富士通から2015年秋冬モデルのパソコンとして、合計8機種が発表されました。今回はそれぞれの特徴や前モデルからの変更点について解説します。
全モデルでOSにWindows 10を採用
2015年の秋冬モデルはデスクトップパソコンが3機種、ノートパソコンは5機種の合計8モデルです。それぞれの主な特徴は以下のとおり。すべてのモデルでOSにWindows 10 Home 64ビットを採用している点が大きな特徴です。また全モデルに「ATOK 2015 for Windows」がプリインストールされています。
ノートパソコンの新モデルは以下の5種類です。
富士通2015年秋冬モデル(ノートパソコン) | |||||
製品名 | LIFEBOOK AH42/W | LIFEBOOK AH45/W | LIFEBOOK AH77/W | LIFEBOOK SH90/W | LIFEBOOK CH75/W |
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参考価格 | 140,000円強 | 160,000円強 | 230,000円前後 | 230,000円強 | 200,000円強 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||||
CPU | Celeron 3205U(1.50GHz) | Core i3-5005U(2.00GHz) | Core i7-6700HQ(2.60GHz) | Core i5-6200U(2.30GHz) | Core i5-4200U(2.20GHz) |
ディスプレイ | 15.6型、1,366×768ドット | 15.6型、1,366×768ドット | 15.6型、1,920×1,080ドット | 13.3型、2,560×1,440ドット | 13.3型、1,920×1,080ドット |
デスクトップパソコンは、以下の3種類。
富士通2015年秋冬モデル(デスクトップパソコン) | |||
製品名 | ESPRIMO WH77/W | ESPRIMO WH53/W | ESPRIMO FH52/W |
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参考価格 | 250,000円前後 | 210,000円強 | 170,000円強 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
CPU | Core i7-4712MQ(2.30GHz) | Core i3-4100M(2.50GHz) | Celeron 2950M(2.00GHz) |
ディスプレイ | 23型、1,920×1,080ドット | 23型、1,920×1,080ドット | 23型、1,920×1,080ドット |
「LIFEBOOK AH77/W」と「LIFEBOOK SH90/W」については、前モデルからパーツ構成が大きく変わっています。しかしそのほかのモデルについては、ハードウェア的な変更点はありません。
スペック向上&軽量薄型化を実現した「LIFEBOOK SH90/W」
富士通の2015年秋冬モデルパソコンのなかで、もっとも注目したいのが「LIFEBOOK SH90/W」です。CPUがBroadwell世代のCore i5-5200U(2.20GHz)からSkylake世代のCore i5-6200U(2.30GHz)に変わったことで性能が向上している上に、グラフィックス機能もIntel HD Graphics 520へとアップグレードしました。メモリーの容量は変わっていませんが、従来のDDR3Lより高速なDDR4のモジュールを採用しています。またストレージが500GBのハイブリッドHDDからM.2接続の256GB SSDに変更され、総合的な体感速度も大きく向上するでしょう。
「LIFEBOOK SH90」シリーズ2015年秋冬モデルと2015年春モデルとの違い | |||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2015年春モデル | |
---|---|---|---|
製品名 | LIFEBOOK SH90/W | LIFEBOOK SH90/T | |
参考価格(税別) | 230,000円強 | 210,000円前後 | |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット | |
CPU | Core i5-6200U(2.30GHz) | Core i5-5200U(2.20GHz) | |
メモリ | DDR4 4GB | DDR3L 4GB | |
グラフィックス | Intel HD Graphics 520 | Intel HD Graphics 5500 | |
ストレージ | 256GB SSD(M.2) | 500GBハイブリッドHDD | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ||
ディスプレイ | 13.3型、2,560×1,440ドット、IGZOディスプレイ | ||
タッチパネル | ◯(マルチタッチ) | ||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | ||
