Celeron N2940搭載の格安ノートPCでマインクラフトを快適に遊べるか?「LuvBook B」でチェック!

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PC版のマインクラフトで遊びたいけどPCを持っていない、あるいはPCが古すぎて遊べないという人は多いのではないでしょうか。マインクラフトのグラフィックはそれほど凝っていませんが、本格的にプレーするとなると意外にも高いマシン性能が必要となります。そこで今回はCPUにCeleron N2940(1.83GHz)を搭載したマウスコンピューターの格安ノートPC「LuvBook B」を使って、低価格なPCでどれだけ快適に遊べるのかを検証しました。

なお「LuvBook B」はもっとも安いモデルが3万7800円(税別)で販売されていますが、今回はメーカーからお借りした4万9800円(2015年4月6日現在、キャンペーン割引適用ずみ)のSSD&DVDドライブ搭載モデル「LB-B400S-SSD」を利用しています。またベンチマーク結果はパーツ構成によって変わることがあり、検証結果はあくまでも個人的な感想である点をあらかじめご了承ください。

2016年モデルのレビューを公開中!

2016年3月に、Celeron N3150を搭載したLuvBook Bシリーズの新モデルが発売されました。この記事で紹介している2015年モデルはすでに完売しています。最新情報を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


試用機の主なスペック
製品名 LuvBook B(LB-B400S-SSD)
OS Windows 8.1 Update 64bit
CPU Celeron N2940(1.83GHz)
メモリー 4GB
ストレージ 128GB SSD(ADATA SP900シリーズ)
液晶ディスプレイ 14型、1366×768ドット、ノングレアタイプ
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE
Webカメラ 100万画素
インターフェース USB3.0×1、USB2.0×2、アナログRGB、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC/MS対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
サイズ/重量 幅340×奥行き241×高さ12~24.7mm/約1.8kg
バッテリー駆動時間 7.2時間(JEITA2.0)

3Dグラフィックス性能をベンチマークソフトでチェック

マインクラフトのプレーを始める前に、まずはCeleron N2940を搭載した「LuvBook B」のゲーム性能を確認してみましょう。

「LuvBook B」はグラフィックス機能に、CPU内蔵のIntel HD Graphics(第7世代)を利用します。もともとCeleron N2940は価格の安さや省電力性能を重視したCPUですので、内蔵グラフィックス機能もそれほど高くはありません。

グラフィックス機能には、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用する

グラフィックス機能には、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用する。性能は控えめ

総合的な3D性能(DirectX利用時)を計測するベンチマークソフト「3DMark」では、もっとも負荷の低い「Ice Storm」で「19417」でかなり低めの結果です。国内で人気のオンラインゲームをプレーするなら、最低でも3万以上(1280×720ドット、低画質時)は欲しいところ。「LuvBook B」で3Dゲームをプレーするのは厳しいと言えるでしょう。

「3DMark」ベンチマーク結果

「3DMark」ベンチマーク結果

もっともマインクラフトは3D描画に一般的なDirectXではなくOpenGLを利用しますので、「3DMark」の結果についてはそれほど参考になりません。そこでOpenGLの性能を簡易的に計測できる「CINEBENCH」の結果を見ると、「OpneGL」が「6.34fps」とかなり低めでした。問題なくプレーするのであれば30fps、快適にプレーするなら60fpsは必要となります。

「LuvBook B」の「CINEBENCH R15」ベンチマーク結果

「LuvBook B」の「CINEBENCH R15」ベンチマーク結果

参考までに「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」と「ファイナルファンタジーX14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」の結果も掲載しておきます。さすがに両方とも、プレーするには厳しめの結果となりました。

「ドラゴンクエストX」ベンチマーク結果

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーX14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーX14:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

Celeron N2940はゲームプレーを目的としたCPUではないため、ゲームの快適さに大きく影響する3D描画性能はかなり控えめです。CPU性能と価格の安さを考えれば、やむを得ないところでしょう。

実際にマインクラフトで遊んでみた結果は!?

