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デル ALIENWARE M15 レビュー:軽量スリムなハイスペックゲーミングノートPC

デル ALIENWARE M15 レビュー

デルのALIENWARE(エイリアンウェア) M15は、コンパクトなボディにパワフルなパーツを詰め込んだゲーミングノートPCです。専用グラフィックス機能(GPU)はGeForce GTX RTXシリーズで、グラフィックス重視の重いゲームも快適! しかも厚さはわずか21mm(公称値)で、高性能なのにとてもスタイリッシュなデザインが魅力です。

 

ALIENWARE M15 スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i7 / i9、メモリー:8~32GB 、ストレージ:SSD/SSHD、 グラフィックス:GeForce GTX / RTX、ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080/3840×2160ドット

ALIENWARE M15の注目ポイント

144Hzの高リフレッシュレート

ALIENWARE M15 特徴 144Hzの高リフレッシュレート

フルHDモデルのリフレッシュレート(画面の書き換え速度)は、通常の2.4倍にあたる144Hz! 画面の動きが非常になめらかで、ゲームを快適にプレーできます。さらにIPSパネルによる映像は色鮮やか。 ※4Kモデルは60Hz

コンパクト&スリムなボディ

ALIENWARE M15 特徴 コンパクト&スリムなボディ

本体は非常にスリムで、GeForce GTX 1070 Max-Qデザイン対応のゲーミングノートPCとしては最薄クラス。接地面積も小さく、ゲーム用としては抜群のカッコよさです。

ALIENWARE M15の評価

ALIENWARE M15の評価

総合評価: 4.3/5.0

(評者:こまめブログ)

デザイン 高性能なゲーミングノートPCとしてはスリムでコンパクト。質感も高い
性能 ハイエンド向けGPU&高性能CPUに対応。メモリーやSSDのアップグレードも可能
使いやすさ 端子類は十分な構成。キー配列にやや違和感があるが、問題なく使える
軽さ 重さは実測で約2.3kg。15.6インチとしては標準的だがゲーム用としては軽め
画面 ゲーム向けのフルHDモデルは144Hz。クリエイター向けの4Kモデルは明るくて色鮮やか

 

今回はメーカーからお借りしたALIENWARE M15モデルの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。

 

 

ALIENWARE M15

ALIENWARE M15

税込19万円台から

※価格や構成は変更される場合があります

ALIENWARE M15のスペック

OS Windows 10 Home / Pro
CPU 第8世代 Core i7-8750H / Core i9-8950HK
メモリー 8 /16 / 32GB(最大32GB)
ストレージ SSHD / SSD ※カスタマイズ可
グラフィックス GeForce GTX 1060(6GB) / RTX 2060 (6GB) / RTX 2070 (8GB) / RTX 2080 (8GB)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080 / 3840×2160ドット、非光沢(FHD)、ペン/タッチ非対応、リフレッシュレート144Hz(FHD) / 60Hz(4K)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.0(フルサイズ)×3、USB3.1 Gen2 / Thunderbolot  3(Type-C)×1、ALIENWARE Graphics Amplifier接続用ポート、HDMI、Mini DisplayPort、有線LAN、ヘッドホン出力
セキュリティー TPM 2.0、セキュリティーロック
カメラ 200万画素
サイズ/重量 幅363×奥行き275×高さ17.9~21mm/約2.16kg~
バッテリー駆動時間 最大17時間
オフィス ※オプション
サポート メーカー保証1年間

※2019年4月4日時点。構成は変更される場合があります

 

購入時のカスタマイズ画面で、メモリー容量やストレージの種類をアップグレードできます。また標準ではキーボードは日本語配列ですが、無料で英字配列に変更可能です。

ALIENWARE M15のラインナップ

ALIENWARE M15には、パーツ構成の異なる4種類モデルが用意されています。どれもパーツのアップグレードが可能で、メモリー容量やストレージ構成をかなり自由に変更可能です。安く仕上げたいならフルカスタマイズモデルをベースにして、必要なパーツだけアップグレードするといいでしょう。

 

ラインナップ

フルカスタマイズ
Core i7 8GBメモリー  GeForce GTX 1060 税込18万円台
スタンダード VR
Core i7 8GBメモリー 256GB SSD GeForce GTX 1060 税込18万円台
プレミアム VR
Core i7 16GBメモリー 256GB SSD GeForce GTX 1060 144Hz 税込20万円台
プレミアム・RTX搭載
Core i7 8GBメモリー RTX 2060 税込20万円台
プラチナ ・RTX搭載
Core i7 8GBメモリー   税込23万円台
スプレマシー・RTX搭載
Core i9 8GBメモリー   税込33万円台