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 | |
TV機能 | – | ||
センサー | 指紋センサー(Windows Hello対応) | 指紋センサー | |
Webカメラ | 92万画素 | ||
主なインタフェース | USB3.0×3、アナログRGB、HDMI、有線LAN、NFC、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリ駆動時間 | 10月下旬公開予定 | 14時間(JEITA2.0) | |
本体サイズ | 幅315.8×奥行き214×高さ11~19.8mm | 幅319×奥行き215×高さ13.6~19.8mm | |
重量 | 1.39kg(モバイル・マルチベイ用カバー装着時) | 1.47kg(モバイル・マルチベイ用カバー装着時) | |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
指紋センサーはWindows 10の新機能である「Windows Hello」対応となり、指紋認証でサインインや各種Webサービスへのログインなどが可能となりました。また全体的にスペックは向上していますが、本体サイズは小さくなり重量も軽くなっています。またヘッドホン出力がハイレゾ音源対応となった点も大きな違いです。価格は2万円値上がりしましたが、コストパフォーマンスは向上していると言っていいでしょう。
ちなみに「LIFEBOOK SH90」シリーズでは2015年秋冬モデルから、公式サイトで堅牢性のテスト内容が公開されています。それによると「LIFEBOOK SH90/W」は約76cmの落下試験と約200kgfの全面加圧試験、約35kgfの1点加圧試験をクリアーしているとのこと。パナソニックの「Let’s note」シリーズやVAIOの「VAIO Pro 13 | mk2」と同様に高い堅牢性をアピールすることで、ビジネスモバイル向けのノートパソコンとして販売しようという意図が感じられます。
新モデルでは重量が1.39kgと前モデルから80g軽くなっていますが、13.3型のモバイルノートパソコンとしては若干重めです。しかし2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレイや、ユニットを入れ替えることで性能をパワーアップできる「モバイル・マルチベイ構造」を採用している点は、ほかの同クラス製品にはない魅力です。
メインマシンとして使えるポテンシャルを十分持っており、ビジネス用途はもちろん学生向けのはじめてのパソコンとしてもおすすめです。
2015年11月19日 追記
LIFEBOOK SH90/Wをベースにした直販サイト限定販売モデル「LIFEBOOK WS1/W」のレビューを掲載しました。店頭モデルに比べてお得に購入できますので、ぜひご覧ください。
当サイト限定29%割引特別クーポンでさらにお得に!
メーカーからLIFEBOOK WS1/Wをお得に入手できる特別割引クーポンをご提供いただきました。通常のクーポン割引率は28%(2016年5月17日時点)ですが、注文画面のクーポン入力欄に「PGG25LSJ」と入力することで29%オフとなります(有効期限は6/29まで)。このクーポンは当サイト限定ですので、ぜひご利用ください。
リンク
- LIFEBOOK WS1/W (富士通WEB MART)
スペックアップ&キーボードの使い勝手が向上した「LIFEBOOK AH77/W」
クアッドコアCPU採用するハイスペックノートパソコン「LIFEBOOK AH77」シリーズについては、CPUがHaswell世代のCore i7-4722HQ(2.40GHz)からSkylake世代のCore i7-6700HQ(2.60GHz)に変わりました。メモリーも従来のDDR3Lからより高速なDDR4に変更されています。また本体デザインもマイナーチェンジし、高さが4mm薄くなっているほか、重量が100g減っている点も前モデルとの違いです。
「LIFEBOOK AH77」シリーズ2015年秋冬モデルと2015年夏モデルとの違い | |||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2015年夏モデル | |
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製品名 | LIFEBOOK AH77/W | LIFEBOOK AH77/U | |
参考価格 | 230,000円前後 | 220,000円前後 | |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット | |
CPU | Core i7-6700HQ(2.60GHz) | Core i7-4722HQ(2.40GHz) | |
メモリ | DDR4 8GB | DDR3L 8GB | |
グラフィックス | Intel HD Graphics 530 | Intel HD Graphics 4600 | |
ストレージ | 1TB HDD | ||
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ | ||
ディスプレイ | 15.6型、1,920×1,080ドット、IPS | ||
