デル Insprion 15 3000(3567)レビュー Core i3搭載激安15.6型ノートPCのコスパが最強すぎる!! もうコレでいいんじゃね?

Inspiron 15 3000

デルの「Inspiron 15 3000 シリーズ」は、15.6型の液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンです。最大の魅力は、コストパフォーマンスが異様に高い点。同価格帯の格安モデルよりも、はるかに高性能なCPUが使われています。

そこで今回はInspiron 15 3000 シリーズのなかでもっとも安い「Inspiron 15 3000 スタンダードモデル」を使って、実際の性能や使いやすさなどを検証します。

New Inspiron 15 3000

New Inspiron 15 3000 シリーズ

税込み3~4万円台

Inspiron 15 3000のスペック

Inspiron 15 3000には、CPUにCore i3を搭載した「スタンダード」モデルとCore i5の「プレミアム」モデルが用意されています。プレミアムモデルではメモリー容量や液晶ディスプレイの解像度が異なるバリエーションモデルがあり、さらに「オフィス付き」や「即納モデル(最短翌日出荷)」などの付加価値によって値段が異なります。

スタンダード プレミアム プレミアム フルHD プレミアム フルHD SSD
CPU Core i3-6006U Core i5-7200U
メモリー 4GB 8GB 4GB
ストレージ 1TB HDD 256GB SSD
ディスプレイ 15.6型、1366×768ドット、光沢 15.6型、1920×1080ドット、非光沢
グラフィックス Intel HD Graphics 520 Intel HD Graphics 620
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ なし
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(433Mbps)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、100BASE-TX対応有線LAN、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力
サイズ 幅380×奥行き2260.3×高さ23.65mm
重量 2246gから
バッテリー 4セル40WHrバッテリー搭載
標準価格(税別) 4万9980円 6万4980円 7万2980円 7万2980円

標準価格は確かに安いのですが、「激安!」というほどではありません。しかし標準価格で販売されることはなく、常になんらかのキャンペーンで割り引きされています。詳しくは後述しますが、Core i3搭載のスタンダードモデルであればタイミングによっては3万円台で買えることもあるのです。

ベンチマーク結果をチェック

Inspiron 15 3000が実際にどれくらいの性能なのか、ベンチマーク結果を交えながら紹介しましょう。今回はCore i3搭載でもっとも安い、Inspiron 15 3000 スタンダードモデルを使っています。比較用に、3万円台で購入できる「Inspiron 14 3000 エントリーモデル」と「Lenovo V310」の結果もまとめました。それぞれのスペックは、以下の表のとおりです。

Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
CPU Core i3-6006U Celeron N3350 Celeron 3855U
メモリー 4GB 4GB 4GB
ストレージ 1TB HDD 1TB HDD 500GB HDD

Windows 10の快適さ

Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)
Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
プロセッサ 7.1 5.9 6.3
メモリ 5.9 5.9 5.9
グラフィックス 4.2 4.1 4.5
プライマリハードディスク 5.9 5.9 5.9

それぞれのWindowsエクスペリエンスインデックスは、上記の表のとおり。「メモリ」と「プライマリハードディスク(ストレージ)」は変わりませんが、CPU性能を表わす「プロセッサ」では、Inspiron 15 3000 スタンダードモデルでダントツの結果が出ています。

CPUの性能

CINEBENCH R15

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」では、下記の表の結果となりました。格安ノートパソコンのなかでも比較的高いCPU性能を持つLenovo V310を大きく上回っています。

CINEBENCH R15ベンチマーク結果
Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
CPU 212cb 94cb 125cb
CPU(シングルコア) 81cb 50cb 67cb

HDDのアクセス速度

CrystalDiskMark

1TB HDDのアクセス速度を計測してみたところ、HDDとしては平均的な結果となりました。ただしSSDよりはアクセス速度が劣りますので、ファイル操作やWindows 10のアップデート時などで、ちょっと待たされるかもしれません。

