アフィリエイト広告

マウス m-Book K(2018年モデル)レビュー:動画作成にもおすすめな超高性能ノートPC

マウス mBook Kレビュー

マウスコンピューターのm-Book Kは、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載するスタンダードサイズのノートPCです。最大の特徴は、CPUに6コア12スレッドのCore i7-8750Hを搭載している点。従来のノートPCに比べて性能が飛躍的に向上したことで、動画編集を始めとする重い処理をより快適にこなせるようになりました。

 

スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i7-8750H / メモリー:8~32GB / ストレージ:SSDまたはHDD(デュアル可) / ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080ドット

m-Book Kの注目ポイント

デスクトップPC並みに高性能

デスクトップPC並みに高性能

CPUとして使われている6コアのCore i7-8750Hは非常に高性能。従来のノートPCはもちろん、デスクトップPCをも性能面で上回っています。

詳しく見る

豊富なカスタマイズメニュー

豊富なカスタマイズメニュー

メモリー容量は最大32GBまで増設可能。ストレージには超高速タイプで大容量の1TB SSDを選択できます。

詳しく見る

 

今回はメーカーからお借りした m-Book Kの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。

 

 

mBook K

m-Book K

税込11万1024円~

 

公式サイトを見る
icon

※価格や構成は変更される場合があります

 

関連記事

  • マウスm-Bookシリーズまとめ
  • 初心者におすすめのノートPCまとめ

スペックとラインナップ

m-Book Kのスペック

OS Windows 10 Home ※Proに変更可
CPU Core i7-8750H
メモリー 8/16/32GB(最大32GB)
ストレージ SSD / HDD ※デュアル可、カスタマイズ対応
グラフィックス GeForce MX150 / Intel UHD Graphics 630(CPU内蔵)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5、100BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.1 Gen1(フルサイズ)×1、USB3.1 Gen1(Type-C)×1、USB3.0×1、USB2.0×1、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、有線LAN、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力
セキュリティー TPM 2.0、セキュリティースロット、マカフィーリブセーフ(60日体験版)
カメラ 100万画素
サイズ/重量 幅378×奥行き267×高さ35.8mm/約2.3~2.4kg
バッテリー駆動時間 約6.7時間
サポート メーカー保証1年間、365日24時間対応電話サポート ※拡張サポートあり

※2018年6月18日時点。構成は変更される場合があります

m-Book Kのラインナップ

m-Book Kには全部で5種類のモデルが用意されています。それぞれメモリー容量やストレージ構成が異なります。

 

ラインナップ

m-Book K690BN
Core i7 8GBメモリー 500GB HDD GeForce MX150 税込11万1024円
m-Book K690SN-M2S5
Core i7 8GBメモリー 512GB SSD GeForce MX150 税込12万1824円
m-Book K690XN-M2SH2 ※オススメ
Core i7 16GBメモリー 256GB SSD 1TB HDD GeForce MX150 税込13万2624円
m-Book K690XN-M2SH5-C
Core i7 16GBメモリー 512GB SSD 1TB HDD GeForce MX150 税込13万8024円
m-Book K690XN-M2SH5
Core i7 512GB SSD 1TB HDD GeForce MX150 税込16万5024円

※2018年6月18日時点。構成や価格は変更される場合があります

 

おすすめはデュアルストレージ構成(SSD+HDD)でメモリーが16GBのm-Book K690XN-M2SH2です。この構成であれば、動画編集や画像加工、RAW現像などにもバリバリ活用できるでしょう。予算にもうちょっと余裕があるなら、プラス5000円ちょっとでSSD容量が倍になるm-Book K690XN-M2SH5-Cもアリです。

パーツカスタマイズ対応

m-Book Kは、注文時にメモリー容量やストレージ構成を変更できます。メモリーは最大32GBまで、SSDは最大1TBまで(PCIe対応)、HDD容量は最大2TB。予算や用途に応じて、パーツをとことんグレードアップできる点が魅力です。

 

パーツカスタマイズ

購入時にメモリー容量やストレージ構成を変更できます

 

目次に戻る
結論を読む

本体デザインについて

m-Book Kの本体カラーはブラック。ボディの素材はノートPCとしては一般的な樹脂(プラスチック)ですが、表面にツヤ消し加工が施されており、見た目からは安っぽさは感じられません。

