Core i7-9750Hのベンチマーク (性能テスト) 結果

Core i7-9750H ベンチマーク結果

インテルのCore i7-9750Hは、2019年4月に発表されたハイエンドノートPC向けのCPUです。2019年春ごろからゲーミングノートPCやクリエイティブ用途向けの高性能ノートPCなどで使われています。

Core i7-9750Hのスペック

世代 第9世代
開発コード Coffee Lake Refresh
コア数 / スレッド数 6 / 12
動作周波数 2.60GHz
最大動作周波数 4.50GHz
TDP 45W
内蔵グラフィックス Intel UHD Graphics 630

Core i7-9750Hの用途

gameゲーム
動画編集動画編集
RAW現像RAW現像
3D制作3D制作
デザインデザイン
イラストイラスト
DTMDTM
ビジネスビジネス

※ノートPC向けCPUとしての評価

この記事ではこれからノートPCを購入しようとしている方のために、Core i7-9750Hの性能について紹介します。

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Core i7-9750H概要

Core i7-9750Hは、開発コード「Coffee Lake Refresh」こと第9世代のハイエンドノートPC向けCPUです。6コア / 12スレッドで動作周波数 (ベースクロック)は2.60GHz、ターボブースト時の最大動作周波数は4.50GHz (1コア動作時)。内蔵グラフィックス機能 (iGPU)としてIntel UHD Graphics 630を搭載しています。

Core i7-9750H CPU-Z

CPU-ZによるCore i7-9750Hの詳細情報

第8世代 (Coffee Lake)のCore i7-8750Hとは、動作周波数やキャッシュメモリーの容量が異なります。アーキテクチャ (基本設計)が大きく変わったわけではないので、周波数が上がったぶん性能が微増と考えていいでしょう。

Core i7-9750Hと前世代Core i7-8750Hの違い

Core i7-9750H Core i7-8750H
世代 第9世代 第8世代
コア数 / スレッド数 6 / 12 6 / 12
動作周波数 2.60GHz 2.20GHz
最大動作周波数 4.50GHz 4.10GHz
キャッシュ 12MB 9MB
最大メモリー 128GB 64GB
TDP 45W 45W
内蔵グラフィックス Intel UHD Graphics 630 Intel UHD Graphics 630

ノートPCとしては上位クラスの性能で、動画編集やRAW現像、高度な技術計算などの重い処理に向いています。また2019~2020年に発売されるゲーミングノートPCの主流となると思われます。

Core i3とCore i5 / Core i7の使いみち例

Core i3
(下位)
・事務処理
・文字中心の資料作成
・ネット閲覧
・動画視聴
・写真の簡単な加工
Core i5
(中位)
・高度なソフトの利用
・写真や画像の加工
・データ処理
・画像入り資料の作成
・複数作業の同時進行
Core i7
(上位)
・プロ用ソフトの利用
・大規模なデータ処理
・企業向け機能の利用
・小規模な動画編集

Core i7-9750Hのベンチマーク結果

続いて当サイトで実施したCPUベンチマークテストの結果を紹介します。なおベンチマーク結果は各機種の平均値であり、Core i7-9750H本来の性能を正確に表わすものではありません。また結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などにより大きく変わることがあることをあらかじめご了承ください。

ゲーミングノートPC向けCPUとの比較

ゲーミングノートPCやハイエンドノートPCで使われるCore i5 / i7のHシリーズと比較すると、Core i7-9750Hは非常に高性能です。重いゲームで特に重視されるマルチコア性能 (CINEBENCH R15)の結果で見ると、前世代で主流だったCore i7-8750Hを9%程度上回っています。

CPUの性能比較 (Hシリーズ)

CPU CINEBENCH R15 CPUスコア
Core i7-9750H (第9世代)
1218
Core i9-8950HK (第8世代)
1183
Core i7-8750H (第8世代)
1117
Core i5-8300H (第8世代)
761
Core i7-7700HQ (第7世代)
725
Core i7-6700HQ (第6世代)
676
Core i7-7820HK (第7世代)
662

※2019年6月時点での当サイトの平均値

総合的な計算性能を計測するPassMarkのCPU Markの結果も非常に優秀です。ただし前世代のCore i7-8750Hとの差は3%程度しかありません。周波数がわずかに上がったぶん、性能も微増していると言えます。

CPUの性能比較 (Hシリーズ)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-8950HK (第8世代)
14687
Core i7-9750H (第9世代)
13623
Core i7-8750H (第8世代)
13244
Core i7-7820HK (第7世代)
10224
Core i5-8300H (第8世代)
9697
Core i7-7700HQ (第7世代)
9301
Core i7-6700HQ (第6世代)
7909

