PCやスマホ / タブレットのセキュリティー対策には、マカフィー株式会社の「マカフィー リブセーフ」がおすすめです。ウイルスやフィッシングなど年々巧妙化する悪質な手口に対してデバイスを保護できるのはもちろん、なにより魅力なのは自分や家族のPC / スマホ / タブレットに対して台数無制限で利用できる点。デジタル機器をたくさん持っている方や家族の多い方におすすめです。
今回は当サイト管理人がマカフィー リブセーフを購入および導入しましたので、実際の手順について画像を交えながら紹介します。セキュリティー対策ソフトの購入を検討している方やこれからPCを購入する方はぜひ参考にしてください。
目次
マカフィー リブセーフとは?
マカフィー リブセーフはウイルスの発見や駆除、危険なウェブサイトへのアクセスをブロックするなどのさまざまな機能を備えた統合型セキュリティー対策ソフトです。別途アプリを追加することで、パスワードの管理や子供のネット利用の監視・管理なども行なえます。
マカフィー リブセーフの主なセキュリティ機能
機能 | 概要 |
---|---|
マルウェア対策 | ウイルス、スパイウェア、トロイの木馬など、マルウェア (悪意のあるソフト)全般に対して発見と駆除が可能です |
安全なWeb閲覧 | 安全でないウェブサイトに対して警告を表示。フィッシング詐欺などを未然に防ぐ効果があります |
双方向ファイアウォール | ファイアウォール機能の脆弱性を突いた侵入や漏洩を防ぎます |
迷惑メール対策 | 不快なメールや悪意のある危険なメールを意図せずに開かないようにします |
盗難対策 | スマホやタブレットを紛失した際に、端末を遠隔操作でロックすることで情報の漏洩を防ぎます |
保護者機能 | ネット利用時間の制限や閲覧可能なウェブサイトなどを制限することで、家族をネットの悪意 / 悪影響から保護できます |
パスワード管理 | 複数のパスワードを簡単に一括管理できます。スマホやタブレットのカメラを使った顔認証も可能です ※アプリのダウンロードが必要 |
※そのほかにも機能は多数搭載されています。詳しくは公式サイトでご確認ください
マカフィー リブセーフがほかのセキュリティー対策ソフトと異なるのは、台数無制限で使える点です。他社製ソフトでは1~5台しかインストールできないため、家族や端末が多いとすべてのデバイスで利用できません。しかしマカフィー リブセーフなら同居する家族のすべてのPC / スマホ / タブレットで利用できるのです。
当サイト管理人の場合だと自分用のPCが2台にスマホを1台使っているほか、妻がPCを2台とスマホを1台、息子がスマホとタブレットを1台ずつの合計2台、娘がスマホを1台使っています。合計9台ですから、5台までしか利用できないセキュリティー対策ソフトだと2本購入しなければなりません。
しかしマカフィー リブセーフであれば、ソフトを1本購入すればOKです。さらに保護者機能である「ファミリーセキュリティ」を使えば、子供たちのネット利用もコントロール可能。これが購入の決め手です。
このように家族が多い方や端末が多い方にこそ、マカフィー リブセーフをおすすめします。
マカフィー リブセーフの購入方法
マカフィー リブセーフのパッケージは家電量販店の店頭や大手通販サイトでも購入できますが、直販サイトのダウンロード販売がお手軽です。ソフトを購入後、すぐにダウンロード&インストールすることで利用できます。
なおここではPCの画面での購入方法を紹介していますが、スマホやタブレットからでも購入可能です。基本的な手続きは変わりませんが、表示される画面の構成が少し変わります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
リンク
①製品ページを開く
まずはブラウザーで、マカフィー リブセーフの購入ページを開きます。下記のリンクをクリックして、ページを開いてください。この記事を見ながら手続きを行なうことをおすすめします。
マカフィー リブセーフの商品紹介 / 購入ページ
公式サイト リンク
②種類を選ぶ
マカフィー リブセーフには、1年間利用できる「1年版」と3年間利用できる「3年版」の2種類が用意されています。3年版のほうが契約期間が長いため値段も高いのですが、1日あたりの費用で考えるとお得です。
なお、まずはソフトを試してみたいという人のために、30日間の無料体験版も用意されています。購入を検討されている方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
