現在は納期が延長
11/25時点で、納期がまたもや「3ヵ月以上で出荷予定」に延長されてしまいました。再度納期が短縮された際には、当サイトのTwitterアカウントでお知らせします。
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Ryzen 4000G搭載のミニタワー型デスクトップPC「Lenovo V55t Mini-Tower(以下、Lenovo V55t)」の納期が大幅に短縮されました。少し前まで「3ヵ月以上で出荷予定」だったのですが、いまは「最短2~3週間で出荷予定」に変更されています。海外からの出荷なので実際には1ヵ月程度かかると思われますが、これなら待てないほどではありません。
Lenovo V55t本体 ※ディスプレイは別売り
狙い目は、「限定プレミアム」モデルです。表示価格は7万8100円ですが、パーツを省略 / ダウングレードすると、4万9500円で購入できます。自分で買ったパーツを増設すれば、ハイスペック構成のPCを格安価格で仕上げられるでしょう。
限定モデル最小構成時の値段
構成 | 価格 |
---|---|
Ryzen 7 / 8GB / 128GB SSD / メディアカードリーダーなし & マウスなし & キーボードなし | 4万9500円 |
※2021年11月23日時点
パーツをダウングレードすることで、購入価格を安く抑えられます
Ryzen 7 4700Gは旧世代のAPU(CPU)ですが、いまでもまだまだ高性能です。最速を求めるのでなければ、十分活用できるパフォーマンスと言っていいでしょう。
CPUの性能差
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i7-11700K |
5741
|
Core i9-11900KF |
5345
|
Ryzen 7 4700G |
4953
|
Core i7-10700KF |
4922
|
Ryzen 7 PRO 4750GE |
4093
|
Core i7-10700 |
3856
|
Ryzen 5 PRO 4650GE |
3291
|
Core i5-10400 |
3176
|
Ryzen 5 3500 |
2594
|
※スコアは当サイト計測値の平均
ただし電源が180Wなので、グラボの増設には不向きです。グラフィックス機能は内蔵タイプとしてはそこそこ高性能ですが、重いゲームを快適に楽しめるほどではありません。またプロクリエイター向けソフトでの、GPUサポート機能も期待しないほうがいいでしょう。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
GTX 1650 |
8893
|
Lenovo V55t(Ryzen 7 8G×2) |
4418
|
Radeon (Ryzen 7) |
4237
|
GT 1030 |
3509
|
Lenovo V55t(Ryzen 7 8G×1) |
2535
|
RX Vega 11 (Ryzen 5) |
2219
|
UHD 630 (Core i7) |
1298
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
本体内部
拡張ボードは15cm程度のショートタイプなら問題なく使えるでしょう
前面と背面
Lenovo V55tの詳細については、レビュー記事をご覧ください。
拡張性は高くはないものの、ゲームやプロクリエイター向けソフトを利用しないのであれば問題なく使えます。なによりギリ4万円台でこれほど高性能なPCは本来ならあり得ません。筐体はやや大きいのですが、ハイスペックPCを安く入手したい人におすすめします。
なお現在の納期は「最短で2~3週間程度で出荷予定」とされていますが、納期が変更される可能性があるので注意してください。あまりにも長くかかりそうな場合は、キャンセルをおすすめします。
Ryzen 7 4700G搭載で5万円切りは超激安!
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