ドスパラ Critea VF-HEKS レビュー:GeForce MX150搭載15インチノートPC

ドスパラ Critea VF-HEKS レビュー

ドスパラのCritea(クリテア) VF-HEKSは、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載したスタンダードタイプのノートPCです。大きな特徴は、専用グラフィックス機能としてGeForce MX150を搭載している点。作業時のグラフィックス処理が改善される上に、ちょっとしたゲームも楽しる性能を持っています。

Critea-VF-HEKSの概要

【標準構成時のスペック】CPU:Core i7-8550U / メモリー:8GB  / ストレージ :250GB SSD / グラフィックス:GeForce MX150 + Intel HD Graphics 630(CPU内蔵) / ディスプレイ:15.6インチ フルHD 非光沢

今回はメーカーからお借りした実機を使って、Critea VF-HEKSの本体デザインや性能などをレビューします。

ドスパラ Critea VF-HEKS

Critea VF-HEKS

税込12万円前後から

Critea VF-HEKSのスペック

OS Windows 10 Home ※カスタマイズ可
CPU Core i7-8550U
メモリー 8GB(最大32GB) ※カスタマイズ可
ストレージ 250GB SSD ※カスタマイズ可、1TB HDD無料プレゼント中
液晶ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応
グラフィックス GeForce MX 150 + Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
光学ドライブ なし
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2
インターフェース USB3.0✕2、USB2.0✕1、HDMI、有線LAN、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力
拡張スロット SATA×1、M.2✕1
セキュリティ機能 TPM 2.0、セキュリティースロット
カメラ HD画質(92万画素)
サイズ/重量 幅382×奥行き256×高さ23.9mm/約1.83kg
バッテリー駆動時間 約7.7時間

※2018年4月6日時点。構成や価格は変更される場合があります

パーツアップグレード対応

Critea VF-HEKSは購入時の注文画面で、メモリーやストレージなどをアップグレードできます。追加料金が必要ですが、上位パーツを選ぶとパフォーマンスが大きくアップするのでおすすめです。

パーツカスタマイズ

購入時のカスタマイズ画面で、メモリー容量やストレージの種類などを選べます

そのとき実施されているキャンペーンによっては、パーツを無料で追加できます。まずは公式サイトを確認してみるといいでしょう。

キャンペーン

キャンペーンによっては上位パーツを無料でもらえたりアップグレードできます

主なパーツの選び方

OS 基本的にはWindows 10 HomeでOK。Hyper-V(仮想マシン)などの高度な機能を使うならProを選択
メモリー 標準的な使い方なら8GBで十分。大きな画像や動画、大量のデータなどを扱うなら16GB以上推奨
SSD 250GBあたりのSSDの追加がおすすめ。システムの快適さが大きく向上する
HDD データ保存用に1~2TB程度がおすすめ。HDDをSSDに変更して1台のみで使うなら、なるべく容量の大きいものを選ぶ

本体のデザインと使い勝手

スリムなデザイン

Critea VF-HEKSは、シンプルかつスリムなデザインを採用しています。ボディの素材は樹脂製で質感や堅牢性はそれなりですが、見た目からは安っぽさは感じられません。大きさは標準的ではあるものの、重量はやや軽めです。

本体の外観

本体カラーはシルバー。ボディの素材には樹脂が使われています

天板のデザイン

天板はロゴもエンブレムもないシンプルなデザイン

底面部

底面部はブラック

キーボード面のデザイン

キーボード面も樹脂製のシルバー

サイズ感

A4用紙とB5ノートとのサイズ比較

サイズ感

B4(B5ノートの見開き)よりもちょっと大きめ

高さの実測値

高さは公称値で23.9mmですが、実測では23mmでした

前面部分

前面部分からはかなりスリムに見えます

重量の実測値

重量は実測で1.934kg(電源アダプター込みで2.27kg)でした

フルHDの液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイの大きさは、もっとも人気の高い15.6インチです。解像度は1920×1080ドットのフルHDで、文字や写真が精細に表示されます。ミドルレンジ~ハイエンド向けとしては標準的なスペックですね。

