NECのゲーミングPC『LAVIE Direct GX』が、アマゾンでお買い得です。一時は26万円台で販売されていたRTX 3060 / Core i5-12400F / 16GB / 512GB / Office H&B 2021モデルが、現在は13万5305円で販売されています(記事執筆時点で残り3台)。同構成のオフィス付きなしPCなら、安くても14万円台が一般的。オフィス付きで13万円台半ば、さらにNECのブランド力を加味すればお買い得ではないでしょうか。

LAVIE Direct GX
スペック
発売日 | 2022年7月5日 |
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CPU | Core i5-12400F |
チップセット | Intel B660 |
メモリー | 16GB(8GB×2) ※スロット2基、最大32GB、DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB PCIe Gen4 SSD |
グラフィックス | RTX 3060(12GB) |
フォームファクター | ※独自形式 |
光学ドライブ | なし |
ドライブベイ | 3.5インチ×1 |
拡張スロット | PCI Express x16 ×1、PCI Express x1×1 |
通信 | Wi-Fi 6(2.4Gbps)、Bluetooth5.0、有線LAN(2.5GBASE-T) |
電源 | 500W 80PLUS Platinum |
サイズ / 重量 | 幅170mm、奥行き308.6mm、高さ370mm / 約5.8/6.5kg |
付属品 | USBマウス、USBキーボード、電源ケーブルなど |
オフィス | Office Home & Business 2021 |
LAVIE Direct GX(直販モデル) / LAVIE GX(店頭モデル)シリーズは、NEC製のゲーミングデスクトップPCです。NECとしては満を持してリリースしたようですが、値段が高すぎるのと、開発陣による「PCゲーミング市場への”再参入”」の発言で大炎上しました。
当サイトでも製品発表会の様子を取り上げていますが、やはり値段が高すぎるので記事では「いまはまだ買いどきではない」と結論づけています。
https://little-beans.net/news/lavie-gx/
それから9ヵ月経過したわけですが、多少は値下がりしたものの、公式サイトおよびアマゾン以外の量販店ではやはり相場より高い値段で販売されています。
いまアマゾンで13万円台半ばで販売されているのは、需要に応じて値段が自動的に変動する「ダイナミックプライシング」によるものでしょう。3月半ばからグングン値下がり中で、さらに待てばもっと安くなるかもしれません。ただ一般相場を考えれば、このあたりが買い時ではあるんですよね。

3/16まで約23万円で販売されていましたが、半月で10万円程度値下がりしています
筐体に関しては、パッと見た感じでは「普通のスタンダードPC」っぽい仕上がりです。NECの人によると「コンデンサーレベルで高品質」とのことですが、このあたりは実際に長期間使ってみないとわかりません。
筐体はフロントパネルには独自デザインを取り入れているものの、レノボの「IdeaCantre」や「ThinkCentre」にかなり似ています。サイズやフレーム構造などが微妙に異なるかもしれませんが、基本的なレイアウトはほぼ同じです。

LAVIE GXの本体内部。フレームやドライブベイの位置が異なるものの、ThinkCentre MシリーズやIdeaCentre 500シリーズにかなり似ています ※写真はLAVIE GXシリーズ(以下同様)

「五崩し」と呼ばれる和柄を取り入れたフロントパネル

フロント部分のインターフェイス

RTX 3060モデルでは拡張ボードをセットするスペースがないため、PCI Express x1を利用できません。グラボのベンダーは非公開

ストレージとWi-Fiカード用のM.2スロット。一部のレノボ製デスクトップPCと同じ仕様です

メモリースロットは2基で、最大容量は32GB

電源容量は500Wで80PLUS Platinum適合

CPUクーラーと背面ファン

フロント部分にも空冷ファンが設置されています

本体背面
パーツ構成は旧世代ですが、ゲームをカジュアルに楽しむには十分でしょう。なによりオフィス付きで13万円台半ばは、値段的にはかなり魅力です。仕事や学習にも使えるゲーミングPCを検討している人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

RTX 3060&オフィス付きで13万円半ばならアリ
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