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デルNew Inspiron 15 7000展示機レビュー!GTX960M搭載でマインクラフトも快適!!

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デルの「New Inspiron 15 7000(7559)」シリーズは、ゲームを楽しむことを目的としたノートパソコンです。液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、標準的なノートパソコンとほぼ同じ大きさ。またゲームを快適に楽しむために必要な「GPU」として、NVIDIA GeForce GTX 960M(4GB)を搭載しています。

 

今回はNew Inspiron 15 7000シリーズのイベント展示機を使って外観や各部の使い勝手を検証するとともに、どんなゲームを遊べるのかやほかのゲーム用パソコンとどこが異なるのかを解説します。

 

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  • New Inspiron 15 7000 シリーズ(2015/10/16発売)(デル)
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外付けGPUを搭載したゲーム向けノートパソコン

パソコンでゲームをプレーするには、ある程度のグラフィックス性能(3D描画性能)が求められます。グラフィックス性能が高いほどゲームの画面が速く描かれ、快適に遊べるのです。逆にグラフィックス性能が低いと画面の動きがかなり遅くなり、もたつきやカクカクした動きが生じます。

 

最近は格安パソコンでもグラフィックス性能がよくなってきましたが、それでもゲームを満足に楽しめるほどの性能はありません。これは、CPUに内蔵されたグラフィックス機能の性能があまりよくないため。遊べないことはありませんが、ゲーム画面を小さくしたり画質を低くするなど、少しでも速く動作するための工夫が必要となります。

 

そこで必要となってくるのが、パソコンのグラフィックス性能を向上させる「GPU」です。CPUとは別のパーツとして用意することから、「外付けGPU」や「ディスクリートGPU(dGPU)」と呼ばれることもあります。パソコンのスペックに「NVIDIA GeForce GTX~」や「AMD Radeon R9~」などと書かれていることがありますが、これはゲームを快適に遊ぶための外付けGPUを搭載していることを表わします。

 

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New Inspiron 15 7000シリーズに搭載されているグラフィックス機能。上の「Intel HD Graphics 530」がCPU内蔵で、下の「NVIDIA GeForce GTX 960M」が外付けGPUです

 

今回取り上げるNew Inspiron 15 7000シリーズは、外付けGPUとして「NVIDIA GeForce GTX 960M」を搭載しています。外付けGPUにはさまざまな種類がありそれぞれ性能が異なるのですが、GeForce GTX 960Mは「上中下」で表わすと「中」ランクに相当します。中位ランクと言ってもパソコン全体で見るとそれなりに高性能だと言っていいでしょう。

 

New Inspiron 15 7000で遊べるゲームは?

今回試用したNew Inspiron 15 7000シリーズはイベント展示機であるため、実際にゲームが快適に動作するのかをテストできませんでした。しかし当サイトでは過去に、同じGeForce GTX 960Mを搭載したノートパソコンでテストを行なっています。CPUやメモリー容量が異なるのでまったく同じというわけではありませんので、参考程度に捉えてください。

 

マインクラフト

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※画像はイメージです

 

 

大人気のマインクラフトについては、標準的なプレーであればまったく問題はありません。ただしグラフィックスを高画質化するテクスチャーや、影MODなどを使ったプレーには少々厳しいレベルです。

 

ドラゴンクエストX(ドラクエ10)

ドラクエX

※画像はイメージです

 

オンライン版のドラクエ10では、最高画質&高解像度でベンチマーク結果がスコア1万超えの「すごく快適」という評価になるものと思われます。ただしCPUの性能に影響される部分が大きいため、確実に快適にプレーしたいなら高性能なCPUを選ぶことをおすすめします。

 

ファイナルファンタジーXIV(FF14)

※画像はイメージです

※画像はイメージです

 

オンライン版のFF14は、1920×1080ドットの最高品質(DirectX 9)で、スコア5000台の「とても快適」あたりの評価になることが予想されます。理想は7000以上の「非常に快適」ですが、十分楽しめるレベルです。

 

ドラゴンズドグ マオンライン(DDON)