 

本体カラー

ブラックの本体カラー

 

天板のデザイン

ボディの素材は樹脂(プラスチック)。天板中央にはマウスコンピューターのロゴが配置されています

 

本体の形状

本体は独特のシルエット。天板に施されたライン加工によって、先進性が感じられます

 

底面部

底面部

 

バッテリー

バッテリーは取り外し可能

 

背面

背面はゲーミングPCのようなデザイン

 

接地面積は幅378×奥行き267mm。B4サイズよりもやや大きい程度です。

 

B4サイズとの比較

B4サイズ(B5ノートの見開き)よりもちょっと大きい程度

 

カタログ上の公称値では高さは35.8mm(突起物含む)とされていますが、実測では最薄部で22mm、最厚部で34.5mmでした。カタログ値よりは薄いものの、実物を目の前にするとかなりの厚みを感じます。

 

高さの実測値

高さは最薄部で実測22mm、最厚部で実測34.5mm

 

重量はやや重く、実測では2.283kgでした。とは言うものの、15.6インチタイプのノートPCとしては、標準的です。

 

重量の実測値

重量は公称値で最大2.4kg、実測では2.283kgでした。ACアダプターの重量は435g

 

ノートPCの平均重量

画面サイズ 平均重量
11.6インチ 1.126kg
12.5インチ 1.131kg
13.3インチ 1.253kg
14インチ 1.518kg
15.6インチ 2.174kg
ノートPC全体 1.551kg

※2017年12月~2018年5月に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) 50台ぶんの実測値より

目次に戻る
結論を読む

液晶ディスプレイについて

液晶ディスプレイのサイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットです。ハイエンド向けノートPCとしては、標準的なスペックですね。

 

液晶ディスプレイのサイズと解像度

画面サイズは15.6インチ。解像度は1920×1080ドットのフルHD

 

液晶ディスプレイの表面は光沢なしのノングレア仕上げで、光の映り込みが抑えられています。余計な光が見えないため眼が疲れにくく、長時間作業に向いています。

 

非光沢の画面

映り込みを抑えたノングレアディスプレイ

 

グレアパネルの映り込み

光沢ありのグレア加工の場合だと光や室内が映り込むことがあり、眼精疲労や集中力低下の原因となると言われています ※写真は別の機種

 

ただし色合いはそれほど良くありません。色味は若干青みがかっており、コントラストは低めです。また文字の色が若干薄く、やや読みづらいことがありました。文字を大きくすれば読みやすくなるので、必要に応じてデスクトップの拡大率を変えるといいでしょう。

 

映像の色合い

映像はコントラストが低く、やや青みがかっています

 

ガンマカーブ

i1 DisplayProによる液晶ディスプレイのガンマカーブ。青色の線が下に突出していることから、映像の青みが強いことがわかります

 

また視野角は狭く、映像を斜めから見ると色やコントラストが大きく変わってしまいます。

 

とは言うものの写真や動画は普通に楽しめますし、普通に使える液晶ディスプレイです。映像の色合いにこだわりたい場合はIPSパネル搭載のモデルか、外付けの液晶ディスプレイを使うといいでしょう。

 

目次に戻る
結論を読む

キーボードについて

キーボードはテンキー付きの日本語配列です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は18mmで、理想とされる19mmよりもやや短くなっています。筆者は普段デスクトップ向けのキーボードを使っているため、m-Book Kのキーボードが少し窮屈に感じました。とは言え、使い続けるうちに慣れてくるはずです。

 

mBook Kのキーボード

m-Book Kのキーボード。キーピッチはやや狭めで、筆者はBackSpaceキーをそうとしてNumLkキーを押してしまったことが何度かありました

 

ちょっと気になったのは、Enterキー下のキー配列です。本来ならEnterキーの直下にあるべきShiftキーが左にズレており、代わりにカーソルキーの「↑」キーが配置されています。また「→」もテンキー側に食い込んでいました。

 

配列で気になるところ

Enterキー直下のキー配列にちょっと違和感があります

 

キーストロークはカタログ上で1.7mmとされています。実際に測ってみたところ1.7mm程度だったのですが、押し込む力が非常に軽いのであまり手応えが感じられませんでした。またホームポジション(「F」「J」キー)あたりとEnterキー周辺でわずかにたわみを感じます。

