新モデル発売中
このモデルはすでに販売が終了し、現在は新モデルが発売されています。最新モデルについては、以下のリンクから関連記事でご確認ください。
NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
NECから2016年春の新モデルとして、15.6型ノートパソコン「LAVIE Note Standard」シリーズが発表されました。ラインナップは全7モデルで、2016年1月中旬から店頭で販売されます。そこで今回はLAVIE Note Standard各機種の違いと、前モデルからの変更点について解説します。なお本記事では特にことわりのない限り直販モデル「LAVIE Direct NS」の画像を使用していますが、LAVIE Note Standardとの違いはほとんどありません。
LAVIE Note Standard各シリーズの位置づけ
LAVIE Note Standardシリーズは、毎シーズンごとに膨大な量の新モデルが投入されます。名前もあまり変わらないので、違いがわかりづらい人もいるのではないでしょうか。そこで各モデルの特徴と位置づけを簡単にまとめました。
「LAVIE Note Standard」シリーズ各モデルの位置付け | |||||||
モデル名 | NS850/DAB | NS750/DAシリーズ | NS700/DAシリーズ | NS550/DAシリーズ | NS350/DAシリーズ | NS150/DAシリーズ | NS100/D2W、NS100/D1W |
---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | フラグシップ | ハイエンド | スタンダード | エントリー | |||
CPU | Core i7-6567U | Core i7-6500U | Core i5-6200U | Core i3-6100U | Celeron 3215U | ||
メモリー | 8GB | 4GB | |||||
ストレージ | 1TBハイブリッドHDD | 1TB HDD | 500GB HDD | ||||
ディスプレイ | 3840×2160ドット(4K)、IPS | 1920×1080ドット(フルHD)、IPS | 1366×768ドット | ||||
タッチ操作 | 対応 | 非対応 | |||||
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
モデル名に「~シリーズ」とあるものには3~4色のカラーバリエーションが用意されています。たとえば「DAシリーズ」の「DAB」であればブラック、「DAW」であればホワイトというように、3文字のアルファベットの末尾が本体カラーを表わしているのです。この分類によって、LAVIE Note Standardシリーズ2016年春モデルのラインナップは合計19機種にも及びます。
余談ですが、LAVIE Note Standardシリーズにはショップモデルも用意されています。モデル名の末尾に1~2文字のアルファベットが付け加えられているのがショップモデルで、たとえば「~YC(ヨドバシカメラ向け)」や「~KS(ケーズデンキ向け)」などの種類があるようです。
CPUがアップグレードしたフラグシップモデル
「LAVIE Note Standard NS850/DAB」
フラグシップ(最上位)モデルの「LAVIE Note Standard NS850/DAB」にはもっとも高性能なパーツが使われており、さらにグラフィック面をはじめとするさまざまな機能が強化されています。
LAVIE Note Standard NS850/DABのスペック
まずは「LAVIE Note Standard NS850/DAB」のスペックを確認してみましょう。主な仕様は、以下の表のとおりです。
2016年春モデル「LAVIE Note Standard NS850/DAB」の主なスペック | |
モデル名 | NS850/DAB |
---|---|
店頭予想価格(税別) | 23万9800円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-6567U(3.30GHz) |
メモリ | DDR3L 8GB(4GB×2) |
グラフィックス | Intel Iris Graphics 550 |
ストレージ | 1TBハイブリッドHDD |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 15.6型、3840×2160ドット(4K)、IPS |
タッチパネル | ○(マルチタッチ) |
有線LAN | 1000BASE-T対応 |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(最大867Mbps) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | – |
Webカメラ | Intel RealSense 3Dカメラ(200万画素) |
主なインタフェース | USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI、NFC、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) | 3.7時間 |
本体サイズ | 幅382×奥行き270×高さ26.2mm |
重量 | 2.7kg |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
2016年春モデルと2015年秋冬モデルの違い
2015年9月にリリースされた秋冬モデル「LAVIE Note Standard NS850/CAB」との違いは、以下の4点です。メーカー発表の店頭予想価格は変わっていません。
2016年春モデル「LAVIE Note Standard NS850/DAB」の変更点
- CPUがCore i7-6500UからCore i7-6567Uに変わった
- 上記に伴い、CPU内蔵のグラフィックス機能がIntel HD Graphics 520からIntel Iris Graphics 550にアップグレード
- 付属のBluetoothマウスがNFCに対応
- バッテリー駆動時間から4時間から3.7時間に減少
28W版のCore i7-6567Uを採用
「LAVIE Note Standard NS850/DAB」最大の注目点は、CPUにCore i7-6567Uが使われている点です。前モデルで使われていたCore i7-6500Uと比べると動作周波数が高くなっているぶん、パフォーマンスの向上を見込めます。
Core i7-6567UとCore i7-6500Uの主な違い | ||
名称 | Core i7-6567U | Core i7-6500U |
---|---|---|
コア数/スレッド数 | 2/4 | |
動作周波数 | 3.3GHz | 2.5GHz |
最大動作周波数 | 3.5GHz | 3.1GHz |
TDP | 28W | 15W |
cTDPダウン | 23W | 7.5W、800MHz |
内蔵グラフィックス | Intel Iris Graphics 550 | Intel HD Graphics 520 |
さまざまなCPUのベンチマーク結果を掲載している「CPU Monkey」によると、確かにCore i7-6567UのほうがCore i7-6500Uよりも高いスコアが出ています。LAVIE Note Standardシリーズで使われているCPU全体で比べても、もっとも高い性能です。
しかし消費電力量の目安である「TDP」が、15Wから28Wに変わっています。つまりこれは、バッテリー消費は高くなっているということ。カタログ上の公称値でバッテリー駆動時間が前モデルの4時間から3.7時間に減っているのは、このことが理由です。
内蔵グラフィックス「Intel Iris Graphics 550」の性能は?