※2019年6月時点での当サイトの平均値

一般ノートPC向けCPUとの比較

一般的用途向け / モバイル向けで使われるCore iプロセッサーのUシリーズと比較しても、Core i7-9750Hは非常に高性能であることがわかります。特に動画編集やゲームなど高いマルチコア性能が求められる処理で有利です。

CPUの性能比較 (Uシリーズ)

CPU CINEBENCH R15 CPUスコア
Core i7-9750H (第9世代)
1218
Core i7-8565U (第8世代)
624
Core i5-8250U (第8世代)
568
Core i5-8265U (第8世代)
564
Core i7-8550U (第8世代)
561
Core i7-7500U (第7世代)
342
Core i3-8130U (第8世代)
332
Core i5-7200U (第7世代)
328
Core i3-7100U (第7世代)
253

※2019年6月時点での当サイトの平均値

CPUの性能比較(Uシリーズ)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-9750H (第9世代)
13623
Core i7-8565U (第8世代)
9679
Core i7-8550U (第8世代)
9009
Core i5-8265U (第8世代)
8595
Core i5-8250U (第8世代)
8328
Core i7-7500U (第7世代)
5564
Core i3-8130U (第8世代)
5527
Core i5-7200U (第7世代)
4949
Core i3-7100U (第7世代)
3785

※2019年4月時点での当サイトの平均値

デスクトップPC向けCPUとの比較

デスクトップPC向けのCore iプロセッサー SシリーズとではCore i5よりも高性能ですが、Core i7よりは下です。そもそもデスクトップPC向けCPUはノートPC向けCPUよりも性能 (および電圧)が高く作られているため、この結果は仕方ないでしょう。とは言え、Core i3 / i5搭載の標準的なデスクトップPCよりは性能面で優れています。

CPUの性能比較(Sシリーズ)

CPU CINEBENCH R15 CPUスコア
Core i9-9900K (第9世代)
2030
Core i7-9700K (第9世代)
1494
Core i7-8700 (第8世代)
1386
Core i7-9750H (第9世代)
1218
Core i5-9400F (第9世代)
958
Core i5-8400 (第8世代)
945
Core i7-7700 (第7世代)
856
Core i3-8100 (第8世代)
596
Core i5-7400 (第7世代)
551
Core i3-7100 (第7世代)
419

※2019年6月時点での当サイトの平均値

CPUの性能比較(Sシリーズ)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-9900K (第9世代)
18710
Core i7-9700K (第9世代)
17208
Core i7-8700 (第8世代)
15590
Core i7-9750H (第9世代)
13623
Core i5-9400F (第9世代)
12043
Core i5-8400 (第8世代)
11229
Core i7-7700 (第7世代)
10677
Core i3-8100 (第8世代)
8027
Core i5-7400 (第7世代)
7463
Core i3-7100 (第7世代)
6114

※2019年6月時点での当サイトの平均値

Core i7-8750H搭載機種ごとの違い

当サイトでは2019年6月時点までに、Core i7-9750H搭載モデルを1機種のみ検証しています。検証台数が少ないのでデータの精度は高いわけではありません。あくまでも暫定データとして捉えてください。今後検証する機会があればデータを追加します。

Core i7-9750H搭載機別のベンチマーク結果 (ノートPC)

機種名 CINEBENCH R15 CPU Mark サイズ
GALLERIA GCR1660TGF 1218 13623 15.6インチ

※製品名をクリックすると、それぞれのレビュー記事が表示されます

ちなみにCore i7-9750H対応モデルであれば、当サイトでレビュー記事や解説記事を公開しています。 ベンチマーク結果はほかのCPUのものではあるものの、この記事のデータがある程度の参考になるはずです。

Core i7-9750H対応モデルの記事

Legion Y540 (15) [レノボ]
Dell G3 15 (3590) [デル]
Dell G5 15 5590 [デル]
AERO 15 OLED [ギガバイト]

ゲーミング向けでは2019年後半の主流に

2018年に発表された前世代のCore i7-8750Hは、ゲーミング向けをはじめ非常に多くのノートPCで使われていました。その後継であるCore i7-9750Hも、おそらく今後の主流となるでしょう。現行モデルのなかにはまだCore i7-8750Hが使われているものもありますが、いずれ新しいCPUに差し替わるはずです。

ただしベンチマーク結果をご覧いただくとおわかりのように、Core i7-8750HとCore i7-9750で大きな差があるわけではありません。体感的には気づくか気づかないかといった程度だと思われます。価格の安さを重視するのあれば、型落ちしたCore i7-8750H搭載モデルをあえて選ぶのもアリです。

当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。

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