Pentium N3700搭載の格安ノートPCでマインクラフトはどこまで動くのか? – こまめブログ

Pentium N3700搭載の格安ノートPCでマインクラフトはどこまで動くのか?

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CPUとしてPentium N3700を搭載する格安なノートパソコンで、マインクラフトがどこまで快適に動くのかを検証しました。マインクラフト用に安いノートパソコンを探している人は、ぜひ参考にしてください。

デルのInspiron 11 3000シリーズ エントリー・プラスを試用

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今回の検証にあっては、デルからお借りした11.6型の格安なノートパソコン「Inspiron 11 3000シリーズ」の「エントリー・プラス」モデルを利用しました。主なスペックは、以下の表のとおり。Inspiron 11 3000シリーズのなかでは、上位モデルにあたる機種です。

なお下位モデルの「エントリー」モデルではCPUにCeleron N3050が使われており、今回の結果よりも数値がさらに下回る(より遅くなる)ことになる点を注意してください。

試用機「Inspiron 11 3000シリーズ エントリー・プラス」の主なスペック
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Pentium N3700(1.60GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics
ストレージ 128GB SSD(SATA)
ディスプレイ 11.6型、1,366×768ドット、光沢なし

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マインクラフトのFPS計測結果

テストでは、PC版(Java版)のマインクラフトを使ってFPSを計測しています。FPSとは画面の描画速度を表わす単位で、この値が大きいほどゲーム画面がスムーズに動き快適にプレーできます。逆に数値が低いと、画面がカクカクしてしまうことも。筆者としては、FPSの目安と以下のように捉えています。

FPSの目安
平均60以上 画面がスムーズに動き、ゲームをストレスなく楽しめます
平均59~50 基本的に動きはなめらかですが、シーンによってはカクつきが生じることも
平均49~35 遊べないことはありませんが、画面の動きが荒くなります
平均34~20 画面がかなりカクカクして、ゲームのプレーに支障がでるかもしれません
平均19以下 画面が引っかかるような動きでカクつきます。プレーはおすすめしません

FPSの計測には、「Fraps」というソフトを使っています。またテストはシード値「test01」のワールドで行ない、スポーン地点周辺の平地を歩きまわった結果を掲載しています。そのほかの細かなレギュレーションは、以下のとおりです。

※よくわからない人は、特に気にする必要はありません

ベンチマークのレギュレーション

  • プレー開始前のプロファイル設定で、メモリー容量を4GBに設定
  • Javaのランタイム(JRE)は64ビット版を使用
  • シード値「test01」のワールドをクリエイティブモードでプレー
  • 1分間なにも操作しないまま、「0 chunk update」になるまで待つ
  • 「/time set 1000」で時刻を変更
  • スポーン地点周辺の平地を1分間歩きまわった際のFPSを計測

新規ワールド作成時にシード値を「test01」とすることで、同じワールドをプレーできます

新規ワールド作成時にシード値を「test01」とすることで、同じワールドをプレーできます

バニラ(MODなし)時のFPS計測結果

まずは「バニラ」と呼ばれるMODなしの標準状態の結果から。ちなみに「MOD」とはゲームの一部を改造するプログラムのことで、マインクラフトをはじめとする海外ゲームではよく使われています。ゲームをそのままの状態でプレーしたときの結果だと考えてください。

また今回は、1366×768ドットのフルスクリーンモードでテストを行なっています。ウィンドウモードのほうがFPSは大きくなりますが、画面が小さくなってしまうため、あまりおすすめしません。また同じフルスクリーンモードでも、1920×1080ドットの場合はさらにFPSが小さくなることが予想されます。ただしCPUにPentium N3700を搭載するノートパソコンで、1920×1080ドットの液晶ディスプレイを搭載しているモデルはほとんどないので、あまり気にする必要はないでしょう。

とりあえず、FPSの計測結果は以下の表のとおりです。

バニラのFPS計測結果(1366×768ドット、チャンク12、フルスクリーンモード)
最小 最大 平均
標準画質 15 FPS 36 FPS 29 FPS
最低画質 22 FPS 45 FPS 34.9 FPS

マインクラフトでは、標準の状態でほぼ最高画質に設定されています。そのためビデオ設定をなにも変更しない状態では、平均29FPSとやや厳しい結果となりました。実際にプレーしていると、けっこうカクつくことがあります。

ビデオ設定の各項目を「処理優先」または「オフ」にするなどして画質をもっとも低い状態にしてみたところ、平均FPSは34.9まで向上しました。画面はのっぺりした雰囲気になってしまいますが、けっこうスムーズに動きます。以下にそれぞれの画面の違いを掲載しますので、この画質を許容できるかどうかで判断してください。

