MacBook AirにOffice 365 Soloをインストールしてみました

2014年10月17日に、新しいオフィス「Office Premium」と「Office 365 Solo」が発売されました。と言っても、新機能が追加されたりインターフェースが変更されたわけではありません。ソフト自体は従来製品と同じですが、月単位あるいは年単位で有料の利用契約を結ぶ「サブスクリプション方式」を採用しているのが大きな特徴です。利用期間内であれば通常のオフィスと同様、ソフトのダウンロード/インストールを行なうことで、最新版のエクセルやワードなどを利用できるようになります。

10月16日に行なわれた発売記念イベントに出席しました。写真は日本マイクロソフト株式会社執行役コンシューマー&パートナーグループゼネラルマネージャーの高橋美波氏

10月16日に行なわれた発売記念イベントに出席しました。写真は日本マイクロソフト株式会社執行役コンシューマー&パートナーグループゼネラルマネージャーの高橋美波氏

新しいOfficeには、プリインストール版の「Office Premium」と2ライセンス版の「Office 365 Solo」の2種類が用意されています。Office Premiumが提供されるのは、メーカー製のWindowsマシンのみ。自作PCやMacでは必然的にOffice 365 Soloを選ぶことになります。そこで今回はMacBook AirにOffice 365 Soloをインストールしてみました。

※追記:2015年9月にOffice 365 Soloで「Office 2016 for Mac」が利用できるようになりました

Office 365 Soloの入手方法

Office 365 Soloは通販サイトでダウンロード販売されているほか、家電量販店でもPOSA(ポサ)方式で販売されています。POSAとは、レジで支払いを済ませることでソフトや電子マネーが有効となる販売方式のこと。アマゾンやiTunesなどのプリペイドカードでおなじみですね。

店頭で購入するOffice 365 SoloのPOSAカード

店頭で購入するOffice 365 SoloのPOSAカード

ダウンロード版はマイクロソフト直営のマイクロソフトストアやアマゾンで購入できます。


プロダクトキーを入力してからインストーラーをダウンロード

ソフトを購入したあと、公式サイトのプロダクトキー入力ページからプロダクトキーを入力します。さらにMicrosoftアカウントでサインインすることで、インストール用のプログラムをダウンロードできるようになります。

Microsoftアカウントでサインイン。アカウントを持っていないくても、ここから作成可能

Microsoftアカウントでサインイン。アカウントを持っていないくても、ここから作成可能

国と言語を設定すると、ソフトをダウンロードできるようになる

国と言語を設定すると、ソフトをダウンロードできるようになる

ここで注意しなければならないのは、インストールが可能となった時点でサブスクリプション版の契約期間が開始される点です。Office 365 Soloの場合は、この時点から1年間利用できます。インストールを後回しにすると利用期間を減らすことになるので、必要になった時に登録とインストールを行なうことをおすすめします。

MacBook Airにインストール

つぎに、OfficeをMacBook Airにインストールしてみましょう。Office 365 Soloでは、利用期間内であれば最新のOffice製品を利用できます。現時点でのMac版Officeの最新バージョンは「Office for Mac 2011」。すでに発売から3年たっているバージョンです。次期バージョン「Office for Mac 2014」が年内にリリースされるというウワサもありますが、Office 365 Soloならリリース直後すぐに最新バージョンを使うことができます。

※追記:2015年9月に「Office 2016 for Mac」が発売されました

ダウンロードするファイル「MicrosoftOffice2011.dmg」の容量は1.11GB。さらにインストール用として約1.8GBの空き容量が必要です。ストレージの残り容量が少ない場合は、不要なファイルを削除するなどしておきましょう。インストール作業は画面の指示に従いながら操作するだけで、特に難しくはありません。

ダウンロードした「MicrosoftOffice2011.dmg」を開き、「Officeインストーラー」を実行

ダウンロードした「MicrosoftOffice2011.dmg」を開き、「Officeインストーラー」を実行

「続ける」をクリック

「続ける」をクリック

「続ける」をクリック

「続ける」をクリック

「インストール」をクリック。インストール先の変更の変更も可能

「インストール」をクリック。インストール先の変更の変更も可能

インストール完了

インストール完了

Office for Macのライセンス認証を行なう

続いて、初回起動時の初期設定を行ないます。3種類の利用方法が選択されるので、このなかから「既存のOffice 365サブスクリプションにサインインします」を選択してください。Microsoftアカウントの情報を設定することで、ソフトを利用できるようになります。