 

キーのタイプ感

キーストロークは公称値で1.7mm。押下圧が小さいため、ストローク感はあまりありません

 

軽めのタッチなら、タイプ音は「タクタクタク」という感じで非常に静かです。しかし打ち下ろすようにして入力すると「ドスドスドス」と響きます。周りに人がいる場所では、軽めのタッチを意識するほうがいいでしょう。

 

タイプ音

軽めのタッチならタイプ音はとても静か。強めに打つとそれないに響きます

 

タッチパッドはややザラつきのある手触りです。基本的にキビキビと動作するのですが、なめらかな動きではありませんでした。マルチジェスチャーもごくたまに、反応しない場合があります。普通には使えますが、マウス中心のほうがいいかもしれません。

 

タッチパッド

ボタン分離型のタッチパッド。クリック感は柔らかめで、クリック音も控えめです

 

目次に戻る
結論を読む

インターフェースと拡張性

m-Book Kには、インターフェース(端子類)が豊富に用意されています。USB端子は全部で4ポート、映像出力は2系統、さらに1000BASE-T対応の有線LANも利用可能です。

 

左側面

左側面のインターフェース

  • ① 電源コネクター
  • ② 1000BASE-T対応有線LAN
  • ③ VGA(D-sub15ピン)
  • ④ HDMI
  • ⑤ USB3.1 Gen1(Type-C)
  • ⑥ USB3.1 Gen1(フルサイズ)
  • ⑦ SDメモリーカードスロット

 

右側面

右側面のインターフェース

  • ① ヘッドホン出力/マイク入力
  • ② USB2.0
  • ③ USB3.0
  • ④ セキュリティースロット

 

目次に戻る
結論を読む

駆動時間や発熱、騒音について

今回の検証ではm-Book K690XN-M2SH2を使いました。主なスペックは以下の表のとおりです。検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8750H
メモリー 16GB
ストレージ 256GB SSD+1TB HDD
グラフィックス GeForce MX150

バッテリー駆動時間計測結果

当サイトでの計測方法でバッテリー駆動時間のテストを行なったところ、以下の結果となりました。BBenchのテストはバッテリー消費が少ないため、実際の利用ではPCMark 8の結果に近い4~4.5時間程度となるでしょう。駆動時間はそれほど長いわけではありませんが、消費電力の高い高性能パーツを搭載したモデルであることを考えれば仕方のない結果です。

 

バッテリー駆動時間のテスト結果

BBenchによる計測 6時間37分
PCMark 8による計測 4時間39分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

 

なお動画変換やゲームなど負荷の高い処理を行なうと、バッテリー駆動時間はさらに短くなる点に注意してください。

CPUと本体の温度について

CPUの温度は、動画変換時に最大95度に達しました。かなりの高温ですが、キーボードの表面温度は触れないほど熱いわけではありません。空冷ファンなどの働きにより、内部の熱が効果的に排出されているものと思われます。

 

キーボード面の表面温度

キーボード面の表面温度(室温26.5度)

※本体温度の計測方法はコチラ

駆動音の計測結果

駆動音(ファンの回転音や通気口からの排気音)の計測結果は以下のとおり。高負荷時には音がかなり大きく聞こえます。またなんらかの作業を行なうとファンが強く回転することがあり、駆動音が気になる場面がありました。とは言え、高いパフォーマンスを得られることを考えれば、ある程度の音は仕方がないかもしれません。

 

駆動音の計測結果(室温26.5℃)

電源オフ 36.8dBA
待機中 38.4dBA ごくわずかにファンの回転音が聞こえるが、ほぼ無音
動画視聴 38.6dBA 同上
動画変換 57.1dBA 排気音がかなり大きい
3Dゲーム 46.9dBA 排気音がけっこう目立って気になる

起動時間について

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまで)は平均12.9秒(高速スタートアップ有効)で、なかなか優秀な結果です。ただしストレージがHDDのみだと、40秒~1分程度となるでしょう。

 

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
12.8秒 13.3秒 12.9秒 12.7秒 12.8秒 12.9

消費電力について

消費電力は、ノートPCとしては高めです。Core i7-8550U搭載のモバイルノートPCに比べて、2倍程度の消費電力でした。とは言え高性能なCPUと専用グラフィックス機能を搭載していることを考えれば、やむを得ない結果です。

