HP Pavilion Gaming 15詳細レビュー GTX950MでFFやドラクエ、マイクラが快適に動くのか検証しました

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日本HPの「HP Pavilion Gaming 15」は、外付けGPUにNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)を搭載したゲーム向けのノートパソコンです。今回はメーカーからお借りした高速デュアルディスクモデル「HP Pavilion Gaming 15-ak000」を使って、ベンチマーク結果や本体の外観などをレビューします。

「HP Pavilion Gaming 15-ak000」

「HP Pavilion Gaming 15-ak000」

試用機の主なスペック
製品名 HP Pavilion Gaming 15-ak000
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Core i7-6700HQ (2.60GHz)
メモリー DDR3L 8GB
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)
ストレージ 128GB M.2 SSD(SATA接続)+1TB HDD

HP Pavilion Gaming 15のチェックポイント
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 Skylake世代のクアッドコアCPU搭載モデルとしては安い! 有線LANが最大100Mbps
人気の国内ゲームを快適に遊べる SSDの容量が少ない
光沢なしのノングレア液晶 ストレージの種類を選べない

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ストレージ構成の異なる2種類のモデル

HP Pavilion Gaming 15には、スペックの異なる2種類のモデルが用意されています。それぞれの主な仕様は、以下の表のとおりです。

HP Pavilion Gaming 15各モデルの違い
モデル名 15-ak022TX
スタンダードモデル
15-ak000
高速デュアルディスクモデル
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Core i7-6700HQ(2.60GHz)
メモリー DDR3L 8GB DDR3L 8/16GB
ディスプレイ 15.6型、1920×1080ドット、光沢なし
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)
ストレージ 1TB HDD(5400回転) 128GB M.2 SSD(SATA接続)+1TB HDD(5400回転)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイディスクドライブ
通信機能 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0
インターフェース USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
Webカメラ 92万画素
バッテリー駆動時間 7時間(MobileMark 2014)
サイズ 幅385×奥行き267×高さ24.5~30.9mm
重量 2.4kg

スタンダードモデルと高速デュアルディスクモデルの違い

  • ストレージ構成(スタンダードモデルはHDDのみ、高速デュアルディスクモデルはSSD+HDD)
  • メモリー容量(スタンダードモデルは8GB固定、高速デュアルディスクモデルは16GBも選べる)
  • 光学ドライブ(スタンダードモデルはDVDスーパーマルチ、高速デュアルディスクモデルはブルーレイディスク)

ベンチマーク結果をチェック!

FF14ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」(DirectX 9)ベンチマーク結果
1920×1080ドット(DirectX 9) 1920×1080ドット(DirectX 11)
標準品質(ノートPC) 8437(非常に快適) 5276(とても快適)
高品質(ノートPC) 4865(快適) 3719(快適)
最高品質 3499(やや快適) 2699(やや快適)

FF14ベンチでは、1920×1080ドットで「快適」という結果が出ています。ただし最高画質ではややスコアが低下しますので、「高品質」程度の画質に調整したほうがいいかもしれません。

1920×1080ドットの最高画質(DirectX 11)の結果

1920×1080ドットの最高画質(DirectX 11)の結果

ドラクエ10ベンチマーク結果

20151205-05

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では、解像度1920×1080ドットでテストしてみたところ、最高品質でも「8063」の「とても快適」という評価でした。このゲームは比較的グラフィックスの負荷が軽めなので、最高設定でも快適にプレーできるでしょう。

ドラゴンズドクマオンラインベンチマーク結果

20151205-06

「ドラゴンズドクマオンライン ベンチマークソフト」では、解像度1920×1080ドットの最高品質で「4951」の「快適」という結果です。このゲームについても快適にプレーすることができます。

PSO2ベンチマーク結果

20151205-07

「ファンタシースターオンライン2」の快適さを計測する「PSO2キャラクタークリエイト体験版」では、解像度1920×1080ドットの簡易描画設定「3(標準画質)」で「11124」、「5(最高画質)」で「5788」という結果です。このテストではスコアが5000以上であれば快適にプレーできるとされているのですが、なんとかクリアーできました。

