第4世代Apple TVレビュー第1弾!外観とリモコン、Fire TVとの違いをチェック!

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Appleから、セットトップボックス(STB)型のネットワークコンテンツプレーヤー「Apple TV」が発売されました。ラインナップは、ストレージ容量が32GBのモデル(MGY52J/A)と64GBのモデル(MLNC2J/A)の2種類です。標準価格は32GBモデルが1万8400円(税別)、64GBモデルが2万4800円。全国のApple公式サイトや家電量販店、または各種通販サイトで販売されています。

当サイトでも、32GBモデルを購入しました。まずはレビューの第1弾として、Apple TV本体やリモコンの外観、Amazon TVとのデザインなどの違いについて、写真を中心に紹介します。

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パッケージと付属品をチェック!

Appleの製品は白い箱に収められていることが多いのですが、Apple TVのパッケージはシンプルな黒の箱でした。箱のサイズは実測で幅162×奥行き135×高さ66mm。Amazon Fire TVのパッケージよりも幅が10mm強短く、高さが10mm弱ほど短くなっています。

Apple TVのパッケージ

Apple TVのパッケージ

アップルの製品らしく、パッケージのデザインもシンプルです

Appleの製品らしく、パッケージのデザインもシンプルです

Apple TVはテレビやレコーダーなどのそばに設置することから、AV機器に合わせて本体カラーにブラックを採用しています。その影響もあり、パッケージも同じブラックになっているのでしょう。

パッケージのなかにはApple TV本体とリモコン、ケーブル類などが入っています。テレビや液晶ディスプレイとの接続に必要なHDMIケーブルは含まれていませんので、あらかじめ用意しておいてください。

箱を開けた状態。Apple TVとリモコンがビニールで保護されています

箱を開けた状態。Apple TVとリモコンがビニールで保護されています

パッケージの収録物。本体とリモコンに加え、本体用の電源ケーブル(右上)、リモコン充電用のLightningケーブル(右下)、スターターガイドなど(左下)

パッケージの収録物。本体とリモコンに加え、本体用の電源ケーブル(右上)、リモコン充電用のLightningケーブル(右下)、スターターガイドなど(左下)

例のリンゴのステッカーが入っていました

例のリンゴのステッカーが入っていました

リモコンは充電式ですので、電池などを用意する必要はありません。必要なのはHDMIケーブルと、HDMI対応のテレビまたは液晶ディスプレイなどの映像出力機器です。

Apple TVの外観をチェック

本体のサイズは、幅98×奥行き98×高さ35mm。非常にコンパクトで、その気になればポケットにも入れられそうな大きさです。試しにジーパンのポケットに無理やり押し込んでみたところなんとか入りましたが、持ち歩くなら普通にバックに入れることをおすすめします。

接地面積は98×98mmです。狭いスペースにもすんなり設置できます

接地面積は98×98mmです。狭いスペースにもすんなり設置できます

天面は非光沢のマット仕上げで、キメ細かなサラサラとした手触りです。ロゴの部分だけは光沢ありのグロス仕上げになっています。

サラサラの質感が気持ちいいマットな仕上がり

サラサラの質感が気持ちいいマットな仕上がり

底面には別の素材が使われており、ややしっとりしているというか、わずかにグリップ感のある表面加工が施されています。おそらく滑り止めを目的としているのでしょうけれども、ではしっかり固定されるかというとそんなことはなく、軽く力を加えただけでもスルスルと動きます。不慮の事故を防ぐためにも、長めのケーブルを使ったり落下しにくい場所に設置するなどの工夫をおすすめします。

本体底面部分。天面と同じ日光沢仕上げですが、質感が異なります

本体底面部分。天面と同じ日光沢仕上げですが、質感が異なります

重量は425gです。据え置きで使うタイプですので、重さを意識する必要はないでしょう。

実測では公称値よりもやや軽い420gでした

実測では公称値よりもやや軽い420gでした

インターフェースとしては、テレビなどの映像機器に出力するためのHDMI端子(タイプA)と100BASE-TX対応(最大100Mbps)有線LAN端子、メンテナンス用のUSB type-C端子が用意されています。

背面のインターフェース類。電源コネクター(左)、USB-type C(中央上)、HDMI(中央下)、有線LAN(右)の構成です

背面のインターフェース類。電源コネクター(左)、USB-type C(中央上)、HDMI(中央下)、有線LAN(右)の構成です

USB端子をMacに繋げば映像を記録したりスクリーンショットを撮影できます。そのためにはUSB-Cを利用するためのケーブルや変換アダプターが必要となります。

さすがにApple製品だけあってデザインは非常に優れているのですが、ひとつだけ不満があります。それは、側面のグロス(光沢)仕上げの部分が、とてもキズ付きやすいという点です。 ピアノブラック風で確かに高級感はあるのですが、さっそく傷を付けてしまい、ちょっとガッカリしてしまいました。

