広大なマップを舞台に、ヤギとなって人々を恐怖のどん底へおとしいれる「Goat Simulator」。そのiOS版アプリの第2弾として「Goat Simulator GoatZ(以下、GoatZ)」が配信されました。さっそくアプリを購入しましたので、その内容を簡単にレビューします。
今回は微妙にアレっぽい「ゾンビサバイバル」!
まずはこのGoatZがどんなゲームなのかを知るために、公式のトレーラー映像を見てみましょう。
はい、全然わかりませんね。
まあ100歩ゆずってゾンビはいいとして(前作もかなり変でしたからね!)、「GoatZ」って意味がわからないヨ! という方は、以下の動画をご覧ください。
うわあ、ソックリ なんとなく雰囲気が似ていますよね! そうなんです。この「GoatZ」という作品は、PC向けのソンビサバイバルゲームとして人気を博した「DayZ」のパクリ をフィーチャーしている作品なのです! いわば、「ヤギ・オブ・ザ・デッド」的な感じ。
アプリはうれしい日本語対応!
ということで、さっそく「GoatZ」をプレーしてみました。アプリを起動してみたところ、なんと日本語に対応しています。英語でプレーするのかなと思っていたので、これは助かりますね。
インターフェース周りは普通の日本語です。インターフェース周りはね……
やり込みプレー向けの実績が用意されているようです。そんなにやり込むでしょうか……。
友だちと競い合うこともできるとのこと
これは累計のプレー実績のようです
まずはチュートリアルをプレー
プレーを開始したところ、「チュートリアル」と「サバイバル」、「カジュアル」の3種類のマップが用意されていました。そこでまずはチュートリアルを試してみます。
なんとなくソレっぽい雰囲気の場所に出てきました
画面の右側を指でなぞると、ヤギを動かせます。中央より右側は視点変更です。今回はチュートリアルということで、さっそくクエストが始まりました。
「ゾンビにヘッドバッドをかませ!」というお題が出ました。右下にある頭突きボタンでゾンビを倒せます
頭突きボタンのほかに、アイテムを作る「クラフト」とジャンプ、アイテムを入手したり食べたりする「なめる」が用意されています。一番左にあるヤギがクネクネしているボタンは、まだ使いどころがわかっていません。
アイテムを入手すると……
クラフトで武器を作れる
そんな感じでいろいろ試していたところ、突然「1日生き延びろ!」というクエストが始まり、ゾンビが大量に出現しました。
ちょちょちょ、ちょっと待ってよゾンビさん!
え、チュートリアルなのに死ぬの?
追記:
この記事を公開してから何度もチュートリアルにトライしているのですが、まったくクリアできません。たぶんこのゲームでいちばん難しいのはチュートリアルだと思います。
そして唐突にサバイバルへ突入
チュートリアルで死ぬという事態に呆然としていたところ、唐突にサバイバルモードが始まりました。もしかしたら、知らないうちになにかボタンを押していたかもしれません。
棺から蘇ったところがスタート地点
スタート画面で嘆き悲しんでいた、飼い主っぽい人がいます
とりあえず頭突きでさんさん小突き回したあと、棺桶にぶち込んでみました。そして最後にひとナメ
サバイバルでは特にストーリー的なものはなく(シミュレーターですからね)、とりあえずゾンビだらけの世界を生き抜くことが目的のようです。どれだけの日数を生き抜いたのかは、画面上部に表示されます。
画面右の緑と赤のアイコンは、ヤギの満腹度(空腹度?)とHPを表わしています。食べ物を食べないと満腹度が減り、空になるとHPが徐々に減少します。食べ物はフィールド上に落ちていることもありますが、敵のゾンビから調達するのが手軽です。
ゾンビを倒すとドロップする脳みそを……
ペロリ!
HPはダメージを受けても減るのですが、空腹状態だとドンドン減り続けます。とにかく、食料を調達することが重要なようです。
空腹でHPが限界の状態
ゾンビなのに空腹で死ぬなんて……
死なない「カジュアル」で思う存分暴れてみる
コツがわからないままサバイバルをプレーするのは、ちょっとシビアすぎました。ということで、つぎはカジュアルを試してみます。満腹度とHPのゲージがないことから、ダメージなどで死なないことがわかります。
「カジュアル」では満腹度とHPのゲージがありません
ただしフィールド上のいたるところに、バグや作りの甘い箇所 トラップが仕掛けられています。建物や岩場をジャンプで登れるのでいろいろ探索していたところ……
崖から海へ落ちました
登れる箇所がなく、元の場所へ戻れません。ちなみにヤギは溺れている様子を表わしているのではなく、バグで挙動不審な動きをしています
すると突然、ヤバイ感じの場所にはまり込みました。
海面を突き抜けた! コレはマズイ!!
フィールドのオブジェクトらしきものが、どんどん小さくなっていきます
そして奈落の底へ……
と思ったら、突然スタート位置で復活
という感じでこの「GoatZ」は、いたるところに仕掛けられたバグ「ギャグ」を楽しむ作品なのです。
ユニークな仕掛けもたくさん用意
バグギャグだけでなく、さまざまなおもしろギミックも豊富に用意されています。ギミックをうまく使いこなすと実績的なものがクリアーになるようなので、積極的に活用していきましょう。
街なかのサーカスで、おもしろそうな物を発見!
当然、こうなります
プールサイドでなにやらテレビ撮影をしている様子
飛び込み台から颯爽とジャンプ!
なかなかイイ評価をもらえたようです
今回はザックリとプレーしただけなので、どこになにがあるのか、そしてなにができるのかを把握しきれていない状況です。おそらく、もっとユニークなオモシロスポットがたくさんあるでしょう。
プレー動画をSNSで共有可能!神プレーを投稿しよう!!
「GoatZ」ではプレーの様子を動画として記録できる上に、FacebookやTwitter、YouTubeなどに投稿できます(アカウントを登録&設定しておく必要アリ)。画面上部にある「REC」ボタンを押すことで録画が始まり、もう一度押すと録画が停止。タイトルを設定したあと投稿先を選び、「リプレイを共有する」ボタンを押すだけです。これって、なにげにスゴイ機能ですよね!
作成した動画をYouTubeやSNSに投稿できる
筆者も試しにTwitterへ投稿してみました。あくまでもテストですので、動画の内容については触れないでもらえると助かります……。
ヤギvs自動車 https://t.co/c0jQlc8k2n
— littlebeans (@littlebeansinfo) May 7, 2015
「GoatZ」でおもしろリプレイを配信したい!
「GoatZ」はとてもシュールで、いろいろ遊べる作品です。特にスマホだけでリプレイ動画を配信できるのがいいですよね。YouTuberにはオススメのアプリと言えるのではないでしょうか。筆者もいろいろ試してみて、ぜひオモシロ動画を投稿してみたいです。
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