※2019年4月4日時点

 

RTX搭載モデルは、どれもメモリーが8GBでストレージが1TB SSHDです。購入時のカスタマイズ画面でメモリーを16GBに、ストレージにSSDを追加することを強くおすすめします。

 

価格は、そのとき実施されているセールやキャンペーンによって変わります。またキャンペーンによっては、特定パーツのアップグレード料金が無料になることもあります。最新情報については、公式サイトでご確認ください。

 

公式サイト

NEW ALIENWARE M15 ゲーミング (2018年10月30日発売)

本体の大きさやデザイン

ALIENWARE M15の本体カラーはエピックシルバーとネビュラレッドの2色。今回はネビュラレッドのモデルを試用しました。赤の色が非常に鮮やかですがギラギラ感はなく、スタイリッシュでありながらも落ち着いた雰囲気を感じさせます。なお4Kモデルでは、エピックシルバーしか用意されていません。

 

ALIENWARE M15 本体カラー

本体カラーはエピックシルバーとネビュラレッドの2色 ※写真はネビュラレッド

 

ALIENWARE M15 天板のデザイン

天板にはALIENWAREシリーズではおなじみのエイリアンマークと3本のライン

 

ALIENWARE M15 天板のデザイン

天板にはマグネシウムを使用。サラサラでありながらもややシットリとしたシリコンコーティング風の仕上がり

 

ALIENWARE M15 キーボード面

キーボード面はブラックですが、仕上がりは天板と同じ。表面加工の影響なのか、冬場に触ってもアルミのようなヒンヤリ感はありません

 

ALIENWARE M15 ベゼル

液晶ディスプレイのベゼル(枠)は左右8mm、上部は最大28mm

 

ALIENWARE M15 ベゼル

なぜかベゼルは光沢仕上げ。明るい場所では、指が映り込むことがありました

 

ALIENWARE M15 底面部

底面部はブラック。冷却用の通気口がかなり巨大です

 

ALIENWARE M15の本体はとてもコンパクトです。スタンダードタイプの15.6インチとしては標準的ですが、筐体が大きくなりがちなゲーミングノートPCとしては小さめ。デスクに置いても、ほかのゲーミングノートPCほど場所を取りません。

 

ALIENWARE M15 大きさ

本体サイズ

 

ALIENWARE M15 大きさ

大きさはB4サイズよりも短辺が少し長い程度。ゲーミングノートPCとしてはコンパクトです

 

特に注目したいのは、非常にスリムである点です。ゲーミングノートPCは高さが25~30mm程度のものが多いのですが、ALIENWARE M15は最厚部でも21mmしかありません。ほかのゲーミングノートPCに触れたことがある人なら、「うわ、薄っ!」とビックリするでしょう。GeForce GTX 1070 Max-Qデザイン搭載モデルとしては最薄クラスです。

 

ALIENWARE M15 前面と背面

前面と背面

 

ALIENWARE M15 厚さ

高さは公称値で最大21mm。ゴム足を含めた設置時の高さは実測26mmでした

 

ALIENWARE M15 ゴム足

底面部のゴム足。本体を保護するほか、接地面とのあいだのすき間を作ることで冷却効果を高める役割があります

 

ALIENWARE M15 重さ

重量は実測2.307kg。15.6インチタイプとしては標準的ですが、ゲーミングノートPCとしては軽めです

 

ALIENWARE M15 電源アダプター

付属の電源アダプター。重量は実測703g

画面の色と見やすさ

液晶ディスプレイのサイズは15.6インチです。解像度としては1920×1080ドット(フルHD)と3840×2160ドット(4K)の2種類が用意されています。ゲーム目的であれば、フルHDを選んだほうがいいでしょう。4Kはクリエイティブな作業向きで、ALIENWARE M15がいくら高性能だとは言え4K解像度で重量級ゲームを快適にプレーできるほどではありません。

 

ALIENWARE M15 ディスプレイ

画面の大きさは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHDもしくは3840×2160ドットの4K ※写真はフルHD

 

フルHDモデルでは、リフレッシュレート(画面の書き換え速度)が144Hzです。通常のディスプレイだと60Hzですので、実に2.4倍もの差があります。ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、たとえるなら1秒間に60枚のパラパラ漫画と1秒間に144枚のパラパラ漫画の違いのようなもの。枚数が多いぶん画面がスムーズに動くのです。

 