マインクラフトFPS計測結果

スポーン地点のスグ近くに、レアなキノコ島がありました

スポーン地点のスグ近くで、レアなキノコ島を発見しました

マインクラフトFPS計測結果(1920×1080ドット、フルスクリーンモード、標準設定)
チャンク 最小FPS 最大FPS 平均FPS 感想
12(標準) 56 79 66 ストレースなくプレーできる
16 48 77 58.6 スムーズに動く。快適
20 41 81 53.7 FPSは落ちてきているが、気にならなかった
32 32 75 47.8 少し動きが荒くなる。もっさりした感じ

1920×1080ドットのフルスクリーンでチャンク(描画範囲)を変えながらFPSを計測してみたところ、チャンク20あたりまでならスムーズに動作しました。チャンク32ではカクカク感が出てきます。チャンク16でプレーするのがベストだと思います。

なお上記の結果から影MODの利用は厳しいと判断したため、影MOD使用時のFPSは計測していません。

3DMarkベンチマーク結果

20151205-03_1

総総合的な3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高い「Fire Strike」で「2754」という結果でした。CPU内蔵のグラフィックス機能よりは高性能ですが、海外の大作ゲームを快適に楽しめるほどの性能ではありません。しかし2D描画主体のゲームであれば、快適に動作するものと思われます。

Windowsエクスペリエンスインデックス

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ(CpuScore) 8.2
メモリ(MemoryScore) 8.2
グラフィックス(GraphicsScore) 4.6
ゲーム用グラフィックス(GamingScore)
プライマリハードディスク(DiskScore) 8.05

Windowsシステム評価ツールの結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)

Windowsシステム評価ツールの結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)

Windows 10の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール(WinSat.exe)」では、上記の表のような結果となりました。グラフィックス関連のテストが正常に行なわれないため正しいスコアが出ていませんが、それ以外のテストではかなり高めの結果です。

CINEBENCHベンチマーク結果

20151205-14

CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」を見ると、ノートパソコンとしてはかなり高いスコアが出ています。並のデスクトップPCよりも高性能ですので、動画編集などの重い作業も快適にこなせるでしょう。

CrystalDiskMarkベンチマーク結果

20151205-15

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」の結果は、上記の画像のとおりです。128GB SSD(左)はシーケンシャルリードは速いのですが、ライトのほうが遅い結果となりました。SSDは容量が小さいとアクセス速度が伸びない傾向があるので、その影響が現われているのかもしれません。HDD(右)のほうは標準的なスピードです。

PCMark 8ベンチマーク結果

「PCMark 8」ベンチマーク結果
Home conventinal 3.0 3131
Home accelerated 3.0 3313
Creative conventinal 3.0 3200
Creative accelerated 3.0 4161

ネットや写真編集、軽めのゲームなど、日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8」の「Home conventinal 3.0」ベンチマーク結果

ネットや写真編集、軽めのゲームなど、日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8」の「Home conventinal 3.0」ベンチマーク結果

ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを計測する「Creative conventinal 3.0」ベンチマーク結果

ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを計測する「Creative conventinal 3.0」ベンチマーク結果

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、ノートパソコンとしては高めのスコアが出ています。ただし各テストの詳細を見てみると、ゲーム系のワークロードでスコアが伸び悩んでいるような印象を受けます。

PassMark PerfomanceTest 8.0ベンチマーク結果

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「PassMark PerfomanceTest 8.0」でも、それなりに高めの結果となりました。ただやはり、GTX950Mの性能はそれほど高くはないようです。

GTX950Mは中規模クラスのオンラインゲームかMOBA向け

ベンチマーク結果をご覧いただくとおわかりのように、HP Pavilion Gaming 15が採用しているGTX 950Mはそれほど性能の高いGPUではありません。ビデオメモリーを通常よりも多い4GB搭載しているのですが、それほど大きな効果は見られないように思えます。

とは言え、CPU内蔵のiGPUよりは高性能です。GPU非搭載のモデルよりは、ゲームが快適に動作するでしょう。価格も安いので、これからPCゲームを始めてみたいという人向けではないでしょうか。

HP Pavilion Gaming 15向けのおすすめゲーム

  • ドラクエ10やPSO2など比較的軽めのオンラインゲーム
  • マインクラフト
  • 「League of Legends」などの「MOBA」系タイトル

本体の外観をチェック!

