dBA 低い回転音がわずかに聞こえる
動画視聴 42.4dBA 同上
動画変換 40.6dBA 同上
3Dゲーム 40.6dBA 同上

※駆動音の計測方法はコチラ

CPU温度はほどほど

CPUの最大温度は、動画変換時に77度に達しました。Core i7-7700の限界温度は100度ですので、まだ余裕はあります。とは言え動画変換のように負荷の高い作業を頻繁に行なうなら、CPUクーラーやケースファンなどはアップグレードしたほうがいいかもしれません。

 

CPUの最高温度

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
59℃ 49℃ 77℃ 61℃

※本体温度の計測方法はコチラ

SSDなら起動が早い

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間)は、SSD搭載モデルとしては標準的です。ただし標準構成ではHDDですので、30秒以上かかる可能性が高い点に注意してください。できるだけSSDの利用をおすすめします。

 

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
21.6秒 15.0秒 15.8秒 15.4秒 17.2秒 17秒

Monarch GEのベンチマーク結果

CrystalDiskMark

240GB SSD(左)と1TB HDD(右)のアクセス速度

 

CINEBENCH R15

CPU性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果

 

(参考)CPUの性能比較 ※当サイト計測の平均値

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-7700
899
Core i7-7700T
791
Core i5-7400
550
Core i3-7100
420

 

Passmark PerformanceTest 9.0

パーツごとの基本性能を計測する「Passmark PerformanceTest 9.0」ベンチマーク結果

 

(参考)CPUの性能比較 ※当サイト計測の平均値

CPU Passmark PerformanceTest 9.0のCPU Mark
Core i7-7700K
12225.4
Core i7-7700
10284.7
Core i7-7700T
10106
Core i5-7400
7462.8
Core i3-7100
6059.8

 

3DMark

3DMarkベンチマーク結果

 

PCMark 10

作業の快適さを計測する「PCMark 10」ベンチマーク結果

 

各種ベンチマークテストでは非常に優れた結果が出ています。負荷の高い処理でも、難なくこなせるでしょう。

購入後もとことんパワフルにできる

ミニタワー型のデスクトップPCは本体が大きいのですが、拡張性が高い点がなによりの魅力です。自分で大型のグラフィックボードやNVMe SSDなどを追加して、さらにハイスペックな構成に仕上げることもできます。予算に余裕ができたらあとでPCをパワーアップさせたい、という使い方にピッタリです。

 

Monarch GEまとめ

そのままでも十分な性能ですが、パーツの追加や変更でさらにパワフルに!

 

グラフィックボードやSSDの追加はそれほど難しくありませんが、CPU周りの交換は自作初心者にはちょっと面倒。というよりも、不安が大きいかもしれません。Monarch GEをベースにパーツを交換しながら長期間使い続けるつもりなら、高性能なCPUとCPUファンを選ぶといいでしょう。パーツのカスタマイズや交換で自作気分を楽しめる点も、Monarch GEの大きな魅力です。

 

Monarch GEのまとめ

  • 豊富なカスタマイズメニュー
  • 高い拡張性と静音性
  • 本体が大きい

 

ドスパラ Monarch GE

Monarch GE(第7世代)

税込11万円前後から

 

※記事中の価格や構成は、記事執筆時のものです。予告なく変更される場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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