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Ryzen 5 5600U+16GBメモリーのミニPCが3万8980円! GMKtec NucBox9が超激安

GMKtec NucBox9

アマゾンにて、Ryzen 5 5600U / 16GBメモリー / 512GB SSD搭載のミニPCが、3万8980円(8000円オフクーポン利用時)で販売されています。クーポンの有効期間は4/9(日)まで。普通に使えるPCとしては超激安です。

 

GMKtec NucBox9

GMKtec NucBox9。利用には別途キーボードとマウス、ディスプレイが必要

 

あまりにも安くて不安になるレベルですが、とりあえず軽く触ってみた感じでは問題なさそうです。GMKtecは主にミニPCやモバイルディスプレイなどを手がける、中国深センの新興PCメーカー。大手媒体でも製品が取り上げられることもあるので、さしあたってアヤシいところはないと考えていいでしょう。

まず最初に言っておくと、排気音がそれなりに聞こえます。筐体が小さい上に高性能なCPUを使っているので、このあたりは仕方がないでしょう。音の大きさはゲーミングノートPCや、USB扇風機の「強」程度。アイドル時(待機中)は音が少し聞こえるものの、気になるほどではありません。

 

GMKtec NucBox9

非常に小さな筐体。底面部のみで吸排気を行なう設計で、排気がやや弱い印象です

 

それでも、これだけ安くて小さいのは魅力です。設置にも場所を取らずにすみます。

 

GMKtec NucBox9

天面と側面はおそらくアルミ製

 

GMKtec NucBox9

吸排気を行なう底面部は樹脂製

 

GMKtec NucBox9

前面。Type-CはUSB PDに対応しています(45Wと65Wで起動を確認)

 

GMKtec NucBox9

背面

 

GMKtec NucBox9

側面

 

NucBox10

付属の電源アダプター

 

GMKtec NucBox9

Ryzen 7 5800U搭載のNucBox10(左)と同じ大きさ&インターフェース構成

 

 

CPU性能についても、熱対策のためにややパフォーマンスを抑えているように見受けられました。PassMarkによる総合性能のテストでは特に問題ありませんでしたが、CPU全体に高い負荷がかかるCINEBENCH R23では低いスコアが出ています。

 

とは言え、ミニPCとしては十分な性能です。大作ゲームや高度な動画編集には向きませんが、それなりの処理でも問題なくこなせるでしょう。

 

CPUの性能差 (総合性能)

CPUPassMark 10 CPU Markスコア
Ryzen 7 6800U
22327
Ryzen 7 5825U
20302
Core i7-1260P
20058
Ryzen 7 5800U
19463
Core i5-1240P
18571
NucBox10(Ryzen 7 5800U)
18450
Ryzen 5 5625U
17145
Core i7-1255U
17176
NucBox9(Ryzen 5 5600U)
16796
Core i5-1235U
13808
Ryzen 3 7330U
11818
Core i3-1215U
11681
Ryzen 5 7520U
10124

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

CPUの性能差 (マルチコア性能)

CPUCINEBENCH R23 CPUスコア
Ryzen 7 6800U
10183
Ryzen 7 5825U
9740
Core i7-1260P
9254
Ryzen 7 5800U
9195
Core i5-1240P
8928
Ryzen 5 5625U
8376
Core i7-1255U
7819
NucBox10(Ryzen 7 5800U)
7707
Core i5-1235U
7664
NucBox9(Ryzen 5 5600U)
6448
Core i3-1215U
6216
Ryzen 3 7330U
5108
Ryzen 5 7520U
5029

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

スペック

OSWindows 11 Pro
CPURyzen 5 5600U(6コア12スレッド)
メモリー16GB ※スロット2基、DDR4-3200、最大64GB
ストレージ512GB SSD ※Type-2280 PCIe Gen3 x4
グラフィックスRadeon(CPU内蔵)
M.2スロット2 (ストレージ用×1、Wi-Fiカード用×1、空きなし)
光学ドライブなし
通信Wi-Fi 6 + BT 5.2 + 有線LAN(2.5Gbps)×1
インターフェースUSB3.1×2(前面)、USB2.0×2(背面)、USB Type-C×1(前面、映像出力に対応)、HDMI2.0(4Kp60Hz)×2、3.5mmステレオジャック、microSDカードスロット、有線LAN
電源65W アダプター
サイズ / 重量幅124mm、奥行き112mm、高さ37mm / 379g
付属品電源ケーブル、VESAマウンタなど
オフィスなし

 

懸念事項があるとすれば、大手ではなくインディーズメーカーである点です。さしあたって大きな問題は見受けられませんでしたが、長期間使った際の耐久性についてはまだわかりません。製品の品質もパッと見は悪くはありませんが、使っているうちになにかわかる可能性があります。総合的な品質については、大手メーカーのほうが安定しているでしょう。

 

その点を踏まえた上で、コスパを取るのかどうかを判断してください。個人的には駆動音が多少気になるものの、しっかり使えるスペックで3万円台ならアリだと思います。とは言え、PCにトラブルは絶対について回るものなので、そのあたりはあらかじめご了承願います。大切なデータについては、バックアップを取るよう心がけてください。

 

GMKtec NucBox9

コスパの高さは抜群ですが、中華PCを割り切って使える中上級者向け

ちなみにRyzen 7 5800Uを搭載したNucBox10は、4万6783円(2500円オフクーポン利用時、4/9まで有効)で販売中です。

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