HP ENVY 17外観レビュー!迫力の大画面&高級感満点のボディが魅力

HP ENVY 17

日本HPの「HP ENVY 17」は、17.3型の液晶ディスプレイを搭載したちょっと大きめのノートパソコンです。手頃な価格でありながらゲームも快適に楽しめる高いパフォーマンスが魅力で、メーカー直販サイトのランキングでも上位にランクインするほど高い人気を集めています。口コミでの評判もなかなかのもの。大きな画面でDVDやブルーレイ、ゲームなどを楽しみたい人におすすめのモデルです。

とは言っても、実際どれくらい使いやすいのか気になるところ。そこでメーカーからお借りした「HP ENVY 17」を使って、実際に使ってみた感想や評価、ベンチマークソフトのテスト結果などを全3回にわたって詳しく紹介します。第1回目となる今回は「HP ENVY 17」の本体デザインと、液晶ディスプレイやキーボードなどの使い勝手についてです。

各モデルの違いは?

HP ENVY 17は、基本的に日本HPの直販サイト「HP Directplus」限定販売のモデルです。「HP ENVY 17」という名称は以前から使われていますが、2015年6月上旬現在での最新モデルは「HP ENVY 17 k-200」シリーズとなっています。アルファベット順で「k」より前(たとえば「j」や「g」など)の文字が含まれているものは、少し古いモデルだと考えてください。

モデルとしては現在のところ、全部で5種類用意されています。ちょっと種類が多い気がしますが、基本となるのはスペックがやや控えめで価格安い下位モデルと、性能の高い上位モデルのふたつ。下位モデルは液晶ディスプレイの解像度とグラフィックス性能がやや低く、光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブを採用しています。それに対して上位モデルでは解像度やグラフィックス機能、ストレージなどが高性能で、より快適な動作を見込めるでしょう。さらに上位モデルと下位モデルにはそれぞれ、3年間のメーカー保証付きのモデルが用意されています。

HP ENVY 17 k-200に用意されているモデル
パフォーマンスモデル・特別モデル パフォーマンス3年保証モデル フルHDモデル・キャンペーンモデル 『ドラゴンクエストⅩ』 推奨パソコン(特別限定モデル) プレミアム・フルHDモデル
型番 HP ENVY 17-k210TX HP ENVY 17-k220TX
税込み合計金額(送料込み) 10万2384円 12万744円 13万2624円 14万3424円 14万3424円
OS Windows 8.1 Update 64bit
CPU  Core i7-5500U(2.4GHz)
メモリー 8GB
ディスプレイ 1600×900ドット、光沢 1920×1080ドット、非光沢
グラフィックス NVIDIA GeForce 840M(2GB) NVIDIA GeForce GTX 850M(4GB)
ストレージ 1TBハイブリッドHDD 256GB SSD(SATA M.2接続)+1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイディスクドライブ
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac
有線LAN 1000BASE-T対応
Webカメラ 92万画素
インターフェース USB3.0×3、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
サイズ 幅422×奥行き281×高さ29.5~32.2mm
重量 2.88kg
バッテリー駆動時間 4時間15分(MobileMark 2012)
保証期間 1年間 3年間 1年間 3年間 1年間
リンク HP ENVY 17-k200 製品詳細(HP Directplus) (販売終了)

現在「HP ENVY 17-k200」は「ワケあり!在庫処分キャンペーン」の一環として、「HP ENVY17-k200パフォーマンスモデル・特別モデル」と「HP ENVY17-k200プレミアム・フルHDモデル・キャンペーンモデル」の2種類が特別価格で販売されています。どちらも通常価格より1万円以上割引されていますので、かなりお得です。

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キャンペーンの詳細については、直販サイトでご確認ください。

リンク

  • ワケあり!在庫処分キャンペーン (キャンペーンは終了しました)

シルバーとブラックで統一された高級感のあるボディ

HP ENVY 17のボディには、ノートパソコンでは一般的な樹脂素材が使われています。しかし光沢を抑えたシルバーとブラックのカラーリングにより、安っぽさはまったく感じられません。格安パソコンにありがちなベコベコとしたたわみはなく、頑丈に作られている印象でした。

HP ENVY 17の天板部分

HP ENVY 17の天板部分。高級感を感じさせる作りです。中央のロゴはシルバーの鏡面仕上げ

ヒンジ部分にはブラックのカバーが使われています

ヒンジとバッテリー部分にはブラックのカバーが使われています

本体サイズは幅422×奥行き281×高さ29.5~32.2mmと、けっこう大きめです。A3用紙(幅420×297mm)よりも短辺が16mm長いと考えれば、サイズ感をイメージしやすいのではないでしょうか。ちなみにノートパソコンで一般的な15.6型と比べると、大きさの違いは下の写真のような感じです。並べてみると、ひと回りかふた回り大きい程度のようにも見えます。

