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東芝dynabook UZ63レビュー 上級者好みのこだわりがつまったビジネスモバイル

東芝dynabook UZ63/D

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仕事で使うモバイルノートパソコンを探しているなら、東芝の「dynabook UZ63」がおすすめです。サイズは13.3型で、重量は1.06kg(一部のモデルは1.09kg)と軽量コンパクト。長時間駆動と高い堅牢性で、持ち運びにも向いています。モバイルノートパソコンとしてのバランスの良さと実用性では、群を抜くクオリティーです。

 

モバイルノートパソコンとして高い完成度

モバイルノートパソコンとして高い完成度を誇る「dynabook UZ63」

 

実際に使ってみて感じたのは、パソコンのヘビーユーザーがこだわる部分をしっかり押さえている点です。気になる部分もありますが、総合的には満足できる出来ばえに仕上がっています。

 

■dynabook UZ63のポイント

ここがイイ! ここが残念

 

今回はメーカーからお借りした2017年夏モデルのdynabook UZ63/Dを使って、デザインや使い勝手、実際の性能などをレビューをします。

 

 

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dynabook UZ63/D

税込12万円代から

 

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軽くて頑丈なボディ

ブラック? いいえブルーです

dynabook UZ63の本体カラーは一見ブラックのようですが、「オニキスブルー」と呼ばれるブルー系の色が使われています。強めの白色光が当たると確かにブルー系に見えますが、暖色系の照明の下ではブラックやダークグレーにしか見えません。ビジネス向けには無難なデザインですが、やや地味な印象にも感じます。

 

本体カラー

ほんのり青っぽさが感じられるオニキスブルーの本体カラー

 

天板(液晶ディスプレイの裏側)とパームレスト部分には、控えめなヘアライン加工が施されています。指紋や油脂の汚れが目立ちにくい点もポイント。

 

天板の処理

天板には細かな線の入った「ヘアライン加工」が施されています。左下にはシルバーのロゴを配置

 

パームレストの仕上げ

パームレストにもおこな時処理が施されています。指紋や油脂の汚れが目立たないのがウレシイ

質感と堅牢性の高いボディ

ボディ(きょう体)の素材には、軽くて強いマグネシウム合金が使われています。金属素材特有の手触りのよさと、見た目の高級感が感じられました。

 

また堅牢性が高い(頑丈で壊れにくい)点も大きな魅力です。金属製のボディに構造物を組み合わせるなどして確かな強度を実現しています。メーカーによると、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)準拠のテストを始め、さまざまな厳しいテストをクリアーしているとのこと。この点についてはメーカーが気合いの入ったページで解説していますので、そちらをご覧ください。

※「dynabook UX53」はdynabook UZ63のベースとなった店頭モデルで、サイズや機能はほぼ同じです

 

MIL-STD-810Gの信頼性については手元にデータがないので、どれほどなのかはわかりません。しかし一定の基準をクリアーしていることを考えれば、クリアーしていないものよりは安心できるという考えもあるでしょう。ただし基準をクリアーしているからと言って、ほかよりも壊れにくいわけではない点には注意してください。

 

キーボード下に防水フィルム

そのほかにも、水こぼし時のトラブル発生を遅らせるために、キーボードの下に防水フィルムを仕込むなどの工夫もされています

コンパクトでスリム

dynabook UZ63の接地面積は、幅316×奥行き227mmです。A4用紙(幅297×奥行き210mm)をひと回り大きくした程度と考えると、サイズ感をイメージしやすいでしょう。他社製の13.3型モデルと比べると若干大きいのですが、それでも十分コンパクトに感じます。

 

フットプリント

接地面積は幅316×奥行き227mm

 

サイズ比較

A4用紙とB5ノートとの比較

 

高さは15.9mmです。モバイルタイプとしては特別薄いわけではありませんが、標準的な厚みだと考えていいでしょう。

 