タッチパネル | ◯(マルチタッチ) | ||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | ||
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 | |
TV機能 | – | ||
センサー | – | ||
Webカメラ | 200万画素 | ||
主なインタフェース | USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、NFC、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリ駆動時間 | 4.5時間 | 5.2時間 | |
本体サイズ | 幅378×奥行き256×高さ25.7~27.4mm | 幅378×奥行き255.9×高さ25.9~31.4mm | |
重量 | 2.5kg | 2.6kg | |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
基本スペックはパワーアップしているものの、価格が1万円値上がりし、さらにバッテリー駆動時間が短くなっています。ただし「LIFEBOOK AH77/W」はモバイル向けのノートパソコンではありませんので、バッテリー性能については気にする必要はありません。
スペック表以外の改善点としては、ハイレゾ音源対応のONKYO製スピーカーを搭載した点と、3段階押下圧キーボードを採用している点が挙げられます。また透明なクリアー素材を利用した「プリズムクリアキー」を採用するなど、デザインの変更も見られます。
前述の「LIFEBOOK SH90/W」も該当するのですが、パーツ構成やデザインが定期的に変わる機種は比較的人気が高いモデルだと思われます。富士通の店頭モデルのなかでは、「LIFEBOOK AH77」シリーズと「LIFEBOOK SH90」シリーズが売れ線ということなのでしょう。
OS変更とBluetooth 4.1対応で若干値上げした「LIFEBOOK AH」シリーズ
性能を抑える代わりに値段が低めに設定されている「LIFEBOOK AH」シリーズ では、CPUにCeleron 3205Uを搭載した「LIFEBOOK AH42」と、Core i3-5005U搭載の「LIFEBOOK AH45」で新モデルが追加されました。Core i7搭載の「LIFEBOOK AH53」については、2015年夏モデルが継続販売されます。
「LIFEBOOK AH」シリーズ2015年秋冬モデルと2015年夏モデルとの違い | ||||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2015年夏モデル | 2015年秋冬モデル | 2015年夏モデル |
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製品名 | LIFEBOOK AH42/W | LIFEBOOK AH42/U | LIFEBOOK AH45/W | LIFEBOOK AH45/U |
参考価格(税別) | 140,000円強 | 140,000万円前後 | 160,000円強 | 160,000円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット |
CPU | Celeron 3205U(1.50GHz) | Core i3-5005U(2.00GHz) | ||
メモリ | DDR3L 4GB | DDR3L 4GB | ||
グラフィックス | Intel HD Graphics | Intel HD Graphics 5500 | ||
ストレージ | 1TB HDD | 1TB HDD | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ブルーレイディスクドライブ | ||
ディスプレイ | 15.6型、1,366×768ドット | 15.6型、1,366×768ドット | ||
タッチパネル | – | – | ||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | 1000BASE-T対応 | ||
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 |
TV機能 | – | – | ||
センサー | – | – | ||
Webカメラ | 92万画素 | 92万画素 | ||
主なインタフェース | USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリ駆動時間 | 8.7時間 | 9.8時間 | 8.2時間 | 10.4時間 |
本体サイズ | 幅378×奥行き255.9×高さ25.4~30mm | 幅378×奥行き255.9×高さ25.4~30mm | ||
重量 | 2.4kg | 2.4kg | ||
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
スペック表を見るとおわかりのように、2015年秋冬モデルと前モデルに違いはほとんどありません。Bluetoothが4.0から4.1に変更されていますが、ソフトウェアアップデートで4.0から4.1に更新できるため、この違いについては気にする必要はないでしょう。スペック表には表われない部分としてヘッドホン出力がハイレゾ音源に対応した点が挙げられますが、マイナーチェンジ程度の印象です。