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標準画質時のスクリーンショット

最低画質時のスクリーンショット。影が減り、画面全体的に平坦になっています

最低画質時のスクリーンショット。影が減り、画面が全体的に平坦に感じられます

個人的には、なんとかプレーできるけどやっぱり厳しいかな、というのが正直な感想です。それは、建物を立てて村人や動物が増えたりすると、FPSがガクッとさがる可能性が高いからです。残念ながらPentium N3700搭載の格安ノートパソコンでは、PC版マインクラフトのプレーは考えないほうがいいでしょう。

チャンクを低くすれば軽くなる

ただし「チャンク」と呼ばれる数値を変えることで、ある程度サクサクと動くようにはなります。「チャンク」とは画面の描画範囲のことで、この数値が高いほど遠くの地形まで描かれるようになります。標準では「12」に設定されていますので、「10」または「8」くらいに変更するといいでしょう。

「ビデオ設定」の「描画設定」(画像の右上)を「12 chunks」より小さくすることで、チャンクを小さくできます

「ビデオ設定」の「描画設定」(画像の右上)を「12 chunks」より小さくすることで、チャンクを小さくできます

ちなみにチャンク12とチャンク10、そしてチャンク8のときの風景の見え方は以下のとおりです。チャンクが低いと、遠くにある資源や村を発見しにくくなるデメリットがあるため、あまり低くするのはおすすめできません。考え方は人それぞれですが、筆者個人としては画質やチャンクを下げてまでマインクラフトをプレーするなら、ある程度割りきった考えが必要になると思います。

チャンク12(標準)の風景

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チャンク10の風景

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チャンク8の風景

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軽量化MODを導入したときのFPS計測結果

マインクラフト用のMODのなかには、処理を軽くする「軽量化MOD」と呼ばれるものがあります。バニラでは少々厳しい結果となりましたので、軽量化MODのひとつ「OptiFine」を試してみました。

軽量化MOD「OptiFine HD Ultra C2」でFPSの向上に挑戦しました

軽量化MOD「OptiFine HD Ultra C2」でFPSの向上に挑戦しました

先ほどの最低画質に設定した状態でOptiFineを利用したときのFPSと、さらにOptiFine固有の設定を調整して最低画質に変更したときのFPSを計測しています。以下の表をご覧になるとおわかりのように、バニラよりもFPSは向上しましたが、劇的に変わるわけではありませんでした。

OptiFine利用時のFPS計測結果(1366×768ドット、チャンク12、フルスクリーンモード)
最小 最大 平均
OptiFine未設定 19 FPS 47 FPS 36.8 FPS
OptiFine最低画質 15 FPS 52 FPS 38.5 FPS

また平均FPSは向上していますが、最低FPSが下がっています。実はテスト中に感じたのですが、OptiFineを導入すると導入前よりも画面のカクつきが目立つようになりました。さらにチューニングすることで改善するのかもしれませんが、簡単に変更できるというものでもなさそうです。

ちなみにOptiFineで最低画質に調整したときの画面は、以下のような感じです。

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残念ながら軽量化MODのOptiFineを使っても、サクサク遊べるレベルにはなりませんでした。Pentium N3700でマインクラフトのPC版をプレーするのは、やめておいたほうが無難かもしれません。

Windows 10版なら快適に楽しめる

ということで、今回はPentium N3700搭載のノートパソコンで、PC版のマインクラフトがどこまで動くのかについて検証しました。繰り返しになりますが、Pentium N3700でPC版のプレーは諦めるべきです。どうしてもプレーしたい場合は、最低でもCore iシリーズ(第5世代以降)搭載のノートパソコンをおすすめします。

ここで、先ほどから「PC版」としつこく表記している気がついた方もいるでしょう。実はパソコンでプレーできるマインクラフトには従来の「PC版(Java版)」のほかに、「Windows 10版」というものがあるのです。

マインクラフト Windows 10エディション

マインクラフト Windows 10エディション

Windows 10版はいわゆるUWPアプリで、機能としてはiOS/Android向けの「マインクラフト Pocket Edition(PE)」と変わりません。しかしスマートフォンやタブレット向けに作られているからこそ、スペックの低いパソコンでも快適に動くのです。

Windows 10版ではMODを利用できない、機能がPC版に比べて少ないという欠点はあるものの、基本的なプレーはほかのマインクラフトシリーズと変わりません。またPC版にはないメリットとして、iOS/Android版の「マインクラフトPE」をマルチプレーできる点が挙げられます。

なおWindows 10版に関しては、ほかの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。

New Inspiron 11 エントリー・プラスモデルの詳細については、下記の記事をご覧ください。



 

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