LAVIE Direct HZ 2017年春モデル性能レビュー Core i7-7500UとCore i7-6500Uの性能を比較!

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル

NECの13.3型超軽量ノートパソコン「LAVIE Direct HZ」では、第7世代(Kaby Lake)のCPUが使われています。前モデルで使われていた第6世代(Skylake)と比べて、性能がどれだけ変わっているのか気になるところではないでしょうか。

そこで今回は2017年春モデルと2016年秋冬モデルのベンチマーク結果を比較しながら、実際にLAVIE Direct HZがどんな用途で活用できるのかについて解説します。

LAVIE Direct HZのスペック

LAVIE Direct HZは、NECの直販サイト「NECダイレクト」限定販売のモデルです。購入時にCPUの種類やストレージ容量などを、好みに合わせて変えられる点がポイント。パーツの組み合わせによって性能や合計金額が変わります。2017年秋冬モデルと2016年秋冬モデルの仕様は以下の表のとおり。最新モデルでは第7世代のCPUを選べるのが、大きな特徴です。

2017年春モデル 2016年秋冬モデル
CPU Core i7-7500U/Core i5-7200U/Core i3-7100U/Celeorn 3865U Core i7-6500U/Core i5-6200U/Celeorn 3855U
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPU内蔵、Core i搭載時)/Intel HD Graphics 610(CPU内蔵、Celeron搭載時) Intel HD Graphics 520(CPU内蔵、Core i搭載時)/Intel HD Graphics 510(CPU内蔵、Celeron搭載時)
メモリー 8GB/4GB
ストレージ 128GB/256GB SSD(SATA)または512GB SSD(PCIe)
ディスプレイ 13.3型、1920×1080ドット(フルHD)タッチ対応、非光沢 13.3型、2560×1440ドット(WQHD)タッチ非対応/1920×1080ドット(フルHD)タッチ対応
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(11ac時最大867Mbps)、Bluetooth Smart Ready
インターフェース USB3.1(TYPE-A)×1、USB3.0×1、ヘッドホン出力、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット USB3.0×2、ヘッドホン出力、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット

筆者が購入したのは、Core i7+8GBメモリー+256GB SSDの組み合わせです。Core i5+8GBメモリーでも実用的に使えるとは思いますが、Core i7のほうが安心感があるかなという理由で決めました。より快適に使いたい場合は、ストレージにPCIe接続の512GB SSDを選ぶといいでしょう。

ベンチマーク結果をチェック

今回の検証では、LAVIE Direct HZの2017年春モデルと2016年秋冬モデルを使っています。それぞれの主なスペックは、以下の表のとおり。ストレージの容量は異なりますが、パーツの組み合わせ的にはほぼ同クラスと言っていいはずです。

2017年春モデル 2016年秋冬モデル
CPU Core i7-7500U Core i7-6500U
グラフィックス Intel HD Graphics 620 Intel HD Graphics 520
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA) 128GB SSD(SATA)

2917年春モデルのシステム情報

2017年春モデルのシステム情報

Windows10の快適さ

Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)
2017年春モデル 2016年秋冬モデル
プロセッサ 7.7 7.5
メモリ 7.9 7.9
グラフィックス 6.2 6.2
プライマリハードディスク 8.1 8.15

CPU性能を表わす「プロセッサ」が、2017年春モデルのほうが高くなっています。ストレージ性能を表わす「プライマリハードディスク」が2016年秋冬モデルで高くなっているのは、おそらく使用されているSSDの違いによるものでしょう。誤差レベルですので、ストレージのスコアについては気にする必要はありません。

CPUの性能

CINEBENCH R15ベンチマーク結果

※クリックで拡大

CPUの計算性能を表わす「CINEBENCH R15」では、Core i7-7500Uを搭載した新モデル(左)のほうがCore i7-6500U搭載の前モデル(右)を7.3%上回っています。性能が大きく向上したわけではありませんが、やはり新モデルのほうがパフォーマンス面で有利なようです。

CPUとメモリーの詳細

CPUとメモリーの詳細情報 ※クリックで拡大

SSDのアクセス速度

CrystalDiskMarkベンチマーク結果

※クリックで拡大

SSDについては、どちらもSATA接続です。「CrystalDiskMark」を使ってストレージのアクセス速度を調べてみたところ、2016年秋冬モデル(右)のほうがちょっとだけ高速、という結果になりました。

ただしこれは、筆者所有のパソコンでたまたまそうなっただけです。同じモデルでも場合によっては異なるSSDが搭載されているため、今回のベンチマークと同じ結果が出るとは限りません。そのため、SATA接続のSSDとしておおよそ同じ程度、と認識しておくといいでしょう。

テスト機で使われていたSSD

2017年春モデルでは、サンディスクの「SANDISK X300シリーズ256GBモデル(SD7SN6S-256G)」が使われていました。2016年秋冬モデルは、サムスン製の「Samsung CM871a128GBモデル(MZNTY128HDHP)」です ※クリックで拡大