基本デザインは定番シリーズを踏襲

HP Pavilion Gaming 15の本体デザインは、日本HPの15.6型ノートパソコン「HP Pavilion 15」のデザインをベースにしています。見た目はかなり似ていますが、パームレストのデザインや通気口の位置などが変わっていました。

HP Pavilion Gaming 15

HP Pavilion Gaming 15

HP Pavilion 15-ab000

HP Pavilion Gaming 15のボトムケース。通気口が大型化され、場所も微妙に変わっています

HP Pavilion Gaming 15のボトムケース。通気口が大型化され、冷却性能が強化されています

HP Pavilion 15-ab000のボトムケース

HP Pavilion Gaming 15のトップカバーはブラックです

HP Pavilion Gaming 15のトップカバーはブラックです

本体サイズについて

本体の大きさは、幅385×奥行き267×高さ24.5~30.9mmです。フットプリント(接地面積)としては、B4サイズ(幅364×奥行257mm)よりもふた回り大きい程度と考えるといいでしょう。

フットプリントは幅384×奥行き261mm

フットプリントは幅385×奥行き267mm

一般的なノート(B5サイズ)と書類’(A4サイズ)とのサイズ比較

一般的なノート(B5サイズ)と書類’(A4サイズ)とのサイズ比較

B5サイズのノートを見開きにした状態(B4サイズ)よりもふた回り程度大きめです

B5サイズのノートを見開きにした状態(B4サイズ)よりもふた回り程度大きめです

高さは最厚部で30.9mmもあるのですが、フットプリントが大きめなので、それを厚みがあるようには感じませんでした。

最厚部30.9mm

最厚部30.9mm

最薄部は24.5mmです

最薄部は24.5mmです

本体重量について

カタログ上では、重量は2.4kgとされています。実際に重さを測ってみたところ、2.35kgでした。電源アダプター込みだと、約2.8kgになります。ノートパソコンとしては重めですが、そもそも持ち歩き向けのモデルではないので、特に問題はないでしょう。

本体の重量は実測で2.35kg

本体の重量は実測で2.35kg

ACアダプターと電源コード込みでは約2.8kg

ACアダプターと電源コード込みでは約2.8kg

特徴的なデザインのキーボードとパームレスト

HP Pavilion Gaming 15のデザインでもっとも特徴的なのが、キーボード周辺です。キーボードにはグリーンのバックライトが搭載されており、「いかにも」なゲーミングPCっぽさを演出しています。

グリーンのキーボードバックライトを搭載

グリーンのキーボードバックライトを搭載

照明を落とすと、印象的な光

照明を落とした状態。かなり雰囲気出てます

ハニカムドット(六角形)のグラデーションをプリントしたパームレスト

ハニカムドット(六角形)のグラデーションをプリントしたパームレスト

キーボードはテンキーありの107キー構成です。キーピッチは18.7mmで十分な大きさが確保されていました。

テンキー付きの日本語配列を採用。キーピッチは18.7mm

テンキー付きの日本語配列を採用。キーピッチは18.7mm

キーストロークは約1.5mmです。最近のノートパソコンとしては平均的な深さですが、ゲーミングPCとしては少々物足りなさを感じるかもしれません。キータッチが軽めなので、たとえば移動のためにWASDキーに指を添えておくと、ちょっと力んだ拍子にご入力してしまいそうな印象を受けました。実際にはそんなことはなかったのですが。

キーストロークは約1.5mm

キーストロークは約1.5mm

タッチパッドはわりと大きめ

タッチパッドはわりと大きめ

液晶ディスプレイの映像について

HP Pavilion Gaming 15の液晶ディスプレイは15.6型で、解像度は1920×1080ドットのフルHDです。パネルはIPS方式で、映像の発色は自然かつ鮮やかな印象を受けました。

