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ideapad 100自腹レビュー(性能編) 税込み3万円台の格安モデルでは最強コスパの15.6型ノートPC!

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販売状況について

現在、idepad 100はメモリー容量が2GBのモデルしか販売されていません。現在の価格や後継モデルなどについては、以下のリンクから関連記事をご覧ください。

  • 2GBモデルの価格情報
  • 後継モデルideapad 110の価格情報
  • 同じ15.6型のLenovo V310レビュー記事

 

レノボ・ジャパンの「Lenovo ideapad 100」は、15.6型の液晶ディスプレイを搭載したスタンダードタイプのノートパソコンです。レノボの直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のモデルで、通常価格は5万4000円ですが、最近は常に3万7260円の格安価格で販売されています

 

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注文時に特別クーポン「LENOVOSPQ4」を入力することで、Celeronモデルなら3万6720円、Core i3モデルなら4万8762円で購入可能です(2016年12月5日時点)。詳しい購入方法は、このページの最後をご覧ください。

 

ここまで安いと、実際の性能が気になるところ。「安いんだから、遅いんでしょ」と考えている方も多いかもしれません。

 

そこで当サイトではLenovo ideapad 100を自腹で購入し、実際の性能を調べてみました。結論から言うと、税込み3万円台で買える15.6型ノートパソコンとしては驚くべき性能です。今回はその検証結果と、ほかの3万円台ノートパソコンと比べてどのくらい高性能なのかという点について紹介します。

 

Lenovo ideapad 100のスペック

Lenovo ideapad 100には、全部で4種類のモデルが用意されています。それぞれの主なスペックは、以下の表のとおり。大きな違いは、CPUの種類とオフィスの有無です。

 

ideapad 100各モデルのスペック
モデル名 80QQ00BCJPエボニーブラック 80QQ00BAJPエボニーブラックオフィス付き 80QQ00B9JPエボニーブラック 80QQ00BBJPエボニーブラックオフィス付き
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Celeron 3215U(1.70GHz) Core i3-5005U(2.00GHz)
メモリー 4GB(最大8GB)
グラフィックス Intel HD Graphics Intel HD Graphics 5500
ストレージ 500GB HDD(5400回転)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型、1,366×768ドット、光沢あり
通信機能 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0
Webカメラ フロント30万画素
主なインタフェース USB3.0×1、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) 4.3時間 5.3時間
本体サイズ/重量 幅378×奥行き265×高さ22.9mm/2.3kg
オフィス なし Office Home and Business Premium なし Office Home and Business Premium

※オフィス付きのCeleronモデルは、品切れ中です(2016年12月5日時点)

 

今回の検証に使ったのは、税込み価格3万7260円でCeleron 3215U搭載のオフィスなしモデル「80QQ00BCJP」です。上位CPUのCore i3-5005Uを搭載したモデルでは、より優れた結果となるでしょう。

ベンチマーク結果をチェック

では、ideapad 100のCeleronモデルで行なった各種ベンチマークテストの結果を紹介しましょう。なお今回は、以下の機種とテスト結果を比較しています(検証のタイミングはそれぞれ別の日に行なっています)。購入の際の参考にしてください。

 

テストに使った機種(価格は2016年8月31日時点)
モデル名 g01 g02 g03 g04
レノボ
ideapad 100
デル
Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデル
ドスパラ
Altair VH-AD
ユニットコム
Stl-15HP033-C-EES
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Celeron 3215U(1.70GHz) Celeron N3050(1.60GHz) Celeron N3150(1.60GHz) Celeron N3160(1.60GHz)
メモリー 4GB 4GB 2GB 4GB
ストレージ 500GB HDD 500GB HDD 32GB eMMC 120GB SSD(SATA)
送料+税込み価格 3万7260円 ~3万9938円
※キャンペーによって異なる
3万2159円 4万3178円
レビュー記事 リンク リンク リンク リンク

Windows 10は十分快適に使える

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Windows 10の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール」の結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)は、下表のとおりとなりました。各スコアの最大値が「9.9」であつことを考えれば、標準的なスコアが出ていると言えます。

 