さらにバッテリー駆動時間が減っています。「LIFEBOOK AH77/W」でもバッテリー駆動時間が短くなっていたので、もしかするとWindows 10のバッテリー消費に原因があるのかもしれません。「LIFEBOOK AH」シリーズは据え置き用途のノートパソコンですので、バッテリー性能は気にする必要はないでしょう。
しかし値段の表記が「~円前後」から「~円強」に変わっていることから、わずかに値上げするものと予想できます。パソコンとしての魅力は増していないのに値上げするのは、なんだか腑に落ちない感じです。
1年ぶりの登場でもハードウェア構成は変わらない「LIFEBOOK CH75/W」
「Floral Kiss」こと「LIFEBOOK CH75」は、女性向けを強く意識した13.3型のノートパソコンです。 2014年夏にリリースされた前モデル「LIFEBOOK CH75/R」から1年以上経過した上で新モデル「LIFEBOOK CH75/W」が登場したわけですが、基本スペックはまったく変わっていません。ソフトウェアや特典などがちょこっと変わっている程度です。
「LIFEBOOK CH75」シリーズ2015年秋冬モデルと2014年夏モデルとの違い | ||||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2014年夏モデル | ||
---|---|---|---|---|
製品名 | LIFEBOOK CH75/W | LIFEBOOK CH75/R | ||
参考価格(税別) | 200,000円強 | 190,000円強 | ||
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット | ||
CPU | Core i5-4200U(2.20GHz) | |||
メモリ | DDR3L 4GB | |||
グラフィックス | Intel HD Graphics 4400 | |||
ストレージ | 500GB HDD | |||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |||
ディスプレイ | 13.3型、1,920×1,080ドット | |||
タッチパネル | ◯(マルチタッチ) | |||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | |||
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n | |||
Bluetooth | Bluetooth 4.0+HS | |||
TV機能 | – | |||
センサー | – | |||
Webカメラ | 92万画素 | |||
主なインタフェース | USB3.0×3、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | |||
バッテリ駆動時間 | 10月下旬公開予定 | 9.1時間(JEITA2.0) | ||
本体サイズ | 幅319×奥行き220.9×高さ10.9~22.5mm | |||
重量 | 1.72kg | |||
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス | Office Home and Business 2013 |
なんというか、その、いまこのタイミングでHaswell搭載モデルを新製品として売り出す点に戸惑いを感じ得ません。ちなみに前モデルとの違いを調べてみたところ、さらに以下の点が違うことがわかりました。
「LIFEBOOK CH75」シリーズ新旧モデルそのほかの違い
- 「筆ぐるめ」のバージョンが21から22へアップグレード
- フィットネスクラブや脱毛サロンなどの特典がなくなった
- 汚れ拭き取り用のクロスが付属しなくなった
上記の変更点を踏まえた上で1万円値上げせざるを得なかったご担当者様の想いに、思わず涙がこぼれてしまいそうです。売れてないんでしょうね。
付属のキーボードとマウスが進化!- 「ESPRIMO WH77/W」&「ESPRIMO WH53/W」
液晶ディスプレイを寝かせた状態でお絵かきなどの作業ができる「ESPRIMO WH」シリーズも、 2014年秋冬モデルから1年ぶりのリリースです。やはり本体のパーツ構成には変更ありませんが、付属のキーボードとマウスが以下のようにパワーアップしました!
- ワイヤレスキーボードが3段階押下圧に対応!
- ワイヤレスマウスがレーザー方式(1000CPI)からBlueLED方式(1200CPI)に変更!
ソフトウェア面での変更点は以下のとおりです! 実際にはこのほかにも細かな変更点はあるのですが、主なものはこのふたつなのです!
- 「筆ぐるめ」のバージョンが21から22へアップグレード!
- AV編集向けソフトとして「PhotoDirector 6 Ultra」、「PowerDirector 13 Ultra」、「ColorDirector3 Ultra」、「AudioDirector 5 Ultra」をプリインストール(ESPRIMO WH77/Wのみ)!
新旧モデルのスペックについては、以下の表のとおりです!