15.6型と17.3型のサイズの違い

15.6型と17.3型のサイズの違い

重量は約2.88kgと、比較的重めです。ただし、大型の17.3型液晶ディスプレイを搭載していることを考えればやむを得ないでしょう。もともと机の上で使うことを前提に作られているので、外出先への持ち運びは考えないほうがいいと思います。

高さはもっとも薄い前面部分で28.5mm

高さはもっとも薄い前面部分で29.5mm

もっとも厚い背面部分は32.2mm

もっとも厚い背面部分は32.2mm

解像度が高く迫力十分な17.3型液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイのサイズは、ちょっと大きめの17.3型です。ノートパソコンで一般的な15.6型と比べると映像が大きく、かなりの迫力がありました。試用機の解像度は1920×1080ドットで、写真や動画がとても精細に表示されます。1600×90ドットでも十分なサイズで文字やアイコンが大きく表示されるのですが、17.3型のサイズを活かすならやはりフルHDの解像度が最適でしょう。

映像はやや青みがありましたが、ほとんど気にならないレベル。コントロールパネルから色合いを調整すれば改善されるでしょう

映像はやや青みがありましたが、ほとんど気にならないレベル。コントロールパネルから色合いを調整すれば改善されるでしょう

映像の色合いについては、問題ないレベルに感じました、若干青みがかっている印象を受けましたが、この程度の色合いならコントロールパネルの「ディスプレイ」に含まれる「色の調整」から修正すればOKのはずです。コントラストはやや低めですが、これは液晶パネルの表面が非光沢になっているため。光沢のある「HP ENVY 17-k210TX」ならより鮮やかに映し出されますし、非光沢でもこれはこれで光の映り込みが抑えられるので、長時間使っていても目が疲れにくいメリットがあります。

グラデーションの階調表現も問題ありません

グラデーションの階調表現も非常になめらかです

モノクロのグラデーションも問題なく表示されています

モノクロのグラデーションも問題なく表示されています

視野角はそれほど広いわけではありませんが、十分なクオリティでした。極端に角度をつけるとコントラストがグッと落ちるのですが、その角度にしてまで液晶ディスプレイを眺めることはないでしょう。光の映り込みがほぼないため、液晶ディスプレイの角度を変える機会も少ないはずです。

視野角はIPSパネルほどではありませんが、十分な広さです

液晶ディスプレイを上下右側方向から見た時の映像の映り方。視野角はIPSパネルほどではありませんが十分な広さです ※イメージしやすいように複数の写真を合成しています

総合的に見て液晶ディスプレイの映像品質は合格点に達しています。動画や写真、ゲームを美しい映像で楽しむことが可能です。

テンキー付きで扱いやすいキーボード

HP ENVY 17のキーボードはテンキー付きの105キー構成で、標準的な日本語配列を採用しています。キーピッチ(キーの大きさを表わす目安)は18.7mmで、デスクトップ向けのキーボード(キーピッチ19mm)よりはやや小さいものの、ストレスなく利用することができました。強いて言うなら上下のカーソルキーがもう少し大きければといったところですが、使っているうちに慣れて自然に入力できるようになるでしょう。

数値入力用のテンキーが付いたキーボード。キーピッチは18.7mmです

数値入力用のテンキーが付いたキーボード。キーピッチは18.7mmで、バックライトも搭載しています

キーストローク(キーを押す深さ)は約1.5mmで、ノートパソコンとしては標準的な深さです。ただキータッチが軽くフワフワしているような印象を受けました。個人的にはもう少し「カクっ」としたクリック感があるといいのですが、軽いタッチで入力できるので疲れにくいメリットもあります。

キーストロークは約1.5mm。キータッチは比較的軽めでした

キーストロークは約1.5mm。キータッチは比較的軽めでした

手のひらを支えるパームレストには、アルミ素材が使われています。アルミは剛性が高く、キーを強く押し込んでもたわむことがありません。かなり強めに入力しても、本体へのダメージが少ないはずです。また手触りがよく、ヒンヤリとした感触が気に入りました。

パームレストとキーボード周辺には、質感が高く頑丈なアルミ素材が使われています

パームレストとキーボード周辺には、質感が高く頑丈なアルミ素材が使われています

タッチパッドは、パッド部分と左右のボタンが一体化した、いわゆる「クリックパッド」タイプです。左右の大きさがかなり広く、カーソルのダイナミックな動きにも対応できます。タッチパッドを右端から内側へ向けてスワイプするとWindows 8.1のチャームバーが表示されるなど、便利な機能にも対応しています。このタッチパッドは「コントロールゾーントラックパッド」と呼ばれるもので、HP ENVYシリーズならではのものです。