「3年版」と「1年版」、「30日間無料体験版」のなかから、利用したいものを選択します
③ショッピングカートで商品を確認
1年版か3年版のどちらかを選択すると、ショッピングカート画面に移ります。購入する商品に間違いがないかを確認してください。「お買い物を続ける」を押すと、さらに別のソフトも購入できます。
なお「ウイルス対策保証プログラム」は、ウイルスを駆除できなかった場合に料金を返金してもらえるサービスです。ウイルスに関する問題が発生しない限り、1年間または3年間おきに契約が自動更新されます (その際に料金の支払いが発生します)。自動更新を停止する場合は、マイアカウントページでの手続きが必要です。
「ショッピングカート」ページが開き、先ほど選んだ商品が表示されます
④アカウント情報と支払い方法の入力
ショッピングカート画面で、名前や住所、支払い方法などを入力します。支払い方法はクレジットカード払いか、コンビニ払いのどちらかを選択可能です。ただしコンビニ払いでは手数料として230円 (税込)かかる点に注意してください。
ショッピングカート画面でメールアドレスや住所、クレジットカード情報などを入力します
「クレジットカード姓」には姓 (名字)を、「クレジットカード名」には名 (名前)を入力します
契約の自動更新などに関する利用条件を確認の上、「同意して続ける」を押します
⑤注文の確定
選択した商品や入力内容が表示されます。間違いがないかを確認した上で、「注文する」を押してください。このボタンを押さない限り、注文は確定しません。
注文する商品やアカウント情報、支払い方法などが表示されます。問題なければ「注文する」を押してください ※画像では筆者の情報を塗りつぶしています
⑥注文完了メールが届く
注文が完了すると、登録したメールアドレス宛てに注文内容を記したメールが届きます。契約情報や契約期間などが記載されているので、大切に保管しておいてください。
契約内容が記載されたメールが届きます。メールが届かない場合は迷惑メールに割り振られていないか、もしくはドメイン設定によって受信できないようになっていないかを確認してください ※筆者の個人情報を塗りつぶしています
以上でマカフィーリブセーフの購入手続きは完了です。
マカフィーリブセーフのインストール方法
ソフトを利用するためには、インストール用のプログラムをダウンロードしてからインストール作業を行なう必要があります。PCとスマホ / タブレットでは手順が異なるので、以下の説明を参考にしてください。
なお2台目以降のPCあるいはスマホ / タブレットにインストールする場合は、「インストールリンク」を転送する必要があります。インストールリンクはメールあるいはSMS (ショートメッセージ)で転送可能です。
購入直後にインストールする場合
前述の注文処理が終わると、ダウンロード画面が表示されます。注文手続きを行なったPCにマカフィー リブセーフをインストールする場合は、画面の指示に従ってそのまま作業を行なってください。
①マカフィーリブセーフをパソコンで購入すると、そのあとにダウンロード画面が表示されます。「このデバイスにダウンロードする」を押してください
②使用許諾を確認の上、「同意してダウンロードする」を押します
③「保存」を押してファイルのダウンロードを開始します ※写真はEdge (ブラウザー)の場合
④ダウンロードが終わったら、「実行」を押します ※写真はEdge (ブラウザー)の場合
ほかのPCにインストールする場合
注文手続きを行なったPC / スマホ / タブレット以外の別の機器にソフトをインストールする場合、インストールリンクを転送する必要があります。マカフィーから送られてきたメールを転送するか、あるいはソフト / アプリからメールアドレスを指定してメールを送信してください。
①送られてきた「【マカフィー】インストールリンクのお知らせ」というメールをほかのPCに転送。受け取ったメールから「WindowsとMacのセキュリティ対策」の「インストール」を押します
インストールリンクが記載されたメールの送信は、マカフィー リブセーフのメイン画面からでも行なえます。「他のデバイスを保護する」を押してこの画面を開き、送信先のメールアドレスを入力して「メールを送信」を押してください。アプリ版からの送信も可能です