「」を選択

「既存のOffice 365サブスクリプションにサインインします」を選択

Microsoftアカウントのメールアドレスを入力

Microsoftアカウントのメールアドレスを入力

さらにパスワードを入力

さらにパスワードを入力

Outlookで連絡先を参照できるよう「OK」を選択

Outlookで連絡先を参照できるよう「OK」を選択

名前や所属組織名を入力

名前や会社名を入力

更新プログラムの定期ダウンロードを有効化

更新プログラムの定期ダウンロードを有効化

セットアップ完了

セットアップ完了

ようやく使えるようになった

ようやく使えるようになった

OneDrive用アプリをインストールする

Office 365 Soloではエクセルやワードなどのソフトに加え、マイクロソフトのクラウドストレージ「OneDrive」を1TBまで利用できます。これだけの容量があれば、オフィスファイルを約170万個保存できるとのこと。そこまで使い込むことはないにしても、大容量のクラウドストレージがあればなにかと便利です。

Windows版のOffice 2013ではOneDriveへのファイル保存に対応していますが、Office for Macでは標準対応していません。そこでエクセルやワードからOneDriveへ直接ファイルを保存できるよう、専用のアプリを導入しました。

Mac OSX対応版のOneDriveアプリはAppStoreから入手可能

Mac OSX対応版のOneDriveアプリはAppStoreから入手可能

アプリをインストール後、MicrosoftアカウントでサインインすることでFinderからOneDriveにアクセスできるようになります。正確にはストレージ内のOneDriveフォルダーをクラウドと同期する仕様で、Dropboxと同じですね。

OneDriveフォルダーを設定(標準はUserのOneDrive)

OneDriveフォルダーを設定(標準はUserのOneDrive)

同期するフォルダーを選択

同期するフォルダーを選択

容量を確認すると、ちゃんと1TBありました。

メニューから容量を確認

メニューから容量を確認

つぎにFinderで、OneDriveフォルダー内の文書保存用フォルダーを「よく使う項目」に登録します。OneDriveフォルダー全体を登録してもいいのですが、フォルダーがいくつもあると保存先を探しづらいので、サブフォルダーを登録したほうがいいでしょう。

OneDriveフォルダー内の文書保存用フォルダー(ここでは「OneDrive Documents」)を「よく使う項目」にドラッグ&ドロップ

OneDriveフォルダー内の文書保存用フォルダー(ここでは「OneDrive Documents」)を「よく使う項目」にドラッグ&ドロップ

文書の保存先にOneDrive用のフォルダーを選択できる

文書の保存先にOneDrive用のフォルダーを選択できる

MacユーザーはOffice 365 Soloを買うべきか?

Office 365 Soloの標準価格は税込みで1万2744円。1年ごとに同じ金額を払い続けると、2年目の合計金額は2万5488円で3年目は3万8232円、4年目になると5万976円となります。4年間で5万円はちょっと高いような……。

ちなみに現在販売されているパッケージ版の価格は、以下の表のとおり。多少高めではあるものの、Office 2016のサポートが終了するまで(延長サポートは2025年終了予定)使い続けられます。

Office 365 Solo Office Home & Student 2016 for Mac Office Home & Business 2016 for Mac
ソフト構成 Excel
Word
PowerPoint
Outlook
OneNote
Publisher
Access
Excel
Word
PowerPoint
OneNote
Excel
Word
PowerPoint
Outlook
OneNote
ライセンス 月額または年額支払い 永続ライセンス(追加料金不要)
インストール台数 2台までのWindows PCまたはMac 2台までのMac
Office 365サービス ×c
最新版へのアップデート ×c
商用利用 ×

ただし、Office 365サービスとして付随するOneDriveの容量1TBやSkypeの月60分の無料通話を含めればかなりお得です。たとえばOneDriveで1TBの容量を使おうとすると、月額1900円が必要となります。他社サービスではDropboxの「Dropbox プロ」プランが1TBで月額1200円。また固定電話や携帯電話に対応するSkypeの月60分プランをフルに使った場合の料金は800円程度です。およそ月2000~2700円、年額にして2万4000円分以上のサービスが含まれていると考えれば納得はできるでしょう。

以上を踏まえると、Office 365 Soloは以下のような人に適しています。

  • 仕事でのやり取りの関係上、最新のOfficeを使いたい人
  • Windows PCでもOfficeを使いたい人
  • Office製品が必要で、かつ1TBのクラウドストレージを使いたい人

逆に、以下のような人にはおすすめできません。

  • 旧バージョンのOfficeでも、まったく問題ない人
  • Officeを商用利用しない人

個人的には、1台だけでOfficeを使うならサブスクリプション版は割高なような気がします。ただし仕事で使う人なら、逆にOffice 365 Soloのほうがいいかもしれません。たとえばOffice文書をやり取りする場合、相手から最新機能を使った文書が送られてくると対応できない場合があるからです。

また複数のPCで使うなら、Office 365 Soloのほうが圧倒的にお得です。3台以上になるとビジネス向けのOffice 365のほうがお得なのですが、個人所有の2台のパソコンで使うならOffice 365 Soloをおすすめします。特にWindowsとMacを両方使っている人なら、これ以外にないでしょう。

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