かなり大きめのタッチパッド。マルチジェスチャーやスワイプ操作によるチャームバーの表示にも対応しています

かなり大きめのタッチパッド。マルチジェスチャーやスワイプ操作によるチャームバーの表示にも対応しています

特徴的なのは、タッチパッドの左側に指紋センサーが用意されている点です。あらかじめ指紋を登録しておけば、Windows 8.1やWebサイトへのログインを指先ひとつで済ませられるので非常に便利。ちなみにWindows 10では生体認証機能「Windows Hello」によって、指紋や顔、虹彩によってログインが可能になるとのこと。HP ENVYシリーズで利用できるかはいまのところ不明ですが、対応すればより手軽に使えるようになるでしょう。

パームレスト左側にある指紋センサー。パスワード入力なしで、Windows 8.1や各種Webサービスへのログインが可能になります

パームレスト左側にある指紋センサー。パスワード入力なしで、Windows 8.1や各種Webサービスへのログインが可能になります

プライベート利用には十分実用的なインターフェース類

周辺機器接続用のインターフェースとしてはUSB3.0端子×3とHDMI端子、有線LANなどが用意されています。メモリーカードスロットの対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカードです。特別インターフェースが充実しているわけではありませんが、個人利用なら十分な構成ではないでしょうか。無線機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANと、Bluetooth 4.0に対応しています。Webカメラの画素数は約92万画素で、ビデオチャットには十分なスペックです。

本体右側面には、左から電源コネクターと有線LAN端子、HDMI端子、USB3.0×2、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されています

本体右側面には、左から電源コネクターと有線LAN端子、HDMI端子、USB3.0×2、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されています

本体右側のインターフェース類は、左からヘッドホン出力とUSB3.0端子×1、光学ドライブと並んでいます

本体右側のインターフェース類は、左からヘッドホン出力とUSB3.0端子×1、光学ドライブと並んでいます

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは92万画素

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは92万画素

光学ドライブは下位モデルがDVDスーパーマルチドライブ、上位モデルがブルーレイディスクドライブを搭載しています。ブルーレイディスクドライブは市販のブルーレイビデオはもちろんDVDビデオも視聴可能です。さらに書き込みメディアの容量も大きく、バックアップ用途にも最適です。高いスペックを活かして、ブルーレイビデオを自分で編集・作成するのもいいでしょう。そこまで必要ないという人なら、DVDスーパーマルチドライブでも十分です。

試用機では、書き込み可能なブルーレイディスクドライブが搭載されていました

試用機では、書き込み可能なブルーレイディスクドライブが搭載されていました

迫力のある映像とボディで存在感は満点!

HP ENVY 17は日本HPのノートパソコンのなかでも上質なデザインを誇る最上位ブランドだけあって、外観面や各部の使い勝手は非常に完成度の高い仕上がりになっています。ボディの素材には樹脂が多く使われていますが、オールアルミにすると価格がグンと跳ね上がることになるでしょう。その意味では、価格と使いやすさのバランスに優れているモデルだと言えます。液晶ディスプレイのサイズが大きいため映像に迫力があるのも魅力。普通の15.6型パソコンでは物足りない人におすすめです。

さて今回はHP ENVY 17の外観面について紹介しました。ほかの記事ではCPUやストレージの性能についてベンチマーク結果を交えながら紹介したり、実際のゲームプレーについて検証しています。ぜひ参考にしてください。

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2015年6月21日 追記
2015年6月15日公開した「GTX 850M搭載のHP ENVY 17でマインクラフトを試す!FPSは50前後でなかなか快適!」において、本来の性能とは異なる可能性のある結果を掲載しておりました。そのため当該記事を非公開としています。読者の方々ならびに関係者のみなさまに、深くお詫び申し上げます。

なお前述のとおり、HP ENVY 17は日本HPの直販サイト「HP Directplus」限定販売のモデルです。より詳細なスペックや製品の購入については、下記リンクよりメーカーの製品紹介ページをごらんください。

リンク

  • HP ENVY 17-k200 製品詳細(HP Directplus)(販売終了)

追記

この記事で取り上げた HP ENVY 17-k200は2015年10月に販売が終了され、現在は入手できません。同じサイズの17.3型ノートパソコンとしては、CPUやグラフィックス性能が大きくパワーアップした「HP ENVY 17-n100」が販売されています。また15.6型のゲーム向けノートパソコン「HP Pavilion Gaming 15」も販売中です。ドラクエ10やFF14用にノートパソコンをお探しの方は、関連記事または公式サイトの詳細ページをご覧ください。

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