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※画像はイメージです

 

ドラゴンズドグマ オンラインについては、1920×1080ドットの最高画質でプレーするにはやや厳しいものの、画質を調整することで快適に遊べるものと思われます。

 

ファンタシースターオンライン2(PSO2)

※画像はイメージです

※画像はイメージです

 

PSO2は1920×1080ドットの最高画質(簡易描画設定「5」)でも問題なくプレーできるはずですが、一度に多くのキャラクターが表示されると、多少カクつくことがあるかもしれません。少々画質を調整すれば、快適にプレーできると思われます。

 

グランド・セフト・オートV(GTA5)

※画像はイメージです

※画像はイメージです

 

超重量級ゲームであるGTA5は、画質と解像度をかなり下げてなんとか遊べるレベルになるでしょう。残念ながら、海外の大作ゲームのプレーは厳しそうです。

 

以上のように、New Inspiron 15 7000シリーズでは国内で人気のゲームを快適にプレーできる性能を持っています。特にこれからマインクラフトやドラクエ10などを始めたい人におすすめです。

 

本体の外観をチェック!

前置きが長くなってしまいましたが、ここからはNew Inspiron 15 7000シリーズイベント展示機についてレビューします。

 

本体のサイズは、幅383×奥行き265×高さ25.3mmです。接地面積については、B4サイズ(幅364×奥行き257mm、一般的な大学ノートを見開きにした大きさ)をふた回り大きくした程度と考えれば、サイズ感をイメージしやすいでしょう。比較的大きめですが、15.6型の液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンとしては標準的なサイズです。

 

本体カラーはブラックとレッドの2種類が用意されています(写真はレッド)

サイズは幅383×奥行き265×高さ25.3mm。本体カラーはマットブラックとハイビスカスレッドの2種類が用意されています(写真はハイビスカスレッド)

 

天板やパームレスト(キーボードの下の部分)はつや消し加工になっており、指紋や油脂による汚れが目立ちにくくなっています。高さはそれほど薄くはありませんが、接地面積が広いこともあり、数値以上にスリムに感じました。

 

高さは25.3mm。数値ほど厚くは感じません

高さは25.3mm。標準的な厚みですが、数値ほど厚くは感じません

 

エッジの立ったデザインで、シャープな印象を受けます

エッジの立ったデザインで、シャープな印象を受けます

 

高性能なパソコンでは、CPUやGPUが発する熱で本体内部が熱くなりがちです。そのため、内部を冷やすための工夫が施されています。New Inspiron 15 7000シリーズではふたつの冷却用ファンを搭載しているほか、3つの通気口や240枚のサーマルフィンの付いた大きな排気口を用意。負荷の高いゲームをプレーしても効果的に排熱されるため、パソコンのパフォーマンスが落ちることがありません。

 

底面部にはたくさんのフィンが付いた排気口を配置。内部に冷却用のファンがあることがわかります

底面部にはたくさんのフィンが付いた排気口を配置。内部に冷却用のファンがあることがわかります

 

液晶ディスプレイのヒンジ下にある通気口

液晶ディスプレイのヒンジ下にある通気口

 

また本体底面部にはサブウーハーが設置されており、低音部に迫力のあるサウンドを楽しめます。

 

底面部のサブウーファー。ここから出る音がデスクに反射することで、広がりのある低音サウンドが生み出されます

底面部のサブウーファー。ここから出る音がデスクに反射することで、広がりのある低音サウンドが生み出されます

 

キーボード上部には、ステレオスピーカーを設置

キーボード上部には、ステレオスピーカーを設置

 

重量は約2.57kgです。持ち歩けない重さではありませんが、モバイル用途には向いていません。そもそもNew Inspiron 15 7000シリーズはデスクに据え置きで使うことを想定しているため、特に問題はないでしょう。自宅内でほかの部屋に持ち込むような、「ホームモバイル」的な使い方ならアリです。

 

バッテリー駆動時間は、最大11時間とされています。ただし、3Dゲームをプレーすると実際の駆動時間はさらに短くなることが予想されます。動画の視聴なら問題ないと思われますが、ゲームのプレーにはアダプターを接続することをおすすめします。

 

液晶ディスプレイとキーボードの使い勝手は?