 

1分間の平均消費電力(REX-BTWATTCH1による計測)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
19.2W 29.4W 79.2W 67.8W

※消費電力の計測方法はコチラ

ベンチマーク結果

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8750H
メモリー 16GB
ストレージ 256GB SSD+1TB HDD
グラフィックス GeForce MX150

ストレージ性能

試用機で使われていた256GB SSDはSATA接続タイプで、1TB HDDは5400回転タイプでした。それぞれ標準的なアクセス速度です。SSDに高速なPCIe(NVMe)タイプを選べば、より高いパフォーマンスを期待できます。

 

CrystalDiskMark

256GB SSD(左)と1TB HDD(右)のアクセス速度

 

ストレージ別アクセス速度の目安

ストレージ別アクセス速度の目安

CPU性能

Core i7-8750Hの性能については、驚くべき結果が出ています。CPU性能を計測するベンチマークテストを試したところ、従来のノートPC向けCPUを大きく上回るスコアが出ました。また一部のデスクトップPC向けCPUよりもスコアが上です。Core i7-8750H搭載ノートPCは、従来のハイエンド向けデスクトップPCと同等レベルの性能を期待できるでしょう。

 

CPUの性能比較 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-8700 ※2
1419
m-Book K(Core i7-8750H)
1077
Core i5-8400 ※2
945
Core i7-7700 ※2
860
Core i7-7700HQ
713
Core i7-8550U
560

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値 ※2 デスクトップPC向けCPU

 

CPUの性能比較 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i7-8700 ※2
16091
m-Book K(Core i7-8750H)
13492
Core i5-8400 ※2
11229
Core i7-7700 ※2
10881
Core i7-7700HQ
9113
Core i7-8550U
8902

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値 ※2 デスクトップPC向けCPU

3D性能

m-Book Kは専用グラフィックス機能(dGPU)として、GeForce MX150を搭載しています。性能はゲーム向けのGTX 1050/1060ほどではないものの、CPU内蔵のグラフィックス機能(iGPU)よりもはるかに高性能です。

 

なおGeForce MX150には高クロック版と低クロック版の2種類がありますが、m-Book Kでは性能の高い高クロック版が使われていました。

 

MX150のクロック

2種類あるGeForce MX150のうち、高性能な高クロック版が使われています

 

3D機能の性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GeForce GTX 1060(6GB)
9455
GeForce GTX 1050(2GB)
5275
m-Book K(MX150)
3334
GeForce MX150(低クロック版)
2862
UHD Graphics 620
1037

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

 

ゲームについては、ドラクエ10など軽めのものなら高解像度&高画質でもストレスなくプレーできます。高いグラフィックス性能を要求する中規模クラス以上になると、画質や解像度を変更する必要がありそうです。

 

ゲーム系ベンチマーク結果(フルHD)

FF14ベンチ FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中規模
最高品質 高品質(デスクトップPC) 標準品質(デスクトップPC)
3625(快適)※24.247 FPS 5432(とても快適)※36.503 FPS 8132(非常に快適)※55.066 FPS
ドラゴンクエストX ドラゴンクエストX ※軽い
最高品質 標準品質 低品質
12685(すごく快適) 14606(すごく快適) 18393(すごく快適)
GeForce MX150
GeForce MX150の性能&ベンチマーク結果を紹介! FF14やドラクエ10は快適!?
GeForce MX150のベンチマーク結果を公開。FF14やドラクエ10ならフルHDの最高画質でも快適!?

クリエイティブ性能

動画編集や写真加工、RAW現像などクリエイティブな作業についてのテストを行なったところ、ノートPCとしては非常に優れた結果となりました。高性能なCPUを搭載しているので、さまざまな作業を快適に行なえます。

 

またdGPU(GeForce MX150)とiGPU(Intel UHD Graphics 630)を切り替えてテストを行ないましたが、ベンチマーク結果を見る限りではGeForce MX150の影響はそれほど大きくありません。dGPUの専用ビデオメモリーを搭載することでメインメモリーを消費することがない、という点をメリットとして捉えるといいでしょう。

 

もっとも、試用機では16GBメモリーを搭載していたため、dGPUによる影響が少なかったのかもしれません。メモリー容量が8GBだと、dGPUの効果が強く現われる可能性があります。