「LIFEBOOK WH75」シリーズ2015年秋冬モデルと2014年秋冬モデルとの違い | ||||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2014年秋冬モデル | 2015年秋冬モデル | 2014年秋冬モデル |
---|---|---|---|---|
製品名 | ESPRIMO WH77/W | ESPRIMO WH77/S | ESPRIMO WH53/W | ESPRIMO WH53/S |
参考価格(税別) | 250,000円前後 | 220,000円強 | 210,000円強 | 190,000円前後 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット |
CPU | Core i7-4712MQ(2.30GHz) | Core i3-4100M(2.50GHz) | ||
メモリ | DDR3L 8GB | DDR3L 4GB | ||
グラフィックス | Intel HD Graphics 4600 | Intel HD Graphics 4600 | ||
ストレージ | 2TB HDD | 1TB HDD | ||
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ | ブルーレイディスクドライブ | ||
ディスプレイ | 23型、1,920×1,080ドット | 23型、1,920×1,080ドット | ||
タッチパネル | ◯(マルチタッチ) | ◯(マルチタッチ) | ||
有線LAN | 1000BASE-T対応 | 1000BASE-T対応 | ||
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | ||
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.0 | ||
TV機能 | – | – | ||
センサー | – | – | ||
Webカメラ | 200万画素(Windows Hello対応) | 200万画素 | 92万画素 | |
主なインタフェース | USB3.0×4、USB2.0×1、有線LAN、NFC、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | USB3.0×4、USB2.0×1、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | ||
バッテリ駆動時間 | – | – | ||
本体サイズ | 幅564×奥行き229×高さ385mm | 幅564×奥行き229×高さ385mm | ||
重量 | 9.9kg | 9.7kg | ||
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
クリエイティブ系ソフトが大量に追加された「ESPRIMO WH77/W」なら3万円の値上げもまだわかりますが、OSとキーボード/マウスが変わった程度(本当はもう少しソフトウェアラインナップの変更がありますが)の「ESPRIMO WH53/W」が2万円の値上げというのは、なにかのネタなのでしょうか。なんとなくノリで流してきましたが、やはりツッコむべきなのでしょうか。
まあマジメに考察してみると、OSやソフトウェアのライセンス料がアレコレという話はありますよねー、ということで。ホントのところは知りませんよ。
OS刷新で1万円値上げの「ESPRIMO FH52/W」
23型の一体型デスクトップ「ESPRIMO FH」シリーズでは、テレビ機能なしの「ESPRIMO FH52/W」が新モデルとして追加されました。テレビ機能内蔵の2015年夏モデル「ESPRIMO FH77/UD」は継続販売されます。
主な変更点は前述の「ESPRIMO WH」シリーズと同じ。つまり、「OS」と、「キーボード」と、「マウス」の3点です。まあこちらは1万円の値上げですから、それほどの「ナニソレ」感はないと思います。
「LIFEBOOK FH52」シリーズ2015年秋冬モデルと2015年夏モデルとの違い | ||
分類 | 2015年秋冬モデル | 2015年夏モデル |
---|---|---|
製品名 | ESPRIMO FH52/W | ESPRIMO FH52/U |
参考価格(税別) | 170,000円強 | 160,000円強 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 8.1 Update 64ビット |
CPU | Celeron 2950M(2.00GHz) | |
メモリ | DDR3L 4GB | |
グラフィックス | Intel HD Graphics | |
ストレージ | 1TB HDD | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
ディスプレイ | 23型、1,920×1,080ドット | |
タッチパネル | – | |
有線LAN | 1000BASE-T対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
TV機能 | – | |
センサー | – | |
Webカメラ | 92万画素 | |
主なインタフェース | USB3.0×4、USB2.0×2、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、ヘッドホン出力 | |
バッテリ駆動時間 | – | |
本体サイズ | 幅544×奥行き158×高さ418mm | |
重量 | 6.9kg | |
オフィス | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
型落ちモデルが直販サイトで割り引き販売中!
ということで、今回は富士通2015年秋冬モデルパソコンの特徴をまとめて紹介しました。正直なところ、「LIFEBOOK SH90/W」と「LIFEBOOK AH77/W」以外は見送ったほうがいいのではないかと思います。しかしどうしても入手したいというのであれば、富士通の直販サイト「富士通WEB MART」で型落ちした前モデルを購入することをおすすめします。
直販サイト限定の新モデルもあり、店頭モデルとまた違った魅力が感じられます。20万円台の製品が12~13万円程度で販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
リンク
- 富士通公式直販サイトWEB MART