ベンチマークの結果が良くなくても、実際にプレーしてみると意外に問題なく遊べることもあります。そこで、いよいよマインクラフトを実際にプレーしてみましょう。

ソフトをインストールする際にJavaのラインタイムが必要となりますが、このとき32ビット版ではなく64ビット版のランタイムを利用します。これだけでもプレーの体感速度が大きく変わってくるためです。

Javaラインタイムのダウンロード画面。

Javaラインタイムのダウンロード画面。このまま「同意して無料ダウンロードを開始」を選ぶと32ビット版になってしまうため、この下にある「すべてのJavanoダウンロードを表示します」をクリック

「Windowsオフライン(64ビット)」をクリックしてファイルをダウンロードしたあと、インストールを実行する

「Windowsオフライン(64ビット)」をクリックしてファイルをダウンロードしたあと、インストールを実行する

マインクラフトはバージョン1.8.3を利用しました。まずはMODを導入していないプレーンな状態、いわゆる「バニラ」でプレーしてみます。

ソフトのインストール後にアカウントでログインしてからプレーを開始

ソフトのインストール後にアカウントでログインしてからプレーを開始

ウィンドウサイズ854×537ドットの標準設定でプレーしてみたところ、FPSは20~25程度でした。意外とスムーズに遊べます。

F3キーを押してデバック表示を有効にした状態。新規プレー開始直後のFPSは25前後

F3キーを押してデバック表示を有効にした状態。新規プレー開始直後のFPSは25前後

夜になって影や明かりが表示されると、FPSは20前後となる

夜になって周囲が暗くなると、影や明かりの影響でFPSは20前後となる

プレー開始直後のビデオ設定

プレー開始直後のビデオ設定

FPSについては人それぞれで捉え方が異なるのですが、個人的には以下を目安として考えています。

FPSの目安(個人的な目安)
60以上 ストレスなく快適にプレーできる
59~45 処理の重い場面ではやや動きが遅くなるが、全体的には快適
44~30 問題なくプレーできるレベル。ときおりカクつくことがある
29~15 カクつきが見られるが、そこそこ遊べる
14以下 動きがかなり重くなり、ストレスを感じるレベル

ビデオ設定をもっとも軽い状態にしてみたところ、影や明かりがマス目状に表示されるようになりますが、FPSは最高30まで出るようになりました。

「スムーズライティング」や「雲の表示」をオフにして、負荷を軽くした状態

「スムーズライティング」や「雲の表示」をオフにして、負荷を軽くした状態

グラフィックの品質はやや下がるが、FPSはやや向上した

グラフィックの品質はやや下がるが、FPSはやや向上した

しかしながら、Mob(敵や動物などのキャラクター)が多い場所、あるいは大きな建造物の周辺ではFPSがかなり下がってしまいました。

数百匹の羊がいる牧場では4FPSで、かなり動作が重くなる

数百匹の羊がいる牧場では4FPSで、かなり動作が重くなる

大きな建造物の内部。Mob(ここでは村人)の数は少ないが、設置ブロックが多いことからFPSが低下している

大きな建造物の内部。Mob(ここでは村人)の数は少ないが、設置ブロックが多いことからFPSが低下している

フルスクリーン表示でも、FPSに大きな変化はありませんでした。性能的にライトなプレーならなんとか可能ですが、やり込みプレーには厳しいかもしれません。

1366×768ドットのフルスクリーンでプレーしている様子。常時20~25FPS前後を推移するが、Mobの多い場所ではやはり重くなる

1366×768ドットのフルスクリーンでプレーしている様子。常時20~25FPS前後を推移するが、Mobの多い場所ではやはり重くなる

軽量化MODを導入すれば多少は改善される

ノーマルな状態では、やり込むほどに動作が重くなっていきます。このままでは少し厳しいので、マインクラフトの処理を軽くする「軽量化MOD」を導入してみました。MODを導入してからビデオ設定を調整することで、建造物の多い場所でも平均して30FPS前後出るようになっています。ただし、やはりMobの多い場所では重いままです。