ヒンジ方面からの見た目

造りが複雑なヒンジ方面から見ると、それほどスリムには感じません

 

標準的な厚み

実際に手に持った様子。13.3型としては標準的な厚みですが、ノートパソコン全体のなかではスリムなほうです

片手でも楽に持ち上げられる重さ

重量の公称値はタッチ対応モデルで1.06kg、タッチ非対応モデルで1.09kgとされています。タッチ対応モデルで実際の重さを測ってみたところ、公称値よりも25g軽い1.035kgでした。ほぼ1kgと考えていいでしょう。この重さであれば、持ち歩きづらさを感じることはないはずです。

 

重量の実測値

重さは実測で1.035kgでした

 

電源アダプター込みの重量

電源アダプター込みでも、1.274kgしかありません

 

持ち運びに有利な軽さ

片手でも楽々と持ち上げられる軽さです

 

高品質&タッチ対応の液晶ディスプレイ

13.3型のフルHDディスプレイ

dynabook UZ63の液晶サイズは13.3型で、解像度は1920×1080ドットです。標準ではデスクトップが150%に拡大表示されているので、アイコンや文字は大きく表示されています。13.3型としては標準的な解像度です。

 

サイズと解像度

液晶ディスプレイの大きさは、モバイルタイプとしてはメジャーな13.3型。解像度は1920×1080ドットです

タッチ対応なのにノングレア

今回はタッチ対応モデルを試用したのですが、液晶ディスプレイの表面は光沢なしのノングレアタイプでした。タッチ対応液晶ディスプレイは光沢ありのグレアタイプが多く、ノングレアはなかなか見かけません。その点では希少性が高いと言えます。

 

ノングレアディスプレイ

光沢のないノングレアディスプレイを採用。光の映り込みが抑えられるので、長時間使用してもメが疲れにくいメリットがあります

 

タッチ対応ではありますが、ペン入力には対応していません。2-in1モデルではないのにタッチ操作が必要かという点には疑問が残りますが、マウスに持ち替えることなくボタンやメニューを操作できる点は便利です。

自然な発色&コントラストが高い

液晶パネルの駆動方式は、発色と視野角に優れるIPS方式です。試しに写真を表示してみたところ、違和感のない自然な色合いでした。またノングレアタイプであるにも関わらず、コントラストは高め。ノングレアタイプの液晶ディスプレイはコントラストが低下したり映像がややボヤけたりすることがあるのですが、dynabook UZ63では映像にメリハリが感じられました。

 

自然な色合い

写真を映し出した様子。色合いに不自然さは感じられませんでした

 

ガンマカーブ

液晶ディスプレイのガンマカーブ。暗部はやや調整されていますが、そのほかの部分では理想的なバランスです

 

視野角

視野角は広め。映像を斜めから見ても、色が大きく変わりません

 

タイプ感のいいキーボード

フルピッチのキーボードを採用

キーボードはテンキーなしの全87キー構成です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は理想とされる19mm。Enterキー周辺はやや狭くなっているものの、Enterキー自体や右Shiftキーが標準的なサイズに収められている点は高く評価したいところです。

 

キーボード

dynabook UZ63のキーボード。キーピッチは19mmです

 

キーのサイズは幅16×奥行き15mmで、dynabook VZシリーズに比べて大型化されているとのこと。確かに従来モデルよりはある程度打ちやすくなっているように感じます。

dynabook VZシリーズ(dynabook VZ72)レビュー 軽量スリムでバッテリー長持ちな優等生的2-in-1ノートPC
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タイプ感がよく静音性が高い

キーストロークは約1.5mmです。ノートパソコンとしては標準的ですが、モバイルタイプでは1.5mm未満のモデルもあることを考えれば高く評価したいところ。ちなみにキーストロークが深いほどタイプ感に優れると言われています。

 

さらにdynabook UZ63のキーボードでは、キートップ(上面)がわずかに凹んでいます。この凹みにより、指が自然にキーの中央部分でフィットするように感じました。