Windows 10のアップデートやアプリの更新、ウイルスチェックなどが実行されると、ファイルの読み込みが極端に遅くなることがあります ※クリックで拡大

ただし容量的には十分です。スマホで撮影した写真や動画を大量に保存するのに向いています。

Cドライブの空き容量

Cドライブには893GBのの空き容量。アップデートやアプリの更新で、容量が増減する場合があります

パソコンとしての総合性能

総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、格安モデルとしては優れた結果が出ています。動画のエンコード(変換)など負荷の高い処理には向きませんが、動画の視聴やネットの閲覧にはまったく問題ありません。

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

PCMark 8ベンチマーク結果
Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
Home accelerated 2737 1744 2435
Creative accelerated 2883 1697 2558

下位23%以内の性能

「PCMark 8」でテストを行なったパソコン全体のなかでは、下位23%以内の結果。デスクトップパソコンも含まれているので、それほど悪い結果でもありません ※クリックで拡大

同じく総合的なパフォーマンスを計測する「PassMark PerformanceTest 8.0」でも、なかなか健闘しています。

「PassMark PerformanceTest 8.0」ベンチマーク結果

「PassMark PerformanceTest 8.0」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

PassMark PerformanceTest 8.0ベンチマーク結果
Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
CPU Mark 3106 1317 1875
2D Graphics Mark 355.4 200.6 290.9
3D Graphics Mark 739 329.9 545
Memory Mark 1383 938 1243
Disk Mark 791 568 721

CPUにCore i5やCore i7を搭載した高級モデルにはかなわないものの、5万円以内で買える格安ノートパソコンのなかでは優秀な結果です。オフィスを使った文書作成はもちろん、ちょっとした写真管理/画像加工であれば問題なくこなせるでしょう。

ゲーム性能をチェック

Inspiron 15 3000はCPU内蔵のグラフィックス機能を使うため、ゲーム性能はそれほど高くありません。しかし軽めのゲームであれば、解像度や画質を調整することで楽しむことができます。

3DMarkベンチマーク結果

総合的な3D性能を計測する「3DMark」の結果は、以下の表のとおり。格安モデルのなかではかなり高めのパフォーマンスではあるものの、3Dゲームを高画質&高解像度で楽しめるほどの性能ではありません。あくまでも「軽めのゲームを息抜き程度に楽しむ」レベルです。

3DMarkベンチマーク結果
Inspiron 15 3000 スタンダードモデル Inspiron 14 3000 エントリーモデル Lenovo V310
3dmark firestrikeFire Strike 536 294 395
3dmark skydiverSky Diver 2561 1070 1842
3dmark cloudgateCloud Gate 3837 2017 2632
3dmark icestormIce Storm 34350 22535 24421

ドラクエ10ベンチ

ドラゴンクエストXベンチマークソフト

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では、解像度1280×720ドットの標準品質で「快適」という評価でした。低めの解像度に限定されますが、問題なくプレーできるでしょう。

FF14ベンチ

ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、解像度1280×720ドットの標準品質で「やや快適」という評価です。平均FPSは24.1ですので、シーンによっては画面がかなりカクカクしてしまうかもしれません。このゲームについては、プレーしないほうが無難です。

マインクラフト Windows 10 エディション

minecraft

パソコン版(Java版)のマインクラフトをプレーするには少々性能的に厳しいのですが、UWPアプリ(Windows 10用アプリ)のマインクラフト(マインクラフトPE相当)であれば、問題なくプレーできました。木や建物が多い場所では若干カクカクしているように見えるものの、フルスクリーンでも普通に遊べます。

