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honor6 Plusレビュー!iPhone 6 Plusとの比較もしてみました

honor6 Plus

 

ファーウェイ(Huawei)の「honor6 Plus(オナーシックス プラス)」は、ふたつのカメラ用レンズを搭載した「ダブルレンズ」が特徴の5.5型Androidスマートフォンです。充実したカメラ機能と高い性能、そしてフラグシップモデルでありながら手ごろな価格で人気を集めています。もちろんSIMロックフリー(以下、SIMフリー)端末で、MVNOの格安SIMサービスも利用できます。今回は【格安スマホ アンバサダープログラム】楽天モバイルのモニターとしてお借りしたhonor6 Plusを使って、実機の感想や実際の使い勝手についてレビューします。

「格安スマホ」ながら高級感のある本体デザイン

まずはhonor6 Plusの本体デザインから見てみましょう。5.5型の液晶ディスプレイを採用した本体のサイズは、高さ150×幅75.7×厚さ7.5mmです。液晶ディスプレイのサイズがやや大きいためそれほどコンパクトというわけではありませんが、しっかりと握れるサイズになっています。

 

本体サイズは高さ150×幅75.7×厚さ7.5mm

本体サイズは高さ150×幅75.7×厚さ7.5mm

 

男性の手で問題なくホールドできる大きさです

男性の手で問題なくホールドできる大きさです

 

ただし液晶ディスプレイがやや大きめなので、片手では指が画面の端に届かないこともあります

ただし液晶ディスプレイがやや大きめなので、片手では指が画面の端に届かないこともあります

 

厚さについては、比較的スリムな印象を受けました。特別薄いわけではありませんが、格安スマホとして提供されている端末のなかではスリムなほうではないでしょうか。

 

厚さは7.5mm。比較的スリムな印象を受けます

厚さは7.5mm。比較的スリムな印象を受けます

 

用意されている本体カラーはホワイトとブラック、ゴールドの3種類。今回試用したのはホワイトのモデルですが、清潔感のあるやわらかい白で洗練された印象を受けました。

 

honor6 Plusのホワイトモデル。やわらかで洗練された印象を受けます

honor6 Plusのホワイトモデル。やわらかで洗練された印象を受けます

 

背面は光沢のあるグレア仕上げですが、光沢シートの下にある細かなドット柄のテクスチャーが微妙な影を作り出しており、しっとりとした落ち着きのある雰囲気を醸し出しています。安い端末に見られがちなツルツルでテッカテカな印象はありません。ちなみに背面は6層構造になっているとのこと。

 

光沢仕上げでありながら、影の効果で落ち着きのある雰囲気。背面は「honor」のブランドロゴだけで、社名ロゴはありません

光沢仕上げでありながら、影の効果で落ち着きのある雰囲気。背面は「honor」のブランドロゴだけで、社名ロゴはありません

 

上面から側面にかけては、質感と剛性の高いアルミ製のフレームが使われています

上面から側面にかけては、質感と剛性の高いアルミ製のフレームが使われています

 

下面部の角は丸みを帯びたデザインです

下面部の角は丸みを帯びたデザインです

 

インターフェースとしては、microUSB端子とヘッドホン出力などが用意されています。特徴的なのは、SIMカードを利用するためのスロットがふたつ用意されている点です。詳しくは後述しますが、2枚のSIMカードを同時に利用することができます。

 

上面部にはヘッドホン出力が用意されています

上面部にはヘッドホン出力が用意されています

 

下面部には、充電/データ通信用のmicroUSB端子

下面部には、充電/データ通信用のmicroUSB端子

 

右側面にはダブルSIMスロットと電源ボタン、音量調節ボタンの構成

右側面にはダブルSIMスロットと電源ボタン、音量調節ボタンの構成

右側面にはなにもなく、スッキリとしています

右側面にはなにもなく、スッキリとしています

 

個人的には、かなり質感が高くデザインの質も高く感じました。角丸は小さめで、全体的にスクウェアな形状も好みです。側面もエッジが立っており、手に持った時の存在感が強く感じられました。格安スマホとして提供されている端末のなかでは外観のデキがよく、高級感のある端末だと思います。重量は訳165gでそこそこの重さがありますが、特に気になるほどではありませんでした。

 

