新生活SALE開催中のアマゾンにて、GMKtecのミニPC『NucBox10』がお買い得です。スペックはRyzen 7 5800U / 16GBメモリー / 512GB SSDで、価格は4万9984円(6000円オフクーポン利用時)。さらにポイントアップキャンペーンにエントリーすると6%ぶん(2999円)のポイントをもらえるので、実質4万6985円で入手できます。
NucBox10
GMKtecは中国深センの新興PCメーカーで、主にミニPCやモバイルディスプレイなどを手がけています。筆者は製品を実際に購入 / 検証していますが、とくにトラブル等はありませんでした。大手媒体でも取り上げられているメーカーなので、さしあたってアヤシいところはないと考えていいでしょう。
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NucBox10は、非常に小さなデスクトップPCです。利用には別途キーボードとマウス、ディスプレイが必要。開けば使えるノートPCほど手軽ではありませんが、一般的なデスクトップPCに比べて設置に場所を取らない点が魅力です。
幅12.4cm、奥行き11.2cmの超コンパクトタイプ
前面。Type-Cは映像出力に対応(USB PDは非対応)
背面
側面
付属の電源アダプター
本体内部を見るとメモリーやSSDを換装できそうでしたが、ガチガチの熱対策が施されているので、ヘンにパーツを交換しないほうがいいかもしれません。
底面部のフタを外せば、本体内部を確認できます。底面カバーにはWi-Fi用のアンテナ線がつながっているので注意
本体内部のマザーボード
使われていたDDR4-3200 8GB×2。熱対策用に放熱シートが裏表に貼られていました
SSDもきっちりシートで覆われています
駆動音(ファンの回転音や排気口からの風切り音)は、ミニPCとしては大きめです。ゲーミングノートPCと同程度でうるさすぎるほどではないものの、常にはっきりと聞こえます。眼の前で常時音がしていると、気になるかもしれません。
本体内部の空冷ファン。ファン自体は、一般的なノートPCで使われているものよりも大きめ。また排気口が小さい上に一方向のみなので、排熱が若干弱い気がします
CPU性能についても、熱対策のためにややパフォーマンスを抑えているように見受けられました。とは言え、ミニPCとしては十分な性能です。大作ゲームや高度な動画編集には向きませんが、それなりに重い処理でも問題なくこなせるでしょう。
CPUの性能差 (総合性能)
CPU | PassMark 10 CPU Markスコア |
---|---|
Ryzen 7 6800U |
22327
|
Ryzen 7 5825U |
20302
|
Core i7-1260P |
20058
|
Ryzen 7 5800U |
19463
|
Core i5-1240P |
18571
|
NucBox10(Ryzen 7 5800U) |
18450
|
Ryzen 5 5625U |
17145
|
Core i7-1255U |
17176
|
Core i5-1235U |
13808
|
Ryzen 3 7330U |
11818
|
Core i3-1215U |
11681
|
Ryzen 5 7520U |
10124
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
CPUの性能差 (マルチコア性能)
CPU | CINEBENCH R23 CPUスコア |
---|---|
Ryzen 7 6800U |
10183
|
Ryzen 7 5825U |
9740
|
Core i7-1260P |
9254
|
Ryzen 7 5800U |
9195
|
Core i5-1240P |
8928
|
Ryzen 5 5625U |
8376
|
Core i7-1255U |
7819
|
NucBox10(Ryzen 7 5800U) |
7707
|
Core i5-1235U |
7664
|
Core i3-1215U |
6216
|
Ryzen 3 7330U |
5108
|
Ryzen 5 7520U |
5029
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
スペック
OS | Windows 11 Pro |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5800U(8コア16スレッド) |
メモリー | 16GB ※スロット2基、DDR4-3200、最大64GB |
ストレージ | 512GB SSD ※Type-2280 PCIe Gen3 x4 |
グラフィックス | Radeon(CPU内蔵) |
M.2スロット | 2 (ストレージ用×1、Wi-Fiカード用×1、空きなし) |
光学ドライブ | なし |
通信 | Wi-Fi 6 + BT 5.2 + 有線LAN(2.5Gbps)×1 |
インターフェース | USB3.1×2(前面)、USB2.0×2(背面)、USB Type-C×1(前面、映像出力に対応)、HDMI2.0(4Kp60Hz)×2、3.5mmステレオジャック、microSDカードスロット、有線LAN |
電源 | 65W アダプター |
サイズ / 重量 | 幅124mm、奥行き112mm、高さ37mm / 379g |
付属品 | 電源ケーブル、VESAマウンタなど |
オフィス | なし |
安いのは魅力ですが、懸念事項があるとすれば、大手ではなくインディーズメーカーである点でしょうか。保証もサポートも(おそらく)大手より劣るわけではなく、製品の品質も悪くはありません。しかし安心感の点で考えれば、大手のほうがより好ましいと考える人はいるはずです。また製品で使われている部品の品質についても、大手のほうが安定はしていると思われます。
その点を踏まえた上で、コスパを取るのかどうかを判断してください。個人的には駆動音が多少気になるものの、そこそこハイスペックな構成で5万円切りならアリだと思います。とは言え、PCにトラブルは絶対について回るものなので、そのあたりはあらかじめご了承願います。
コスパの高さは抜群ですが、中華PCを割り切って使える中上級者向け
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