本体の大きさと重さ

ここからは、Inspiron 15 3000の外観について紹介します。

標準的な大きさのノートパソコン

15.6型の液晶ディスプレイを搭載した、もっともよく使われている大きさのノートパソコンです

本体の大きさは、幅380×奥行き2260.3×高さ23.65mm。それなりに存在感のあるサイズです。

大きさの比較

A4用紙とB5ノートとの大きさ比較

本体の素材には、樹脂(プラスチック)が使われています。高級感はありませんが、格安モデルとしては標準的な質感です。

プラスチックを使ったボディ

プラスチックを使ったボディ

天板のデザイン

天板にはドットテクスチャーが刻み込まれています

パームレスト部分も同じ加工

ゴム足を含めた高さ

ゴム足を含めた高さは、実測で27mmでした。15.6型としては平均的な厚みです

天板部分

天板部分

底面部分

底面部分

バッテリーは取り外し可能

バッテリーは取り外し可能です

重量の実測

重さは実測で2254gでした。電源アダプター込みだと2515gです

液晶ディスプレイの映像品質

液晶ディスプレイの映像は、格安モデル相当です。色合いは青みが強調され、コントラストはかなり低めに抑えられていました。ただ実際に写真を見てみると、それほど違和感を感じないのでフシギです。

液晶ディスプレイに映し出した写真

液晶ディスプレイに映し出した写真

オリジナルとの比較

元の写真(右)と比べると色がだいぶ違いますが、単体で見ればそれほど違和感はありません

液晶ディスプレイのガンマカーブ。赤青緑の3色が重なっている状態が理想ですが、Inspiron 15 3000では青が強調されています(下方向に飛び出ている)

視野角は広くなく、映像を斜めから見ると色がだいぶ変わってしまいます。格安モデルであることを考えれば、しょうがないでしょう。解像度は1366×768ドットのモデルは液晶ディスプレイの表面が光沢のあるグレア仕上げですので、光の映り込みが目立ちます。気になる場合は、角度を変えて調整しましょう。

液晶ディスプレイの視野角

液晶ディスプレイを上下左右60度の角度からみた様子。視野角はかなり狭め

グレアディスプレイ

光沢のあるグレアディスプレイのため、光の映り込みが目立ちます。気になる場合は角度を変えて対処すればOKです

キーボードの使いやすさ

Inspiron 15 3000のキーボードは、数値入力に便利なテンキー付きです。キーピッチ(キーとキーの間隔)は実測で19mmと、理想的な大きさでした。Enterキー周辺がやや小さいのですが、慣れれば問題なく使えるでしょう。

テンキー付きのキーボード

テンキー付きのキーボード

余裕のあるキーボード

キーピッチは19mmと理想的な大きさ。だいぶ余裕がある作りです

キーのたわみ

ホームポジション周辺では、キーがたわみます

キーストロークは実測で1.5mm。標準的な深さです

キーのタイプ音は「タタタタ」と控えめなタイプ。しかし強めに入力するとかなり音が響く上に、どこかが振動しているような音が聞こえました。静音性についてはそれほど高くありませんが、格安モデルとしては妥当な品質でしょう。

タッチパッドはボタン一体型

タッチパッドはボタン一体型

端子類・拡張性について

周辺機器接続用の端子類としては、USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、有線LAN(100BASE-TX)、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力などが用意されています。アナログRGB(VGA)には対応していませんが、普通に使える構成です。

左側面

左側面には電源コネクター、有線LAN、HDMI、USB3.0×2 ※クリックで拡大

右側面

右側面はSDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力、USB2.0、光学ドライブ ※クリックで拡大

DVDスーパーマルチドライブ

DVDの再生と書き込みが可能なDVDスーパーマルチドライブ

メモリーカードスロット

メモリーカードスロットはSDサイズのカードが1.5cm程度はみ出ます

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部には、92万画素の720p HDカメラ

電源ボタンはキーボード右上

電源ボタンはキーボード右上

HDDからSSDへの交換が可能

Inspiron 15 3000は、HDDからSSDへの交換が可能です。ただし自分で作業を行なうと、メーカー保証のサポート外となってしまう点に注意してください。くれぐれも、自己責任の上でお願いします。

HDDからSSDへの交換には底面部のカバーを開ける必要があるのですが、カバーを開けるまでが面倒です。慣れていない人、もしく十分な機材がない場合は、事前にしっかり準備をしておきましょう。