鮮明でシャープな映像の液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイの解像度は、1080×1920ドットのフルHDです。写真や動画、ネットを楽しむには十分な解像度でしょう。液晶パネルにはコントラストが高く美しい色合いが特徴の、ジャパンディスプレイ製IPS-NEOパネルが使われています。視野角が広く、通常のIPSパネルと比べて映像の「黒」が引き締まって見えるように感じました。

 

明るくコントラストの高い液晶ディスプレイ

明るくコントラストの高い液晶ディスプレイ

 

スリープからの復帰時に表示される画像を撮影した様子

スリープからの復帰時に表示される画像を撮影した様子

 

2枚のSIMカードを使える「ダブルSIMスロット」が便利!

honor6 Plusの特徴のひとつとして、ふたつのSIMカードスロットを用意している点が挙げられます。「ダブルSIMスロット」と呼ばれるこの仕様によって、2種類の格安SIMサービスを同時に利用することが可能です。

 

右側面にあるふたつのSIMカードスロット。それぞれの穴に付属のピンを挿して、スロットを取り出します

右側面にあるふたつのSIMカードスロット。それぞれの穴に付属のピンを挿して、スロットを取り出します

 

SIMカードスロットのうち片方はマイクロSIMカード用で、もう片方はナノSIMカード用です

SIMカードスロットのうち片方はマイクロSIMカード用で、もう片方はナノSIMカード用です

 

ナノSIMカード用のスロットは、microSDカードスロットとしても利用可能です

ナノSIMカード用のスロットは、microSDカードスロットとしても利用可能です

 

ふたつのスロットにSIMカードをセットすることで2種類のサービスを利用できるのですが、片方でLTE(4G)通信を行なうと、もう片方は2G(GSM)通信専用となります。日本国内ではGSMのモバイル通信は行なわれていませんので、LTEモバイル通信はどちらか片方のSIMカードのみというわけです。

 

どちらのSIMカードでもLTE通信は可能ですが、片方のSIMカードでLTE通信を行なうと、もう片方のSIMカードではモバイルデータ通信を利用できません(GSM方式対応の海外では可能)

どちらのSIMカードでもLTE通信は可能ですが、片方のSIMカードでLTE通信を行なうと、もう片方のSIMカードではモバイルデータ通信を利用できません(GSM方式対応の海外では可能)

 

ただし設定メニューから、LTE通信に利用するSIMカードを手軽に切り替えることができます。たとえば片方には音声通話付きサービスのSIMカードを利用し、容量が足りなくなったら、もう片方に挿してあるデータ通信専用のSIMカードを使うといった活用が可能です。また海外で現地のSIMカードでモバイル通信を行ないながら、いつもの電話番号で着信するということも可能。国によっては着信料金が高額になることもあるので、状況に応じて使い分けるといいでしょう。

 

LTE通信に利用するSIMカードを切り替えることで、2種類のサービスを手間なく利用できます

LTE通信に利用するSIMカードを切り替えることで、2種類のサービスを手間なく利用できます

オクタコアCPU搭載で動作はサクサク快適!

honor6 PLusPUはCPUとして、オクタコア(8コア)のHisilicon Kirin 925を採用しています。このCPUは動作周波数が高く高性能な4コアと、低消費電力の4コアをひとつにまとめた「ヘテロジニアスマルチコア」構造を採用。高いパフォーマンスと、優れた省電力性能を実現しています。

 

「CPU-Z」によるHisilicon Kirin 925の詳細情報。高性能な4コアと、省電力な4コアの合計8コアが搭載されています

「CPU-Z」によるHisilicon Kirin 925の詳細情報。高性能な4コアと、省電力な4コアの合計8コアが搭載されています

 

honor6 Plusを使ってみたところ、動作はサクサクで非常に快適でした。ベンチマーク結果も優秀ですので、重いアプリでも問題なく利用できるでしょう。実際、動きが遅くなるような場面には遭遇しませんでした。

 

「AnTuTu Benchmark v5.7.1」ベンチマーク結果

「AnTuTu Benchmark v5.7.1」ベンチマーク結果

 

 

「Geekbench 3」ベンチマーク結果

「Geekbench 3」ベンチマーク結果

 

 

 

「3DMark」ベンチマーク結果。「もっともパワフルな端末のひとつ」という評価が出ています

「3DMark」ベンチマーク結果。「もっともパワフルな端末のひとつ」という評価が出ています

 

 

「PCMark」ベンチマーク結果

「PCMark」ベンチマーク結果

 

