「はがきデザインキット2015」は、日本郵便が公開している無料のはがき作成ソフトです。年賀状の作成が主な利用目的ですが、年賀状シーズンが終わったいま、暑中見舞いや残暑見舞い向けの素材が利用できるようになっています。そこで今回はソフトの更新方法と、夏向けのはがき用素材について紹介します。
https://little-beans.net/review/nenga2018/
ソフトを最新版にアップデート
「はがきデザインキット2015」 の最新バージョンは、「v8.1.0」です。古いバージョンがインストールされている場合は、最新版にアップデートしてください。アップデートは自動で行なわれるため、特に作業は必要ありません。
最新バージョンと旧バージョンの違いは?
最新バージョンと旧バージョンでは、基本的な使い方はまったく同じです。しかし年賀状シーズンが終わった現在では年賀状用の素材が使えなくなっているほか、ネットからテンプレート素材やパーツ素材をダウンロードする機能もなくなってしまいました。その代わりに、暑中見舞いや残暑見舞いに使える「かもめ~る」用の素材や、引っ越し/出産といった用途別の素材が用意されています。
これらの素材や文章を組み合わせることで、暑中見舞いハガキや残暑見舞いハガキを手軽に作ることができます。
スマートフォン版アプリの素材も変わった
iOS/Android用アプリの「はがきデザインキット2015」でも、利用できる素材が変わりました。ただし現在のところ利用できるのはテンプレート素材のみ。スタンプ素材を利用しようとすると表示されず、素材を選択してもエラーが表示されます。タイミングが悪かっただけでしょうか。
引っ越しや結婚、出産などのあいさつ状にも使える
「はがきデザインキット2015」の最新版では、夏の「かもめ~る」用素材のほか、引っ越しや結婚、出産といったあいさつ状向けの素材も用意されています。素材の数はそれほど多くはありませんが、バリエーションとしては十分でしょう。
ちなみに次期バージョンの「はがきデザインキット2016」は、今秋に公開される予定とのこと。つぎはいったいどんな機能が追加されるのでしょうか。