New Inspiron 15 7000シリーズは、解像度1920×1080ドットの15.6型液晶ディスプレイを搭載しています。ゲームを楽しむなら、最低限でもこのくらいの解像度は欲しいところ。外付けGPUにGeForce GTX 960M(4GB)を搭載しているので、ゲームを高解像度でも快適に楽しめます。

 

液晶ディスプレイの大きさは15.6型で、解像度は1920×1080ドットです

液晶ディスプレイの大きさは15.6型で、解像度は1920×1080ドットです

 

映像の色合いについてはやや青みがかった印象を受けたものの、ノートパソコンとしては標準的な発色です。ゲームはもちろん、写真や動画も十分楽しめます。ブルーライトが気になるなどで青みを抑えたい場合は、コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」→「ディスプレイ」→「色の調整」から、好みの色合いに調整するといいでしょう。

 

液晶ディスプレイの表面は、光沢を抑えたアンチグレア(ノングレア)加工が施されています。光沢ありのグレアタイプに比べると色のメリハリがやや劣りますが、光の映り込みが少ないので、長時間使っても目が疲れにくいというメリットがあります。実際に液晶ディスプレイを確認してみましたが、強い照明の下でも写り込みは気になるレベルではありませんでした。これなら長時間ゲームをプレーしても、目への負担は少ないでしょう。あ、ゲームは1日1時間(高橋名人談)ですよ。

 

キーボードはテンキー付きで、標準的な日本語配列を採用しています。よく使う英数字キーについては十分な大きさが確保されていますが、ファンクションキー(上段のF1~F12キー)やEnterキーなどが小さめになっているのが、やや気になるところです。とは言え、数値入力に便利なテンキーが付いていることを考えれば、やむを得ないでしょう。個人的にはEnterキーとBackSpaceキーがもう少し大きければ、より使いやすいかなと思います。

 

数値入力に便利なテンキーを搭載したキーボード

数値入力に便利なテンキーを搭載したキーボード

 

キーの押し心地は標準的なレベルでした。特別タイプ感に優れているというわけではありませんが、普通に使う程度なら問題ないはずです。ただゲーム向けのキーボードではなく一般仕様のキーボードですので、特殊キーの同時押しなどには対応していないかもしれません(検証はできませんでした……)。

 

一般的なノートパソコンで使われているものと同じキーボードでした

一般的なノートパソコンで使われているものと同じキーボードでした

 

キーストローク(押しこむ深さ)は体感で1.5mm程度。強く押しても、たわみはそれほど生じません

キーストローク(押しこむ深さ)は体感で1.5mm程度。強く押しても、たわみはそれほど生じません

 

周辺機器接続用のインターフェースとしては、USB3.0端子×3(うち1ポートは充電機能対応)、HDMI端子(4K出力対応)、メモリーカードスロット、有線LAN端子、ヘッドホン出力などの構成です。15.6型サイズのノートパソコンとしては、標準的な構成と言っていいでしょう。ただし、光学ディスクが搭載されていない点に注意してください。最近のゲームはダウンロードが主流ですので特に問題はありませんが、DVD-ROMなどからソフトをインストールする場合は、外付けの光学ドライブが必要となります。

 

右側面にはUSB3.0端子×2とヘッドホン出力

右側面にはUSB3.0端子×2とヘッドホン出力

 

左側面はメモリーカードスロット、USB3.0端子、HDMI端子、有線LAN端子

左側面はメモリーカードスロット、USB3.0端子、HDMI端子、有線LAN端子

 

光学ドライブが非搭載となっている点を除き、ノートパソコンとしては基本的な仕様だなと感じました。使い勝手についても、平均的なレベルです。ただゲームプレー用にGPUが搭載されているにも関わらず、一般的なノートパソコンと変わらない値段であることを考えれば十分納得できるでしょう。

 