SSDの空き容量

256GB SSD搭載の2017年春モデル(左)と128GB SSD搭載2016年秋冬モデル(右)の空き容量 ※クリックで拡大

ちなみにPCIe接続の512GB SSDを選ぶと、アクセス速度はグンと高速化します。下の結果は2016年春モデルのものですが、現在でも同程度のはず。SSDのアクセス速度が速くなることで、体感速度は大きく向上するでしょう。

PCIe接続のSSD

PCIe接続512GB SSDのアクセス速度(2016年春モデル)

パソコンとしての総合性能

パソコンとしての総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、モバイル向けのーとパソコンとしてはかなり優秀な結果となりました。

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

PCMark 8ベンチマーク結果
2017年春モデル 2016年秋冬モデル
Home accelerated 3797 3290
Creative accelerated 4694 4158

上位41%以内の性能

「PCMark 8」を実行したパソコンのなかで、上位41%以内に含まれるスコアです

同じく総合的なパフォーマンスを計測する「PassMark PerformanceTest 8.0」と 「PassMark PerformanceTest 9.0」で、Core i7-7500Uを搭載した2017年春モデルのほうが優れたスコアが出ています。ストレージとメモリーの性能はほぼ同じなので、CPU性能による影響が大きいと考えていいでしょう。

「PassMark PerformanceTest 8.0」ベンチマーク結果

「PassMark PerformanceTest 8.0」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

「PassMark PerformanceTest 9.0」ベンチマーク結果

「PassMark PerformanceTest 9.0」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

ゲーム性能をチェック!

LAVIE Direct HZは、本来ゲームを楽しむためのパソコンではありません。しかし最近はCPU内蔵のグラフィックス性能が大きく向上しており、ちょっとしたゲームなら快適に遊べるほどの性能を持っています。

GPU-Z詳細情報

Intel HD Graphics 620の詳細情報

3DMarkベンチマーク結果

総合的な3D性能を計測する「3DMark」では、意外に優れた結果となりました。海外の大作ゲームを楽しむにはパワー不足ですが、国内で人気のゲームであれば画質調整でなんとかなるレベルです。

3DMarkベンチマーク結果
2017年春モデル 2016年秋冬モデル
3dmark firestrikeFire Strike(DX11,FHD) 954 862
3dmark skydiverSky Diver(DX10) 4178 3631
3dmark cloudgateCloud Gate(DX10) 6913 5710
3dmark icestormIce Storm(DX9) 68181 56911

ドラクエ10ベンチ

ドラクエ10ベンチ

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」では、解像度1280×720ドットで「とても快適」という評価でした。解像度を1920×1080ドットに変更すると、画質によって評価が変わります。フルHDの最高画質でなければ、快適に楽しめるでしょう。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」結果
2017年春モデル 2016年秋冬モデル
1280×720ドット、標準品質 9869(とても快適) 9052(とても快適)
1280×720ドット、最高品質 7739(とても快適) 7289(とても快適)
1920×1080ドット、標準品質 5348(快適) 5072(快適)
1920×1080ドット、最高品質 4145(普通) 3947(普通)

FF14ベンチ

FF14ベンチ

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、解像度1280×720ドットの標準品質(ノートPC)で「とても快適」という評価です。ただし平均FPSはそれほど高くはなく、シーンによってはかなりカクカクするかもしれません。なめらかな動きは、期待しないほうがいいでしょう。ある程度のカクつきを共用できるなら、それなりに楽しめます。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」結果
2017年春モデル 2016年秋冬モデル
1280×720ドット、標準品質 5115(とても快適、平均42.2FPS) 4898(快適、平均40.5FPS)
1920×1080ドット、標準品質 2928(やや快適、平均23.2FPS)

内部の発熱について

ベンチマーク中のCPU温度を確認してみたところ、最高で75度に達する場面がありました。かなり高温ではありますが、CPUの最大限界温度(100度)にはまだ余裕があります。ファンの駆動音はそれなりにありますが、気になるほどではありません。パフォーマンスの低下は見られずまた温度が高くなる部分もありませんでしたので、効果的に排熱が行なわれていると考えられます。

CPUの最大温度

「PCMark 8」(左)と「3DMark」(右)実行中の、CPU最大温度

Kaby Lake世代でパフォーマンスは微増

ということで、今回はKaby Lakeこと第7世代のCoreプロセッサーを搭載したLAVIE Direct HZのパフォーマンスについて検証しました。Skylakeこと第6世代のCPUを搭載したモデルと比べてパフォーマンスは向上していますが、大きな差が出ているわけではありません。性能と価格のバランスで考えれば、いまは2016年秋冬モデルのほうがお得と言えるでしょう。

ただし2017年春モデルではキーボードや本体に改良が加えられており、使い勝手が向上しています。その意味でおすすめなのは最新モデルですが、少しでも安く購入したいのであれば、旧モデルを選ぶのもアリです。予算や用途を考慮しながら、自分に合ったモデルを選んでください。

LAVIE Direct HZ 2017年春モデル

デザインや使い勝手など、総合的な完成度が大きく向上したLAVIE Direct HZ 2017年春モデル

また当サイトではLAVIE Direct HZの本体デザインや各部の使い勝手、そのほかのパフォーマンスについてもレビューしています。詳しくは以下のリンクから、関連記事をご覧ください。

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