ALIENWARE M15 リフレッシュレート

リフレッシュレートは144Hz。画面がなめらかに描かれるので、ターゲットの微妙な動きも正確に捉えられます

 

実際にはゲーム側の処理速度が影響するため、どんなゲームでも144Hzで描かれるわけではありません。しかしゲーム側で90 FPS(FPSは処理側の書き換え速度の目安で、この場合は1秒間に90回)以上出ているなら、画面のなめらかさが明らかに変わります。

 

画面がなめらかになると動きがスムーズで快適に感じるほか、3D酔いしにくいメリットがあります。また対戦ゲームでは相手の素早い動きにも対応可能です。プロゲーマーや上級者は高リフレッシュレートのゲーミングディスプレイを好んで使うことからも、効果があることわかるでしょう。

 

ALIENWARE M15 高リフレッシュレート

高リフレッシュレート対応モデルはゲームがうまくなりたい人や対戦で勝ちたい人におすすめ

 

液晶ディスプレイには優れた発色と広い視野角が特徴のIPSパネルが使われています。映像の色合いはとても鮮やかで、ゲーム画面が美しく映し出されました。一般的にIPSパネルは残像感があると言われますが、いくつかゲームをプレーした限りでは残像は感じられません。

 

ALIENWARE M15 映像品質

IPSパネルが使われた画面は発色が自然でコントラストも高め

 

ALIENWARE M15 ガンマカーブ

i1Display Proによる液晶ディスプレイのガンマカーブ。色のバランスは良好です

 

ALIENWARE M15 画面の明るさ

画面の明るさは300nit。IPSタイプとしては標準的な明るさで、物陰や暗い場所でも周囲をハッキリと見分けられます

 

ALIENWARE M15 ノングレア

光沢のないノングレア仕上げ。光沢タイプでは眼精疲労や集中力低下の原因となる映り込みが生じます

キーボードの使いやすさ

キーボードはテンキーとLEDバックライトに対応しています。キー配列はほぼ標準的なのですが、Enterキー周辺で隣接しているキーがありました。なかでもBackSpaceキーが小さいので、慣れないうちは打ち間違いがあるかもしれません。

 

ALIENWARE M15 キーボード

ALIENWARE M15のキーボード。標準では日本語配列ですが、購入時のオプションで英字配列に変更できます(無料)

 

ALIENWARE M15 配列で気になる部分

Enterキー周辺で一部のキーが隣接しています

 

ALIENWARE M15 バックライト

キーボードバックライトはRGBイルミネーション

 

ALIENWARE M15 LEDの色変更

専用ソフト「ALIENWARE Command Center」で本体各部のLED色を変更可能

 

キーピッチは実測19mmで、キーストロークは1.5mm程度です。クリック感はやや固めですが押下圧(キーを押し込む力)が弱いので、軽い力でもサクサク入力できます。入力時にやや底打ち感があるものので、タイプ感は悪くはありません。またタイプ音は控えめで、軽いタッチだと「タクタクタク」と、強めのタッチだと「トントントン」程度に聞こえます。

 

ALIENWARE M15 タイプ感とタイプ音

キーストロークは実測1.5mm。タイプ音は控えめです

 

キーの同時押しをチェックしたところ、最大8キーまで確認できました。しかし通常は3~4キー程度で、キーの組み合わせによっては2キーまでしか認識されない場合もあります。どうやら同じ配線内では2~3キー程度しかされず、配線が異なる組み合わせであれば4キー以上認識できるようです。

 

とは言え、ゲーム自体は普通にプレーできました。Ctrl+Shift+W+D+スペースの組み合わせもちゃんと認識できましたので、一般的なゲームであれば問題ないはずです。ただW+Dキーを押しているときに、追加で押したQは認識されるのにEが認識されないというケースもあります。

 

ALIENWARE M15 タッチパッド

タッチパッドはボタン一体型タイプ。ゲーム中に手のひらがあたっても反応しませんが、無効化しておいたほうが確実です

端子類の種類と使いやすさ

インターフェース(端子類)は十分な構成です。ただし光学ドライブとメモリーカードスロットには対応してない点に注意してください。

 

ALIENWARE M15 左側面

左側面のインターフェース

  • ① セキュリティースロット(盗難防止用)
  • ② 1000BASE-T対応有線LAN
  • ③ USB3.0
  • ④ ヘッドホン出力

 

ALIENWARE M15 右側面

右側面のインターフェース

  • ① USB3.0

 

ALIENWARE M15 背面

背面のインターフェース

  • ① HDMI
  • ② Mini DisplayPort
  • ③ USB3.1 Gen / Thunderbolt3(Type-C)
  • ④ ALIENWARE Graphics Amplifier接続用ポート
  • ⑤ 電源コネクター