②ブラウザーでマカフィーリブセーフのダウンロードページが開きます。「ダウンロード」を押します
③使用許諾を確認し、「同意してダウンロードする」を押します
④ダウンロードしたファイルをクリックします ※画像はChrome (ブラウザー)の場合
PCへのインストール方法
PCでダウンロードしたファイルを起動すると、インストールが自動的に行なわれます。インストール先のフォルダーやインストールオプションなどを選択する必要はありません。
①ダウンロードしたファイルを起動すると、インストール画面が表示されます。「インストール」を押します
PCでマカフィーリブセーフ を利用できるかどうかの調査が行なわれます
ソフトが自動的にインストールされます
この画面が表示されたら、「完了」を押します
以上で、PCへのインストール手順は完了です。
スマホやタブレットにインストールする場合
スマホやタブレットでPCと同じメールを受信できるなら、マカフィーから送られてきた「マカフィー】インストールリンクのお知らせ」というメールからダウンロードページに進めます。別のメールアドレスを使っている場合はメールを転送するか、ソフト / アプリからイントールリンクメールを送信してください。
なおiPhoneやiPadでもアプリをインストールできますが、利用できるのはパスワード管理機能とファイルロック機能だけです。ウイルス対策機能は利用できません。すべての機能を利用できるのはAndroid端末のみです。
ここではAndroid端末でのインストール方法を紹介します。
①スマホに転送する場合は、ショートメッセージを利用するのがお手軽。ソフト / アプリから「別のデバイスを保護する」を選び、電話番号を入力してから「SMSで通知」を押します
②受信したSMSのURLをクリックします
③メールを転送した場合は、受信後にメールの「インストール」を押します
④アプリに関するページが開いたら、「ダウンロード」を押します
⑤ストアページが開いたら「インストール」を押してアプリをダウンロードします
⑥インストールが終わったら「開く」を押します
⑦初期設定を行ないます。まずは「承諾」を押してください
⑧「権限を許可する」を押します
⑨この画面が表示されたら「許可」を押してください
⑩インストールリンクメールの送信者が表示されます。チェックを入れて「続行」を押します
⑪初期設定が完了しました
⑫端末管理用のPIN番号を作成します。6桁の数字を入力して「次へ」を押してください
⑬より安全に利用する場合は、この画面で「はい」を押します
⑭アプリの設定が終わりました
以上で、Android端末へのインストールは完了です。
マカフィーリブセーフの利用方法
マカフィー リブセーフは基本的にインストールするだけで悪意ある攻撃からデバイスを保護できますが、いくつかの機能については手動で作業する必要があります。
たとえばマカフィー リブセーフをインストールする前から、ファイルがウイルスに感染していることもあります。そのような場合のために、ファイルが安全かどうかを調べる「ウイルススキャン」を実行してください。
PCやスマホ / タブレット内にウイルスに感染したファイルがないかを調べる「ウイルススキャン」
また最近はブラウザー経由でウイルスに感染したり、詐欺行為を行なうWebページなども増えています。これらの危険なサイトに訪問しないためにも、サイトが安心かどうかを判断する「ウェブアドバイザー」を有効にすることをおすすめします。
安全でないWebページを開こうとしたときに警告が表示される「ウェブアドバイザー」
PCでウイルススキャンを実行する
PC版では手動用として作業時間の短い「クイックスキャン」と、PCを徹底的に検査する「フルスキャン」が用意されています。日常的に行なうにはクイックスキャンで十分ですが、定期的にフルスキャンを実行したほうが安心です。どちらも実行タイミングのスケジュールを設定できます。
スキャン方法の違い
クイックスキャン | フルスキャン | |
---|---|---|
検査内容 | ウィンドウズのシステム領域など感染する可能性がもっとも高い場所だけを検査する | PCに接続されたすべてのドライブとフォルダーを検査する ※ネットワークドライブを除く |
かかった時間 ※ | 4分 | 50分 |
※Core i7-7500U+8GBメモリー+256GB SSDのPCでスキャンしたときの時間
①メイン画面下部の「スキャンの実行」を押します
②表示された画面nでスキャン方法を選択すると、あとは自動的にスキャンが開始します
