2022年12月に発売された、レノボの『ThinkBook 14 Gen4 AMD』がお買い得です。Zen3世代のRyzen 5 5625U / Ryzen 7 5825U搭載で、価格は6万円台後半から。同価格帯の他社製品よりも頑丈で、本体品質に優れています。非常にコスパの高い機種です。
ThinkBook 14 Gen4
主なモデル
スペック | 価格 |
---|---|
Ryzen 5 5625U / 8GB / 512GB | 6万7760円 |
Ryzen 7 5825U / 16GB / 512GB | 8万9980円 |
※2023年1月5日時点
※ページが開かない場合は、上記リンクを再度開き直してください
CPUはZen3世代のモバイルRyzen 5000シリーズ。すでにモバイルRyzen 7000シリーズが発表されていますが、国内向けに販売されるのは当分先のこと。いまノートPCが必要なら、安くてそこそこ高性能な機種を選ぶのが得策です。
実際のところThinkBook 14 Gen4 AMDで使われているRyzen 5 5625UとRyzen 7 7825Uは、薄型ノートPC向けCPUとしてはかなり高性能な部類に入ります。大作ゲームや高度な動画編集 / エンコードなどには向きませんが、一般的な作業であれば十分すぎるほど。重い処理でも、快適にこなせるでしょう。
CPU性能
CPU | PassMark CPU Mark Score |
---|---|
Ryzen 7 6800U |
20595
|
Ryzen 7 5825U |
18247
|
Core i5-1240P |
17642
|
Ryzen 5 6600U |
17473
|
Core i7-1260P |
17010
|
Core i3-1220P |
15310
|
Ryzen 5 5625U |
14645
|
Core i7-1255U |
13720
|
Core i5-1235U |
13550
|
Core i7-1250U |
13081
|
Ryzen 3 5425U |
11544
|
Core i3-1215U |
11523
|
Core i5-1230U |
10583
|
Core i7-1165G7 |
10486
|
Core i5-1135G7 |
10035
|
Core i3-1115G4 |
6229
|
※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値で、実機の結果ではありません
同構成 / 同価格帯の他社製品だと、本体がプラスチック製で安っぽい場合があります。しかしThinkBook 14 Gen4 AMDは天板と底面がアルミ製で、高級感のある仕上がりです。さらに米国国防省が制定する耐久基準『MIL-STD-810H』準拠で、頑丈に作られている点もポイント。※海外の公式スペックに記載
同価格帯の他社製品よりも本体品質に優れる点が特徴
メモリー構成はオンボード8GB + メモリースロット8GBまたはなし。8GBモデルを購入しても、自分で16GBに増設できます(底面部のカバーを外す必要あり)。ストレージ用のM.2スロットは2基あるようで、Type-2280が空いているようです。※海外の公式スペックに記載
スペック
OS | Windows 11 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ | 14インチ 1920×1080 IPS 60Hz 非光沢 NTSC45% タッチ非対応 |
CPU | Ryzen 5 5625U / Ryzen 7 5825U |
メモリー | 8 / 16GB DDR4-3200 ※オンボード、スロット空き1、最大40GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
グラフィックス | Radeon Graphics(CPU内蔵) |
通信 | Wi-Fi、Bluetooth、有線LAN(1Gbps) |
インターフェース | USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×2、USB3.2 Gen1×2、HDMI、有線LAN、SDカードスロット、ヘッドホン端子 |
生体認証 | 指紋センサー |
サイズ / 重量 | 幅323×奥行き218×高さ17.9mm / 約1.4kg |
バッテリー | 約9.8時間(Ryzen 7) / 約8.7時間(Ryzen 5) |
前モデルのThinkBook 14 Gen3 AMDとはインターフェース構成とサイズ / 重量が同じ。おそらくキーボードのキー配列も共通だと思われます。
キーボードはテンキーなし。一部のキーが隣接している点以外は、あまりクセがない配列です。強いて言うなら、カーソルキーの上下が小さいてことくらい ※写真は前モデルのThinkBook 14 Gen3 AMD
インターフェース構成 ※写真は前モデルのThinkBook 14 Gen3 AMD
おすすめは約9万円のRyzen 7モデル。このモデルであれば、重い処理でも当面は快適にこなせるでしょう。Ryzen 5モデルを選ぶなら、メモリーを16GBに増設することをおすすめします。性能と品質面に優れる、コスパの高い機種です。
総合的なコスパに優れる良機種
※ページが開かない場合は、上記リンクを再度開き直してください
*
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報やお買い得情報を当サイトのツイッターアカウントでお知らせしているので、ぜひフォローをお願いします。
ツイッターでこまめブログをフォローする
関連記事