軽量化MOD「OptiFine」を利用した状態。標準状態では8FPSだった場面で、30FPS出ている

軽量化MOD「OptiFine」とマインクラフト 1.8.1を利用した状態。標準状態では8FPSだった場面で、30FPS出ている

羊牧場ではあいかわらずの4FPS

羊牧場ではあいかわらずの4FPS

フルスクリーン表示でも30FPS前後

フルスクリーン表示でも30FPS前後

軽量化MODを利用することで平均して30FPSは出るようになったとは言っても、やはり多少はカクつく場面があります。大量のMobを発生させないなど工夫が必要になるかもしれません。

総合的に見ると「LuvBook B」はマインクラフトを快適に遊べるというレベルでもないのですが、Mobを増やしすぎなければ十分楽しめる性能です。マルチプレーでのレスポンスは違ってくるとは思いますが、ライトなシングルプレーであれば大丈夫でしょう。どのあたりまでが「ライト」なのかは判断が分かれるところですが、参考までに紹介すると、今回テストに使った環境を作り上げるまでにおよそ300時間以上はかかっています。

なお軽量化MODの導入方法については、下記の記事を参考にしてください。

参考リンク

最高画質でプレーするにはどのくらいの性能が必要か?

参考までに、高画質でプレーするとどのような画面になるのかを紹介しましょう。以下のスクリーンショットは、「影MOD」と呼ばれる高画質化MODを適用した状態です。テクスチャーについては標準のものを利用しています。

「影MOD」を導入したときのスクリーンショット。雰囲気がガラリと変わっている

「影MOD」を導入したときのスクリーンショット。見た目の印象がガラリと変わっている

影と照明がリアルになり、

影と照明がリアルになり、雰囲気が格段にアップしている

まるで別のゲームではないかと思うほど、グラフィックが大幅にパワーアップしています。利用したPCのスペックは以下の表のとおり。このパーツ構成だと、1920×1080ドットのフルスクリーン表示で平均80FPS前後は出ていました。

上記のスクリーンショットを撮影したPCのスペック
CPU Core i7-4790K(4GHz)
メモリー 8GB
グラフィックス GeForce GTX 980(4GB)
ストレージ 1TB HDD
OS Windows 8.1 Update 64bit

上記と似た構成のPCとしては、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」の「NEXTGEAR-MICRO im550/im560」シリーズがあります。「プラチナモデルカスタム」なら、CPUはCore i7-4790(3.60GHz)でグラフィックス機能はGeForce GTX 980(4GB)。最新ゲームも最高画質でサクサクとプレーできる性能を持っています。マインクラフトをとことん高画質で楽しみたい人は、このあたりを狙ってみるのもいかがでしょうか。

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NEXTGEAR-MICRO im550/im560 シリーズ
icon※クリックで商品の詳細・販売ページを開きます

「艦これ」はまったく問題なく遊べる

話を「LuvBook B」に戻しましょう。

最後に「LuvBook B」で「艦隊これくしょん~艦これ~」を試してみたところ、まったく問題なくプレーすることができました。CPUやメモリーの使用率もそれほど高くはなく、ほかの作業をしながらでも十分快適に楽しめます。

「艦これ」プレー時のCPU使用率は30%前後、メモリーの使用率は40%前後だった

「艦これ」プレー時のCPU使用率は30%前後、メモリーの使用率は40%前後だった

ブラウザーゲームは3Dゲームよりも処理が軽いため、Celeron N2940を搭載した「LuvBook B」でもストレスなく遊べます。

息抜きとしてのゲームなら問題なし!

20150331-IMG_0092CPUにCeleron N2940を搭載しCPU内蔵のグラフィックス機能を利用する「LuvBook B」は、そもそもゲームプレー向きのPCではありません。しかし実際にゲームを試してみたところ、やり込みプレーには厳しいかもしれませんが、息抜きがてらに楽しむ程度なら十分な性能を持っています。その点を考慮すると、総合的なコストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。

普段の作業もゲームもどちらも楽しみたい人は、グラフィックス機能としてGeForceシリーズなどの外付けGPUを搭載したモデルがオススメです。しかしゲームはあくまでもオマケで、メールやネット、文書作成などの作業がメインなら、低価格な「LuvBook B」をオススメします。

なお「LuvBook B」について詳細を知りたい方や購入を検討している方は、メーカーの製品紹介および販売ページをご確認ください。

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