CPUの異なる2種類のモデルを用意

New Inspiron 15 7000シリーズには、CPUの異なる2種類のモデルが用意されています。それぞれの主な仕様は、以下の表のとおりです。それぞれの違いはCPUの性能のみと言えます。

 

New Inspiron 15 7000シリーズのラインナップ
モデル プレミアムモデル プラチナモデル
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Core i5-6300HQ(2.3GHz) Core i7-6700HQ(2.6GHz)
メモリ DDR3L 8GB
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 960M(4GB)
ストレージ 1TBハイブリッドHDD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6型(1920×1080ドット)、非光沢
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
Webカメラ HD 720p(92万画素相当)
主なインタフェース USB3.0×3、HDMI、メモリーカードスロット、有線LAN、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 最大11時間
本体サイズ 幅383×奥行き265×高さ25.3mm
重量 2.57kg

 

Core i5-6300HQとCore i7-6700HQは、どちらもSkylakeこと第6世代のCore iプロセッサーです。基本仕様は以下の表のとおりで、スレッド数と動作周波数が異なっています。

 

Core i7-5500UとCore i7-6700HQの違い
名称 Core i5-6300HQ Core i7-6700HQ
コア数/スレッド数 4/4 4/8
動作周波数 2.3GHz 2.6GHz
最大動作周波数 3.2GHz 3.5GHz
TDP 45W 45W
キャッシュメモリー 6MB 6MB
システムバス 8GT/秒 8GT/秒
内蔵グラフィックス インテルHDグラフィックス530 インテルHDグラフィックス530
最大解像度 4096×2304@60Hz(DisplayPort使用時) 4096×2304@60Hz(DisplayPort使用時)

 

CPUのベンチマーク結果を掲載する「PassMark CPU Benchmarks」によると、Core i5-6300HQとCore i7-6700HQでは、性能にかなりの違いがあるようです。ただしこの結果は日々更新されていますので、タイミングによっては差が変わっていることもある点をご了承ください。

 

Core i5-6300HQとCore i7-6700HQの性能差 ※出典元:PassMark CPU Benchmarks

Core i5-6300HQとCore i7-6700HQの性能差 ※出典元:PassMark CPU Benchmarks

 

ではCore i5-6300HQ搭載のプレミアムモデルと、Core i7-6700HQ搭載のプラチナモデルでは、どちらを選べばいいのでしょうか。実のところゲームの快適さはGPUの性能に影響される部分が大きく、CPUはそれほど高性能ではなくてもいいという説もあります。その意見に従えば、Core i5-6300HQでも十分でしょう。

 

ただしゲームによってはGPUの性能だけでなく、CPUの性能も求められる場合があります。さまざまなゲームを楽しみたいと考えるなら、高性能なCPUを選んでおいたほうが安全です。プレミアムモデルとプラチナモデルでは価格差が1万5000円程度しかありませんので、予算が許すならプラチナモデルの購入をおすすめします。

 

キャンペーンでお得にゲット!

現在(2015年11月20日時点)、デルの直販サイトでは価格が10%オフになるお得なクーポンを利用できます。New Inspiron 15 7000シリーズのプレミアムモデルならクーポン適用で10万3482円(税別)、プラチナモデルならクーポン適用で11万6982円(税別)とリーズナブルな値段で入手可能です。キャンペーンは期間限定ですが内容を変えて定期的に実施されているので、こまめにチェックすることをおすすめします。

 

New Inspiron 15 7000 シリーズ

New Inspiron 15 7000 シリーズ

 

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  • New Inspiron 15 7000 シリーズ(2015/10/16発売)(デル)

 

最近はマインクラフトや「League of Legends」などMOBA系のゲームが人気のこともあって、10万円前後でしっかり遊べるゲーム用ノートパソコンが増えてきています。ゲームを思う存分楽しみたいなら標準的なノートパソコンではやや厳しいですが、ミドルクラスの外付けGPUを搭載したNew Inspiron 15 7000 シリーズなら快適に楽しむことが可能です。これからパソコン用ゲームを始めたいという方におすすめします。

 

 

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