レノボの公式サイトにて、Ryzen 7 PRO 5750G搭載のスリム型デスクトップPC「ThinkCentre M75s Gen2」がお買い得です。表示価格は8万6900円ですが、パーツを省略 / ダウングレードすることで5万9400円台で購入できます。これをベースに自分でパーツを増設すれば、高性能PCを安く入手可能です。
通常価格8万6900円のモデルが、パーツカスタマイズで5万9400円に
最安構成のパーツカスタマイズ
以前にも同じ価格で購入できましたが、注文が集中したためか、しばらくすると納期が3ヵ月以上に延びてしまいました。現在は短縮されても最短6週間以上(1.5ヵ月)とやや長いのですが、待ってもいいかなと思える安さです。
※該当機種は8万6900円のモデルです。ページが開かない場合は、上記リンクを再度開き直してください
CPU性能はなかなか優秀です。最新のゲーミングPC向けCPUには及ばないものの、一般的なPCのなかではかなり高性能だと考えていいでしょう。重い処理にも向いています。
CPU性能
CPU | 3DMark Time Spy CPU Score |
---|---|
Core i7-13700K |
18868
|
Core i7-12700K |
16209
|
Core i7-12700F |
15085
|
Ryzen 7 7700X |
13520
|
Core i5-13400 |
12294
|
Ryzen 7 5800X |
11366
|
Ryzen 7 5700G |
10062
|
Ryzen 7 PRO 5750G |
10059
|
Ryzen 5 7600X |
9867
|
Core i5-12400 |
9316
|
Ryzen 5 5600X |
8111
|
Core i3-12100F |
6541
|
※スコアは3DMark公式サイトによる平均値で、実機の結果ではありません
最安構成のままでも利用できますが、メモリーやSSDを増設 / 換装すればより快適に使えます。メーカー保証のサポート外になるものの、自分で改造したほうが安くすむのでお得です。
スリム型デスクトップPC「ThinkCentre M75s Gen2」
本体のサイズ感 ※ディスプレイは23.8インチ
インターフェース構成
スリム型のデスクトップPCは設置に場所を取らない点がメリットですが、拡張性はやや控えめです。利用できるパーツの種類や構成が限られる点に注意してください。
M75s Gen2の拡張スロット。2スロット占有タイプも使えますが、LowProfileで最長155.8mmの拡張ボードのみ利用できます
またWi-Fiカードの取り付けには、専用のブラケットが必要です。省略するとブラケットが付いてこないので、注文時に追加しておいたほうがいいでしょう。
M75s Gen2のM.2スロット。SSDやWi-Fiカードの取り付けには別途専用のブラケットが必要
別売りの「ThinkCentre M.2 2280 SSDキット」
電源容量も変更できますが、180Wのままで問題ないと思います。以前は310Wまでアップグレードできましたが、現在は260Wまでしか対応していません。そのままでは、グラボを利用するのは厳しいでしょう。電源を交換するという手もありますが、ケース内に収まるグラボがあるかは不明です。
発売は2022年1月で、丸1年が経過しました。次モデルではおそらくRyzen PRO 7000シリーズが使われるのかもしれませんが、現時点ではまだCPU(APU)は発表されていません。次モデルがリリースされるのは、当分先のことでしょう。
改造を前提にするとしても、Ryzen 7搭載のベースPCが6万円切りは相当お買い得です。そこそこ拡張性もある高性能PCとしておすすめします。
スリムなのにパワフルな格安PC ※ディスプレイは別売り
※該当機種は8万6900円のモデルです。ページが開かない場合は、上記リンクを再度開き直してください
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