CPUがCore i7-6500UからCore i7-6567Uに変わったのに伴って、CPU内蔵のグラフィックス機能がIntel HD Graphics 520からIntel Iris Graphics 550に変わっています。この変更によって、3D描画パフォーマンスはどの程度変わっているのでしょうか?
Intel HD Graphics 520とIntel Iris Graphics 550では、メインの処理を行なうGPUコアが異なります。Intel HD Graphics 520のコアは「GT2」と呼ばれ、実行ユニット(EU)が24個用意されています。それに対して、Intel Iris Graphics 550では「GT3e」と呼ばれるコアが使われており、実行ユニットの数は48個とGT2の2倍です。さらにGT3eでは64MBのeDRAMが用意されており、そのぶん性能が高いというわけです。
実際の性能についてはベンチマーク結果を比較するのがいちばんわかりやすいのですが、残念ながらIntel Iris Graphics 550のスコアを見つけることができませんでした。そこでワンランク下のIntel Iris Graphics 540とIntel HD Graphics 520のスコアを比べてみましょう。
Intel Iris Graphics 540では、Intel HD Graphics 520のおよそ1.73倍のスコアが出ています。上位のIntel Iris Graphics 550では、もう少し高い結果となるでしょう。外付けGPUのGeForce 940Mよりはやや低くなるかもしれませんが、CPU内蔵のグラフィックス機能としては非常に優れた結果です。
ゲームについては、ドラクエ10ならフルHD(1920×1080ドット)の最高画質でも快適に遊べるはずです。FF14については、画質を落とせばフルHDの解像度でなんとかプレーできるかもしれません。海外の大作ゲームを楽しむのには厳しいですが、国内で人気のゲームであれば問題なく楽しめる性能を持っていると言えます。
なお、ここで掲載したベンチマーク結果は「LAVIE Note Standard NS850/DAB」そのものの性能を表わすものではありません。環境や使用状況によって結果が大きく変わることもある点をあらかじめご了承ください。
NFCでマウスをペアリング
2016年春モデルの機能としてはもう1点、BluetoothマウスをNFCで手軽にペアリングできるようになった点が挙げられます。パームレスト左にあるNFCポートにマウスをかざすだけで、簡単に接続可能です。
4K&タッチ対応の液晶ディスプレイを搭載
フラグシップモデルの「LAVIE Note Standard NS850/DAB」は、解像度3840×2160ドットドット(4K)のタッチ対応ディスプレイを搭載しています。これは2016年春モデルからの特徴ではなく2015年秋冬モデルでも同じ仕様でしたが、ほかのモデルとの大きな違いということで取り上げました。
RealSenseカメラで顔認証サインインが可能
「LAVIE Note Standard NS850/DAB」の大きな特徴としてはもう1点、RealSense 3D対応のカメラを搭載している点が挙げられます。2015年秋冬モデルからOSにWindows 10 Homeを採用したことで、生体認証機能「Windows Hello」による顔認識を使ったサインインが可能となりました。ロック画面が表示された液晶ディスプレイに顔を近づけるだけでサインインできるので、非常に便利です。
ハイエンドモデルは大きな仕様変更なし
続いては、CPUにCore i7-6500Uを搭載したふたつのハイエンドモデル「LAVIE Note Standard NS750/DAシリーズ」と「LAVIE Note Standard NS700/DAシリーズ」について。この2機種は、タッチ操作の有無とストレージの種類が(1TBハイブリッドHDDもしくは1TB HDD)異なります。
LAVIE Note Standard NS750/DAシリーズと
LAVIE Note Standard NS700/DAシリーズのスペック
ハイエンドモデル2機種のスペックは以下の表のとおりです。液晶ディスプレイやストレージのほかに、細かな部分で違いがあることがわかります。
2016年春「LAVIE Note Standard」シリーズハイエンドモデルの主なスペック | ||
モデル名 | NS750/DAシリーズ | NS700/DAシリーズ |
---|---|---|
店頭予想価格(税別) | 21万4800円前後 | 19万4800円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
CPU | Core i7-6500U(2.50GHz) | |
メモリ | DDR3L 8GB(8GB×1) | |
グラフィックス | Intel HD Graphics 520 | |
ストレージ | 1TBハイブリッドHDD | 1TB HDD |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ | |
ディスプレイ | 15.6型、1920×1080ドット(フルHD)、IPS | |
タッチパネル | ○(マルチタッチ) | – |
有線LAN | 1000BASE-T対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(最大867Mbps) | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
センサー | – | |
Webカメラ | 92万画素 | |
主なインタフェース | USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) | 4.3時間 | 5.6時間 |