なお、詳しい交換方法については、デルのサービスマニュアルを確認してください。

SSDのクローン

HDDの内容をSSDにコピー

HDDの取り外し

Inspiron 15 3000に取り付けられている1TB HDD

本体にセット

HDDの代わりにSSDを取り付けます

SSDの交換したところ、ファイルのアクセスが高速になったのはもちろん、起動直後のモッサリ感が低減しました。バックグラウンドでウイルス対策ソフトによるスキャンやアプリの更新が行なわれていても、HDDのように長く待たされることはありません。もうちょっと高品質なSSDを使えば、より快適になるでしょう。今回は120GBのSSDを使いましたが、容量的には240GB以上がおすすめです。

SSD換装後のアクセス速度

SSD換装後のアクセス速度

メモリーの最大容量は16GB

Inspiron 15 3000は、最大16GBまでメモリーを増設できます。メモリースロットは2ポートですので、8GB×2枚の組み合わせがベストでしょう。8GBでいいのであれば、4GB×2または8GB×1の構成でOKです。なおメモリー規格はSO-DIMMのPC4-19200(DDR4-2400 )ですので、対応するメモリーを用意してください。

メモリースロット

メモリースロットは2ポート。実機では4GBのメモリーが1枚ささっていました

実際にHDDやメモリーを交換した様子や交換後の結果については、下記の記事にまとめています。

クーポン利用でお得に購入!

Inspiron 15 3000は、なんらかのキャンペーンにより常に割り引き価格で販売されています。主なキャンペーン内容は「8000円オフ」か「1万5000円オフ」、「15%オフ」の3種類。1万5000円オフのキャンペーンはめったに実施されませんが、決算時期や繁忙期になると2週間ごとに行なわれることもあります。

スタンダード プレミアム プレミアム フルHD プレミアム フルHD SSD
CPU Core i3-6006U Core i5-7200U
メモリー 4GB 8GB 4GB
ストレージ 1TB HDD 256GB SSD
標準価格(税別) 4万9980円 6万4980円 7万2980円 7万2980円
8000円オフ(税別) 4万1980円 5万6980円 6万4980円 6万4980円
1万5000円オフ(税別) 3万4980円 4万9980円 5万7980円 5万7980円
15%オフ(税別) 4万2483円 5万5233円 6万2033円 6万2033円

ごくまれにもっとスゴイ特別価格で販売されることもあります。しかし不定期で回数も少ないため、そのタイミングを狙って買うのは難しいでしょう。ちなみに当サイトではデルのセール情報を随時更新していますので、そちらを定期的にチェックすると特別セールの時期にうまく購入できるかもしれません。

なお特別価格で購入するには、注文時にクーポンコードの入力が必要となります。と言ってもクーポンコードは商品ページに書かれていることが多いので、すぐに見つけられるはずです。

クーポンをコピー

商品ページに掲載されているクーポンコードをコピーします ※最新のクーポンは公式サイトでご確認ください

クーポンを適用

注文画面のクーポン入力欄にコピーした文字を貼り付け、「クーポンを適用」をクリックします ※最新のクーポンは公式サイトでご確認ください

セール時期を狙って買いたい!

ということで、今回はデルのInspiron 15 3000のレビューをお届けしました。タイミングにもよりますが、実売価格はだいたい4万5000円前後、大きなセールがあると3万円台で購入できます。3万円台でこのパフォーマンスは、激安以外のなにものでもありません。本体のデザインや使い勝手については格安モデル相当ですが、性能面でのコストパフォーマンスは最強レベルです。ぜひキャンペーン時期を狙って、お得に入手してください。

最強コスパ

タイミングにもよりますが、3万円台で買えればコスパは最強

Inspiron 15 3000は、デルの公式サイトで販売されています。このモデルを購入される方や支払い方法や納期などを知りたい方は、公式サイトの商品ページをご確認ください。

New Inspiron 15 3000

New Inspiron 15 3000 シリーズ

税込み3~4万円台

 

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