落としたりぶつけたりしたわけではなく、指紋の汚れをクロスで拭きとっただけです(ポケットに入れたのは、傷を確認したあと)。ちょっと力を加えただけでも傷が付くようですので、掃除の際は最新の注意を払うことをおすすめします。

リモコンの質感は非常に高い

続いては、「Siri Remote」こと本体付属のリモコンについて。Apple TVのSiri Remoteは通常のリモコンとは異なり、「タッチサーフェス」と呼ばれるタッチパッド部分と、マイクによる音声検索機能を利用します。一般的なリモコンに見られる十字ボタンなどは用意されていません。

独特のインターフェースを備えるSiri Remote

独特のインターフェースを備えるSiri Remote

背面にはアルミ素材が使われています。質感はiPadやiPhoneとかなり似ていて、色合いも同じように見えます。

背面の素材はアルミ

背面の素材はアルミ

iPhone 6 Plusとの比較。色も質感も似ています(iPhone 6Plusはかなり汚れていますが)

iPhone 6 Plusとの比較。色も質感も似ています(iPhone 6Plusはかなり汚れていますが)

サイズは幅38×奥行き124×高さ6.3mmで、かなりコンパクト

サイズは幅38×奥行き124×高さ6.3mmで、かなりコンパクト

重量は実測で

重量はカタログ値で47g、実測では46gでした

Siri Remoteは非常に薄くてコンパクトなのですが、高さが6.3mmとかなり薄いので、強度に関して不安を感じるかもしれません。しかし実際に両端を持って強くねじってみても、ビクともしませんでした。おそらく強度を確保するために、背面でアルミ素材が使われているのでしょう。

タッチサーフェスの部分は、押すと「カクっ」としたクリック感があります。ただしやや強めに押す必要があるので、何度もクリックするような使い方をしていると、疲れてくるかもしれません。

PCのタッチパッドのように操作する「タッチサーフェス」。強めに押すと、クリック感があります

PCのタッチパッドのように操作する「タッチサーフェス」。強めに押すと、クリック感があります

あくまでも外観だけの印象ですが、かなり質感が高く感じました。ただし前述のように、リモコンとして使うには少し疑問のあるサイズ感です。このあたりは実際に使ってみてから、レポートします。

充電はLightningケーブルで行ないます

充電はLightningケーブルで行ないます

アマゾンのFire TVと比較

同じセットトップボックス型のデバイスとして、アマゾンから「Fire TV」が発売されています。そこでApple TVとFire TVの外観を比較してみましょう。

Apple TV(左)とFire TV(右)

Apple TV(左)とFire TV(右)

接地面積はApple TVが幅98×奥行き98mmであるのに対して、Fire TVは幅115×奥行き115mmとひと回り大きい印象です。ただし高さはFire TVが17.7mmであるのに対し、Apple TVは35mmとほぼ2倍。体積比ではFire TVがApple TVの約69%となっています。

Apple TV高さは、Fire TVの2倍弱

Apple TV高さは、Fire TVの2倍弱

拡張性については、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットを搭載しているFire TVに軍配が上がります。ただしストレージ容量についてはApple TVが32/64GBであるのに対し、Fire TVは8GBしかありません。Fire TVでは、最初からメモリーカードの利用を前提にしていたほうがいいでしょう。

リモコンのサイズも大きく異なります。Apple TVのSiri Remoteは極めてコンパクトですが、Fire TVのリモコンは太くで長いように感じます。どちらがいいかは、好みの問題でしょう。操作性や実際の使い心地については、別の記事でレビューします。

Apple TVのSiri Remote(左)と、Fire TVの音声認識マイク付きリモコン

Apple TVのSiri Remote(左)と、Fire TVの音声認識マイク付きリモコン

Apple製品ならではの質感の高さが魅力

ということで、今回はApple TVの外観について紹介しました。本体にキズが付きやすい、リモコンのサイズ感に不安など気になる部分はありましたが、総合的には「さすがApple」と思わせる質感の高さを実現しています。Fire TVとApple TVのどちらをリビングに置きたいかと考えると、デザイン的にはApple TVのほうを選びます。

ちなみに現在も引き続き、Apple TVの検証記事を執筆しています。記事が書き上がりしだい公開しますので、しばらくおまちください。

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