本体サイズ | 幅382×奥行き270×高さ26.2mm | 幅382×奥行き270×高さ25.7mm |
重量 | 2.7kg | 2.5kg |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
フラグシップモデルLAVIE Note Standard NS850/DABとの違いは以下のとおりです。メモリーが4GB×2と8GB×1とで異なる点については、4GB×2のほうがデュアルチャネルで動作するぶん高速です。
LAVIE Note Standard NS850/DABとNS750/DAシリーズおよびNS700/DAシリーズの違い
- CPUが異なる。NS850/DAはCore i7-6567Uで、NS750/DAおよびNS700/DAはCore i7-6500U
- NS850/DAはメモリーの構成が4GB×2で、NS750/DAおよびNS700/DAは8GB×1
- NS850/DAは3840×2160ドット、NS750/DAおよびNS700/DAは1920×1080ドット
- NS850/DAはWebカメラがIntel RealSense 3Dカメラ(200万画素)、NS750/DAおよびNS700/DAは通常のWebカメラ(92万画素)
またNS750/DAとNS700/DAはストレージとタッチ機能、インターフェース構成の点が異なります。スペック表には表記していませんが液晶パネルについても異なり、「スーパーシャインビューLED-EX2」を採用するNS750/DAのほうが、「スーパーシャインビューLED」のNS700/DAよりもコントラストの面で優れています。
スペックは2015年秋冬モデルと変わらず
2016年春モデルは2015年秋冬モデルと比べて、ハードウェア的な変更点はありません。ただしソフトウェア面については、以下の点が変わっています。ちなみにこの変更はLAVIE Note Standard全機種共通です。店頭予想価格は、前モデルから変わっていません。
LAVIE Note Standardシリーズ2016年春モデルの変更点(ソフトェア面)
- スマートフォンで表示中のWebページや写真をパソコンに表示できるアプリ「LAVIEコネクト」が追加された
- 写真・動画閲覧アプリ「LAVIEフォト」が「LAVIEフォト SR」に変わった
- ハイレゾ音源の再生・管理アプリ「HiGrand Music Player」が追加された(NS100/D2W、NS100/D1Wを除く)
- さまざまな情報を表示できるポータルアプリ「インフォボード」を追加
- 「筆ぐるめ22」が「筆ぐるめ23」にアップグレード
- 「バッテリ診断ツール」が追加された
Core i5/i3搭載のスタンダードモデルは仕様変更なし
スタンダードクラスのモデルとしては、CPUにCore i5-6200Uを搭載した「NS550/DAシリーズ」と、Core i3-6100U搭載の「NS350/DAシリーズ」が用意されています。Core i5はNS500シリーズ、Core i3がNS300シリーズと覚えておくと、モデル名だけでおおまかなスペックをイメージできるようになるでしょう。
NS550/DAとNS350/DAのスペック
スタンダードクラスの「NS550/DA」と「NS350/DA」は、基本的なスペックはハイエンドモデルの「NS700/DA」と同じ。下位CPUを採用してメモリー容量を減らす代わりに、値段を抑えたモデルということです。
2016年春「LAVIE Note Standard」シリーズ、スタンダードモデルの主なスペック | ||
モデル名 | NS550/DAシリーズ | NS350/DAシリーズ |
---|---|---|
店頭予想価格(税別) | 17万9800円前後 | 15万9800円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
CPU | Core i5-6200U(2.30GHz) | Core i3-6100U(2.30GHz) |
メモリ | DDR3L 4GB | |
グラフィックス | Intel HD Graphics 520 | |
ストレージ | 1TB HDD | |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ | |
ディスプレイ | 15.6型、1920×1080ドット、IPS | 15.6型、1366×768ドット |
タッチパネル | – | |
有線LAN | 1000BASE-T対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(最大867Mbps) | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
センサー | – | |
Webカメラ | 92万画素 | |
主なインタフェース | USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | |
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) | 5.7時間 | 6.2時間 |
本体サイズ | 幅382×奥行き270×高さ25.7mm | |
重量 | 2.5kg | |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
ハードウェアは2015年秋冬モデルとまったく同じ
2016年春モデルのスペックは、2015年秋冬モデルからまったく変わっていません。前述のソフトウェア面が更新された程度です。店頭予想価格も変わっていませんが、型落ちした2015年秋冬モデルのほうが安く販売されている可能性があります。