15.6型1920×1080ドットのIPSパネルを採用しています

15.6型1920×1080ドットのIPSパネルを採用しています

写真ではやや青みがかっているように見えますが、実際の映像はもう少し色温度が高めです。ただし光沢なしのノングレアタイプですので、グレアタイプに比べるとコントラストが弱いような印象を受けます。しかし光の映り込みが少ないノングレアは眼が疲れにくいので、個人的は光沢がないほうが好ましいと思います。

ノングレアながらコントラストは高め

ノングレアながらコントラストは高め

細部まで精細に描かれています

細部まで精細に描かれています

視野角もかなり広めでした。映像を斜めから見ても、コントラストが大きく低下することがありません。さすがのIPSパネルです。

IMG_0034

IMG_0035

一般的なTNパネルやVAパネルに比べると、視野角はかなり広め

一般的なTNパネルやVAパネルに比べると、視野角はかなり広めです

インターフェースについて

左側面にはヘッドホン出力、USB3.0、HDMI

左側面にはヘッドホン出力、USB3.0、HDMI

右側面には電源コネクター、有線LAN、USB2.0、USB3.0、光学ドライブが用意されています

右側面には電源コネクター、有線LAN、USB2.0、USB3.0、光学ドライブが用意されています

光学ドライブはスタンダードモデルがDVDスーパーマルチドライブ、高速デュアルディスクモデルがブルーレイディスクドライブ

光学ドライブはスタンダードモデルがDVDスーパーマルチドライブ、高速デュアルディスクモデルがブルーレイディスクドライブ

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは92万画素

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは92万画素

キーボード上部にはB&O Playデュアルスピーカー

キーボード上部にはB&O Playデュアルスピーカー

底面のバッテリーは取り外し可能です

底面のバッテリーは取り外し可能です

冷却性能について

「PCMark 8」実行中の、CPUとGPUの温度を調べてみました。比較的軽めの処理ではCPUは30~40度ぐらいを推移しますが、高い負荷がかかると70度付近にまで上昇します。60度を超えると、熱を抑えるために動作周波数がわずかに下がるように見えます

「PCMark 8」実行中のCPUの動作周波数(紫の線)とCPU温度(緑の線)、GPU温度(青の線)を表わすグラフ

「PCMark 8」実行中のCPUの動作周波数(紫の線)とCPU温度(緑の線)、GPU温度(青の線)を表わすグラフ

冷却性能は特別高くはないものの、問題なく利用できる範囲と言えるでしょう。GPUをゲーム以外でも使うOpneCLを利用するとCPUの負荷が抑えられ、動作周波数の低下を防げるようです。

バッテリー駆動時間について

公称値ではバッテリー駆動時間は約7時間とされています。実際のバッテリーのもち時間を調べるために以下の条件でテストを行なったところ、5時間34分でバッテリー切れ(残量5%)となりました。カタログ値よりも短い結果となったものの、持ち歩き向けのモデルではないので、特に問題はないはずです。

設計上の(バッテリー)容量は46694mWhでした

設計上の(バッテリー)容量は46694mWhでした

Skylake世代のクアッドコアCPU搭載機としてはコスパ高し!

ということで、今回はHP Pavilion Gaming 15-ak000のベンチマーク結果や外観などについてレビューしました。ゲーム性能はメチャメチャ高いというわけではありませんが、PCゲームの入門用にはイイ感じだと思います。もっとも、最初から「HP ENVY 750-180jp/CT」のような高性能GPU搭載したモデルを選ぶのもアリだとは思いますが。

現在、日本HPの直販サイト「HP Directplus」ではキャンペーンが実施されており、HP Pavilion Gaming 15が通常より1万円安く購入可能です。スタンダードモデルなら9万9800円(税別)で、高速デュアルディスクモデルなら11万9800円(税別)です。

Skylake世代のCore i7-6700HQを搭載したハイスペックモデルとしてはかなり安く、ゲーム以外の用途のために購入するのも大いにアリ。ゲーム用途だけではなく、仕事や趣味など幅広く活用できるモデルです。

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