 

キートップ

キートップの中央部が0.2mm凹んでおり、指がフィットしやすくなっています。指紋や油脂の汚れが目立たないのもポイント

 

キーストロークは標準的ではあるものの、キーの押下圧は高めでやや力を入れるようにしてタイプする必要があります。かと言って打ちづらいわけではありません。強く押せば多少たわみますが気になるほどではなく、底打ち感はあまり感じませんでした。タイプ音も比較的静かで、総合的に見て満足できる仕上がりです。

 

タッチパッド

タッチパッドはコンパクトですが、反応は良好。左上には指紋センサーが配置されています

将来性の高いインターフェース

USB3.1 Type-C Gen2を2ポート用意

端子類としてはUSB3.0 Type-A×1、USB3.1 Type-C(Gen2)×2、HDMI、microSDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力が用意されています。このなかで特に注目したいのは、Thunderbolt 3対応のUSB3.1 Type-C(Gen2)です。

 

左側面

左側面にはセキュリティスロット、USB3.0×1、ヘッドホン出力

 

右側面

右側面にはmicroSDメモリーカードスロット、USB3.1 Type-C×2、HDMIが用意されています

 

USB3.1 Gen2はデータ転送速度が10Gbpsで、USB3.1 Gen1や従来のUSB3.0と比べて2倍のスピードです。対応する機器やケーブルがあれば、そのぶんデータを高速にやり取りできます。

 

さらにThunderbolt 3ではデータ転送速度が40Gbpsと超高速。4K映像を2画面出力したり、VGAボックスをつなげて重量級の3Dゲームを楽しんだりすることができるのです。

 

dynabook UZ63では2ポートのUSB3.1 Type-C端子のうち、ひとつを電源コネクターとして利用します。充電時だと実質的に1ポートしか使えませんが、特に問題はないでしょう。またThunderbolt 3は今後いろいろと活用の幅が広がってくるはずですので、いまから対応しておいても損はありません。

 

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部には、92万画素のWebカメラ

harman/kardonスピーカーの音質は?

dynabook UZ63では、スピーカーが底面部に配置されています。スピーカーは米国の有名オーディオブランド「harman/kardon」と共同開発したものとのこと。dynabookシリーズのミドルレンジ~ハイエンドクラスのモデルでは、よく使われています。

 

ステレオスピーカー

底面部に設置されたステレオスピーカー

 

実際に音楽を聴いてサウンドを確認してみたところ、音がややこもっているような印象を受けました。これはスピーカーが下向きに設置されているため。接地面との反射によって低音部は強調されるものの、音の広がりに欠けるような気がします。

 

とは言うものの、13.3型モバイルノートパソコンのなかでは音質はいいほうです。作業中のBGMなどで音楽をカジュアルに楽しむには十分なクオリティと言えます。

バッテリーは実働10時間

dynabook UZ63におけるバッテリー駆動時間の公称値は、タッチ対応モデルで約11.5時間、非対応モデルで約17時間とされています。タッチ対応モデルで実際のバッテリー駆動時間をテストしてみたところ、開始から10時間43分でバッテリー切れ(残量2%)となりました。

 

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「省電力」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測

バッテリー残量の推移

 

公称値の11.5時間(11時間30分)には届きませんでしたが、十分な結果です。おそらくタッチ非対応モデルでも公称値の17時間には届かないものの、より長時間駆動するはず。

 

ただしこのテストは、現在の環境ではバッテリーの消費量がかなり控えめです。実際に作業しながらだと、駆動時間はもっと短くなると考えられます。筆者の経験からすると、おそらく7~8時間程度でしょうか。もちろん使い方や設定によって大きく変わりますが、十分なバッテリー性能だと言えます。