スキャン後に問題が発生した場合は、画面の指示に従いながら適切に処置を行なってください。
スマホでやタブレットでウイルススキャンを実行する
アプリ版のマカフィー リブセーフにも2種類のスキャン方法が用意されていますが、PC版とは名称が異なります。こちらも日常的にはスキャンを行ない、定期的にディープスキャンを実施するといいでしょう。
スキャン方法の違い
スキャン | ディープスキャン | |
---|---|---|
検査内容 | 利用中のWi-Fiやアプリをザックリと検査 | 端末内のプリインストールアプリとすべてのファイルを検査 |
かかった時間 ※ | 一瞬 | 13分 |
※Xperia XZ (SOV34)でスキャンしたときの時間
①アプリを起動して「スキャン」を押します
②スキャンは一瞬で終わります。さらにディープスキャンを行なう場合は、「ディープスキャンを開始」の「スキャン」を押してください
③初回ディープスキャン時の設定を行ないます。まずは「開始」を押してください
④この画面で「有効にする」を押します
⑤「許可」を押します。このあとディープスキャンが開始します
⑥スキャンが終了したらアプリを閉じます
万が一問題が発生した場合は、画面の指示に従いながら適切に処置を行なってください。
PCでウェブアドバイザーを有効にする
ウェブアドバイザーを利用するには、ブラウザーの拡張機能を有効にする必要があります。対応ブラウザーはGoogle ChromeとMozilla Firefox、Internet Explorerの3種類のみで、Microsoft Edgeには対応していません。Internet Explorerは古いブラウザーなので、ChromeかFirefoxの利用をおすすめします。
ここではChromeでウェブアドバイザーを有効する方法を紹介します。
①ウィンドウ右上の設定ボタンを押し、メニューから「その他のツール」→「拡張機能」と選択します
「マカフィー ウェブアドバイザー」の項目にある右下のスイッチをオンにします。これで設定は完了です
検索結果画面で安全なサイトは緑色のアイコン付きで表示されます
危険なサイトや未検査のサイトなどには、赤やオレンジ、グレーのアイコンが付きます
アイコンを見落としても、ページを開く際に警告画面が表示されます
スマホやタブレットでウェブアドバイザーを有効にする
マカフィー リブセーフのアプリ版で対応しているブラウザーは、Google ChromeとFirefox、Opera Mini、Samsung Internetの4種類です。アプリ版でもウェブアドバイザーを利用するために、ちょっとした設定が必要になります。
①アプリを開き、右上の三本線のボタンを押します
②メニューから「セーフウェブ」を選択します
③「安全な閲覧」のスイッチを押します
④「有効にする」を押します
⑤設定アプリの「ユーザー補助」が表示されるので、「McAfee Security」を選びます
⑥「OFF」の右にあるスイッチを押して有効にします
⑦この画面で「OK」を押します
⑧「安全な閲覧」のスイッチが有効化されたら、設定は完了です
ブラウザーの検索画面ではアイコンは表示されませんが、安全でないページを開こうとしたときに警告が表示されます
「まさかそんな……」と後悔する前に導入を!
前述のとおり、ネットの悪意ある攻撃 / 詐欺行為は年々手口が巧妙化しています。PCやネットの知識がある人でも、思いがけず被害を受けてしまうことも少なくありません。最近では銀行や企業の公式サイトそっくりの詐欺サイトが登場したこともニュースで取り上げられました。
実のところ、当サイト管理人は十数年前にトロイの木馬に感染したことがあります。そのころはたまにウイルス対策ソフトを起動するだけで、頻繁にスキャンは行なっていませんでした。しかし久々にスキャンを実行したところ、感染ファイルがボロボロと出てきたのにビックリした覚えがあります。そのとき以来、セキュリティー対策には注意しているつもりです。
ネットからの悪意ある攻撃は、いつどこから誰より発せられるのかわかりません。管理人の例のように、まさか自分が被害にあうわけはないと思っていても遭遇してしまうものなのです。
怪しいメールや完璧なまでに偽装されたサイトを完全に見分けられる眼力をお持ちなら、セキュリティー対策ソフトは必要ないでしょう。そうでないなら、セキュリティー対策ソフトを導入することをおすすめします。
公式サイト リンク