ドスパラの公式サイトにて、Core i5-12400搭載デスクトップPC「Magnate IM」が7万8280円(本体7万4980円 + 送料3300円)で販売されています。第12世代Core i5搭載機種としては最安ではないものの、納期が早い上にパーツカスタマイズにも対応。同クラス製品のなかではもっとも高コスパです。

ドスパラのミニタワー型デスクトップPC「Magnate IM」
Magnate IMはスタンダードデスクトップPCですが、一般用途向けとしては容量の大きい450W(80PLUS BRONZE)の電源を搭載しています。GTX 1650 / 1660クラスのグラボなら利用できるでしょう。安いグラボを増設すれば、10万円前後のゲーミングPCとして利用できるかもしれません。
スペック
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Core i5-12400(6コア/12スレッド) |
チップセット | H610 |
グラフィックス | GTX 1650(4GB) |
メモリー | 8GB×1 ※DDR4-3200、最大64GB、スロット×2 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
拡張スロット | PCI Express x16×1、PCI Express x2×1、M.2×2 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
通信 | 1000BASE-T対応有線LAN ※WiFi / Bluetoothはオプション |
サイズ / 重量 | 幅190mm、奥行き420mm、高さ360mm / 約7.8kg |
電源 | 450W 80PLUS BRONZE |
ちなみに第12世代Core i5搭載の最安機種はレノボのThinkCentre Neo 50t Gen3で価格は7万2600円ですが、到着までに2ヵ月以上かかる上に電源容量は最大で380Wまで。いろいろクセの強い機種なので、あまりおすすめはしません(筆者経験済み)。
第12世代Core i5-12400は非常に高性能で、一部のゲーミングPCでも使われるほど。性能面では非常に高コスパなCPUです。
CPU性能
CPU | 3DMark Physics Score |
---|---|
Core i7-12700K | 16209 |
Core i7-12700 | 15097 |
Core i7-11700K | 11985 |
Ryzen 7 5800X | 11366 |
Core i7-11700 | 11104 |
Ryzen 7 5800 | 10736 |
Core i5-12400 | 9351 |
Core i5-11400 | 8224 |
Ryzen 5 5600X | 8111 |
Core i3-12100F | 6541 |
※スコアはUL Solutionsによる集計値
ただし、ゲーミングPCほどの冷却性能は備わっていません。あくまでもスタンダードデスクトップPCの位置付けなので、使われているパーツや内部のレイアウトは標準的です。とは言え内部スペースには比較的余裕があるので、熱でパフォーマンスが大きく落ちることはないでしょう。

Magnateシリーズの本体内部イメージ ※Magnate IMにはグラボが付いていません

設置イメージ

23.8インチディスプレイとの大きさ比較 ※写真はMagnate IHと同型のMagnate IM
購入時には電源容量やCPUクーラー等をカスタマイズできます。好みに応じて変更してください。

電源容量やCPUクーラーなどをカスタマイズできます
このままでも普通に利用できますが、ガッツリ使うならパーツを増設したほうがいいでしょう。とりあえずはメモリー容量を16GBに増やすだけでも快適に使えますし、エントリークラスのグラボを追加するのもアリです。半自作向けのベースPCとして検討してみてはいかがでしょうか。
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