ダブルレンズ採用のカメラ機能がスゴイ!

honor6 Plus最大の特徴は、ふたつのレンズを使った高度な撮影機能に対応している点です。「ダブルレンズ」と呼ばれるこの仕様によって、並みのコンパクトデジカメよりも高精細で美しく、しかもユニークな写真を撮ることができます。

 

800万画素のカメラをふたつ搭載した「ダブルレンズ」システムを採用

800万画素のカメラをふたつ搭載した「ダブルレンズ」システムを採用

 

このダブルレンズを採用することによって、honor6 Plusでは以下のような写真撮影が可能です。

 

honor6 Plusのカメラ機能の特徴

  • ふたつの800万画素カメラで撮影した写真を合成することで、最大1300万画素の写真撮影が可能
  • 撮影後にピントや背景の「ボケ」を変更できる「ワイドアパーチャ機能」を搭載
  • 高感度&長時間露出撮影が可能な「スーパーナイトモード」撮影に対応
  • HDR撮影を利用することで、逆光時でも鮮明でシャープな撮影が可能
  • 高速なAF速度を実現
  • 自撮り写真を美しく加工できる「ビューティーモード」搭載

 

具体的な効果については別の機会に、作例を交えながら紹介する予定です。

iPhone 6 Plusと比較!

honor6 Plusという名前からもおわかりのとおり、この端末はAppleの「iPhone 6 Plus」を強く意識しているようです。そこで今回はhonor6 PlusとiPhone 6 Plusの本体デザインとサイズについて比較してみました。

 

本体の外観は、かなり似ています。液晶ディスプレイが表示されていればどちらかがどの端末かひと目でわかりますが、電源がオフになっていると一瞬戸惑うかもしれません。とは言え、honor6 Plusのほうがコンパクトでホームボタンがないので、端末に詳しくなくてもすぐにわかるでしょう。

 

honor6 PlusとiPhone 6 Plus

honor6 PlusとiPhone 6 Plus。どちらもホワイトのモデル

 

電源をオフにした状態

電源をオフにした状態

 

背面はホワイトとシルバーなので、違いがすぐにわかります

背面はホワイトとシルバーなので、違いがすぐにわかります

 

サイズはiPhone 6 Plusのほうが大きめです。両モデルともに液晶ディスプレイのサイズは5.5型ですが、honor6 Plusのほうがコンパクトにまとまっています。honor6 Plusの本体サイズは高さ150×幅75.7×厚さ7.5mmで、iPhone 6 Plusは高さ158.1×幅77.8×厚さ7.1mm。高さは8.1mm、幅は3.1mm違います。

 

ホームボタンがあるぶん、iPhone 6 Plusのほうが大きめです

ホームボタンがあるぶん、iPhone 6 Plusのほうが大きめです

 

厚さはiPhone 6 Plusのほうが0.4mm薄くなっています

厚さはiPhone 6 Plusのほうが0.4mm薄くなっています

 

液晶ディスプレイの解像度は、どちらも1080×1920ドットです。ただしiPhone 6 PlusはRetinaディスプレイを採用しているため、文字や写真がより鮮明に表示されます。文字の精細さでは、iPhone 6 Plusのほうがいいと感じる人もいるでしょう。

 

液晶ディスプレイの比較。honr6 Plusのほうが、若干青みがかっているように見えます ※honor6 Plusはフォントサイズを「小」に変更

液晶ディスプレイの比較。honr6 Plusのほうが、若干青みがかっているように見えます ※honor6 Plusはフォントサイズを「小」に変更

 

重量はhonor6が約165gで、iPhone 6 Plusが172g。honor6 Plusのほうが7g軽いのですが、実際に両方持ってみたところ、違いはほとんど感じられませんでした。

 

honor6 Plusの重量は実測で165g

honor6 Plusの重量は実測で165g

 

iPhone 6 Plusは174gでした

iPhone 6 Plusは174gでした

 

持ち運びやすさではiPhone 6 Plusよりもhonor6 Plusのほうが上です。質感は好みのわかれるところで、筆者はどちらかというとiPhone 6 Plusのほうが好きですが、honor6 Plusの高級感のある仕上がりも捨てがたいと思っています。より詳細な比較は、別の機会に行なう予定です。

 

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元雑誌・書籍編集者からPC系フリーライターを経て、レビューブロガーとして活動しているオジサンです。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月。安いガジェットやPCをよく買いあさっています

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