エントリーモデルは旧世代のCPUを踏襲
「LAVIE Note Standard NS150/DAシリーズ」と「LAVIE Note Standard NS100/D2W」、「LAVIE Note Standard NS100/D1W」はCPUにCeleron 3215Uを搭載したモデルです。低価格パソコン向けに性能を抑えたCPUが使われていますが、そのぶんほかのモデルに比べて価格が安くなっています。
性能が低いとは言っても、文書作成やネットの調べ物、動画視聴には十分なパワーを持っています。あくまでも「LAVIE Note Standardのほかのモデルよりも性能が低い」というだけです。
NS350/DAとNS100/D2W、NS100/D1Wのスペック
エントリーモデル3機種のスペックは、以下の表のとおりです。エントリーモデルはほかのモデルに比べて本体サイズがコンパクト&スリムで、重量も100g軽くなっています。ただしその代わりにキーボードのキーピッチが18.7mm、キーストロークが1.7mmで、ほかのモデル(キーピッチ19mmでキーストローク2.0mm)のほうがキー入力の快適さは上です。
2016年春「LAVIE Note Standard」シリーズ、スタンダードモデルの主なスペック | |||
モデル名 | NS150/DAシリーズ | NS100/D2W | NS100/D1W |
---|---|---|---|
店頭予想価格(税別) | 13万4800円前後 | 11万4800円前後 | 11万1800円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
CPU | Celeron 3215U(1.70GHz) | ||
メモリー | DDR3L 4GB | ||
グラフィックス | Intel HD Graphics | ||
ストレージ | 1TB HDD | 500GB HDD | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ||
ディスプレイ | 15.6型、1366×768ドット | ||
タッチパネル | – | ||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | 100BASE-TX対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(最大433Mbps) | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | ||
センサー | – | ||
Webカメラ | 92万画素 | ||
主なインタフェース | USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリ駆動時間(JEITA2.0) | 6.2時間 | ||
本体サイズ | 幅385.6×奥行き258×高さ22.6mm | ||
重量 | 2.4kg | ||
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス | Office Personal Premium プラス Office 365 サービス |
CPUとして使われているCeleron 3215Uは、Broadwell世代(第5世代)です。すでにSkylake(第6世代)のCeleron 3855U(1.6GHz)やCeleron 3955U(2GHz)がリリースされているのですが、今回の新モデルではあえて旧世代のCPUが使われました。おそらく次またはその次のモデルで、CPUが変更されるものと思われます。
なお「NS100/D2W」と「NS100/D1W」の違いは、プリインストールされているオフィスのエディションが異なる点のみです。
ハードウェアは2015年秋冬モデルとまったく同じ
ハイエンドモデルやスタンダードモデルと同様、2016年春のエントリーモデルは2015年秋冬モデルからまったく変わっていません。店頭予想価格も変わっていませんが、型落ちした2015年秋冬モデルのほうが安く販売されている可能性があります。
フラグシップモデル以外はソフトウェア変更のみのマイナーチェンジ
ということで、今回は「LAVIE Note Standard」シリーズ2016年春モデルの全モデルについて解説しました。フラグシップモデルはCPUが上位版に変わっているのですが、ほかのモデルでのハードウェア的な変更点はありません。ソフトウェアの変更もそれほど大きくはないので、2016年春モデルと2015年秋冬モデルの違いはほとんどないと言ってもいいでしょう。
2015年夏モデルから2015年秋冬モデルではスペックが大きく変わりましたので、おそらくしばらく大きなスペックアップはないでしょう。Celeron 3215Uを搭載したエントリーモデルのみ、CPUが変更される可能性があります。
ちなみに直販サイト「NECダイレクト」では、パーツ構成のカスタマイズが可能な「LAVIE Direct NS」シリーズが販売されています。パーツの性能を抑える代わりに価格を安くしたり、店頭モデルよりも高性能なマシンに仕上げることが可能です。お得に購入したい方は、ぜひそちらもご確認ください。
新モデル発売中
このモデルはすでに販売が終了し、現在は新モデルが発売されています。最新モデルについては、以下のリンクから関連記事でご確認ください。
NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。
関連記事
- 初心者におすすめのノートPCまとめ
- NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
- 動画編集におすすめのノートPC
- モバイルノートPCおすすめまとめ