 

別売りのVGAボックス「ALIENWARE Graphics Amplifier」を接続すれば、デスクトップPC向けのグラフィックボードを利用できます。購入後何年かたってパフォーマンス不足を感じても、グラフィックボードを追加することで最新ゲームを快適に楽しめるでしょう。

 

ALIENWARE Graphics Amplifier

外付けVGAボックス「ALIENWARE Graphics Amplifier」

ベンチマーク結果

今回のテストでは、GeForce GTX 1070 Max-Qデザイン(8GB)搭載のプラチナVRモデルを使いました。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8750H
メモリー 16GB
ストレージ 250GB SSD+1TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 1070(8GB)

ストレージ性能

ALIENWARE M15のプラチナVRモデルは、256GB SSDを2台搭載した一風変わった構成です。試用機ではサムスンのPM981が使われており、アクセス速度は爆速レベル。ただし個体によってはほかのSSDが使われていることがあります。

 

ALIENWARE M15 ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

256GB SSD×2のアクセス速度(CrystalDiskMark)

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度の違い

 

ストレージに爆速SSDが使われているだけあって、ウィンドウズの起動は非常に高速でした。平均起動時間は12.86秒で、SATA接続SSDの平均値(16~17秒)よりも高速です。

 

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
12.8秒 12.8秒 12.9秒 13.0秒 12.8秒 12.86秒

 

ただ256GB SSD×2台の構成は、意外に使い勝手がよくありません。たとえば最近の大作ゲームでは50GBを超えるものも多く、数本インストールしたら容量が足りなくなることがあるからです。システムストレージは256GB SSDでも十分ですが、ゲームのインストールやデータ保存に使うなら1TB SSHDもしくは1TB SSDを選んだほうがいいでしょう。

CPU性能

CPU性能を計測するベンチマークテストを試したところ、ノートPCとしては非常に優れた結果となりました。第8世代のデスクトップ向けCore i5を大きく上回り、Core i7に迫るほどのパフォーマンスです。一般的にノートPCは性能が低いと言われていますが、このCPUであれば動画編集やRAW現像、高度なデータ処理なども快適にこなせます。

 

CPUベンチマーク結果

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i7-8700 ※2
15300
ALIENWARE M15(Core i7-8750H)
13775
Core i7-8750H
13484
Core i5-8400 ※2
11228
Core i7-7700 ※2
10880
Core i5-8300H
10238
Core i7-7700HQ
9381
Core i7-8550U
9127

※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値 ※2デスクトップ向けCPU

グラフィックス性能について

総合的な3D性能を計測する「3DMark」の結果は以下のとおりです。Max-QデザインのGeForce GTX 1070は通常のGTX 1070に比べてパフォーマンスがやや劣りますが、それほど大きな差があるわけではありません。グラフィックス重視の大作ゲームでも、標準画質で快適に楽しめます。GeForce GTX 1060だとさらに画質を下げる必要がありますが、中量級クラスのゲームが中心ならこちらを選ぶといいでしょう。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GTX 1070
14715
ALIENWARE M15(GTX 1070 Max-Q)
13918
GTX 1060
10187
GTX 1050 Ti
6742
GTX 1050
5275

※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

 

ゲームを快適に遊べるGPUの目安(フルHD時)

ゲームの重さ 画質 推奨GPU
重量級
FF15、Assassin’s Creed Origins、Ghost Recon Wildlands、黒い砂漠など
高画質 GTX 1080以上
標準画質 GTX 1070以上
低画質 GTX 1060以上
中量級
FF14、PUBG、Fortnite、OverWatch、AVAなど
高画質 GTX 1060以上
標準画質 GTX 1050 Ti以上
低画質 GTX 1050以上
軽量級
ドラクエ10、League of Legends、ガンダムオンライン、CSO、PSO2など
高画質 GTX 1050 Ti以上
標準画質 GTX 1050以上
低画質 GTX 1050以上

※ 当サイトの検証結果を元にした指針で、実際のゲームの動作を保証するものではありません

 