Windowsエクスペリエンスインデックス
ideapad 100 Inspiron 15 3000 Altair VH-AD Stl-15HP033-C-EES
プロセッサ(CpuScore) 6.2 5 6.6 6.7
メモリ(MemoryScore) 5.9 5.9 5.5 5.9
グラフィックス(GraphicsScore) 4.6 4.1 4.2 4.2
プライマリハードディスク(DiskScore) 5.9 5.9 7 8.15

CPU性能は比較的高い

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CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」では、3万円台の格安モデルとしては優れた結果となりました。下の表をご覧いただくとおわかりのように、クアッドコアのCeleron N3160とほぼ同等のスコアが出ています。

 

各CPUの性能の違い

各CPUの性能の違い

 

ちなみにCeleron N3160ではシングルコアのテスト結果は「36」ですので、コア1個あたりの性能はCeleron 3215Uのほうが上。マルチスレッドを使わない通常の作業であれば、ideapad 100のほうが高い性能を発揮できるかもしれません。

 

Celeron 3215Uの詳細情報。メモリーにはDDR3Lが使われていました

Celeron 3215Uの詳細情報。メモリーにはDDR3Lが使われていました  ※クリックで拡大

ハードディスクのアクセス速度は標準的

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ハードディスクのアクセス速度は、読み込み速度/書き込み速度ともに標準的です。eMMCやSSDではアクセス速度がより高速でWindows 10の体感速度も大きく向上するのですが、容量が少ない点が弱点。その点、ideapad 100は500GBと十分な容量を持っています。価格と容量のバランスに優れていると言えるでしょう。

 

システム用のCドライブとは別に、ソフトインストール用/データ保存用にDドライブが用意されていました ※クリックで拡大

システム用のCドライブとは別に、ソフトインストール用&データ保存用にDドライブが用意されていました ※クリックで拡大

総合的なパフォーマンスは圧倒的!

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

 

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

 

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、Lenovo ideapad 100で他モデルよりも非常に高いスコアが出ています。

 

「PCMark 8」ベンチマーク結果
ideapad 100 Inspiron 15 3000 Altair VH-AD Stl-15HP033-C-EES
Home conventinal 3.0 1846 1175 1343 1486
Home accelerated 3.0 2462 1605 1620 1774
Creative conventinal 3.0 1624 848 1158 1243
Creative accelerated 3.0 2589 1637 1734 1874

 

OpenCLを利用する「accelerated」のテストで高いスコアが出ていますので、おそらくグラフィックス性能が大きく影響しているのかもしれません。Cherry Trail世代のCeleron N3000系はタブレット向けのAtomと同じアーキテクチャ(基本構造)が使われていますので、PC向けに作られたBroadwell世代のCeleron Uシリーズのほうが総合的なパフォーマンスで優れていると言えます。

PassMark PerfomanceTest 8.0ベンチマーク結果

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「PassMark PerfomanceTest 8.0」でも、総合スコア(PassMark Rating)でideapad 100がもっとも優れています。CPUのスコア(CPU Mark)についてはCeleron N3150/N3160とそれほど変わらないものの、2Dおよび3Dグラフィックスのスコアで大きな差が出ました。

 

「PassMark PerfomanceTest 8.0」ベンチマーク結果
ideapad 100 Inspiron 15 3000 Altair VH-AD Stl-15HP033-C-EES
PassMark Rating 1106 635 715 905
CPU Mark 1934 1020 1823 1934
2D Graphics Mark 300.1 139.8 131.5 162.3
3D Graphics Mark 436.3 266 287.4 288.2
Memory Mark 1194 667 560 729
Disk Mark 765 736 729 4606

軽めの3Dゲームならなんとか遊べる?

Lenovo ideapad 100は、格安モデルのなかでは比較的グラフィックス性能が高いものの、ドラクエ10やFF14を快適に遊べるほどのパワーはありません。解像度や画質をグッと下げればかろうじてプレーできるかもしれませんが、そこまでするぐらいならより高性能なモデルを選んだほうがいいでしょう。

 

グラフィックス機能には、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用します

グラフィックス機能には、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用します

 

総合的な3D性能を計測する「3DMark」のベンチマーク結果

総合的な3D性能を計測する「3DMark」のベンチマーク結果

 

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の結果

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の結果。評価は「普通」ですが、プレーするにはやや厳しいレベルです

 

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果。こちらも「「普通」という評価ですが、カクつきがかなり目立つでしょう

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果。こちらも「「普通」という評価ですが、カクつきがかなり目立つでしょう

