富士通の14インチChromebook「FMV Chromebook WM1/F3」が、アマゾンで値下げされました。Celeron搭載の最安モデルは4万4800円から。
FMV Chromebook WM1/F3
ラインナップ
スペック | 価格 |
---|---|
Celeron / 4GB / 64GB | 4万4800円(▼5,000) |
Celeron / 4GB / 64GB / タッチ | 4万9800円(▼5,000) |
Core i3 / 4GB / 64GB / タッチ | 5万9800円(▼5,000) |
※2022年2月18日時点。Core i3モデルは2/18に5万4800円から値上げ
スペック
OS | Chrome OS |
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ディスプレイ | 14インチ、1920×1080、光沢、タッチ対応 / 非対応 |
CPU | Celeron 6305 / Core i3-1115G4 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
通信 | Wi-Fi 6 + Bluetooth 5.1 |
キーボード | 日本語配列 |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB3.2 Gen2×2、microSDカードリーダー、HDMI、ヘッドホン端子 |
サイズ / 重量 | 幅323.8×奥行き216×高さ19.9mm / 約1.29kg |
バッテリー | 約10時間 |
自動更新ポリシー | 2029年6月 |
最大の特徴は、日本語キーボードの仕上がりに優れている点。Chromebookに限らずノートPCの日本語キーボードにはたいてい不自然なキー配置があるものですが、FMV Chromebook WM1/F3にはまったく違和感がありません。入力しやすく、いい意味で標準的なキー配列です。
FMV Chromebook WM1/F3のキーボード。大きくて打ちやすいEnterキーや一段下がったカーソルキーなど、富士通らしく、日本語キーボードとしては理想的な配列です
キーストロークは標準的なノートPCよりも深い約1.7mm。キートップの表面は指がフィットしやすいように若干くぼんでいます
最安モデル以外はタッチ操作に対応
光沢ありのグレアパネルで、映り込みが生じます
インターフェースはUSB端子がType-C×2とフルサイズ×2の合計4ポート。すべてUSB 3.2 Gen2です。さらに映像出力としてHDMI端子やmicroSDカードスロットも用意されています。5万円切りの格安機種で、ここまで端子類が用意されているものはなかなかありません。
インターフェースは十分な構成
CPUには第11世代のCore i3-1115G4またはCeleron 6305が使われています。Celeronモデルはエントリー(入門)向けの格安機種のなかではなかなか優秀。Core i3モデルならChromebookとしては高いパフォーマンスを期待していいでしょう。
ベンチマークスコアの比較
CPU | CrXPRT 2 Performanceスコア |
---|---|
FMV Chromebook WM1/F3F (Core i3-1115G4) |
141
|
Acer 712 C871T-A38N (Core i3-10110U) |
110
|
HP x360 14b(Pentium N6000) |
96
|
HP 14a(Pentium N5030) |
70
|
Lenovo 14e Gen2(3015Ce) |
70
|
FMV Chromebook WM1/F3(Celeron 6305) |
69
|
HP x360 14b (Pentium N5000) |
66
|
Acer Spin512 (Celeron N4100) |
61
|
CB314(Celeron N4020) |
59
|
IdeaPad Flex550i (Celeron 5205U) |
55
|
Acer 512 C851T-H14N (Celeron N4000) |
54
|
IdeaPad Flex 360 (MediaTek MT8183) |
40
|
ASUS CM3 (MediaTek MT8183) |
39
|
ASUS C223NA (Celeron N3350) |
37
|
外観や使い勝手については、FMV Chromebook 14Fと同型のFMV Chromebook WM1/F3のレビューでご確認ください。
「Chromebookは動作が軽い」と言われますが、どんな処理でも快適というわけではありません。特に4GBメモリーの機種は、ブラウザーで何十枚ページも開いてガッツリ情報収集するような使い方には不向きです。オフィスなどWindows向けソフトが使えないので、Windows PCが必要な人にも向いていません。
しかしブラザーを使った軽めの作業に限定するなら、同価格帯(5万円以下)のWindowsノートPCよりも普通に使えます。起動が早く、ページの表示 / 切り替えもスムーズ。写真の整理やちょっとした文書作成まで行なえるでしょう。Chromebookを体験してみたい人におすすめの機種です。
大手国内ブランド製品で安心感が高いと点も魅力
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