ご注意
この記事は2013年7月時点の情報を元にしています。最新の格安プリンターについては、以下の記事をご覧ください。
1万円以内で買える激安おすすめプリンター&複合機まとめ
夏だ!プリンターの型落ちだ!ということで今年もまた、新製品発表間近で現行製品が値下がりする季節がやってきました。新製品の内容も気になりますが、「旧モデルでも十分」という人にはいまがまさに買いどきです。そこで今回は、特にお値打ちなインクジェット複合機&プリンターを紹介します。
「プリンターは夏に値下がりする」と覚えておこう
プリンターと言えばキヤノンかエプソンの製品が国内では有名ですが、この2社は毎年夏ごろに新商品を発表し、秋に発売します。すると、それまで販売されていたモデルが値下がりします。だから「買いどき」というわけなんですね。
たとえば、おととし発売されたキヤノンの「PIXUS MG6230」の値段の推移を見てみましょう。
1月中旬の年賀状ニーズの時期から急激に値下がり始め、その後横ばい状態が続きますが、8~9月にかけて底値に達しているのがわかります。その後は値上がりしていますが、おそらく在庫台数の減少によるものでしょう。主力製品は1年目で売り切るのが基本のようで、一部の例外を除き、2年目まで継続して販売されるモデルはほとんどありません。
というわけで、2012年に発売されたプリンターがいままさに買いどきという訳です。
型落ち間近のモデルは半額以下の投げ売り状態
ということで、現在お得に購入できる型落ち間近のインクジェット複合機&プリンターを紹介しましょう。
エプソン「カラリオ EP-805A」
コンパクトなボディが魅力の「カラリオ EP-805A」
実売価格は1万5000~1万6000円程度。他メーカーの同クラスモデルとくらべてもひと回り小さく、置き場所にもあまり困りません。インク構成は6色染料インクで写真の鮮やかさが魅力。一部ではモッタリとしているとの声も聞こえますが、印刷用紙のグレードを上げれば美しく仕上がります。
キヤノン「PIXUS MG6330」
薄型ボディでカラバリも豊富
実売価格は1万4000~1万5000円前後。エプソンの「EP-805A」よりちょっと安いのですが、接地面積が大きめ。その代わり高さが低く、メンテナンスのためにカバーを開けても182mm程度しかありません。筆者は前モデルの「MG6230」を使っていますが、この薄さをうらやましく思っています。ただ、最近のキヤノン製品はヘッドクリーニングの頻度が多く、そのぶんインク消費量が多いように感じます。気のせいでしょうか?
HP「Deskjet 3520 CX052C#ABJ」
コストパフォーマンスは抜群!
実売価格はナント3000~3800円程度。コピー機やスキャナーとして使えるだけでなく、無線LAN機能も搭載でスマホやタブレットからでも印刷できます。インクも4色独立インクで、個別に交換可能。ランニングコストも安くすみます。この安さは異常!
あえて難点を挙げるとすれば、国内製品に比べて操作性が劣るのと、4色インクなので写真の鮮明さがあまり感じられない点でしょうか。あとHP用のインクは入手できる店舗が限られている、というのもあるかもしれません。ですが割りきって使う人には最適なモデルでしょう。
PIXUS iP2700
単機能プリンターの激安モデル
実売価格は3600~3800円程度。複合機ではなくインクジェットプリンターが欲しいという人にオススメです。唯一の欠点はカラーインクが3色一体型で、どれか一色でもなくなると交換しなければならないという点。本体は安いのですが、カラー印刷のランニングコストは高くなってしまうでしょう。ちなみに、純正のモノクロインクとカラーインクをセットで購入すると4500円と、本体より高くつきます。モノクロ文書の印刷が中心の人向けですね。
ということで、激安価格で買えるお買い得複合機とプリンターを紹介しましたが、個人的には今年の新商品の内容が気になっています。昨年のトレンドは「小型化」でしたが、今年はいったいどうなるのでしょうか?
ご注意
この記事は2013年7月時点の情報を元にしています。最新の格安プリンターについては、以下の記事をご覧ください。
1万円以内で買える激安おすすめプリンター&複合機まとめ