マインクラフトはWindows 10版なら快適

PC版(Java版)のマインクラフトを試してみたところ、平均FPS(画面の描画速度を表わす目安)は40~50前後でそれほど悪くはなかったのですが、妙にカクカクする場面が目立ちました。ビデオ設定で画質を落としたりウィンドウモードで試してみたりしましたが、やっぱり動きはカクカクです。

 

画質を落としたウィンドウモードでも、動きがカクカクでした

画質を落としたウィンドウモードでも、動きがカクカクでした

 

しかしUWPアプリのWindows 10版では、動きが非常にスムーズです。FPSを計測してみたところ、平均は57.86と十分な結果でした。最小FPSは10FPSでしたが、一瞬下がっただけで全体的には非常に快適です。

 

Windows 10版はPC版とは比べ物にならないほど快適!

Windows 10版はPC版とは比べ物にならないほど快適!

 

サクサク動くのは、Windows 10版がスマートフォンやタブレット向けの「Minecraft Pocket Edition(マイクラPE版)」をベースに作られているためです。MODを使えない、機能が少ないなどのデメリットはありますが、スマートフォンやタブレットとマルチプレーを楽しめるというメリットもあります。マインクラフトを楽しみたいなら、Windows 10版を試してみるといいでしょう。

YouTubeの高画質動画はコマ落ちなし!

YouTubeで1080p動画を再生してみたところ、途中で止まることもなく、スムーズに再生されました。動画再生を開始すると一瞬だけCPU使用率が上がりますが、その後は10%前後で落ち着きます。システムへの負荷も低いので、動画は快適に楽しめるでしょう。

 

ネット動画の再生には、まったく問題ありませんでした

ネット動画の再生には、まったく問題ありませんでした。カクカクするとすれば、ネット回線や無線LANの電波状況による影響だと思われます

オフィスの動作は非常に快適!

今回試したのはオフィス付きモデルではないのですが、筆者所有のオフィスをインストールして使ってみました。標準的な文書であれば、非常に快適に閲覧・編集できます。極端に重いデータや大規模なマクロだとパフォーマンスが落ちるかもしれませんが、普通に使うぶんにはストレスを感じませんでした。

 

表やグラフの操作、画面の拡大縮小は非常にスムーズで、ストレスを感じません

表やグラフの操作、画面の拡大縮小は非常にスムーズで、ストレスを感じません

 

パワーポイントのスライドも、非常にスムーズに再生されました

パワーポイントのスライドも、非常にスムーズに再生されました

パフォーマンス面でのコスパは高い!

ということで、今回はLenovo ideapad 100のパフォーマンスについてレビューしました。全体的に操作感はよく、待ち時間が長く感じることはありません。ほかのモデルとベンチマーク結果を比較してもおわかりのように、税込み3万円台の格安ノートパソコンとしては優れた性能です。日常的な作業であれば、問題なくこなせるでしょう。

限定クーポンで通常価格よりも安く購入できる!

直販サイトでは、ideapad 100のCeleronモデルが3万7260円、Core i3搭載モデルが4万9459円で販売されています(標準構成時)。

 

しかし注文時に一般公開されていない限定クーポン「LENOVOSPQ4」を入力すると、Celeronモデルなら3万6720円、Core i3モデルなら4万8762円とさらに安い値段で購入可能です(2016年12月5日時点)。

 

限定クーポン利用時の価格(2016年12月5日時点)
通常クーポン 限定クーポン
Celeronモデル 3万7260円 3万6720円
Core i3モデル 4万9459円 4万8762円
Core i3モデル Office付き 6万4795円 5万5669円

 

限定クーポンは、注文時のショッピングカート画面で入力します。リンク先の商品ページに書かれているクーポンとは割引率が異なりますので、かならず「LENOVOSPQ4」と入力してください。

 

注文画面のEクーポン記入欄に「LENOVOSPQ4」と入力することで、特別価格で購入できます

 

なおLenovo ideapad 100は、レノボ・ジャパンの直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のモデルです。支払い方法や納期などについては、以下のリンクから商品ページでご確認ください。

 

記事を書いた人
こまめブログ

元雑誌・書籍編集者からPC系フリーライターを経て、レビューブロガーとして活動しているオジサンです。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月。安いガジェットやPCをよく買いあさっています

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