11/16に発表された富士通クライアントコンピューティングのChrome OS搭載14インチノートPC「FMV Chromebook WM1/F3」のアマゾン限定モデルが、4万9800円で販売されています。直販モデルはCore i3搭載で6万4800円ですが、アマゾン限定はCeleron 6305U搭載。CPU性能は低いものの、ブラウザーを使ったネットの調べものや動画視聴などには十分です。
FMV Chromebook WM1/F3
アマゾン限定モデルのスペック
FCBWF3M111 | FCBWF3M11T | |
---|---|---|
OS | Chrome OS | |
ディスプレイ | 14インチ、1920×1080、非光沢 | |
タッチ操作 | 対応 | 非対応 |
CPU | Celeron 6305 | |
メモリー | 4GB | |
ストレージ | 64GB eMMC | |
通信 | Wi-Fi 6 + Bluetooth 5.1 | |
キーボード | 日本語配列 | |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB3.2 Gen2×2、microSDカードリーダー、HDMI、ヘッドホン端子 | |
サイズ / 重量 | 幅323.8×奥行き216×高さ19.9mm / 約1.29kg | |
バッテリー | 約10時間 | |
自動更新ポリシー | 未確認(2029年6月?) | |
価格 | 4万9800円 | 5万4800円 |
※2021年11月16日時点
上位モデルで使われているCore i3-1115G4とアマゾン限定モデルのCeleron 6305では、CPU性能が大きく異なります。Core i3はミドルレンジ~ハイエンド手前あたりのパフォーマンスですが、Celeron 6305はエントリー(入門)向け。2~3万円の格安機で使われているCeleron N4020と大きく変わるわけではありません。
CPUの性能差 (Windows PC)
CPU | PassMark 9.0 CPU Markスコア |
---|---|
Core i7-1165G7 |
12690
|
Core i5-1135G7 |
11434
|
Core i3-1115G4 |
7398
|
Celeron 6305 |
2796
|
Celeron N4500 |
2010
|
Celeron N4020 |
1658
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
ただしChrome OSは動作が比較的軽く、低スペックでも軽い作業に限定すれば問題なく使えます。ブラウザーで調べ物をしたりちょっとしたメモを作ったり、あるいは動画を視聴するには十分。タブをいくつも開いてガッツリ作業するような使い方には向いていません。
Celeron搭載でも軽めの作業なら問題ありません
加えて大手国内ブランドならでは安心感と手厚いサポート体制も魅力です。アマゾン限定モデルでは直販モデルのようにメーカー提供の有料サポートは用意されていませんが、普通のメーカー保証だけでも安心感があります。
またキーボードがしっかりと作られている上に、広視野角(IPS相当)のフルHDディスプレイを搭載している点もポイント。まだ実機を手にしていませんが、仕上がりについては期待しても良さそうです。
キーボードは日本語配列。キーピッチは19mmで、キーストロークは1.7mm。キートップがくぼんだシリンドリカルタイプ
A4サイズよりも横が約26.8mm、縦が6mm大きい程度
インターフェース構成
Celeron搭載のエントリークラスで4万9800円は、相場からはやや高めです。しかし大手国内ブランドの安心感と丁寧な作りを考えれば、妥当な値段と言っていいかもしれません。
とりあえず筆者はCleronタッチ非対応モデルを予約しましたので、検証が終わりしだいレビューを公開する予定です。タッチ非対応だとAndroidアプリを操作できない場合があるので、アプリの利用を考えているならタッチ対応モデルをおすすめします。
大手国内ブランドならではの安心感が魅力
Core i3搭載の直販モデルについては、以下のリンクから関連記事をご覧ください。
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