パフォーマンス面はビジネス向き

dynabook UZ63のスペック

dynabook UZ63には、パーツ構成のことなる3種類のモデルが用意されています。それぞれのスペックは以下の表のとおり。今回の検証では、最上位モデルを試用しました。

 

■dynabook UZ63のスペック

下位モデル(PUZ63DL-NNC) 中位モデル(PUZ63DL-NNB) 上位モデル(PUZ63DL-NNA)
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Core i5-7200U(2.50GHz) Core i7-7500U(2.70GHz)
グラフィックス Intel HD Graphics 610(CPU内蔵)
メモリー 4GB(最大16GB) 8GB(最大16GB)
ストレージ 256GB SSD(SATA) 512GB SSD(SATA)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3型、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応 13.3型、1920×1080ドット、非光沢、タッチ対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth v4.1
カメラ 有効画素数92万画素
インターフェース USB3.0(Type-A)×1、USB3.1(Type-C、Gen2)×2、HDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリー 約17時間 約11.5時間
サイズ/重量 幅316×奥行き227×高さ15.9mm/1.09kg 幅316×奥行き227×高さ15.9mm/1.06kg

 

メモリー容量は最大16GB(メモリースロット)とされていますが、16GB搭載モデルは用意されていません。自分でメモリーを増設/交換することもできますが、メーカー保証のサポート外となってしまう点に注意してください。

 

ちなみに公式には、以下のように掲載されています。

本体の構造上、お客様ご自身でメモリの交換・増設はできません。交換・増設が必要な場合は東芝PCあんしんサポート 修理相談窓口へご相談ください。

――公式サイトより引用

 

カバーの取り外し

底面部にはメモリー交換用のカバーは用意されていません。内部にアクセスするには、カバー全体を取り外す必要があります

 

試用機のシステム情報

試用機のシステム情報

 

今回は参考までに、同じ13.3型軽量モバイルノートパソコンの「LAVIE Direct HZ」(Core i7-7500U+8GBメモリー+256GB SATA SSD)の結果もまとめました。この機種については、関連記事で詳細を確認できます。

LAVIE Direct HZ 2017
LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO] レビューまとめ! 超軽量モバイルノートPCを徹底検証!!
LAVIE Direct HZシリーズのレビュー記事をまとめました。最新の価格情報やキャンペーン情報も!

Windows 10の快適さ

Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)
dynabook UZ63 LAVIE Direct HZ
プロセッサ 7.7 7.7
メモリ 7.7 7.9
グラフィックス 5.4 6.2
プライマリハードディスク 8.2 8.1

CPUの性能

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」では、マルチコア性能を表わす「CPU」で「355cb」という結果でした。当サイトで計測したCore i7-7500Uの平均値よりも優れた結果です。

 

CINEBENCH R15ベンチマーク結果
dynabook UZ63 LAVIE Direct HZ
CPU 355cb 337cb
CPU(シングルコア) 148cb 141cb

 

■(参考)CPUの性能差

名称 開発コード コア数 CINEBENCH R15スコア(平均値)
Core i7-7500U Kaby Lake 2/4
331
Core i5-7200U Kaby Lake 2/4
312
Core i3-7100U Kaby Lake 2/4
233
ノートPC向けおすすめCPU
ノートPC向けCPUのベンチマーク (性能テスト) 結果比較表 【2019年】
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SSDのアクセス速度

CrystalDiskMark

 

SSDのアクセス速度結果は上記のとおり。SATA接続のSSDとしては標準的な結果です。PCIe接続のSSDよりもアクセス速度は劣りますが、その違いを体感できるかは微妙なところでしょう。

 

ちなみにLAVIE Direct HZでは、512GB SSDにPCIe接続のSSDが使われています。アクセス速度だけを重視するなら、こちらを選ぶのもアリかもしれません。

 

CrystalDiskMarkベンチマーク結果
dynabook UZ63 LAVIE Direct HZ(256GB) LAVIE Direct HZ(512GB)
Seq Q32T1リード 554.8MB/秒 530.5MB/秒 3473MB/秒
Seq Q32T1ライト 510.2MB/秒 430.8MB/秒 1645MB/秒