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 高品質 5141(やや快適)
標準品質 5627(やや快適)
軽量品質 5879(やや快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 13389(非常に快適) ※92.299 FPS
高品質(ノートPC) 15101(非常に快適) ※108.474 FPS
標準品質(ノートPC) 16136(非常に快適) ※118.064 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 19233(すごく快適)
標準品質 19537(すごく快適)
低品質 20265(すごく快適)
Assassin's Creed Odyssey
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 58 FPS
71 FPS
77 FPS
Assassin's Creed Origins
アサシンクリード オリジンズ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 45 FPS
71 FPS
超低 76 FPS
Far Cry5
Far Cry5 (DX11) ※中規模
1920×1080 (フルHD) 最高 77 FPS
86 FPS
98 FPS
SOTTR
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 63 FPS
73 FPS
最低 99 FPS
ROTTR
ライズ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 88.83 FPS
115.12 FPS
最低 131.16 FPS

※平均60 FPS以上が理想

 

フォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、最高画質の「エピック」で平均100 FPSを上回りました。GeForce GTX 1060の結果はALIENWARE M15ではなく他機種のものですが、最高画質でも平均60FPSを上回っています。高リフレッシュレートの画面でなめらかな動きを実現するなら、GeForce GTX 1070 Max-Qなら最高画質~高画質、GeForce GTX 1060なら高画質~中画質程度に設定するといいでしょう。

 

ALIENWARE M15 フォートナイトFPS計測結果

フォートナイトFPS計測結果(フルHD)

ALIENWARE M15(GTX1070 Max-Q) Core i7-8750H+GTX1060
エピック(最高画質) 100.333 FPS 74 FPS
134.667 FPS 77 FPS
154.550 FPS 82 FPS
低(最低画質) 191.133 FPS 116 FPS

 

PUBGでは最高画質で平均87.5 FPSでした。これでも動きは十分なめらかですが、より快適にプレーするなら画質をちょっと落としたほうがいいでしょう。GeForce GTX 1060では中画質以下に抑える必要がありそうですが、このゲームは画質が低くてもプレーへの影響は少ないので問題なくプレーできるはずです。

 

ALIENWARE M15 PUBG FPS計測結果

PUBG FPS計測結果(フルHD)

ALIENWARE M15(GTX1070 Max-Q) Core i7-8750H+GTX1060
ウルトラ(最高画質) 85.2 FPS 68 FPS
87.5 FPS 73 FPS
98.367.533 FPS 72 FPS
114.533 FPS 80 FPS
非常に低い(最低画質) 157 FPS 76 FPS

ゲーム中の発熱と騒音について

FF15ベンチを1時間駆動し続けたところ、CPU温度は最大で100度、キーボード面の温度は50度以上に達しました。空冷ファンが強く回転するため、駆動音は50dBA前後(通常時は36dBA)とかなり大きめです。

 

ALIENWARE M15 CPU温度

CPU温度は最大100度

 

ALIENWARE M15 キーボード面の温度

キーボード面の温度は50度以上

 

ただし駆動音の大きさについては、ヘッドホンをしていればまったく気になりません。最近のゲームではターゲットの位置を把握するために効果音が重要であることが多く、そのためにゲーミングヘッドセットを使う人が増えています。プレーを有利に進めるためにも、ゲーミングヘッドセットの利用をおすすめします。

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キーボード面の熱についてはかなり熱いものの、ゲーム中に触れ続けるWASDキーあたりの温度は低めです。実際にゲームをプレーしている最中でもほんのり温かく感じる程度でした。40度以下であれば、長時間触れ続けても低温やけどの心配はありません。

軽量スリムなハイスペックゲーミングノートPC

ということで、今回はALIENWARE M15のレビューをお届けしました。

 

パフォーマンス的にはまったく問題ないのですが、従来のALIENWARE 15と比べるとキーボードの作りがちょっと安っぽくなったような気がします。また側面のLEDイルミネーションもありません。正直なところ、パッと見た感じではALIENWAREシリーズの廉価版かと思っていました。

 

ALIENWARE 15のキーボード

個人的にはタイプ感がすごくよかったALIENWARE 15のキーボード

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ALIENWARE 15レビュー

 

しかしスペック面では劣っているわけではありません。それどころかリフレッシュレート(ALIENWARE 15は最大120Hz)やストレージ構成の柔軟さなど、上回っている部分もあります。

 

なによりALIENWARE M15はALIENWARE 15に比べてふた回りほど小さくて1.3kgも軽い上に、薄い点が最大の魅力です。デザイン面ではALIENWARE M15の圧勝とも言えるでしょう。高性能な上に見た目の良さも抜群。性能とデザインにこだわりたい人におすすめのモデルです。

 

ALIENWARE M15 感想まとめ

高い性能とスリムでコンパクトなデザインが魅力!

ALIENWARE M15

ALIENWARE M15

税込19万円台から

※価格や構成は変更される場合があります

 

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