液晶ディスプレイの大きさと解像度

画面の大きさは15.6インチで、解像度は1920×1080ドット

映像はやや暗く感じたものの、色合いは自然です。写真や動画は、本来の色で表示されます。映像は色にメリハリがあり、文字もクッキリと表示されました。

液晶ディスプレイの色合い

違和感のない自然な色合い。やや暗く感じますが、作業には十分な明るさ

液晶ディスプレイの色合い

暖色系の写真も青みがかることなく、色鮮やかに映し出されます

ガンマカーブ

i1 Display Proによるガンマカーブ。赤青緑の線がほぼ1本にまとまった、バランスのいい色合いです

液晶ディスプレイの表面は光沢なしのノングレア仕上げで、映り込みが抑えられています。

ノングレア

光沢なしのノングレア仕上げで、映り込みが気になりません

グレアパネルの映り込み

光沢ありのグレア加工の場合だと光や室内が映り込むことがあり、眼精疲労や集中力低下の原因となると言われています ※写真は別の機種

キーボードの使い勝手はイマイチ

キーボードはテンキー付きですが、標準的な4列構成ではなく3列構成です。「+」や「/」の位置が微妙に異なる点に注意してください。

キーピッチ(キーとキーの間隔)は実測18.5mmで、理想とされる19mmよりもやや短め。筆者は普段キーピッチが19mmのキーボードを使っているので、Critea VF-HEKSのキーボードややや窮屈に感じました。とは言うものの、使っているうちに慣れるでしょう。

Critea VF-HEKSのキーボード

Critea VF-HEKSのキーボード。キーピッチは実測18.5mm

Enterキー周辺のキー配列

右Shiftキーとカーソルキーの位置にちょっと違和感を感じます。テンキーは標準的な4列構成ではなく、3列構成でした

キーストロークは実測1.5mm弱でしたが、標準的な1.5mmのキーストロークと比べるとやや浅めです。しかしクリック感が固いので、十分な手応えを感じました。キーを押したことを確実に感じられます。

キーストローク

キーストロークは実測1.5mm弱。おそらく1.2~1.3mm程度。ストロークは浅いのですが、クリック感はやや固めです

ただし、キーの音が大きい点が残念です。軽いタッチで入力しても「ガタガタ」という音が聞こえます。打ち下ろすようにして強めにタイプすると音がドスドスと響く上に、たわみが生じてキーがグラつくのを感じます。

とは言え、Critea VF-HEKSはデスクに据え置きで使うモデルですので、静音性についてはそれほど問題ではない人も多いでしょう。

キーの静音性

弱く打ってもガタガタと響き、強く打つとかなり大きく響く上にたわみが生じます

タッチパッド

タッチパッドは十分なサイズ。ボタン一体型なので、縦方向にもダイナミックに操作できます

インターフェースは必要十分

周辺機器接続用のインターフェース(端子類)は、十分実用的に使える構成です。ただし光学ドライブには対応していない点に注意してください。

左側面

左側面のインターフェース

  • ① 電源コネクター
  • ② USB2.0
  • ③ SDメモリーカードスロット
  • ④ ヘッドホン出力
  • ⑤ 状態表示LED

右側面

左側面のインターフェース

  • ⑥ USB3.0
  • ⑦ HDMI
  • ⑧ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑨ セキュリティースロット

パーツ交換可能

底面部のカバーを外すことで、本体内部にアクセスできます。メモリースロットやM.2スロットなどが用意されているので、自分でパーツを交換するのもいいでしょう。作業に自信がない人は、購入時のカスタマイズ画面でパーツをアップグレードすることをおすすめします。

本体内部

底面カバーを取り外した状態

M.2スロット

M.2スロット

メモリースロット

メモリースロットは2基で、最大容量は32GB

2.5インチストレージ

試用機では2.5インチストレージとしてHDDが搭載されていました

消費電力と駆動音、CPU温度について

消費電力は低い

さまざまな作業での消費電力を計測したところ、Core i7搭載モデルとしては消費電力は低めでした。専用グラフィックスを搭載しているにも関わらず、高負荷時でも消費電力が高くありません。省電力性能は優秀ですが、そのぶんパフォーマンスが抑えられている可能性があります。

1分間の平均消費電力

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
25.2W 1.62W 30.0W 49.2W

※消費電力の計測方法はコチラ

駆動音は控えめ

Critea VF-HEKSは、駆動音もそこそこ控えめです。高負荷時でもうるさく感じるほどではありません。むしろキーのタイプ音のほうが響いて聞こえるでしょう。

駆動音の計測結果

電源オフ 36.8dBA
待機中 38.0dBA ファンの書いて音がほんのわずかに聞こえる
動画視聴 37.9dBA 同上
動画変換 40.0dBA 回転音が少し聞こえる
3Dゲーム 41.4dBA 排気音がはっきり聞こえる

※駆動音の計測方法はコチラ

バッテリー駆動時間が短い?