 

ストレージ別アクセス速度の目安

ストレージ別アクセス速度の目安

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル
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パソコンとしての総合性能

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」を試したところ、なぜか低めの結果となりました。各テストの詳細を見てみると、グラフィックス性能(およびOpenCL)が強く影響するテストの結果が低くなっています。本来であればもう少しスコアが高いはずですので、dynabook UZ63にそういうチューニングが施されているのか、あるいは試用機固有の問題かもしれません。

 

PCMark 8 Home acceleratedの結果

PCMark 8 Home acceleratedの結果 ※クリックで拡大

 

PCMark 8 Creative acceleratedの結果

PCMark 8 Creative acceleratedの結果 ※クリックで拡大

3Dグラフィックス性能

3Dパフォーマンス計測する「3DMark」でもPCMark 8のときと同様に、グラフィックス性能の低さが目立ちます。3Dゲームのプレーについては、考えないほうが無難でしょう。

 

■3DMarkベンチマーク結果

dynabook UZ63 LAVIE Direct HZ
3dmark firestrikeFire Strike 756 954
3dmark skydiverSky Diver 3538 4178
3dmark cloudgateCloud Gate 5857 6913
3dmark icestormIce Storm 52445 68181

本体の発熱について

ベンチマーク中の内部の温度を計測したところ、CPU温度は最大で83度でした。CPUの限界温度(100度)まで若干の余裕がありますが、温度は高めです。グラフィックス系のベンチマークスコアが伸びなかったのは、温度が上がりすぎないようにCPUやグラフィックス機能の性能を押さえていたのかもしれません。

 

CPUとGPUの最大温度

PCMark 8実行時におけるCPUとGPUの最大温度

 

ベンチマーク中におけるキーボード面の熱を計測したところ、最大で50.1度もありました。特に中央部から排気口にかけてのあたりが温かく感じます。ただしこれはCPUに高い負荷をかけた状態のときのことで、標準的な作業では熱は感じませんでした。

 

キーボード面の表面温度

CPUに高い負荷をかけたときの、キーボード面の表面温度

 

駆動音についてはそれなりに聞こえるものの、音が低いのであまり気になりません。高い負荷がかかると駆動音も大きくなりますが、ネットや文書作成主体の作業であれば、それほど大きくは聞こえないはずです。

 

簡易騒音計による駆動音の計測結果

電源オフ時 37.7 dBA
通常時 42.2 dBA
FF14ベンチ実行時 52.8 dBA

ビジネス向けPCとしての完成度は高い

ということで、今回は東芝の13.3型ノートパソコンdynabook UZ63のレビューをお届けしました。ベンチマーク結果はあまりよくないのですが、性能が落ちているのは動画の変換や写真の加工、3Dゲームなどシーンが限定されています。逆に言えば、それらの作業を行なわないなら性能は十分ということです。その意味でも、ビジネスモバイル向けと言えるでしょう。

 

ビジネスモバイル

ビジネスモバイルに最適!

 

個人的にはグラフィックス性能の低さよりも、本体の質感や堅牢性の高さ、液晶ディスプレイとキーボードのクオリティーの高さ、そして拡張性と将来性の高さのほうがはるかに大きな魅力です。普段の作業がネットや文書作成中心なら、高いパフォーマンスは必要ありません。その意味で、パソコンを仕事道具としてバリバリ使う人におすすめのモデルです。

 

なおdynabook UZ63は、東芝の直販サイト限定販売のモデルです。支払い方法や納期などについては、公式サイトの販売ページでご確認ください。無料の会員登録を行なってからサインインすると価格が大きく変わりますので、お忘れなく!

 

HP ENVY 13-ad000

dynabook UZ63/D

税込12万円代から

 

dynabook UZ63/D

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