動画変換

CPUのベンチマークテストではCore i7-8750HはデスクトップPC向けのCore i5-8400よりもスコアが高かったものの、動画変換についてはデスクトップPCのほうが優れた結果が出ました。とは言え、モバイルノートPC向けのCore i5/i7 UシリーズではX264で13~14分、QSVで8~9分程度かかるので、ノートPCとしては非常に高性能です。

 

ただし動画変換だけで考えるのであればMX150よりも、NVENC(GeForceシリーズの動画変換機能)に対応しているGTX1050/1060のほうが有利と言えます。

 

動画変換にかかった時間

m-Book K(Core i7-8750H+MX150) Dell G7(Core i7-8750H+GTX1060) Magnate MS(Core i5-8500+GTX1050) Inspiron 3470(Core i5-8400)
X264 8分26秒 8分35秒 7分23秒 7分42秒
QSV  ※エラー発生のため未計測 6分04秒 ※未計測 5分47秒
NVENC ※非対応 5分46秒 5分08秒 ※非対応

※5分間の4K映像(XAVC-S、3.51GB)をYouTube向けの1080p(1920×1080ドット)映像に変換するのにかかった時間

 

なおdGPUとiGPUを切り替えてテストしたところ、それほど大きな差は生じませんでした。

 

動画変換にかかった時間

iGPU dGPU
X264 8分26秒 8分35秒
QSV 7分10秒 ※エラー発生のため未計測

※5分間の4K映像(XAVC-S、3.51GB)をYouTube向けの1080p(1920×1080ドット)映像に変換するのにかかった時間

RAW現像

100枚のRAW画像を現像するのにかかった時間は1分28秒でした。単純計算では1枚あたり0.88秒ですので、処理としては非常に高速です。なおこのテストについてもiGPUとdGPUを切り替えてテストを行ないましたが、大きな差は表われませんでした。

 

RAW画像の現像にかかった時間

iGPU dGPU
X264 1分26秒 1分28秒

※5184×3456ドットのRAW画像を長辺1920ドット、画質80%、解像度240のJPEGファイルに出力するのにかかった時間(フィルター類適用なし)

総合的なクリエイティブ性能

総合的なクリエイティブ性能を計測する「PCMark 10」の「Digitala Content Creatiuon」を試したところ、dGPUの有効/無効で大きな差が出たのは3D制作に関してのみでした。

 

dGPU iGPU
Digitala Content Creation(総合スコア) 3970 3236
Photo Editing(写真編集) 4315 4355
Rendering and Visualization(3D制作) 4261 2295
Video Editing(動画編集) 3405 3392

※PCMark 10を使用

目次に戻る
結論を読む

デスクトップPC並みに高性能!

ベンチマーク結果を見るとおわかりのように、Core i7-8750Hの登場によってハイエンド向けノートPCの性能は飛躍的にアップグレードしました。そのパフォーマンスは、前世代のハイエンド向けデスクトップPCと遜色ないレベルです。「ノートPCは性能が低い」という考えは、すでに過去のものとなりつつあります(そのぶん最新世代のデスクトップPCの性能も向上してはいますが……)。

 

マウスコンピューターのm-Book KはCore i7-8750H搭載機種のなかでも特に安く、さらにメモリー容量やストレージ構成を予算や好みに応じてカスタマイズできる点が魅力です。普段の作業はもちろん、動画編集やちょっとしたゲームまで、さまざまなシーンで使える汎用性の高いモデルとしておすすめします。

 

mBook Kまとめ

さまざまな用途で活用できる汎用性とコスパの高いモデル

m-Book Kのまとめ

  • デスクトップPC並みに高性能
  • 豊富なカスタマイズメニュー
  • 映像品質とキーボード配列

 

mBook K

m-Book K

税込11万1024円~

 

公式サイトを見る
icon

※価格や構成は変更される場合があります

 

当サイトでは高性能ノートPCから2~3万円台の格安ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。

 

関連記事

  • マウスm-Bookシリーズまとめ
  • 初心者におすすめのノートPCまとめ
  • 動画編集におすすめのノートPC
  • 初心者におすすめのゲーミングノートPC
  • モバイルノートPCおすすめまとめ
  • 格安ノートPCまとめ
タイトルとURLをコピーしました