当サイトのバッテリー駆動時間計測方法では、軽めのBBechのテストで3時間40分という結果でした。最近のスタンダードノートPCとしては駆動時間が短いのですが、持ち歩くわけではないので、大きな問題ではありません。

バッテリー駆動時間のテスト結果

BBenchによる計測 3時間40分
PCMark 8による計測 2時間35分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

CPUの熱は高い

検証/ベンチマーク中のCPU温度は最大で93度でした。CPUの限界温度(100度)まであと少しというところで、高温状態が長時間続くとパーツの劣化が進む可能性があります。

CPUの最大温度

FF14ベンチ実行中にCPUの最大温度が93度に達しました

キーボード面はGeForce MX150が駆動する状況だと、熱がけっこう高くなるようです。と言っても、ほんのり温かい程度でした。

キーボード面の温度

キーボード面の温度

※本体温度の計測方法はコチラ

SSD搭載で起動が早い

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間)は平均15.7秒でした。SSDとしては平均よりもやや早い程度ですが、HDD搭載モデルの半分以下の時間で起動しています。

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
16.5秒 16.3秒 13.3秒 16.2秒 16.2秒 15.7秒

Critea VF-HEKSのベンチマーク結果

今回のテストで使った試用機のスペックは以下のとおりです。標準構成とは若干異なりますが、体感的にはそれほど違いはないはずです。なおベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わることがあります。

試用機のスペック

試用機の構成 標準構成
OS Windows 10 Pro Windows 10 Home
CPU Core i7-8550U
メモリー 8GB
ストレージ 250GB SSD + 1TB HDD 250GB SSD

ストレージ性能

ベンチマーク結果を見る限りでは、M.2 SSDはSATA接続のようです。NVMe接続に対応しているかは確認できませんでした。書き込み速度が少し遅いのですが、体感的には気になるほどではないでしょう。

CrystalDiskMark

250GB SSD(左)と1TB HDD(右)のアクセス速度

PCとしての基本性能

Critea VF-HEKSはCPUにクアッドコアのCore i7-8550Uを搭載しており、従来のノートPCに比べて高いパフォーマンスを期待できます。実際i優れた結果が出ているのですが、当サイトの平均値よりもやや低めの結果となりました。

CINEBENCH R15

CPU性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果

(参考)CPUの性能比較(当サイト計測値の平均)

CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-8550U
561
Core i5-8250U
523
Core i7-7500U
342
Core i5-7200U
311
Core i3-7130U
289

※ベンチマーク結果は機種やパーツ構成、タイミングなどにより大きく変わります

Passmark PerformanceTest 9.0bのCPU Markも非常に優れた結果ではあるのですが、ほかのCore i7-8550U搭載モデルと比べて5~10%程度スコアが低く出ています。

Passmark PerformanceTest 9.0

パーツごとの基本性能を計測する「Passmark PerformanceTest 9.0」ベンチマーク結果

3D性能

専用グラフィックス機能として使われているGeForce MX150は、本来ゲーム向けのGPUではありません。Windows 10のグラフィックス処理やクリエイティブ系ソフトの処理をサポートすることが目的のGPUですが、3D性能がそこそこ高いので中規模クラスのゲームであれば問題なく楽しめます。ただしFF14クラスのゲームでは、シーンによってカクつくことがあるかもしれません。

3DMark

3DMarkベンチマーク結果

ノートPC向けdGPUの性能差(当サイトの計測値)

GPU Fire Strikeスコア(平均値)
GeForce GTX 1070
12698
GeForce GTX 1060
9805
GeForce GTX 1050 Ti
6635
GeForce GTX 965M
5209
GeForce GTX 1050
5176
GeForce GTX 960M
3996

ゲーム系ベンチマークの結果(1920×1080ドット)

紅蓮の解放者 FF14:紅蓮のリベレーター(DX11)
最高品質 高品質(ノートPC) 標準品質(ノートPC)
3355(やや快適)※平均22.501 FPS 4990(快適)※平均33.667 FPS 7447(非常に快適)※平均50.772 FPS
ドラクエ10 ドラゴンクエストX
最高品質 標準品質
10530(すごく快適)※最高評価  -
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作業の快適さ

PCを使った作業の快適さを計測する「PCMark 10」でも、優れた結果が出ています。特にスタンダードタイプとしては3D制作の快適さが優秀。ただし、動画制作についてはちょっとパフォーマンスが落ちているような印象を受けました。もしかすると、熱によるCPUの性能低下が影響しているのかもしれません。

PCMark 10

PCMark 10ベンチマーク結果

ゲームも楽しめる万能スタンダードPC

Critea VF-HEKSは高性能なCPUと専用グラフィックス機能を搭載しているだけあって、一般的な15インチのスタンダードノートPCよりも優れたベンチマーク結果となりました。ゲーム専用PCよりも性能は低いものの、小~中規模クラスのタイトルであれば問題なく楽しめます。もちろん、日常的な作業にはまったく問題なし。この同価格帯のモデルとしては、コスパに優れています。

Critea VF-HEKSまとめ

普段の作業からちょっとしたゲームまでなんでもこなせる万能タイプ

Critea VF-HEKSのまとめ

  • スリムなデザイン
  • >ゲームも遊べる性能
  • キーボードの使い勝手がいまひとつ

ドスパラ Critea VF-HEKS

Critea VF-HEKS

税込12万円前後から

※記事中の価格や構成は、記事執筆時のものです。予告なく変更される場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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