このたび、楽天モバイルのデータSIM 3.1GBプランを解約しました。そこで解約までの手続きを紹介します。解約を検討している方や、手続き方法がわからないという方はぜひ参考にしてください。
解約手続きは電話受け付けのみ
楽天モバイルのプランを解約するには、楽天モバイルカスタマーセンターに電話して手続きを行なう必要があります。オンラインでの手続きやメールや文書による解約には対応していませんので注意してください。
解約手続きは電話でのみ受け付けています
楽天モバイルカスタマーセンターの電話番号
TEL:0800-600-0000
なお解約申請には「SIMカード台紙裏面に記載の15桁のSIM番号または電話番号を用意」するとのことですが、今回はSIMカード番号やSIMカードに割り当てられている電話番号を聞かれることはありませんでした。ですが一応念のため、SIMカード台紙を用意しておいたほうがいいかもしれません。
SIMカードが付いていたSIMカード台紙
SIMカード番号と電話番号は、台紙の裏に書かれています
電話は通常の音声回線のみでIP電話や通話半額サービスは使えない
楽天モバイルカスタマーセンターへの通話は無料で、携帯電話やPHSからでも利用できます。試しにIP電話サービスや通話料が半額になる「楽天でんわ」から電話をかけてみましたが、正常に発信できませんでした。標準的な音声回線から電話をかける必要がありますが、通話料が無料なので問題はないでしょう。
「IP-Phone SMART」用の「SMARTalk」からの通話はエラーが発生。「楽天でんわ」は通常発信となります
自動音声ガイダンスの対応手順
楽天モバイルカスタマーセンターに電話をかけると、まず自動音声ガイダンスにつながります。通常の携帯電話またはスマートフォンであれば以下の手順で解約窓口にたどり着けますので、参考にしてください。
解約窓口までの操作手順
- 「0」ボタン …… 電話機の確認
- 「2」ボタン …… 利用中のユーザー
- 「6」ボタン …… 解約・MNP転出手続き
- 「1」ボタン …… 解約手続き
→解約手続きのオペレーターへ
状況によっては音声が聞き取りづらいこともありますので、このページを見ながら手続きされることをおすすめします。
オペレーターとのやり取り内容
解約窓口のオペレーターさんに繋がったら、口頭で解約手続きを行ないます。主な流れは以下のとおりです。
まずは本人確認を行なう
解約手続きのために、電話番号や名前、住所などの確認を行ないます。ここでは楽天モバイルに登録されている情報を伝えてください。
電話での確認内容
- 申し込み時に登録した電話番号
- 契約者の名前
- 住所の確認
- 本人かどうかの最終確認
支払い料金の確認
次に、いつまで料金が発生するのかの案内が行なわれます。楽天モバイルは15日が締め日ですので、15日までに解約手続きを行なうと、その月の月末に解約となります。16日から月末までのあいだに申請すると、翌月の解約になるので注意してください。筆者の場合は11月5日に解約手続きを行ないましたので11月末の解約となり、11月ぶんの料金が発生します。
なお月の上旬~中旬に解約手続きを行なっても、契約自体は月末まで続いています。その間、これまでどおりに楽天モバイルのサービスを利用することが可能です。
チェックポイント!
- 締め日は15日。16日以降の申請は翌月末で解約となる
- 料金の日割り計算には非対応
- 解約月末までサービスを利用できる
SIMカード返却先の確認
プランを解約したら、これまで使っていたSIMカードは楽天モバイルに返却しなければなりません。返却しないままでいると「SIM損害金3000円が発生する可能性がある(担当者談)」とのことですので、忘れないよう早めに返しておくといいでしょう。送料を負担する必要はありますが、郵送なら80円程度ですむはずです。
ちなみに、返却先の宛て名は以下のとおりです。
楽天モバイルSIMカードの返却先
〒338-0824
埼玉県さいたま市桜区上大久保303-1
物流センター SIM返却係
なお発送先の住所が変わっている場合もありますので、間違った場所に送ってしまわないよう、住所を確認しておくといいでしょう。
手続きはスムーズに進めば6~7分程度で終わる
最後に解約の理由を聞かれて、解約手続きは終わりです。電話をかけてから切るまでにかかった時間は8分36秒でした。途中でいろいろ質問しましたので時間がかかってしまいましたが、スムーズに進めばおそらく6~7分程度で終わると思います。
はじめは電話の受け付けは面倒だなと思っていましたが、必要な情報を把握しておけば、オンラインでの手続きよりも手軽かもしれません。
楽天モバイルを解約した理由
今回は楽天モバイルのデータSIM 3.1GBプランを解約したわけですが、別に速度や料金に不満があったわけではありません。実はデータSIMのプランのほかに通話SIMのプランにも加入しておりまして、そのうちのひとつを解約しただけです。通話SIMの3.1GBプランは、引き続き利用中です。
ということで今回は、楽天モバイルのプラン解約方法について紹介しました。もしこれからほかのMVNOの利用を考えているなら、アマゾンでSIMカードのパッケージを購入するのがお得です。通常は初期費用として3240円かかりますが、パッケージを購入することで初期費用を300~1000円程度に抑えることができるのです。詳しくは以下の記事をご覧ください。